2008年12月31日
沖釣り初挑戦シリーズ第7弾【釣り納めのヒラメ】(12/29)
“活きイワシで狙うヒラメ釣り”
年も押し迫った12月27日の土曜日が仕事納め。
28日に急いで大掃除&車の洗車とこちらも大掃除し、釣具屋に寄って予備のオモリと仕掛けを購入。晩飯を食べたら早速タックル一式の準備をして、さらに車中泊用のシュラフを持ち込んで、さぁ出発!
今年の釣り納めとなるのは、これまた初挑戦の沖釣りヒラメである。
同船は恒例となったT氏ご一行様。ちなみにこの釣り納めも、やはり誘われての事である。
生き餌を使った釣りは、T氏と行った横浜でのマゴチ釣りが初めてだったが、とにかくアタリが偏ってしまい、大トモ側ばかりに集中していた事が記憶にある。
その記憶がある意味トラウマとなっていて、今回は「何とか大トモ側をゲットするべ!」と早めに場所取りをしようと意気込んでいるのだ。
向かった先は鹿島港、幸栄丸。場所取りは前日、船が沖から戻ってきたらすぐに行える、本当の意味での「早いモノ勝ち」である。
◆鹿島港へひた走る
のんびり走って、鹿島には夜半過ぎに到着。初めて来る所だが、よくよく見てみると確かにあるある、候補に挙がっていた鹿島の乗合が所狭しと並んでいるではないか。よくもまぁこれだけのスペースに、これだけ船宿が入れるなぁと思ったら、岸壁に対して浮き桟橋が伸びていて、縦方向に船を接舷出来る様になっている。なるほど、狭いスペースを有効活用しているのだ。
それはさておき、場所取り用の竿や棒を一本拝借(浮き桟橋に置いてある)し、早速「ヒラメ」の看板がかかっている船へ。大小2船が出船するらしいが…、やはり既に大型船(19トン?)はミヨシもトモもほぼ埋まっている。ならばと小さい方(第七だったかな?)へ行ってみると、まだ空きがある。一応T氏にも確認し、こちらの左舷大ミヨシ(埋まっていた)から一つ離れて席を確保。
早速仮眠に入るが、寝付けない。しばらくうとうとしていると深い眠りが訪れたらしい…。
けたたましい放送の音で目が覚める。ライトが煌々と照っており、寒い中にも活気があって、夜明け前、出船待ちの情景が現れていた。いいねぇ、この雰囲気、大好きだよ。
早速受付に行ってみると、T氏は既に到着、受付も自分が着替えてくる間に済ませていて下さっている。ありがとうございます。
取ってあった座席に案内、今日は多少陸からの風が吹くだろうけど、北からのうねりが入らなければ、かなり良いコンディションで出来るのではないかと出船まであれこれと話していると、あっと言う間に出船時間。
それにしてもやはり小さい方の船はキャビンが無いので、ちょっと航行中休むってのは無理っぽい。
◆いざ出船!
そんなこんなで船は港を出港し、いざ沖へ。沖へと伸びた南堤に沿って北上し、南堤の先端を廻ると、南西方面へ舵を取る。なるほど、今日は波崎沖辺りを狙うみたいである。
30mラインというと、そんなに沖に出ないのでは? と思っていたが、結構沖目である。あ〜、やはり鹿島側も、結構浅いんだなぁ。九十九里側とあまり変わらないかも??
夜も明けて、ポイントに到着。早速流し始めている船が見えている。こちらも減速して、流す場所、方向を決めようと蛇行を始める。西の風4mといった所か?
中乗りのおじさんがイワシを配ってまわっている。なるほど、こいつが活けイワシ君か。よろしくなっ!!
大きさは10〜12cm程度。ちょっと孫針のハリスが余る長さだけど、とりあえず船宿仕掛け(孫針トリプル)をセットして、バケツの中へ。
船長の合図と共に、早速イワシ、オモリを投入し、底へ。ちなみに持ってきたタックルはイサキ&マダイ用の270mmコマセ用。6:4くらいなので大丈夫だろう。それに、いつもの電動丸1000番に、余っていたジギングライン3号を50mほど追い巻き。また、お祭り対策で3ヒロほど12号のリーダーを巻いてきている。後から考えるとあまり意味無かったかな? と思うけど、お祭りした場合、PE同士だと結構簡単に切れたりするし。
バッテリー装備なので、巻き取りは楽。魚が掛かったら手巻きするけどね。
◆いよいよ釣り開始!
底断ちをして、ラインが斜めから安定するまでその位置に。流れに乗ってきて安定したらもう一回底を取って、オモリのタナを底から1mに。イワシは多分、底から1.3〜1.8mくらいを泳いでいると思われる。
というのも、やる気のあるでかい個体はかなり高い所まで喰ってくる、と中乗りさんが言っていたし、同じ様な事が本とか記事に書かれていたからだが、さてさて。
見ると、隣のT氏の竿先が細かく揺れている、アタリだ。そのまま食い込んでいけば良いが……あれ?? 反応が無い。とりあえず上げてイワシを確認するが、ガブリと噛まれた跡は無い。何だったのだろう??
とまぁ、そんな感じで始まったのだが、船中一枚が上がるのは少し経ってから。朝マズメのタイムサービスはどうやら不発である。それでも流し替えるとぽつり、ぽつりと船中上がっているが……、何か、厭な予感が。
さて、そろそろ陽も上がってきて、7時の時報が聞こえてくる頃、自分の竿にも待望のアタリが。コンコン、コンコン、と竿先が叩かれる「まだよ〜まだよ〜まだよ〜まだか〜まだか〜まだか〜〜〜〜〜」とぶつぶつと呟きながら、食い込みを待つ。
「まだか〜〜〜まだか〜〜〜まだか〜〜〜〜」竿先が……コンコン、ググッと入る「オラオラァ!!」と口では威勢の良い事を言いながらも、心臓はバクバクである。一回大きくアワセて、更に巻きアワセ。テンションを一定にして、とにかく巻く、巻く、巻く。
…あれ? ヒキが弱い???
「軽いッス」
マトウダイとかも上がっていたので、こいつもそうかな? と思っていたら、上がってきたのは茶色い奴。タモ入れして貰うと、なんとでっぷりと太った40cm弱の黒メバル。こいつぁ、嬉しい外道である。
基本的に、根魚系は高級魚で美味しいものが多いからね〜。ホクホクしながらクーラーへ。
とりあえず良いお土産が出来たと、気分よく投入。しかし結構風が強いのか流される。底立ちが上手くいかないので、もう一度底へ落とした瞬間にアワセる間もなくガツン!
グイグイと引いていく感触は弱いが、さて、こいつは何だ? バラさない様に慎重にかつ迅速に巻いてくると、今度は本命!
無事タモ入れされたヒラメは…ソゲサイズ。しかし、30cm以上はあるけど、40cmは無い。ルアーメンの自分は一応40cm未満はリリースしているが……3秒ほど悩んだがリリース。あと1年無事成長すれば50cmくらいに成長すると思うし。目標は5kgアップだからねっ!!(カラ元気)
そんなこんなで沈黙を続ける左舷で1人だけアタリが集中。まさに特異点と化したテル某。
エサを替えて、投入。底を断ってタナ50cm〜1mでさらに数投入した後、竿先に魚信。イワシが暴れているのか?? とりあえず竿を手に持って余計な刺激を与えて離されないように「喰い込め…喰い込め…」と念じていると、竿先がグンと入り込む。アワセをくれるとグイッグイッと力強いヒキ。今度こそ、本命だ!
30mの底からギリギリと上げてくると、現れたのは……あれ?? マトウダイでした。
ちなみにこいつ、馬頭(まとう)鯛、もしくは的得(まとう)鯛、の名の通りに、顔が馬っぽいです。そして、身体の真ん中に2cmほどの黒点があって、これが「的」みたいなのでマトウダイ、というらしいです。
けっこうでかい、1kgは余裕である。ヒラメだったらなぁと思ったが、まぁ贅沢は言わない。まだまだ時間はたっぷりあるし(現在8時前)。
しかし、それが、あの悲劇を生むとは、この時は、思いもよらなかったのだ…。
(ナレーション:田口トモロヲの声で)
◆そして、時は動き出す…じゃなくて過ぎ去っていった
現在、午前11時30分。
<<こらぁ〜だめだっぺぉ〜〜、サカナ喰わねぇ〜〜〜、ぜんぜんだめだっぺぉ〜〜〜>>
<<潮が全く流れねぇっぺぉ〜〜〜>>
無線から聞こえてくる声は、まさにその状況の通りである。
あれから誰にも、殆どアタリが無い。
そして今、ヒラメ船は、浅場にこれでもかと集まっている。どうやら、付き場を見つけたらしいが、風が無いため、エンジンで少しずつ流しての釣りだ。
ミヨシ側でポンポンと連続ヒットがある。
しかし、トモ側は沈黙。
<<あ〜、この流しで終わりにするんで>>
最後か、最後なのか!?
喰ってくれ、アタリよ来い!!
その祈りが通じたのか、竿先がコンコン………コンコン、と揺れ始める。待望のアタリだ!
「喰い込め…喰い込め…喰い込め…」
コンコン……
コン……
……
……
……
ああああああああああああああああああああああああああああああ(心の絶叫)
仕方ないので、イワシを確認してみると、咬み跡はあるが、喰い込んでいない。活性が無いのだ。
その間、T氏にアタリがあった。多分自分のイワシを囓った奴かもしれない。
が、T氏のイワシは見事に取られていた。
終了である。
とにかく、最後の浅場に行くまで、殆どアタリ無しの状況が続いたため、ちょっと疲れた。というか、昨日夜から仮眠のみで来たから、とにかく眠い。
良いお年をと別れ、鹿島市内でファミレスで昼食を食べたら睡魔が襲ってきて、そのまま駐車場で爆睡。起きたら空がオレンジになっていた。
明日も綺麗に晴れそうだ。
まぁ、とにかく昨日(12/28)の釣果が良かっただけに、一日違ってこんなに変わるというのは少々納得できないが、これが釣りというものだしなぁ。
陸っぱりの釣りの場合、そういった沖の状況が判らないまま釣りをしなければならない事が多いから、余計に「何が原因で釣れなかったか」の分析が難しい。
とにかく、釣り納めとなった今回、潮が流れなかったという事でFA。
あと、陸にかなり寄っていたから、ひたすらランガンすれば、もしかするとキャッチできていたかもしれない。ルアータックル、持っていかなかったからなぁ…。
というわけで、早速明後日31日のジギング船の予約を入れたテル某でしたがこれは別の顛末。

メバルは刺身で激・ウマー、マトウダイもウマー。なんかこいつ、カワハギに似てねぇか? と思うけど、確かに肝も大きかった。マトウダイは身が柔らかめの白身なので、氷締めするか、洗いにすると旨味が出るかもしれませんね。

それにしてもマトウダイ、あちこちにトゲがあって痛かった。
年も押し迫った12月27日の土曜日が仕事納め。
28日に急いで大掃除&車の洗車とこちらも大掃除し、釣具屋に寄って予備のオモリと仕掛けを購入。晩飯を食べたら早速タックル一式の準備をして、さらに車中泊用のシュラフを持ち込んで、さぁ出発!
今年の釣り納めとなるのは、これまた初挑戦の沖釣りヒラメである。
同船は恒例となったT氏ご一行様。ちなみにこの釣り納めも、やはり誘われての事である。
生き餌を使った釣りは、T氏と行った横浜でのマゴチ釣りが初めてだったが、とにかくアタリが偏ってしまい、大トモ側ばかりに集中していた事が記憶にある。
その記憶がある意味トラウマとなっていて、今回は「何とか大トモ側をゲットするべ!」と早めに場所取りをしようと意気込んでいるのだ。
向かった先は鹿島港、幸栄丸。場所取りは前日、船が沖から戻ってきたらすぐに行える、本当の意味での「早いモノ勝ち」である。
◆鹿島港へひた走る
のんびり走って、鹿島には夜半過ぎに到着。初めて来る所だが、よくよく見てみると確かにあるある、候補に挙がっていた鹿島の乗合が所狭しと並んでいるではないか。よくもまぁこれだけのスペースに、これだけ船宿が入れるなぁと思ったら、岸壁に対して浮き桟橋が伸びていて、縦方向に船を接舷出来る様になっている。なるほど、狭いスペースを有効活用しているのだ。
それはさておき、場所取り用の竿や棒を一本拝借(浮き桟橋に置いてある)し、早速「ヒラメ」の看板がかかっている船へ。大小2船が出船するらしいが…、やはり既に大型船(19トン?)はミヨシもトモもほぼ埋まっている。ならばと小さい方(第七だったかな?)へ行ってみると、まだ空きがある。一応T氏にも確認し、こちらの左舷大ミヨシ(埋まっていた)から一つ離れて席を確保。
早速仮眠に入るが、寝付けない。しばらくうとうとしていると深い眠りが訪れたらしい…。
けたたましい放送の音で目が覚める。ライトが煌々と照っており、寒い中にも活気があって、夜明け前、出船待ちの情景が現れていた。いいねぇ、この雰囲気、大好きだよ。
早速受付に行ってみると、T氏は既に到着、受付も自分が着替えてくる間に済ませていて下さっている。ありがとうございます。
取ってあった座席に案内、今日は多少陸からの風が吹くだろうけど、北からのうねりが入らなければ、かなり良いコンディションで出来るのではないかと出船まであれこれと話していると、あっと言う間に出船時間。
それにしてもやはり小さい方の船はキャビンが無いので、ちょっと航行中休むってのは無理っぽい。
◆いざ出船!
そんなこんなで船は港を出港し、いざ沖へ。沖へと伸びた南堤に沿って北上し、南堤の先端を廻ると、南西方面へ舵を取る。なるほど、今日は波崎沖辺りを狙うみたいである。
30mラインというと、そんなに沖に出ないのでは? と思っていたが、結構沖目である。あ〜、やはり鹿島側も、結構浅いんだなぁ。九十九里側とあまり変わらないかも??
夜も明けて、ポイントに到着。早速流し始めている船が見えている。こちらも減速して、流す場所、方向を決めようと蛇行を始める。西の風4mといった所か?
中乗りのおじさんがイワシを配ってまわっている。なるほど、こいつが活けイワシ君か。よろしくなっ!!
大きさは10〜12cm程度。ちょっと孫針のハリスが余る長さだけど、とりあえず船宿仕掛け(孫針トリプル)をセットして、バケツの中へ。
船長の合図と共に、早速イワシ、オモリを投入し、底へ。ちなみに持ってきたタックルはイサキ&マダイ用の270mmコマセ用。6:4くらいなので大丈夫だろう。それに、いつもの電動丸1000番に、余っていたジギングライン3号を50mほど追い巻き。また、お祭り対策で3ヒロほど12号のリーダーを巻いてきている。後から考えるとあまり意味無かったかな? と思うけど、お祭りした場合、PE同士だと結構簡単に切れたりするし。
バッテリー装備なので、巻き取りは楽。魚が掛かったら手巻きするけどね。
◆いよいよ釣り開始!
底断ちをして、ラインが斜めから安定するまでその位置に。流れに乗ってきて安定したらもう一回底を取って、オモリのタナを底から1mに。イワシは多分、底から1.3〜1.8mくらいを泳いでいると思われる。
というのも、やる気のあるでかい個体はかなり高い所まで喰ってくる、と中乗りさんが言っていたし、同じ様な事が本とか記事に書かれていたからだが、さてさて。
見ると、隣のT氏の竿先が細かく揺れている、アタリだ。そのまま食い込んでいけば良いが……あれ?? 反応が無い。とりあえず上げてイワシを確認するが、ガブリと噛まれた跡は無い。何だったのだろう??
とまぁ、そんな感じで始まったのだが、船中一枚が上がるのは少し経ってから。朝マズメのタイムサービスはどうやら不発である。それでも流し替えるとぽつり、ぽつりと船中上がっているが……、何か、厭な予感が。
さて、そろそろ陽も上がってきて、7時の時報が聞こえてくる頃、自分の竿にも待望のアタリが。コンコン、コンコン、と竿先が叩かれる「まだよ〜まだよ〜まだよ〜まだか〜まだか〜まだか〜〜〜〜〜」とぶつぶつと呟きながら、食い込みを待つ。
「まだか〜〜〜まだか〜〜〜まだか〜〜〜〜」竿先が……コンコン、ググッと入る「オラオラァ!!」と口では威勢の良い事を言いながらも、心臓はバクバクである。一回大きくアワセて、更に巻きアワセ。テンションを一定にして、とにかく巻く、巻く、巻く。
…あれ? ヒキが弱い???
「軽いッス」
マトウダイとかも上がっていたので、こいつもそうかな? と思っていたら、上がってきたのは茶色い奴。タモ入れして貰うと、なんとでっぷりと太った40cm弱の黒メバル。こいつぁ、嬉しい外道である。
基本的に、根魚系は高級魚で美味しいものが多いからね〜。ホクホクしながらクーラーへ。
とりあえず良いお土産が出来たと、気分よく投入。しかし結構風が強いのか流される。底立ちが上手くいかないので、もう一度底へ落とした瞬間にアワセる間もなくガツン!
グイグイと引いていく感触は弱いが、さて、こいつは何だ? バラさない様に慎重にかつ迅速に巻いてくると、今度は本命!
無事タモ入れされたヒラメは…ソゲサイズ。しかし、30cm以上はあるけど、40cmは無い。ルアーメンの自分は一応40cm未満はリリースしているが……3秒ほど悩んだがリリース。あと1年無事成長すれば50cmくらいに成長すると思うし。目標は5kgアップだからねっ!!(カラ元気)
そんなこんなで沈黙を続ける左舷で1人だけアタリが集中。まさに特異点と化したテル某。
エサを替えて、投入。底を断ってタナ50cm〜1mでさらに数投入した後、竿先に魚信。イワシが暴れているのか?? とりあえず竿を手に持って余計な刺激を与えて離されないように「喰い込め…喰い込め…」と念じていると、竿先がグンと入り込む。アワセをくれるとグイッグイッと力強いヒキ。今度こそ、本命だ!
30mの底からギリギリと上げてくると、現れたのは……あれ?? マトウダイでした。
ちなみにこいつ、馬頭(まとう)鯛、もしくは的得(まとう)鯛、の名の通りに、顔が馬っぽいです。そして、身体の真ん中に2cmほどの黒点があって、これが「的」みたいなのでマトウダイ、というらしいです。
けっこうでかい、1kgは余裕である。ヒラメだったらなぁと思ったが、まぁ贅沢は言わない。まだまだ時間はたっぷりあるし(現在8時前)。
しかし、それが、あの悲劇を生むとは、この時は、思いもよらなかったのだ…。
(ナレーション:田口トモロヲの声で)
◆そして、時は動き出す…じゃなくて過ぎ去っていった
現在、午前11時30分。
<<こらぁ〜だめだっぺぉ〜〜、サカナ喰わねぇ〜〜〜、ぜんぜんだめだっぺぉ〜〜〜>>
<<潮が全く流れねぇっぺぉ〜〜〜>>
無線から聞こえてくる声は、まさにその状況の通りである。
あれから誰にも、殆どアタリが無い。
そして今、ヒラメ船は、浅場にこれでもかと集まっている。どうやら、付き場を見つけたらしいが、風が無いため、エンジンで少しずつ流しての釣りだ。
ミヨシ側でポンポンと連続ヒットがある。
しかし、トモ側は沈黙。
<<あ〜、この流しで終わりにするんで>>
最後か、最後なのか!?
喰ってくれ、アタリよ来い!!
その祈りが通じたのか、竿先がコンコン………コンコン、と揺れ始める。待望のアタリだ!
「喰い込め…喰い込め…喰い込め…」
コンコン……
コン……
……
……
……
ああああああああああああああああああああああああああああああ(心の絶叫)
仕方ないので、イワシを確認してみると、咬み跡はあるが、喰い込んでいない。活性が無いのだ。
その間、T氏にアタリがあった。多分自分のイワシを囓った奴かもしれない。
が、T氏のイワシは見事に取られていた。
終了である。
とにかく、最後の浅場に行くまで、殆どアタリ無しの状況が続いたため、ちょっと疲れた。というか、昨日夜から仮眠のみで来たから、とにかく眠い。
良いお年をと別れ、鹿島市内でファミレスで昼食を食べたら睡魔が襲ってきて、そのまま駐車場で爆睡。起きたら空がオレンジになっていた。
明日も綺麗に晴れそうだ。
まぁ、とにかく昨日(12/28)の釣果が良かっただけに、一日違ってこんなに変わるというのは少々納得できないが、これが釣りというものだしなぁ。
陸っぱりの釣りの場合、そういった沖の状況が判らないまま釣りをしなければならない事が多いから、余計に「何が原因で釣れなかったか」の分析が難しい。
とにかく、釣り納めとなった今回、潮が流れなかったという事でFA。
あと、陸にかなり寄っていたから、ひたすらランガンすれば、もしかするとキャッチできていたかもしれない。ルアータックル、持っていかなかったからなぁ…。
というわけで、早速明後日31日のジギング船の予約を入れたテル某でしたがこれは別の顛末。

メバルは刺身で激・ウマー、マトウダイもウマー。なんかこいつ、カワハギに似てねぇか? と思うけど、確かに肝も大きかった。マトウダイは身が柔らかめの白身なので、氷締めするか、洗いにすると旨味が出るかもしれませんね。

それにしてもマトウダイ、あちこちにトゲがあって痛かった。
2008年12月10日
勝山・萬栄丸の午後カワハギ!(12月釣行記)
というわけで、内房はじめてのカワハギ釣行は、昨シーズンお世話になった午後カワハギの萬栄丸さん。
今回も腕試しということで午後カワハギからチャレンジです。
出港すると、一路南下。岩井沖をスルーして、富浦沖まで一路走る。
さて、本日の午前船は結構良い釣果だったらしいので、期待大の一投目、水深は40mラインから。
いつもの叩き〜タルマセから聴きアワセ、誘い上げ、誘い下げ。いつものパターンを一通り行ってみるが、アタリは無し。
取りあえず、エサ確認のために回収。しかしこの水深になると、さすがに回収に時間が掛かる。勿論、超・早巻きで頑張っているのだが…。やっぱりギア比7.1のハイギアリールのほうが良いなぁ…。ちなみにこのスマック機構の付いた廉価リール「エスブレイド150」は、ギア比5.6。せめて6.3くらいのものにしようかなぁ…。でも100サイズだと元々巻き取り長さが小さいし、重いのはカワハギではちょいと。
回収してみると、エサがそのまま残っている。活性下がったんかな?
どうやら午前中ほど活性が良くないらしく、船長も2〜3投して反応が無い(エサ取り無し)と、すぐに移動する。さすがに判断が速いのは、午後カワハギならでは。まぁ元々時間が厳しいしね、午後船。
ようやく船中2枚、3枚と上がり始めたのはもう残り時間が1時間を切った頃。
しかも自分、エサ取りと外道だけで、まだ本命を掛けていない。ヤバイ、太平洋だ。
まぁ、良い型のホウボウをゲットしているので、お土産的にはある意味カワハギよりも好きだったりする。
とにかく、エサ取りのスピードが速い。このままでは…。
こうなったら、叩きのリズム、誘い、ハリス、とにかく出来ることは全てやってみよう。
まず下の2本のハリスを4cmのショートハリスに。上は中オモリ(集魚)があって、派手に動くし手前なので良いけど、オモリの近くは動きが悪いので、ショートにして感度を上げる。
叩き上げ、叩き下げ、キャストしてのずる引き誘いと、とにかく「止める間」を作らない。活性が上がっているならこれでも喰ってくるはず!
ビンゴ!
キャストしての斜め引き「タタキ続け」、これが今回のアタリパターンだった。
ジギングとか、スミイカ用のボトムずる引きとかをヒントに、とにかく動かし続けて、エサ取りの間を与えない。だけど、食いつく間のあるスピードで移動させていく。下に着たら回収&エサチェック。
とにかく動かし続け、タタキのリズムを緩急付けて、8ビートだったものを4ビート、2ビート、大きいストローク、ショートピッチストローク、とにかく頭の中にあるリズムを次々と変化させ、竿を動かしていくと、面白い様にカワハギが次々とヒットする。
5連続で掛け続けて、隣の方に「すごいですね〜、どんな誘いやってるんですか?」と聞かれたので、エサを付けながら、
・陽が落ちてきているので、カワハギに見える様にキャストして広くアピールし続ける事
・エサ取りが非常に早く、活性が高い展開なので、弛ませは使わずとにかくテンポを速めに誘う
・タタキ=聞き合わせ、という感じが丁度良いかも
と伝えると、なるほど〜と誘いを変えてすぐにヒットしてニッコリ。思わず自分もニッコリ。
そんなこんなで、なんとかツ抜けで終了。良かった良かった。
こういった早い展開は、去年非常に多かったのですが、今年はどうも渋いみたいで、スローな展開、もしくはワッペンの猛攻って感じらしいです。
う〜ん、今年は出遅れた感あり。12月後半が本番だと踏んでいたんですが、さてさて、昨年と同じように良い思いが出来るかどうか。
次回は午前船にいってみよ〜〜!☆

後で画像確認したら、解像度低かった〜〜!!
今回も腕試しということで午後カワハギからチャレンジです。
出港すると、一路南下。岩井沖をスルーして、富浦沖まで一路走る。
さて、本日の午前船は結構良い釣果だったらしいので、期待大の一投目、水深は40mラインから。
いつもの叩き〜タルマセから聴きアワセ、誘い上げ、誘い下げ。いつものパターンを一通り行ってみるが、アタリは無し。
取りあえず、エサ確認のために回収。しかしこの水深になると、さすがに回収に時間が掛かる。勿論、超・早巻きで頑張っているのだが…。やっぱりギア比7.1のハイギアリールのほうが良いなぁ…。ちなみにこのスマック機構の付いた廉価リール「エスブレイド150」は、ギア比5.6。せめて6.3くらいのものにしようかなぁ…。でも100サイズだと元々巻き取り長さが小さいし、重いのはカワハギではちょいと。
回収してみると、エサがそのまま残っている。活性下がったんかな?
どうやら午前中ほど活性が良くないらしく、船長も2〜3投して反応が無い(エサ取り無し)と、すぐに移動する。さすがに判断が速いのは、午後カワハギならでは。まぁ元々時間が厳しいしね、午後船。
ようやく船中2枚、3枚と上がり始めたのはもう残り時間が1時間を切った頃。
しかも自分、エサ取りと外道だけで、まだ本命を掛けていない。ヤバイ、太平洋だ。
まぁ、良い型のホウボウをゲットしているので、お土産的にはある意味カワハギよりも好きだったりする。
とにかく、エサ取りのスピードが速い。このままでは…。
こうなったら、叩きのリズム、誘い、ハリス、とにかく出来ることは全てやってみよう。
まず下の2本のハリスを4cmのショートハリスに。上は中オモリ(集魚)があって、派手に動くし手前なので良いけど、オモリの近くは動きが悪いので、ショートにして感度を上げる。
叩き上げ、叩き下げ、キャストしてのずる引き誘いと、とにかく「止める間」を作らない。活性が上がっているならこれでも喰ってくるはず!
ビンゴ!
キャストしての斜め引き「タタキ続け」、これが今回のアタリパターンだった。
ジギングとか、スミイカ用のボトムずる引きとかをヒントに、とにかく動かし続けて、エサ取りの間を与えない。だけど、食いつく間のあるスピードで移動させていく。下に着たら回収&エサチェック。
とにかく動かし続け、タタキのリズムを緩急付けて、8ビートだったものを4ビート、2ビート、大きいストローク、ショートピッチストローク、とにかく頭の中にあるリズムを次々と変化させ、竿を動かしていくと、面白い様にカワハギが次々とヒットする。
5連続で掛け続けて、隣の方に「すごいですね〜、どんな誘いやってるんですか?」と聞かれたので、エサを付けながら、
・陽が落ちてきているので、カワハギに見える様にキャストして広くアピールし続ける事
・エサ取りが非常に早く、活性が高い展開なので、弛ませは使わずとにかくテンポを速めに誘う
・タタキ=聞き合わせ、という感じが丁度良いかも
と伝えると、なるほど〜と誘いを変えてすぐにヒットしてニッコリ。思わず自分もニッコリ。
そんなこんなで、なんとかツ抜けで終了。良かった良かった。
こういった早い展開は、去年非常に多かったのですが、今年はどうも渋いみたいで、スローな展開、もしくはワッペンの猛攻って感じらしいです。
う〜ん、今年は出遅れた感あり。12月後半が本番だと踏んでいたんですが、さてさて、昨年と同じように良い思いが出来るかどうか。
次回は午前船にいってみよ〜〜!☆

後で画像確認したら、解像度低かった〜〜!!
2008年11月30日
本シーズン・初カワハギ(11月・久比里へ釣行)
“アタらねばアテてみせようホトトギス”
いや、ホトトギスじゃなくてカワハギなんですけどね。
というわけで(?)T氏にお誘いを受けて、本シーズン初となるカワハギ釣行、久比里は山下丸に行ってきました。それにしても結構凄いところにあるんですねぇ、久里浜の夫婦橋。駅から本当に近いや。
またまた夜半にのんびり出て、久里浜の佐原ICまで高速で一気。夫婦橋からすぐの所に入り、場所をとって仮眠し、朝6時からの受付に備えた。
久比里は川である。よって、橋がかかっているのだが、普通の乗合船にはスパンカーやら、アンテナやらがあって、引っかかってしまう。
よって、久比里の船は皆スバンカーをたためるだけではなく、ポールも船長のいるデッキも収納出来る様になっているのだ! まるで『アーガマ』じゃないかとちょっと感動。
そんな感動を置き去りにして、船は剣崎沖へと向かった。
ちなみにこの山下丸さんでも、アサリ剥きは出来ます。出船までアサリ剥いている人結構いましたし。でも自分は普通に剥きアサリを使いました。小振りの良いアサリなので、問題なしです。
アサリをセットして、いよいよ一流し目。底はゴツゴツしている所と、明らかに砂地の所があって、変化に富んでいる。しかし、叩きタルマセが出来ないわけでもない。取りあえず、底を取って反応を伺うが、どうもエサ取りも少ないようだ。
ずっと内房のカワハギ船に乗ってきたので、8時出船、3時沖上がりというのは新鮮である。丁度昼をはさんで潮が入れ替わるし、どちらかの潮で喰いを期待できる。
特に、午前船では昼が近づいて、乗りが活発になってきて、はい終了★ というのが多かったので尚更である。

右手に富士山を見ながら沖へ向かう
さて、釣果の方はと言うと……渋い。
とにかくアタリが無い。あってもエサ取りばかりで、トラギス、トラギス、たまにキタマクラ、ササノハベラ。
ちなみにT氏は朝一番にでかいウスバハギを掛けていたりする。羽子板の名の通り、すげぇぜデカイぜ!
そんなこんなでもう既に時間は昼。剣崎沖から城ヶ島沖辺りまで出張ってきているが、どの船も迷走を続けているみたいだ。
一時、カワハギのアタリが連発する事があったが、連荘は3でストップ。今回は右舷のトモ側2つ置いて3人で並んだ、ほぼ胴の間だったが、ぽつぽつアタルのはミヨシ側の人たちで、トモ側は沈黙していた様に思う。
自分も内房から来た人間として頑張りたかったが、やはり誘いが合わないと釣果が伸びないのがカワハギの面白い所であり、また難しいところでもある。
というわけで本日の釣果は8枚。
ワッペンが無かっただけまだ良いかな。
ちなみに、エサのアサリはエサ取りが少なかった事もあり、使い切らなかったという一日でした。
やっぱりカワハギは美味いのぉ。

沖上がりで戻ってきてパチリ。お世話になった山下丸です。
本日トップは20枚いったそうな。
いや、ホトトギスじゃなくてカワハギなんですけどね。
というわけで(?)T氏にお誘いを受けて、本シーズン初となるカワハギ釣行、久比里は山下丸に行ってきました。それにしても結構凄いところにあるんですねぇ、久里浜の夫婦橋。駅から本当に近いや。
またまた夜半にのんびり出て、久里浜の佐原ICまで高速で一気。夫婦橋からすぐの所に入り、場所をとって仮眠し、朝6時からの受付に備えた。
久比里は川である。よって、橋がかかっているのだが、普通の乗合船にはスパンカーやら、アンテナやらがあって、引っかかってしまう。
よって、久比里の船は皆スバンカーをたためるだけではなく、ポールも船長のいるデッキも収納出来る様になっているのだ! まるで『アーガマ』じゃないかとちょっと感動。
そんな感動を置き去りにして、船は剣崎沖へと向かった。
ちなみにこの山下丸さんでも、アサリ剥きは出来ます。出船までアサリ剥いている人結構いましたし。でも自分は普通に剥きアサリを使いました。小振りの良いアサリなので、問題なしです。
アサリをセットして、いよいよ一流し目。底はゴツゴツしている所と、明らかに砂地の所があって、変化に富んでいる。しかし、叩きタルマセが出来ないわけでもない。取りあえず、底を取って反応を伺うが、どうもエサ取りも少ないようだ。
ずっと内房のカワハギ船に乗ってきたので、8時出船、3時沖上がりというのは新鮮である。丁度昼をはさんで潮が入れ替わるし、どちらかの潮で喰いを期待できる。
特に、午前船では昼が近づいて、乗りが活発になってきて、はい終了★ というのが多かったので尚更である。

右手に富士山を見ながら沖へ向かう
さて、釣果の方はと言うと……渋い。
とにかくアタリが無い。あってもエサ取りばかりで、トラギス、トラギス、たまにキタマクラ、ササノハベラ。
ちなみにT氏は朝一番にでかいウスバハギを掛けていたりする。羽子板の名の通り、すげぇぜデカイぜ!
そんなこんなでもう既に時間は昼。剣崎沖から城ヶ島沖辺りまで出張ってきているが、どの船も迷走を続けているみたいだ。
一時、カワハギのアタリが連発する事があったが、連荘は3でストップ。今回は右舷のトモ側2つ置いて3人で並んだ、ほぼ胴の間だったが、ぽつぽつアタルのはミヨシ側の人たちで、トモ側は沈黙していた様に思う。
自分も内房から来た人間として頑張りたかったが、やはり誘いが合わないと釣果が伸びないのがカワハギの面白い所であり、また難しいところでもある。
というわけで本日の釣果は8枚。
ワッペンが無かっただけまだ良いかな。
ちなみに、エサのアサリはエサ取りが少なかった事もあり、使い切らなかったという一日でした。
やっぱりカワハギは美味いのぉ。

沖上がりで戻ってきてパチリ。お世話になった山下丸です。
本日トップは20枚いったそうな。
2008年10月20日
沖釣り初挑戦シリーズ第6弾☆【ハナダイ】(10/12)
“好調のハナダイと聞けば…”
さてさて、自分は外房の乗合にはこれまで乗ってこなかった。
しかし、内房〜南房と来て、だんだんと大原〜片貝〜外川銚子波崎〜鹿島へと目が向かい始めてきている。
というのも、この『沖釣り初挑戦』を続けていくために、また新たな魚種を釣っていくために、新たなフィールドへと踏み出す決意が固まってきたからだ。
というわけで、近頃色々と釣れているらしい片貝のハナダイ五目船へと行って参りました。
船宿は喜美丸さん。初心者にも優しいというフレーズに惹かれて選びました。
◆片貝まで
穴川ICから乗り、千葉東ICから東金道路に乗る。車の流れに乗って15分ほどで東金出口。雄蛇ヶ池の横を抜けて、東金九十九里道路(普通車200円)に乗って、波乗り道路(九十九里道路:夜間は無料)片貝終点で降り、まっすぐ道なりに走っていくと、突き当たりは片貝港。曲がる手前が喜美丸さんの船着き場だ。
ここまで約46km。深夜でしかも殆ど有料道路区間なので、あっと言う間だ。しかも乗合船が所狭しと並んでいて、乗合船の明かりで港が煌々と照らされている。はぁ、凄いなここは。もしかすると、東京から一番近い千葉の乗合船はここなのではないだろうか?
ちなみに穴川ICから富津岬の富津新港まで約56kmである。飯岡(横芝IC経由で約66km)や大原(波乗り使用で約66km)は下道区間が長いので、距離以上に時間がかかる。
そんなこんなで竿一式とクーラーを持って乗船。4時40分頃、船はゆっくりと港を離れたのでした。
ちなみに船宿のハナダイ仕掛けは、3本針のハリス2.5号、全長2.5mで2組入り、二つで500円です。
今回はサバに邪魔される事が無かったのですが、青物でブッチン、ソーダが暴れてしわくちゃにと、結構仕掛けロストが多いと思うので、予備を含めて多めに持っておいたほうが良いと思いました。
◆はじめにアジでお土産を
出港してゆっくりと沖へ向かう。釣り開始は5時半(夜明け)らしいのですが、全速で飛ばせば15分くらいの距離との事。その距離を40分近くかけて低速走行しているのは昨今の原油価格事情があるのかどうか。最後は少し飛ばしていましたが、ポイントに着くのが遅れそうだったのかな??
五目船、初めはアジで水深20m付近から。底スレスレというか底で反応があるので、どかんと底を取って、一気にコマセを底からばらまく。仕掛けが2.5mあるので、普通だったら底で撒いたら、2mはしっかりと巻き上げるのだろうが…。最初は底から3mビシ棚を取って、早速魚信。本日のタックルはビシアジタックルなので、アジはお手の物。と思いきや、いきなり1匹目からバラシ、むぅ。2投入目で付け餌(オキアミ)をしっかり付けて、底付近でコマセを1回、2回で2m。すぐにグングンと竿先が下がる。追い食いを狙ってゆっくりと巻いてくるが追加は無し。巻き上げて、水面を走るアジ、かなり大きい。
よっと船の中に入れて、無事キャッチ。のっけから30cmオーバーのアジゲットである。こりゃ幸先良いわい。
反応が無くなると船長が「底ね、底じゃないと喰って来ないよ」というアナウンス。なるほど、道理で。
底1mでコマセを撒いて、しばらく置いておいて、またその位置でコマセを撒いて、置き竿にしておくと竿先がグングンとアタリを伝える。ゴリ巻きしてキャッチ、追加投入というサイクルを数回、船全体で反応が無くなって「釣れなくなったらハナダイに行くから」の船長の声と共に、最後の投入を行い、アジは終了。
途中、投入中にフワッとなる。こいつはアレだ、ソーダガツオである。周りの人にお祭りしてはいかんと一気に巻くが、やはり右へ左へと走りまくるソーダ。どうしても巻き込んでしまう。
隣の人に謝って、ソーダをキャッチ。このソーダが、本日のボーナスになるとはこの時思ってもみなかった。
◆ハナダイ釣り
コマセ釣りなので、とりあえず細かいことはヌキにして、アジと一緒である。
ビシはサニービシFLの60号。クッションは要らないそうだが、なんとなく付けておいた。青物が外道で来るらしいし、ハリス2.5号だしね。大物対策☆
それはそうと、ハナダイである。小さいのである。最初上がったハナダイは、まさにカワハギで言ったらワッペンサイズ。とりあえず、リリースしました。
ところが、釣れども釣れども、このサイズばかり。さてさてどうするべか、中にはかなり針を呑んでしまっているものも多く、傷つけないように針を外すのに手間取って、随分時間をロスしてしまう。
何度か移動を繰り返して、ようやくレギュラーサイズ(といっても15〜20cm)のハナダイをキャッチして一安心。
とにかく反応が早いときには、手のひらサイズがトリプルで掛かってくるし、アタリが非常に小さいので、アワセも上手くいかないのだ。
何度か移動をくり返すが、廻れば廻るほど型も反応も悪くなる。
とりあえず、付け餌をきっちり付けて、こまめに打ち返す事でなんとか反応を拾っていく。
そんなこんなで時間を迎えて沖上がり。
それにしても、小さいハナダイをリリースしようと頑張っていたら、かなり時間をロスしてしまった様に思います。リリースするのでも、出来るだけ傷つけない様にと頑張ってみたのが逆効果だったように思います。
ハナダイ、オキアミを囓らないで一気にのどの奥まで飲み込むんだものなぁ…。
◆お昼ご飯はちょっと甘めのカレーでした
ちなみに引き上げるとき、ジギングタックルを持った人たちが乗り込んでいましたが、どうやら午後船はカンパチ(ショゴ)狙いのジギングらしい。多分、ホームページにも出船予定が書いていなかったので、グループでの釣行なのかもしれませんが。
でも、前日かなりジギングで爆ったらしいので、自分もライトタックルで良いのなら、通しで乗りたくなったり…。
そして、その思いは翌日に繋がっていく事となる…。

というわけで本日の釣果
ソーダにアジにハナダイに。
でも片貝沖の大アジは大味でした(笑)
さてさて、自分は外房の乗合にはこれまで乗ってこなかった。
しかし、内房〜南房と来て、だんだんと大原〜片貝〜外川銚子波崎〜鹿島へと目が向かい始めてきている。
というのも、この『沖釣り初挑戦』を続けていくために、また新たな魚種を釣っていくために、新たなフィールドへと踏み出す決意が固まってきたからだ。
というわけで、近頃色々と釣れているらしい片貝のハナダイ五目船へと行って参りました。
船宿は喜美丸さん。初心者にも優しいというフレーズに惹かれて選びました。
◆片貝まで
穴川ICから乗り、千葉東ICから東金道路に乗る。車の流れに乗って15分ほどで東金出口。雄蛇ヶ池の横を抜けて、東金九十九里道路(普通車200円)に乗って、波乗り道路(九十九里道路:夜間は無料)片貝終点で降り、まっすぐ道なりに走っていくと、突き当たりは片貝港。曲がる手前が喜美丸さんの船着き場だ。
ここまで約46km。深夜でしかも殆ど有料道路区間なので、あっと言う間だ。しかも乗合船が所狭しと並んでいて、乗合船の明かりで港が煌々と照らされている。はぁ、凄いなここは。もしかすると、東京から一番近い千葉の乗合船はここなのではないだろうか?
ちなみに穴川ICから富津岬の富津新港まで約56kmである。飯岡(横芝IC経由で約66km)や大原(波乗り使用で約66km)は下道区間が長いので、距離以上に時間がかかる。
そんなこんなで竿一式とクーラーを持って乗船。4時40分頃、船はゆっくりと港を離れたのでした。
ちなみに船宿のハナダイ仕掛けは、3本針のハリス2.5号、全長2.5mで2組入り、二つで500円です。
今回はサバに邪魔される事が無かったのですが、青物でブッチン、ソーダが暴れてしわくちゃにと、結構仕掛けロストが多いと思うので、予備を含めて多めに持っておいたほうが良いと思いました。
◆はじめにアジでお土産を
出港してゆっくりと沖へ向かう。釣り開始は5時半(夜明け)らしいのですが、全速で飛ばせば15分くらいの距離との事。その距離を40分近くかけて低速走行しているのは昨今の原油価格事情があるのかどうか。最後は少し飛ばしていましたが、ポイントに着くのが遅れそうだったのかな??
五目船、初めはアジで水深20m付近から。底スレスレというか底で反応があるので、どかんと底を取って、一気にコマセを底からばらまく。仕掛けが2.5mあるので、普通だったら底で撒いたら、2mはしっかりと巻き上げるのだろうが…。最初は底から3mビシ棚を取って、早速魚信。本日のタックルはビシアジタックルなので、アジはお手の物。と思いきや、いきなり1匹目からバラシ、むぅ。2投入目で付け餌(オキアミ)をしっかり付けて、底付近でコマセを1回、2回で2m。すぐにグングンと竿先が下がる。追い食いを狙ってゆっくりと巻いてくるが追加は無し。巻き上げて、水面を走るアジ、かなり大きい。
よっと船の中に入れて、無事キャッチ。のっけから30cmオーバーのアジゲットである。こりゃ幸先良いわい。
反応が無くなると船長が「底ね、底じゃないと喰って来ないよ」というアナウンス。なるほど、道理で。
底1mでコマセを撒いて、しばらく置いておいて、またその位置でコマセを撒いて、置き竿にしておくと竿先がグングンとアタリを伝える。ゴリ巻きしてキャッチ、追加投入というサイクルを数回、船全体で反応が無くなって「釣れなくなったらハナダイに行くから」の船長の声と共に、最後の投入を行い、アジは終了。
途中、投入中にフワッとなる。こいつはアレだ、ソーダガツオである。周りの人にお祭りしてはいかんと一気に巻くが、やはり右へ左へと走りまくるソーダ。どうしても巻き込んでしまう。
隣の人に謝って、ソーダをキャッチ。このソーダが、本日のボーナスになるとはこの時思ってもみなかった。
◆ハナダイ釣り
コマセ釣りなので、とりあえず細かいことはヌキにして、アジと一緒である。
ビシはサニービシFLの60号。クッションは要らないそうだが、なんとなく付けておいた。青物が外道で来るらしいし、ハリス2.5号だしね。大物対策☆
それはそうと、ハナダイである。小さいのである。最初上がったハナダイは、まさにカワハギで言ったらワッペンサイズ。とりあえず、リリースしました。
ところが、釣れども釣れども、このサイズばかり。さてさてどうするべか、中にはかなり針を呑んでしまっているものも多く、傷つけないように針を外すのに手間取って、随分時間をロスしてしまう。
何度か移動を繰り返して、ようやくレギュラーサイズ(といっても15〜20cm)のハナダイをキャッチして一安心。
とにかく反応が早いときには、手のひらサイズがトリプルで掛かってくるし、アタリが非常に小さいので、アワセも上手くいかないのだ。
何度か移動をくり返すが、廻れば廻るほど型も反応も悪くなる。
とりあえず、付け餌をきっちり付けて、こまめに打ち返す事でなんとか反応を拾っていく。
そんなこんなで時間を迎えて沖上がり。
それにしても、小さいハナダイをリリースしようと頑張っていたら、かなり時間をロスしてしまった様に思います。リリースするのでも、出来るだけ傷つけない様にと頑張ってみたのが逆効果だったように思います。
ハナダイ、オキアミを囓らないで一気にのどの奥まで飲み込むんだものなぁ…。
◆お昼ご飯はちょっと甘めのカレーでした
ちなみに引き上げるとき、ジギングタックルを持った人たちが乗り込んでいましたが、どうやら午後船はカンパチ(ショゴ)狙いのジギングらしい。多分、ホームページにも出船予定が書いていなかったので、グループでの釣行なのかもしれませんが。
でも、前日かなりジギングで爆ったらしいので、自分もライトタックルで良いのなら、通しで乗りたくなったり…。
そして、その思いは翌日に繋がっていく事となる…。

というわけで本日の釣果
ソーダにアジにハナダイに。
でも片貝沖の大アジは大味でした(笑)
2008年10月07日
沖釣り初挑戦シリーズ第5弾☆【ワラサ船】(9/28)
“近頃、ワラサ船が好調みたいじゃないですか”
先日のボート釣りの余韻も醒めやらぬ月曜日、日焼け止めを塗っておらず手と顔に日焼け跡をくっきりと残したまま出社。夜になってさぁ帰ろうかと支度をしていると、他営業所にいるT氏から連絡。
「ワラサ船、一緒にどうですかって言ったらどうします?」
「了承」
わわっ、本当に即答しやがったよコイツ……という様な遣り取りがあって、この9月最後の週末となった28日(日)に、三浦半島は小網代の丸十丸さんにて、ワラサ船に行って参りました。
◆三浦半島まで夜中ひた走る
実際に走った距離で、千葉から110km高速使用。しかし途中、国1(国道1号線)を使ったり、横浜市内をうろうろ走り回っていたので、高速は行程の半分程度か。
それはさておき、100km超というと、白浜に行くのと同じくらいである。
毎回毎回、こんな距離を往復しているのだから、凄い奴だよ。でも、南房総には大宮ナンバーさんや多摩ナンバーさんが結構来られているので、そういう人たちはもっと強者(つわもの)なわけです。すげぇぜ!!
というわけで、現地到着が1時。4時くらいに目覚ましをセットして、仮眠。
◆T氏からメールが来て
そろそろ到着するという。「船宿にて待つ」と返信を打って、丸十丸さんへ。もう開いているし、受付も行っているし。初めて行く船宿さんだと勝手がわからないので、少し戸惑う。今日は先週に引き続いて1人ではないので。
船宿で合流して受付終了。とりあえず、ワラサ船の乗船札についてはびっくりした。船の大きさに対して、札の数が多すぎるんだもん(片舷20人)。
ちなみに現在のワラサ船、料金は沖アミコマセブロック3kg×1、付け餌×1を含めて9,500円。今回は、あまり乗らない(反応が全く無い)時間があったので、コマセ消費量は少なかったのですが、それでもコマセ1個は少ないです。足りなくなってT氏から頂きました。すみません。
ですので、反応が出て、コマセでしっかり寄せる釣りが出来ているならば、やはり2個使うのが良いのではないかと思います。解凍の時間もありますしね。
場所を確保して、T氏とT氏の父上、そして私が3人並んでいたら、船長が「こっち1人少ないからこっち来たら」と言うので自分が移動。
そんなこんなで、いざ出船。さてさて、どうなることやら。
◆ぽつぽつ…ですね
「アタリありました?」
「(お手上げのポーズ)」
大トモの方では何本か上がっているみたいですが、どうも反応が無い。
6時前に出港した船は、城ヶ崎をぐるりと回って、まず剣崎沖へ。そこで流す位置を変えながら、投入をくり返したのだが、無反応。遠目には船団が出来ている様にも見えたが、船と船の間はかなり離れており、群れが大きくないのか、反応が薄いのか、移動をくり返している。
それにしても、外道の一つも釣れないなんて、初めてである。
沖釣りといえばエサ取りとの戦い、というイメージがあったのだが、付け餌もそのまま帰ってくる状況では、どうしようも無い。
ポイント移動をして最初の2投目くらいまでは意気込んでコマセワークに励むのだが、竿を曲げている人が船中に1人もいないと、まさにお通夜モード。し〜〜〜〜〜〜〜ん。
◆移動して、イナダ狙いに
城ヶ島沖に移動。イナダ狙いというのでハリスを6号に落とし、一縷の望みを掛けてワラサ来い来い☆
船長が「反応あるよ」という声に釣られて、コマセを下5mあたりから撒き、底から10m位置ビシダナ。ハリスを短めにしたほうが良いとの事で、一応5mくらいにしてある。さて、どうかなぁと打ち返す。
付け餌を確認し、底断ちからコマセワーク3回でタナに。一端巻き上げを止めて、そこからワンピッチ・ジャークで誘い上げていくとグンと竿先が絞り込まれる。クッションゴムが1mあるので、リールを巻きつつ大きくアワセ。一気にゴリ巻きをして、ビシを回収して、ホルダーセットして、ハリスをたぐると、水面に現れたのはまさしくイナダ。浮かせてからいち、にの、さんで抜き上げ。よっしゃ!
その後、ぽつぽつと当たるが、どうも群れが散っているらしく、続かない。
自分はイナダ1、ヒラソーダを1追加し、終了。
反対側のT氏ファミリーもイナダを追加していたとの事。まぁ、自分で食べる分には丁度いいサイズと数量だと思いますが、やはり一本でもワラサが欲しかったなぁと思う。
さて、次回はどこでイナワラを狙おうかなぁ(笑)
<本日の釣果>
・イナダ 2匹
・ヒラソーダ 1匹

まずヒラソーダはタタキに、ウマ〜〜〜〜〜!
イナダは刺身。まだまだ元気溌剌イナダ君なので、脂身は少ないし味も薄い。なので、2日置いてからの方が美味しかった。漬けにしても良いかも。
先日のボート釣りの余韻も醒めやらぬ月曜日、日焼け止めを塗っておらず手と顔に日焼け跡をくっきりと残したまま出社。夜になってさぁ帰ろうかと支度をしていると、他営業所にいるT氏から連絡。
「ワラサ船、一緒にどうですかって言ったらどうします?」
「了承」
わわっ、本当に即答しやがったよコイツ……という様な遣り取りがあって、この9月最後の週末となった28日(日)に、三浦半島は小網代の丸十丸さんにて、ワラサ船に行って参りました。
◆三浦半島まで夜中ひた走る
実際に走った距離で、千葉から110km高速使用。しかし途中、国1(国道1号線)を使ったり、横浜市内をうろうろ走り回っていたので、高速は行程の半分程度か。
それはさておき、100km超というと、白浜に行くのと同じくらいである。
毎回毎回、こんな距離を往復しているのだから、凄い奴だよ。でも、南房総には大宮ナンバーさんや多摩ナンバーさんが結構来られているので、そういう人たちはもっと強者(つわもの)なわけです。すげぇぜ!!
というわけで、現地到着が1時。4時くらいに目覚ましをセットして、仮眠。
◆T氏からメールが来て
そろそろ到着するという。「船宿にて待つ」と返信を打って、丸十丸さんへ。もう開いているし、受付も行っているし。初めて行く船宿さんだと勝手がわからないので、少し戸惑う。今日は先週に引き続いて1人ではないので。
船宿で合流して受付終了。とりあえず、ワラサ船の乗船札についてはびっくりした。船の大きさに対して、札の数が多すぎるんだもん(片舷20人)。
ちなみに現在のワラサ船、料金は沖アミコマセブロック3kg×1、付け餌×1を含めて9,500円。今回は、あまり乗らない(反応が全く無い)時間があったので、コマセ消費量は少なかったのですが、それでもコマセ1個は少ないです。足りなくなってT氏から頂きました。すみません。
ですので、反応が出て、コマセでしっかり寄せる釣りが出来ているならば、やはり2個使うのが良いのではないかと思います。解凍の時間もありますしね。
場所を確保して、T氏とT氏の父上、そして私が3人並んでいたら、船長が「こっち1人少ないからこっち来たら」と言うので自分が移動。
そんなこんなで、いざ出船。さてさて、どうなることやら。
◆ぽつぽつ…ですね
「アタリありました?」
「(お手上げのポーズ)」
大トモの方では何本か上がっているみたいですが、どうも反応が無い。
6時前に出港した船は、城ヶ崎をぐるりと回って、まず剣崎沖へ。そこで流す位置を変えながら、投入をくり返したのだが、無反応。遠目には船団が出来ている様にも見えたが、船と船の間はかなり離れており、群れが大きくないのか、反応が薄いのか、移動をくり返している。
それにしても、外道の一つも釣れないなんて、初めてである。
沖釣りといえばエサ取りとの戦い、というイメージがあったのだが、付け餌もそのまま帰ってくる状況では、どうしようも無い。
ポイント移動をして最初の2投目くらいまでは意気込んでコマセワークに励むのだが、竿を曲げている人が船中に1人もいないと、まさにお通夜モード。し〜〜〜〜〜〜〜ん。
◆移動して、イナダ狙いに
城ヶ島沖に移動。イナダ狙いというのでハリスを6号に落とし、一縷の望みを掛けてワラサ来い来い☆
船長が「反応あるよ」という声に釣られて、コマセを下5mあたりから撒き、底から10m位置ビシダナ。ハリスを短めにしたほうが良いとの事で、一応5mくらいにしてある。さて、どうかなぁと打ち返す。
付け餌を確認し、底断ちからコマセワーク3回でタナに。一端巻き上げを止めて、そこからワンピッチ・ジャークで誘い上げていくとグンと竿先が絞り込まれる。クッションゴムが1mあるので、リールを巻きつつ大きくアワセ。一気にゴリ巻きをして、ビシを回収して、ホルダーセットして、ハリスをたぐると、水面に現れたのはまさしくイナダ。浮かせてからいち、にの、さんで抜き上げ。よっしゃ!
その後、ぽつぽつと当たるが、どうも群れが散っているらしく、続かない。
自分はイナダ1、ヒラソーダを1追加し、終了。
反対側のT氏ファミリーもイナダを追加していたとの事。まぁ、自分で食べる分には丁度いいサイズと数量だと思いますが、やはり一本でもワラサが欲しかったなぁと思う。
さて、次回はどこでイナワラを狙おうかなぁ(笑)
<本日の釣果>
・イナダ 2匹
・ヒラソーダ 1匹

まずヒラソーダはタタキに、ウマ〜〜〜〜〜!
イナダは刺身。まだまだ元気溌剌イナダ君なので、脂身は少ないし味も薄い。なので、2日置いてからの方が美味しかった。漬けにしても良いかも。
2008年09月24日
沖釣り初挑戦シリーズ第4弾☆【ウィリーサビキ五目】
“これは初挑戦と言えるのかどうか…??”
先週、ジギングに行ってみて、少し数釣り出来るターゲットは無いかなと思い、選んでみたのがこのウィリーサビキ五目。9月15日(月祝)に行って参りました。金谷港は光進丸さんからの出船です。
カワハギも良いかなぁと思っているんですが、どうやら今は結構混んでいるらしいので、今回はこちらに。アジが食べたいというのもありましたが。
高速をすっ飛ばして、4時に金谷到着。出船は5時ですが、もう既に場所は殆ど埋まっている。本当に、皆さん早いなぁ。
そんなこんなで早速用意し、出船時間を迎える。
オモリは60号、サニービシのLサイズは使用不可で、FLサイズじゃないとダメになってしまったらしい。
コマセはアミ、付け餌はオキアミ。でも、オキアミは殆ど使わないので、要らないのなら断りましょう。イサキ釣りとかマダイ釣りとかと違って、やはりサビキの方が数をこなせるので、あまり付け餌を使いません。実際、全く減らずに、使えるかと取っていましたが、結局解凍が進んでいたので、ゴミ箱行きになってしまいました。勿体ない。
◆朝イチはサビキで
いきなりですが、反応がかなり渋い。最初に入った場所でも、2番目でも、次でもその次でも、とにかく行く場所行く場所、釣れても後が続かない。
しかも、ある程度の型のアジが釣れる場所には、もれなくサバがセットで付いてくる。
大きく竹岡沖まで北上して、また戻って、そしてまた潮目を流し、そしてまた戻る。そんな事をくり返しているが、どうも数が伸びていかない。
サバのお陰で、サビキ仕掛けもあっというまに歯抜けだらけになってしまうし。なかなか難しい釣りかも、ウィリーサビキ仕掛けは。
ハリスを太く出来るのならば、針が取られる事も無いのだろうけれども、自作した方がイイのかなぁ。サビキ仕掛けは作ったこと無いけれどもね。
とりあえずのおかずは確保して、小さいアジは泳がせ用に取っておくかな。
◆反応、無いなぁ…
付け餌を付けて、底物を探る。大抵がネンブツダイだが、こいつも泳がせのエサになるだろうとキープ。たまにサバが掛かるが、型が良いものはキープ。こういうのもキープしておかないと、釣果がかなり貧果のままになってしまうであろうこの状況。
なんか、大潮周りの釣行は、近頃ダメか??
仕方ないので、イナダ仕掛けにスイッチ。片方には泳がせネンブツダイ、片方にオキアミの2本針。
しかし、こいつも反応無し。というか、たまにアジが上がっているが、多い人で何匹くらいだろうか?
そんなこんなでいつの間にか沖上がり。最後は殆ど諦めムードだったので、早速と竿をたたんでいる人も多かったかも。
次回はビシアジでアジオンリーで行ってみたいです、金谷。
<本日の釣果>
・アジ 14匹
・カサゴ 1匹

デカアジはお刺身に、カサゴは煮て全て美味しく頂きました
先週、ジギングに行ってみて、少し数釣り出来るターゲットは無いかなと思い、選んでみたのがこのウィリーサビキ五目。9月15日(月祝)に行って参りました。金谷港は光進丸さんからの出船です。
カワハギも良いかなぁと思っているんですが、どうやら今は結構混んでいるらしいので、今回はこちらに。アジが食べたいというのもありましたが。
高速をすっ飛ばして、4時に金谷到着。出船は5時ですが、もう既に場所は殆ど埋まっている。本当に、皆さん早いなぁ。
そんなこんなで早速用意し、出船時間を迎える。
オモリは60号、サニービシのLサイズは使用不可で、FLサイズじゃないとダメになってしまったらしい。
コマセはアミ、付け餌はオキアミ。でも、オキアミは殆ど使わないので、要らないのなら断りましょう。イサキ釣りとかマダイ釣りとかと違って、やはりサビキの方が数をこなせるので、あまり付け餌を使いません。実際、全く減らずに、使えるかと取っていましたが、結局解凍が進んでいたので、ゴミ箱行きになってしまいました。勿体ない。
◆朝イチはサビキで
いきなりですが、反応がかなり渋い。最初に入った場所でも、2番目でも、次でもその次でも、とにかく行く場所行く場所、釣れても後が続かない。
しかも、ある程度の型のアジが釣れる場所には、もれなくサバがセットで付いてくる。
大きく竹岡沖まで北上して、また戻って、そしてまた潮目を流し、そしてまた戻る。そんな事をくり返しているが、どうも数が伸びていかない。
サバのお陰で、サビキ仕掛けもあっというまに歯抜けだらけになってしまうし。なかなか難しい釣りかも、ウィリーサビキ仕掛けは。
ハリスを太く出来るのならば、針が取られる事も無いのだろうけれども、自作した方がイイのかなぁ。サビキ仕掛けは作ったこと無いけれどもね。
とりあえずのおかずは確保して、小さいアジは泳がせ用に取っておくかな。
◆反応、無いなぁ…
付け餌を付けて、底物を探る。大抵がネンブツダイだが、こいつも泳がせのエサになるだろうとキープ。たまにサバが掛かるが、型が良いものはキープ。こういうのもキープしておかないと、釣果がかなり貧果のままになってしまうであろうこの状況。
なんか、大潮周りの釣行は、近頃ダメか??
仕方ないので、イナダ仕掛けにスイッチ。片方には泳がせネンブツダイ、片方にオキアミの2本針。
しかし、こいつも反応無し。というか、たまにアジが上がっているが、多い人で何匹くらいだろうか?
そんなこんなでいつの間にか沖上がり。最後は殆ど諦めムードだったので、早速と竿をたたんでいる人も多かったかも。
次回はビシアジでアジオンリーで行ってみたいです、金谷。
<本日の釣果>
・アジ 14匹
・カサゴ 1匹

デカアジはお刺身に、カサゴは煮て全て美味しく頂きました
2008年09月06日
沖釣り初挑戦シリーズ第2弾☆【マゴチ】(8/31)
“絶好調・横浜本牧沖マゴチ”
同僚のT氏からお誘いを受けた。前回は横浜沖堤にてシーバス釣行に行ったきりだったのだが、彼は今、沖釣りというフィールドに目覚めてしまったらしい。
きっかけは某夜ムギイカでの爆釣だったらしいが、人は変わっていくものね、そうなんだろうララァ。
…とまぁ、横浜で釣れるものという事で、あれこれと探してみたところ、マゴチが好調ということで候補に挙がる。勿論、前回のリベンジで、沖堤五目釣りや、シーバスボートとかも候補に入ったが、結局「一度、やってみっぺ!」という事でマゴチに決定!
船宿はマゴチ釣りでの知名度ナンバー1、本牧の長崎屋さんです。
◎予備知識と仕掛けと
仕事帰りに予備の仕掛けを用意しておこうと上州屋へ。鋳込み天秤というのは初めて使うが、アタリを取りやすくするために使うものらしい。生き餌を使うので、違和感なく食い込ませる事と、アタリを感知させるためのバランスでこの形になったらしい。
仕掛けは孫針アリのものと無しのもの、丸セイゴやススキ針のものもあって様々だ。メインで使う物は明日、船宿で購入するとして、一応どんな餌でも対応できそうなススキ針のものを購入。
鋳込み天秤は15号使用らしいのでそれも予備ひとつ。
マゴチはヒラメほど食い込みの時間を待つ必要はないけど、前アタリが出て20数えて聞き合わせを入れるのが定石らしい。
あとはタナ取り。ハゼ餌にしろ、ベタ底だとマゴチが見えないので、海底より少しだけ(10cmほど)上に生き餌があるのがベスト、とある。
よし、あとは船宿で釣り方を聞いておけば完璧だ。
夜中、湾岸を一気に飛ばして、横浜着が5時過ぎ。6時から長崎屋の受付が始まるので時間的には十分だ。途中、T氏を拾って、運転は氏にお任せに。
それにしても、乗合の船がすぐ近くにあるって、良いなぁ。千葉の場合、前回行った富津もかなり近かったけど、例えば千葉港には船宿なんて数えるほどしか無いし、釣り物もそれほど豊富じゃないし。一番近いのは袖ヶ浦の「こなや丸」さんかなぁ、船宿という意味では。浦安は行かないのでスルー。
6時少し前に到着、一息ついたらすぐに受付開始。7番目くらい。天秤15号が300円、安い。仕掛けもシンプルな1本針で、エビ餌用、ハゼ餌用それぞれ1つずつ買って、駐車場代を払って、早速港へ。先着順なので早ければ良い場所を確保できる。
とりあえず、左舷胴の間に場所を確保して、食料その他を確保しに。とりあえず、8時半頃の出港までまだまだ時間あるから。
そんなこんなで横浜港をうろうろとして、前回陸っぱりで釣りをした所とか、ハゼ釣りをしている人を覗いたりとかしていたら、時間はあっという間に出船時間に。タックル一式を持って乗船すると、もう既にもう一つのマゴチ船も満員御礼状態。
釣り座のナンバー毎に1人の間隔だったが、「まだ追加2名」とか言っているし、片弦12人以上って自分乗ったこと無いよ!(房総ではあまり大型船ってい無いし)
そんなこんなで、生き餌も配り終わって、かなり満員御礼ならぬ、満載御免(?)な状態で出港。こんなに載せて、お祭り騒ぎとか大丈夫だろうかという心配を胸に、船はすぐに停船した。
◎「出たらすぐポイントだよ」
隣の方が教えてくださったけど、本当に出たらすぐに「始めて下さい、10m」のアナウンス。もう一隻の僚船もすぐ近くで竿を下ろしている。
ちなみにテル某が選んだ朝一番の餌は「エビ」。体長12cmくらいの活エビで、餌持ちは当然ハゼの方が良いらしい。当然、皆さん「ハゼ」餌が多いが、私は天の邪鬼なのである。皆がハゼ、1人だけエビだったら、なんとなくエビに食らい付きそうな気がしないかな??
エビ餌の付け方は、ススキ針を口の中から頭の後ろに抜いて、針先を出しておく。この餌の付け方が釣果を分けるポイントらしい。
投入すると、10mで止まる。カウントは約10秒だったので、1m1秒で考えて良い。
ちなみに、自分はバス用スピニングタックルに、PEはファイヤーラインの18lb、リーダーを付けて天秤、仕掛けは船長のアドバイスの通り、少し短くして1.2m(エビ餌の場合)、ラインにマーカーが無いので、水面から1.2m上げて、70cm(スプール一回転)巻き取って、海面から50cmの位置でキープする。
ちなみにスピニングタックルなのは、自分とT氏の二人だけでした。そりゃそうだろうなぁ…。
そんなこんなで底から1.2mを保っていたけどアタリ無し。船中では早速1匹上がっている。移動のアナウンスがあって巻き上げようとしたら、根掛かり。ラインを持ってぐいっと引っ張ると、天秤と仕掛けとの間で切れてしまった。早くも仕掛け無くなってしまったでありますよ。
仕掛のスナップが開いてしまったのだろうけど、こればかりは仕方ないか…。でもあの仕掛け、あの位置に残ってしまっている訳だから、やはり根掛かりは針が開いて回収出来ればと思う。
そんなこんなで、2回ほど少し移動を繰り返し、場所を大きく替える。と言ってもすぐ近くだけどね。
ぐるっと回って「始めて下さい」の合図にこんどこそとエビを投入。
同じく1.2mの底断ちで仕掛けを止める。殆どアクションさせなくて良いので、皆さんじっとアタリを待っている。
……ルアーメンな私にはどうもこの状態は結構辛い(苦笑)
これまでの沖釣りは、タナを探ったり、誘いを入れるなりする事が大事だったので、アタリが無いならば、アタリを出すために試行錯誤するために、自分であれこれ行う事が出来るけれども、この釣りの場合、そういった「自分でなんとか出来る部分」が少ない。
そんな事をつらつら思いつつ、じっと待っていると、クンクン…と竿に反応。もしかするとアタリか? ゆっくりと数を数えて、10を数えたところで聞き合わせ。
グン、グン
竿先が入るほどではないが、歴とした魚反応だ! マゴチか!?
ゆっくりと巻いてくると、水面に現れたのは紛う事なきマゴチである。さっと船長が飛んできて、タモで掬ってキャッチ! 40cmに満たない小さいマゴチだけど、やった!
◎そして、マゴチを探して…
ポイントを移動する度に、船中で1〜2匹は上がっているらしい。しかしこの人数である。30人が乗船しているとしたら、少なくともあとポイント移動を15回以上はくり返さないとオデコの人が出てしまう計算だ。
とりあえず、自分は一匹獲って「ノルマ達成」とばかりにのんびりと釣りをする余裕が出来た。
しかし、このちっこいマゴチだけというのもまた寂しいものである。
空は曇っているが、日差しが出始めていて、晴れたとしたらかなり暑くなりそうだ。逆に、雨のほうが自分的には良い。
しかし、釣りとなると、目視で餌を確認するマゴチにとっては、やはり曇天よりも晴天の方が良い。特に、澄潮の場合ならばいざ知らず、先週からの雨によって、濁りがかなり出ている横浜湾内だ。
ポイントを転々としつつ、ベイブリッジを大きく移動する。本牧だけではなく、大黒ふ頭の方へぐるりと回る。
風に乗せて、船尾を岸壁側に向けて、ゆっくりと流していく。トモ側から近づいていく形になるわけだが、ここで大トモの方に大きなアタリ。進行方向のトップにアタリが出るのは当然であるが、やはりこういった生き餌を使った釣りの場合、スミである大トモ、大ミヨシは有利だろう。
その証拠に、大トモの隣の方(自分は大トモから数えて3番目)にもすぐにアタリ。1匹目をキャッチしている。
また、船中でコンスタントにアタリを取っている人がいて、その人はもう3匹目だ。しかもその人、大ミヨシでもなく大トモでもなく、胴の間のど真ん中だったりする。
これほどまでに釣果に差が出るなんて、一体何でだろう。
何でだろ〜何でだろ〜〜と歌ってしまいそうだ。(古いか?)
そして、T氏にも待望のアタリ! ゆっくりと巻き上げてくると、かなり大きい。船長がカッ飛んできて、無事キャッチ。50cmには行かないが、十分大きいマゴチである。
ちなみに、長崎屋さんではイケスがあるんですが、自分の釣ったマゴチには、目印付きのピンを入れておいて、帰港の際に自分のマゴチを締めるなり、活かしておいたりすれば良いそうです。ちなみに自分は大トモ側で一番始めに釣って、イケスに入れたので無印でOKでした。
自分もこの場所で1匹追加。しかし小さい…。ちょっと食べるの遠慮してしまいそうだが(サーフだとリリースか?)、「沖釣り」ということでキープ。サイズはひみつ。
◎燦々と照りつける太陽の下、まさに照りゴチ
それにしても大トモ側の2人はまさにフィーバー状態。ポイントを変えつつも、風の影響でどうしても大トモ側からアプローチする事が多いために、アタリが集中する。
大トモの人が竿を下ろしていない時には2番目の人(自分の隣の人)にアタリが集中する事を見ても、その通りだと思う。
テル某「アタリ、来ませんねぇ」
T氏 「そうだねぇ」
こんな会話がしばらく続きました。
大黒ふ頭と扇島を結ぶベイブリッジ(?)の下に来たときに、コツコツというアタリに少しラインを送り(流れが急だったので)、10数えてアワセを入れると竿先が入る。更にテンションを抜かない様にリールを巻きつつ追いアワセを入れてゆっくりと巻き上げる。ブンブンと首を振っている動きがダイレクトに伝わってくる。こいつは大きいかも!?
タモ入れしてもらって無事キャッチしたのは結構大きいサイズ。50cmくらいか?
そして、最後に小さめのマゴチを追加して、沖上がり。
最初にしては4匹とまずまずの釣果でした。スピニングのバスタックルだったし(笑)
とりあえず、マゴチ釣りは船の「場所取り」でかなり勝負が決まりそうなので、行くのならばダッシュで場所奪取が吉だと思いました。
また秋も深まった頃に来てみたいものであります。
<本日の釣果>
マゴチ 4匹(33cm〜51cm)

早速刺身、洗いにして食べましたが、めっさ美味しいですね〜☆ 締めてから2時間で家に到着して、すぐに捌いたんですが、プリプリして、甘さが口の中に広がって、これはイサキとは違った旨さのある白身です。
マゴチは血合い骨が硬く長く曲がっていて、また普通の魚とは違った付き方をしているので、捌くのは少し慣れが必要かも。毛抜きで抜く時にはこう上手く捻りながら、ローリングさせながら抜くと良いですね。

こいつが最大51cmでした
というわけで次回、【沖釣り初挑戦シリーズ第3弾】は、あの魚種を狙ってみちゃいます!
今度こそ、ルアーメン!(?)
同僚のT氏からお誘いを受けた。前回は横浜沖堤にてシーバス釣行に行ったきりだったのだが、彼は今、沖釣りというフィールドに目覚めてしまったらしい。
きっかけは某夜ムギイカでの爆釣だったらしいが、人は変わっていくものね、そうなんだろうララァ。
…とまぁ、横浜で釣れるものという事で、あれこれと探してみたところ、マゴチが好調ということで候補に挙がる。勿論、前回のリベンジで、沖堤五目釣りや、シーバスボートとかも候補に入ったが、結局「一度、やってみっぺ!」という事でマゴチに決定!
船宿はマゴチ釣りでの知名度ナンバー1、本牧の長崎屋さんです。
◎予備知識と仕掛けと
仕事帰りに予備の仕掛けを用意しておこうと上州屋へ。鋳込み天秤というのは初めて使うが、アタリを取りやすくするために使うものらしい。生き餌を使うので、違和感なく食い込ませる事と、アタリを感知させるためのバランスでこの形になったらしい。
仕掛けは孫針アリのものと無しのもの、丸セイゴやススキ針のものもあって様々だ。メインで使う物は明日、船宿で購入するとして、一応どんな餌でも対応できそうなススキ針のものを購入。
鋳込み天秤は15号使用らしいのでそれも予備ひとつ。
マゴチはヒラメほど食い込みの時間を待つ必要はないけど、前アタリが出て20数えて聞き合わせを入れるのが定石らしい。
あとはタナ取り。ハゼ餌にしろ、ベタ底だとマゴチが見えないので、海底より少しだけ(10cmほど)上に生き餌があるのがベスト、とある。
よし、あとは船宿で釣り方を聞いておけば完璧だ。
夜中、湾岸を一気に飛ばして、横浜着が5時過ぎ。6時から長崎屋の受付が始まるので時間的には十分だ。途中、T氏を拾って、運転は氏にお任せに。
それにしても、乗合の船がすぐ近くにあるって、良いなぁ。千葉の場合、前回行った富津もかなり近かったけど、例えば千葉港には船宿なんて数えるほどしか無いし、釣り物もそれほど豊富じゃないし。一番近いのは袖ヶ浦の「こなや丸」さんかなぁ、船宿という意味では。浦安は行かないのでスルー。
6時少し前に到着、一息ついたらすぐに受付開始。7番目くらい。天秤15号が300円、安い。仕掛けもシンプルな1本針で、エビ餌用、ハゼ餌用それぞれ1つずつ買って、駐車場代を払って、早速港へ。先着順なので早ければ良い場所を確保できる。
とりあえず、左舷胴の間に場所を確保して、食料その他を確保しに。とりあえず、8時半頃の出港までまだまだ時間あるから。
そんなこんなで横浜港をうろうろとして、前回陸っぱりで釣りをした所とか、ハゼ釣りをしている人を覗いたりとかしていたら、時間はあっという間に出船時間に。タックル一式を持って乗船すると、もう既にもう一つのマゴチ船も満員御礼状態。
釣り座のナンバー毎に1人の間隔だったが、「まだ追加2名」とか言っているし、片弦12人以上って自分乗ったこと無いよ!(房総ではあまり大型船ってい無いし)
そんなこんなで、生き餌も配り終わって、かなり満員御礼ならぬ、満載御免(?)な状態で出港。こんなに載せて、お祭り騒ぎとか大丈夫だろうかという心配を胸に、船はすぐに停船した。
◎「出たらすぐポイントだよ」
隣の方が教えてくださったけど、本当に出たらすぐに「始めて下さい、10m」のアナウンス。もう一隻の僚船もすぐ近くで竿を下ろしている。
ちなみにテル某が選んだ朝一番の餌は「エビ」。体長12cmくらいの活エビで、餌持ちは当然ハゼの方が良いらしい。当然、皆さん「ハゼ」餌が多いが、私は天の邪鬼なのである。皆がハゼ、1人だけエビだったら、なんとなくエビに食らい付きそうな気がしないかな??
エビ餌の付け方は、ススキ針を口の中から頭の後ろに抜いて、針先を出しておく。この餌の付け方が釣果を分けるポイントらしい。
投入すると、10mで止まる。カウントは約10秒だったので、1m1秒で考えて良い。
ちなみに、自分はバス用スピニングタックルに、PEはファイヤーラインの18lb、リーダーを付けて天秤、仕掛けは船長のアドバイスの通り、少し短くして1.2m(エビ餌の場合)、ラインにマーカーが無いので、水面から1.2m上げて、70cm(スプール一回転)巻き取って、海面から50cmの位置でキープする。
ちなみにスピニングタックルなのは、自分とT氏の二人だけでした。そりゃそうだろうなぁ…。
そんなこんなで底から1.2mを保っていたけどアタリ無し。船中では早速1匹上がっている。移動のアナウンスがあって巻き上げようとしたら、根掛かり。ラインを持ってぐいっと引っ張ると、天秤と仕掛けとの間で切れてしまった。早くも仕掛け無くなってしまったでありますよ。
仕掛のスナップが開いてしまったのだろうけど、こればかりは仕方ないか…。でもあの仕掛け、あの位置に残ってしまっている訳だから、やはり根掛かりは針が開いて回収出来ればと思う。
そんなこんなで、2回ほど少し移動を繰り返し、場所を大きく替える。と言ってもすぐ近くだけどね。
ぐるっと回って「始めて下さい」の合図にこんどこそとエビを投入。
同じく1.2mの底断ちで仕掛けを止める。殆どアクションさせなくて良いので、皆さんじっとアタリを待っている。
……ルアーメンな私にはどうもこの状態は結構辛い(苦笑)
これまでの沖釣りは、タナを探ったり、誘いを入れるなりする事が大事だったので、アタリが無いならば、アタリを出すために試行錯誤するために、自分であれこれ行う事が出来るけれども、この釣りの場合、そういった「自分でなんとか出来る部分」が少ない。
そんな事をつらつら思いつつ、じっと待っていると、クンクン…と竿に反応。もしかするとアタリか? ゆっくりと数を数えて、10を数えたところで聞き合わせ。
グン、グン
竿先が入るほどではないが、歴とした魚反応だ! マゴチか!?
ゆっくりと巻いてくると、水面に現れたのは紛う事なきマゴチである。さっと船長が飛んできて、タモで掬ってキャッチ! 40cmに満たない小さいマゴチだけど、やった!
◎そして、マゴチを探して…
ポイントを移動する度に、船中で1〜2匹は上がっているらしい。しかしこの人数である。30人が乗船しているとしたら、少なくともあとポイント移動を15回以上はくり返さないとオデコの人が出てしまう計算だ。
とりあえず、自分は一匹獲って「ノルマ達成」とばかりにのんびりと釣りをする余裕が出来た。
しかし、このちっこいマゴチだけというのもまた寂しいものである。
空は曇っているが、日差しが出始めていて、晴れたとしたらかなり暑くなりそうだ。逆に、雨のほうが自分的には良い。
しかし、釣りとなると、目視で餌を確認するマゴチにとっては、やはり曇天よりも晴天の方が良い。特に、澄潮の場合ならばいざ知らず、先週からの雨によって、濁りがかなり出ている横浜湾内だ。
ポイントを転々としつつ、ベイブリッジを大きく移動する。本牧だけではなく、大黒ふ頭の方へぐるりと回る。
風に乗せて、船尾を岸壁側に向けて、ゆっくりと流していく。トモ側から近づいていく形になるわけだが、ここで大トモの方に大きなアタリ。進行方向のトップにアタリが出るのは当然であるが、やはりこういった生き餌を使った釣りの場合、スミである大トモ、大ミヨシは有利だろう。
その証拠に、大トモの隣の方(自分は大トモから数えて3番目)にもすぐにアタリ。1匹目をキャッチしている。
また、船中でコンスタントにアタリを取っている人がいて、その人はもう3匹目だ。しかもその人、大ミヨシでもなく大トモでもなく、胴の間のど真ん中だったりする。
これほどまでに釣果に差が出るなんて、一体何でだろう。
何でだろ〜何でだろ〜〜と歌ってしまいそうだ。(古いか?)
そして、T氏にも待望のアタリ! ゆっくりと巻き上げてくると、かなり大きい。船長がカッ飛んできて、無事キャッチ。50cmには行かないが、十分大きいマゴチである。
ちなみに、長崎屋さんではイケスがあるんですが、自分の釣ったマゴチには、目印付きのピンを入れておいて、帰港の際に自分のマゴチを締めるなり、活かしておいたりすれば良いそうです。ちなみに自分は大トモ側で一番始めに釣って、イケスに入れたので無印でOKでした。
自分もこの場所で1匹追加。しかし小さい…。ちょっと食べるの遠慮してしまいそうだが(サーフだとリリースか?)、「沖釣り」ということでキープ。サイズはひみつ。
◎燦々と照りつける太陽の下、まさに照りゴチ
それにしても大トモ側の2人はまさにフィーバー状態。ポイントを変えつつも、風の影響でどうしても大トモ側からアプローチする事が多いために、アタリが集中する。
大トモの人が竿を下ろしていない時には2番目の人(自分の隣の人)にアタリが集中する事を見ても、その通りだと思う。
テル某「アタリ、来ませんねぇ」
T氏 「そうだねぇ」
こんな会話がしばらく続きました。
大黒ふ頭と扇島を結ぶベイブリッジ(?)の下に来たときに、コツコツというアタリに少しラインを送り(流れが急だったので)、10数えてアワセを入れると竿先が入る。更にテンションを抜かない様にリールを巻きつつ追いアワセを入れてゆっくりと巻き上げる。ブンブンと首を振っている動きがダイレクトに伝わってくる。こいつは大きいかも!?
タモ入れしてもらって無事キャッチしたのは結構大きいサイズ。50cmくらいか?
そして、最後に小さめのマゴチを追加して、沖上がり。
最初にしては4匹とまずまずの釣果でした。スピニングのバスタックルだったし(笑)
とりあえず、マゴチ釣りは船の「場所取り」でかなり勝負が決まりそうなので、行くのならばダッシュで場所奪取が吉だと思いました。
また秋も深まった頃に来てみたいものであります。
<本日の釣果>
マゴチ 4匹(33cm〜51cm)

早速刺身、洗いにして食べましたが、めっさ美味しいですね〜☆ 締めてから2時間で家に到着して、すぐに捌いたんですが、プリプリして、甘さが口の中に広がって、これはイサキとは違った旨さのある白身です。
マゴチは血合い骨が硬く長く曲がっていて、また普通の魚とは違った付き方をしているので、捌くのは少し慣れが必要かも。毛抜きで抜く時にはこう上手く捻りながら、ローリングさせながら抜くと良いですね。

こいつが最大51cmでした
というわけで次回、【沖釣り初挑戦シリーズ第3弾】は、あの魚種を狙ってみちゃいます!
今度こそ、ルアーメン!(?)
2008年09月02日
沖釣り初挑戦シリーズ第1弾☆【LTタチウオ】
“今年は絶好調のアタリ年というけど実際に行って釣ってみないとね〜”
近頃、この記事を書いていて思う。
ブログ名を『行け!往け!沖釣りエッサーメン』とでも変えた方が良いのかも??
というわけで、毎週欠かさず買っています、習慣もとい『週間つりニュース』。(その代わりルアーソルトやソルスト、ソルトワールド等は全く買わなくなってしまっている:蛇足)
先週号というか、8月15日号の記事は、タチウオ。
調べてみると、東京湾は大貫〜観音崎沖で、富津港から出船する船が多数あるらしい。
自分は初めての沖釣りがカワハギ。そのときは那古港で、金谷や勝山に行くようになる。
そしてアジは金谷のビシアジ。
マダイに一回行ってみて、その後は6月から7月はイサキ。白浜〜乙浜〜千倉辺りの船宿を転々。
というわけで今回、また新しい釣り物に挑戦です!
沖釣り1年目、まだまだチャレンジできるフィールドがあるというのは、今だけでしょうが、このワクワク感、本当に楽しい!
……え〜と、だからと言って、ルアーメン辞めてるわけじゃないんですよ(滝汗)
◎富津港・川崎丸さんへ電話するの事
8月23日夕刻、仕事を終えたテル某はとりあえず富津港の船宿をインターネットで調べてみて、タチウオ船を出船している船宿をチェック。ホームページが派手だったので選んだのが川崎丸さん。富津のなのになんで「川崎」? というツッコミは置いておいて、とりあえず電話。
ホームページにはマダコ船とタチウオ船の2船で、マダコ船今期最終で祭。その影響か、タチウオ船はまだ十分に空きがあるとの事。
初挑戦の時の印象って、かなりその後に引きずる事が多いので、釣り座に余裕があると本当に助かります。船宿にとっては大変でしょうが。
というわけで、無事予約を完了し、帰宅途中に上州屋に寄って、予備のオモリを購入。
さてさて、どんな釣果を得られるかな〜〜!
◎あ〜、あんまり寝られなかった
午前3時起床。しかし寝たのは11時過ぎ。実質3時間半程度。どうも興奮して寝られなかったらしい。近頃宵っ張りの生活ばかりしていたしなぁ。
それはさておき、富津は近い。
白浜5時出船の船宿(イサキとか)だと、3時前には出発していないと間に合わないが、富津なら高速使用で、4時に出れば5時に十分到着できる。
というわけで支度もそこそこに、富津に向かってGO!
でもあんまり寝られなかったから、酔い止めのアネロン飲んでおかねば。予報では風と波はそんなに無い予報だけど、念のため。
◎乗船受付を済ませて、さて出港!
川崎丸さんの受付を済ませ、仕掛けを購入。自分は7番目だったか。港に行くと、「鹿島丸」と「みや川丸」と並んで川崎丸の船が2隻。現在の釣り物はマダコとタチウオ。マダコの方はほぼ満席なのか、すごい人数。さすが好調の今シーズン最終日。自分もちょっと惹かれたし。
ちなみに昨日の電話口で、
「マダコ最終日なんですよね、どうしようかな〜」
と言ったら、
「船長がタチウオが良いよって言ってるよ(笑)」
と受付のお姉さんが言ってくれました。
あの混雑振りをすると、こっちのタチウオ船の方が確かに良いよなぁ。今日はラッキーであります。
場所決めが終わって、最後に乗船した方の釣り座が決まると、早速若船長によるレクチャーが始まる。
●餌の付け方は縫い刺し(実際にやって見せて頂く)
●誘いのパターン(最初はタナ下から10mは上へしゃくっていく)
●誘いとアタリを取る(アタリの種類と掛け方、聞き合わせ)
●一般的な注意事項など(仕掛けのハリスが長めなので1ヒロに切って使うと良い、ライトタックルだが竿での抜き上げは×等々)
あ、ちなみに川崎丸の仕掛けはハリス6号の1本針仕掛けですが、予備の針とゴム管が付いているので、結びが傷んできたり、針先が甘くなってきたら替えてくださいとの事。あのタチウオの鋭い歯で結構ハリスが根本から傷付くらしいので、予備は必須。なるほどね〜。
そんなこんなで、5時半を過ぎた頃には出港。
一路、富津岬を大きくぐるりと回って、大貫沖へと向かうのでした。
◎ポイント到着、タチウオバトルスタート!!
キャビンの中でうとうとしながら待っていると、船がスローダウン。どうやらポイントに到着したらしい。行程は…結構かかって、30分以上。
しかし周りを眺めてみても、まだ殆ど船が来ていない。どうやら一番乗りの様子。これだけ時間がかかっても、ポイントに一番近い船宿だもの、そりゃそうだろう。
船長からのアナウンス「いつでも出来る様に準備しておいてください」、そしてしばらく反応を探り続けている。
その間に、仕掛け(1ヒロに詰めたもの)をセットして、餌を付ける。上手く出来たかな? 餌は多分コノシロ(コハダ)、酢で締めてあるのか、結構硬めで餌持ちがしそう。
そしてようやく投入開始!
最初、船長に言われた通りに、指示タナまで下ろして、30cmくらいを早めのピッチで誘っていく。いわゆるジギングで言う「ワンピッチジャーク」だ。タナから10mほど誘って、もう一度タナの取り直し。
早速船中でタチウオが上がり始める。よーし、それじゃ俺もと意気込むが、無反応。
たまに「コツ…コツ…」というアタリがあるのだが、食い込まない。
周りを見てみると、どうやら静かに誘うのが良いらしいので、誘いの幅とスピードを変えてみる。なんか、カワハギ釣りをやっているみたいだなぁ……。
最初のポイントではとうとう初ヒットならず。次に潮回りをして仕掛けを投入をする。今度こそと意気込んでみてふと気付いた。いつの間にか周りに船が何隻も集まってきている。さすがに絶好調の夏タチウオ、東京湾内からかなりの数の船が押し寄せるらしい。
そんなこんなで誘いをゆっくり目にして、タナを刻んでいくと、さっきのコツ、コツというアタリの後、そのまま誘い続けると竿先がグンッと引き込まれる。よっし、掛かった!! 強めにアワセを入れて、慎重に上げてきた初タチウオは70cmくらい。
本当に銀ピカの魚体で、ツルツル。針がガッチリとアゴに掛かっている。並んでいる歯はヒラメに負けず鋭い。
よ〜っし、一匹目は確保だ。どんどんいきまっせ〜!
◎本日最大が2匹目、しかし…
その凶暴な面構えと、凶暴なそのアゴと歯。その怖さを味わったのは2匹目。
タナまで落として、何度か誘いを行って、ゆっくりと誘い上げて、リールを半回転回して下ろしていくと竿先が一気に落ちる。ヒットだ!
さっきの引きに比べて格段に強く、重い引き。よっしゃ、大物の予感。
水面近くでも何度も暴れて、きつめに設定してあったドラグが効く。よっこらせと抜き上げると、指5本はありそうなサイズ。早速タオルで暴れる魚体を押さえようとすると、首を振ったタチウオが左手の人差し指の付け根にガッと当たった。
「痛っ!!」
当たり所が悪かったのか、歯が当たったその場所からは、血がだらだらと出続けている。
タチウオの歯は、ヒラメの歯と同じく、獲物に食い込み、引っかけるための歯で、一度それに噛まれると皮膚とその下の肉が切り裂かれてしまう。
慌てて循環の海水で洗い流してみるが、血は止まらない。
隣の(多分)常連さんと思しき方が、「血を押し出して、乾かして血を止めないと」とアドバイスをくれる。
そうだ、止血すれば良いんだと思い立ったのはやはり混乱していたからだろう。乾いた布で患部を拭って、手を握って止血を行う。
なんか、自分ってこういったトラブル多いよなぁ…。イサキの時は船酔いだったし。
先ほどの方が、「血は止まった? だったらこれで」と渡してくれたのがアロンアルファ。雑菌から身をまもるのにこれほど良いモノはない。絆創膏だと釣りが出来ないからね。
さすが瞬間接着剤、あっと言う間に患部をカバー。お礼を言って、ようやく釣りを再開。よーし、絶対挽回してやるぜ!!
◎今回のLTタチウオ釣りのポイント?
何時の間にやら周囲はまさに『タチウオ遊漁船団』が出来ている。お隣さんと縁を擦らんばかりという程ではないけれど、とにかく前も後ろも左右も、船で囲まれている。
大きな群れが2カ所にあるのか、潮回りしてはまた固まり、離れてはまた固まり、タチウオの反応を探ってひたすら動き続ける。
間近にいるので、僚船が釣れているかどうか、どんな誘いをしているかどうかも一目瞭然。現在、午前10時。釣った数はツ抜けはしているものの、周りに比べてまだまだ少ない状況。
とにかく、タナを合わせて反応を確かめ、根気よく誘っていくしかない。
途中で気付いたが、周りの人たちの餌の付け方は、なるほど「真っ直ぐ」になっている。
自分はどうも右へ左へ縫い刺ししているのか、真っ直ぐになっていない。そこを改善すると、なるほど反応(アタリ)が早くなった気がする。
あと、誘いのパターン。
1.早い誘いは最初は向かなかったが、後半はショートピッチで誘うと反応が上だった。
2.呑まれるので良くないのかもしれないが、フォール中のバイトが多数。どこかに書いてあったが、タチウオジギングではセンターバランスのジグを使い、ヒラヒラとフォールする最中のバイトは半分だったという。よって、誘い上げだけではなく、途中ゆっくりとフォールを加えた。
3.潮の流れが速く、道糸が斜めになっている時には、その場シャクリ。多分、海中を斜めに泳いでいる魚を演出出来たと思うがどうだろう。この誘いでもかなりバイトがあった。
水面でのバラシあり、ハリス切れもあり、なるほど確実にフッキングさせるのが大事だなと思うタチウオ釣り。
そんなこんなで、反応が無くなったり、反応がバタバタっと出たりの中、最後の方は結構頑張ったと思う。
ちなみに、アジやイサキは誘いダナと掛けるタナ、前後2m以内で反応が出る事が多数だが、この浅場のタチウオはどこで喰ってくるか良く判らない。なるほど誘いのタナ幅が10m近くあるのも頷ける。
時々刻々と変化するタナや状況に、反応があるまで判らない楽しさ。海中を想像し、「喰った」から「喰わせた」釣りを模索する。
底を切って、早めの誘いで目を向けさせて、ストップ。反応のあった辺りでは、ゆっくり上げ下げをして喰いを誘う。喰わせの間を取る、意図的にフォールさせる、等々。まだまだ工夫は出来るはずだ。
今回のポイントは、「アタリを取ってアワセて掛ける」のではなく「呑ませて合わせる」となっていたかもしれない。
でもかなり後半良いペースで掛け続けたんですよ??
◎締めて血抜きはしたほうが良い
今回、ペットボトル氷を家から1本、船宿で貰ったもの1本を加えて2本体勢だったので、かなり氷締めとしては良かったかと思う。でもやはり「暴れない様に締めて血抜きしたほうが良いですよ」とのアドバイスを受けて、残り10匹ほどはきちんと締めて血抜きしてクーラーに放り込む。
あと隣の方は頭取って、尻尾を切って、十分血抜きしてからビニールに入れてました。なるほど60〜70cmサイズならそういう方法もあるなぁ。
とまぁそんな具合で追いつけペースで釣り続けて、終了間近のアナウンス。
そこから更に3匹を追加した所で終了。数を数えて下さいというので、バケツに10匹引き出して、クーラーの中にあるタチウオを数える。
「たぶん…28匹です」
最大は91cm。指5本あるかな? という感じ。
トップはかなりコンスタントに釣っていたから、もっと行っているんだろうなぁ。
とまぁ、そんな具合で終了した今回のLTタチウオ釣り。
親戚に配って、家に帰って捌いて早速いただきました。
川崎丸さんでは、レシピを配っているので、それを参考にして、お刺身、塩焼き、タタキほか。色々と料理の幅が広がりそうです。
脂がたっぷり乗っていて、これは美味しい魚だと改めて納得。
今週の釣果を見てみると、やはりお盆過ぎてからは釣果が落ちてきているみたいで、そろそろ深場へと落ちていくのでしょうね。
今年は台風が来ていないので、底荒れも無く陸っぱり釣りが出来そうですし、9月に入ればまた新しい釣り物が!
期待に胸をわくわくさせて、秋のベストシーズンを楽しみたいですね!
<本日の釣果>
タチウオ 28匹(65〜91cm)
近頃、この記事を書いていて思う。
ブログ名を『行け!往け!沖釣りエッサーメン』とでも変えた方が良いのかも??
というわけで、毎週欠かさず買っています、習慣もとい『週間つりニュース』。(その代わりルアーソルトやソルスト、ソルトワールド等は全く買わなくなってしまっている:蛇足)
先週号というか、8月15日号の記事は、タチウオ。
調べてみると、東京湾は大貫〜観音崎沖で、富津港から出船する船が多数あるらしい。
自分は初めての沖釣りがカワハギ。そのときは那古港で、金谷や勝山に行くようになる。
そしてアジは金谷のビシアジ。
マダイに一回行ってみて、その後は6月から7月はイサキ。白浜〜乙浜〜千倉辺りの船宿を転々。
というわけで今回、また新しい釣り物に挑戦です!
沖釣り1年目、まだまだチャレンジできるフィールドがあるというのは、今だけでしょうが、このワクワク感、本当に楽しい!
……え〜と、だからと言って、ルアーメン辞めてるわけじゃないんですよ(滝汗)
◎富津港・川崎丸さんへ電話するの事
8月23日夕刻、仕事を終えたテル某はとりあえず富津港の船宿をインターネットで調べてみて、タチウオ船を出船している船宿をチェック。ホームページが派手だったので選んだのが川崎丸さん。富津のなのになんで「川崎」? というツッコミは置いておいて、とりあえず電話。
ホームページにはマダコ船とタチウオ船の2船で、マダコ船今期最終で祭。その影響か、タチウオ船はまだ十分に空きがあるとの事。
初挑戦の時の印象って、かなりその後に引きずる事が多いので、釣り座に余裕があると本当に助かります。船宿にとっては大変でしょうが。
というわけで、無事予約を完了し、帰宅途中に上州屋に寄って、予備のオモリを購入。
さてさて、どんな釣果を得られるかな〜〜!
◎あ〜、あんまり寝られなかった
午前3時起床。しかし寝たのは11時過ぎ。実質3時間半程度。どうも興奮して寝られなかったらしい。近頃宵っ張りの生活ばかりしていたしなぁ。
それはさておき、富津は近い。
白浜5時出船の船宿(イサキとか)だと、3時前には出発していないと間に合わないが、富津なら高速使用で、4時に出れば5時に十分到着できる。
というわけで支度もそこそこに、富津に向かってGO!
でもあんまり寝られなかったから、酔い止めのアネロン飲んでおかねば。予報では風と波はそんなに無い予報だけど、念のため。
◎乗船受付を済ませて、さて出港!
川崎丸さんの受付を済ませ、仕掛けを購入。自分は7番目だったか。港に行くと、「鹿島丸」と「みや川丸」と並んで川崎丸の船が2隻。現在の釣り物はマダコとタチウオ。マダコの方はほぼ満席なのか、すごい人数。さすが好調の今シーズン最終日。自分もちょっと惹かれたし。
ちなみに昨日の電話口で、
「マダコ最終日なんですよね、どうしようかな〜」
と言ったら、
「船長がタチウオが良いよって言ってるよ(笑)」
と受付のお姉さんが言ってくれました。
あの混雑振りをすると、こっちのタチウオ船の方が確かに良いよなぁ。今日はラッキーであります。
場所決めが終わって、最後に乗船した方の釣り座が決まると、早速若船長によるレクチャーが始まる。
●餌の付け方は縫い刺し(実際にやって見せて頂く)
●誘いのパターン(最初はタナ下から10mは上へしゃくっていく)
●誘いとアタリを取る(アタリの種類と掛け方、聞き合わせ)
●一般的な注意事項など(仕掛けのハリスが長めなので1ヒロに切って使うと良い、ライトタックルだが竿での抜き上げは×等々)
あ、ちなみに川崎丸の仕掛けはハリス6号の1本針仕掛けですが、予備の針とゴム管が付いているので、結びが傷んできたり、針先が甘くなってきたら替えてくださいとの事。あのタチウオの鋭い歯で結構ハリスが根本から傷付くらしいので、予備は必須。なるほどね〜。
そんなこんなで、5時半を過ぎた頃には出港。
一路、富津岬を大きくぐるりと回って、大貫沖へと向かうのでした。
◎ポイント到着、タチウオバトルスタート!!
キャビンの中でうとうとしながら待っていると、船がスローダウン。どうやらポイントに到着したらしい。行程は…結構かかって、30分以上。
しかし周りを眺めてみても、まだ殆ど船が来ていない。どうやら一番乗りの様子。これだけ時間がかかっても、ポイントに一番近い船宿だもの、そりゃそうだろう。
船長からのアナウンス「いつでも出来る様に準備しておいてください」、そしてしばらく反応を探り続けている。
その間に、仕掛け(1ヒロに詰めたもの)をセットして、餌を付ける。上手く出来たかな? 餌は多分コノシロ(コハダ)、酢で締めてあるのか、結構硬めで餌持ちがしそう。
そしてようやく投入開始!
最初、船長に言われた通りに、指示タナまで下ろして、30cmくらいを早めのピッチで誘っていく。いわゆるジギングで言う「ワンピッチジャーク」だ。タナから10mほど誘って、もう一度タナの取り直し。
早速船中でタチウオが上がり始める。よーし、それじゃ俺もと意気込むが、無反応。
たまに「コツ…コツ…」というアタリがあるのだが、食い込まない。
周りを見てみると、どうやら静かに誘うのが良いらしいので、誘いの幅とスピードを変えてみる。なんか、カワハギ釣りをやっているみたいだなぁ……。
最初のポイントではとうとう初ヒットならず。次に潮回りをして仕掛けを投入をする。今度こそと意気込んでみてふと気付いた。いつの間にか周りに船が何隻も集まってきている。さすがに絶好調の夏タチウオ、東京湾内からかなりの数の船が押し寄せるらしい。
そんなこんなで誘いをゆっくり目にして、タナを刻んでいくと、さっきのコツ、コツというアタリの後、そのまま誘い続けると竿先がグンッと引き込まれる。よっし、掛かった!! 強めにアワセを入れて、慎重に上げてきた初タチウオは70cmくらい。
本当に銀ピカの魚体で、ツルツル。針がガッチリとアゴに掛かっている。並んでいる歯はヒラメに負けず鋭い。
よ〜っし、一匹目は確保だ。どんどんいきまっせ〜!
◎本日最大が2匹目、しかし…
その凶暴な面構えと、凶暴なそのアゴと歯。その怖さを味わったのは2匹目。
タナまで落として、何度か誘いを行って、ゆっくりと誘い上げて、リールを半回転回して下ろしていくと竿先が一気に落ちる。ヒットだ!
さっきの引きに比べて格段に強く、重い引き。よっしゃ、大物の予感。
水面近くでも何度も暴れて、きつめに設定してあったドラグが効く。よっこらせと抜き上げると、指5本はありそうなサイズ。早速タオルで暴れる魚体を押さえようとすると、首を振ったタチウオが左手の人差し指の付け根にガッと当たった。
「痛っ!!」
当たり所が悪かったのか、歯が当たったその場所からは、血がだらだらと出続けている。
タチウオの歯は、ヒラメの歯と同じく、獲物に食い込み、引っかけるための歯で、一度それに噛まれると皮膚とその下の肉が切り裂かれてしまう。
慌てて循環の海水で洗い流してみるが、血は止まらない。
隣の(多分)常連さんと思しき方が、「血を押し出して、乾かして血を止めないと」とアドバイスをくれる。
そうだ、止血すれば良いんだと思い立ったのはやはり混乱していたからだろう。乾いた布で患部を拭って、手を握って止血を行う。
なんか、自分ってこういったトラブル多いよなぁ…。イサキの時は船酔いだったし。
先ほどの方が、「血は止まった? だったらこれで」と渡してくれたのがアロンアルファ。雑菌から身をまもるのにこれほど良いモノはない。絆創膏だと釣りが出来ないからね。
さすが瞬間接着剤、あっと言う間に患部をカバー。お礼を言って、ようやく釣りを再開。よーし、絶対挽回してやるぜ!!
◎今回のLTタチウオ釣りのポイント?
何時の間にやら周囲はまさに『タチウオ遊漁船団』が出来ている。お隣さんと縁を擦らんばかりという程ではないけれど、とにかく前も後ろも左右も、船で囲まれている。
大きな群れが2カ所にあるのか、潮回りしてはまた固まり、離れてはまた固まり、タチウオの反応を探ってひたすら動き続ける。
間近にいるので、僚船が釣れているかどうか、どんな誘いをしているかどうかも一目瞭然。現在、午前10時。釣った数はツ抜けはしているものの、周りに比べてまだまだ少ない状況。
とにかく、タナを合わせて反応を確かめ、根気よく誘っていくしかない。
途中で気付いたが、周りの人たちの餌の付け方は、なるほど「真っ直ぐ」になっている。
自分はどうも右へ左へ縫い刺ししているのか、真っ直ぐになっていない。そこを改善すると、なるほど反応(アタリ)が早くなった気がする。
あと、誘いのパターン。
1.早い誘いは最初は向かなかったが、後半はショートピッチで誘うと反応が上だった。
2.呑まれるので良くないのかもしれないが、フォール中のバイトが多数。どこかに書いてあったが、タチウオジギングではセンターバランスのジグを使い、ヒラヒラとフォールする最中のバイトは半分だったという。よって、誘い上げだけではなく、途中ゆっくりとフォールを加えた。
3.潮の流れが速く、道糸が斜めになっている時には、その場シャクリ。多分、海中を斜めに泳いでいる魚を演出出来たと思うがどうだろう。この誘いでもかなりバイトがあった。
水面でのバラシあり、ハリス切れもあり、なるほど確実にフッキングさせるのが大事だなと思うタチウオ釣り。
そんなこんなで、反応が無くなったり、反応がバタバタっと出たりの中、最後の方は結構頑張ったと思う。
ちなみに、アジやイサキは誘いダナと掛けるタナ、前後2m以内で反応が出る事が多数だが、この浅場のタチウオはどこで喰ってくるか良く判らない。なるほど誘いのタナ幅が10m近くあるのも頷ける。
時々刻々と変化するタナや状況に、反応があるまで判らない楽しさ。海中を想像し、「喰った」から「喰わせた」釣りを模索する。
底を切って、早めの誘いで目を向けさせて、ストップ。反応のあった辺りでは、ゆっくり上げ下げをして喰いを誘う。喰わせの間を取る、意図的にフォールさせる、等々。まだまだ工夫は出来るはずだ。
今回のポイントは、「アタリを取ってアワセて掛ける」のではなく「呑ませて合わせる」となっていたかもしれない。
でもかなり後半良いペースで掛け続けたんですよ??
◎締めて血抜きはしたほうが良い
今回、ペットボトル氷を家から1本、船宿で貰ったもの1本を加えて2本体勢だったので、かなり氷締めとしては良かったかと思う。でもやはり「暴れない様に締めて血抜きしたほうが良いですよ」とのアドバイスを受けて、残り10匹ほどはきちんと締めて血抜きしてクーラーに放り込む。
あと隣の方は頭取って、尻尾を切って、十分血抜きしてからビニールに入れてました。なるほど60〜70cmサイズならそういう方法もあるなぁ。
とまぁそんな具合で追いつけペースで釣り続けて、終了間近のアナウンス。
そこから更に3匹を追加した所で終了。数を数えて下さいというので、バケツに10匹引き出して、クーラーの中にあるタチウオを数える。
「たぶん…28匹です」
最大は91cm。指5本あるかな? という感じ。
トップはかなりコンスタントに釣っていたから、もっと行っているんだろうなぁ。
とまぁ、そんな具合で終了した今回のLTタチウオ釣り。
親戚に配って、家に帰って捌いて早速いただきました。
川崎丸さんでは、レシピを配っているので、それを参考にして、お刺身、塩焼き、タタキほか。色々と料理の幅が広がりそうです。
脂がたっぷり乗っていて、これは美味しい魚だと改めて納得。
今週の釣果を見てみると、やはりお盆過ぎてからは釣果が落ちてきているみたいで、そろそろ深場へと落ちていくのでしょうね。
今年は台風が来ていないので、底荒れも無く陸っぱり釣りが出来そうですし、9月に入ればまた新しい釣り物が!
期待に胸をわくわくさせて、秋のベストシーズンを楽しみたいですね!
<本日の釣果>
タチウオ 28匹(65〜91cm)
2008年06月25日
初イサキ、行った!釣った!酔った…orz(6月1日釣行記)
ども、お久しぶりのテル某です。本当に久しぶりと思ったら、6月の頭に更新して以来、更新してないでやんの。
豆に更新されている方は凄いですねぇ。自分はどこかで書きましたが、基本的に釣行記メインのブログなので、釣行しないと記事書けないのです。
普段感じている事とか書いても良いのかもしれませんし、普段買っている釣具とかを少しずつでも記事にしていけば、記事数は稼げると思います。話のネタにもなると思いますし。
とまぁ、それはさておき、筆無精で出不精になってしまったこの6月。週末毎に荒れた天気が太平洋南沿岸を襲って、どうも釣り日和とはならない月となってしまったようです。
平日に釣りに行ければなぁ……。
というわけで、書いていたけれども途中であれこれと考えてしまい、ネタ(絵)をあれこれと仕上げていたら随分と時間が経ってしまっておりました。
ほぼ4週間ぶりの更新となりますが、房総の旬の魚・イサキの初釣行の模様をレポートします。
例によって、画像は無いのですが、後で撮った写真でフォローします。
◎初イサキ釣行
「旬の魚」というのはまさに季節を知る意味でも、最も釣り人に愛されるものかもしれない。
月は移ろい、3度月の満ち欠けを経て、次の季節へと巡っていく。
そして今、梅雨入りと共に本格化した南房総のイサキ。
白身魚にしては脂が乗った身は、とにかく美味しい。
そんな情報を耳にして、一息ついたアジ釣り以外の釣り物を考えていた自分のターゲットは決まった。
あちらこちらを眺めてみて、どの釣り宿もコンスタントに釣果を出している。
というわけで、早速(何となくだけど)決めた船宿は南房総市・白浜の「下道丸」さんでした。
朝4時半には集合してとの事で、とにかく急いでみたのですが、相も変わらず土曜仕事で、仮眠を取って、高速を飛ばして到着したのはギリギリ4時半。
さすがに千葉から白浜までは高速が全線開通している今でも1時間半はかかる。
まぁ、高速が開通していない頃の事を考えれば、これでも随分早くなったと思うのだけれど。
◎イサキ釣り
イサキの仕掛けはとりあえず途中で購入した市販のイサキ仕掛けを使用。全長3mの三本針で、ハリスは2号のもの。付け餌はオキアミを用意。しかし、バイオワームも使うらしい。ビシはプラビシの60号。天秤は一応持っていったけれども、レンタル。
ちょっと遅れてしまったので、早速準備を済ませて、クルマに乗り込む。港にはクルマが置けないので、船宿前にみんな駐車して、用具一式持って港へ行くのだ。
最後の乗船である。空いている位置は右舷胴の間。竿の準備をしている間にもう出港である。
わたわたと準備をしていると、もうポイントに到着したらしい。行程で5分くらいか? 横に野島崎の灯台が見えている。野島崎の磯には良くヒラスズキを狙いに入ったけれど、なるほど沖から見るとこんな風に見えるんだとちょっと感動。
と、そんな感慨はさておき、投入の合図と共に皆さん釣り開始である。
自分は釣り方が判らないので、とりあえず仕掛けを伸ばしながら、周りの釣り方を見てみる。
指示タナは30m。3mほど落としてからコマセを振り出しつつ、指示タナに。
とりあえず、しっかりとコマセを振りだしてみようとぐっと煽ると、魚信。
ゆっくりと巻いてくると、早速イサキである。お〜、待っていたぞい!
一投入目からの釣果に思わずニヤリ。こりゃあかなり期待出来るんじゃないかな?
◎順調に釣果を伸ばして
2投目、3投目とどんどん掛かってくるイサキ。要領をなんとなく掴んだので、追い食いを狙ってみる。
指示タナまで上げて静かに誘い、アタリがあってからゆっくりと2m巻き上げていくと、さらにグン、ググンと竿が引き込まれる。バラさないようにと慎重に手巻きして上げてくると、なんと本日初トリプル達成!
しかも全て25cm以上、30cmに近い良型ばかりである。
ここまで上手く行くと何だか怖い感じもする。
次の投入でも同じタナで誘ってみると、同じようにガツガツッ、ググンと連続で掛かっていく引きが竿に伝わってくる。
こりゃすごいぜと上げてくると、さらにトリプル追加。
手前のバケツの中には既にツ抜けしたイサキがぎっちり詰まっている。こりゃぁ、自分も竿頭狙えるかなぁなどとにやけながらコマセをせっせと詰めて投入を繰り返すテル某だった。
◎場所移動を繰り返して
7時の時報が聞こえてきた頃から、段々とアタリが遠ざかる。船長もあちらへこちらへと移動を繰り返すのだが、投入してもアタリがない。
しかも、アタったかな? と思って上げてみると、メジナ、メジナ。メジナのダブルも達成。
たまにタカベも上がっているみたいである。
自分の外道にはウマズラが一匹にメジナが多数。
そろそろバケツ一杯になっているので、クーラーへ移していると、思いの外船の揺れが激しい事に気付く。というか、船がうねりの上に乗って降りて、乗って、降りてを繰り返している事に、自分の寝不足の三半規管が耐えられなかったらしい。
魚信も遠のいている今、とりあえず、サングラスをして横になって休むことに。
少し休んで起きあがってみると、ふらふらする。どうやら本格的に酔ってしまった様だ。
竿を出すと水面しか見ないので、竿を出さずに遠くを眺める自分。
すると、鳥山が立っている…というか、物凄いワラサの群れ(by船長談)が、列を為してず〜っと連なっている。右(洲崎方面)から左(野島崎沖)へかけて、とぎれなく続く海面のざわつき。イワシの群れを追ってワラサの群れが水面をにぎわせている。
こんな時間にも水面目掛けて走り回っているのが判る。
「網掛けりゃ一網打尽だな」
と船長が言っていたけど、まさに群れを追って漁をするのだから、なるほど頷ける話である。これだけの群れを網掛けたら、どんな漁獲になるのだろうか??
ルアーあればなぁと船長が言っていたけど、ジギングタックルあれば持ってきてやっても良いんですか!?(笑)
◎とりあえず、ダウン
多少の吐き気がしつつも、やってやれない事はない体調。しかしこの大きなうねりに体調は復調せず。右へ左へ揺れる船体に右往左往。とりあえず寝ていればなんとかなるかな?
しかし、この釣れない時間帯は一体どうしたら釣れるのだろうか?
1人だけ釣っている人は、鯛仕掛け(1本針)に替えている人だ。付け餌オキアミでハリスはかなり長い。鯛標準の6mかな?
船長も「長いハリスが有効だ」と言っていたけど、さすがに替えのフロロハリスは持ってこなかった。
しかもこの揺れだから、手元作業をしていたらもっと酔うだろうし、とりあえず一休み一休み。
しばらく寝ていると、どうやらイサキが釣れ始めたらしい。投入ペースが上がっていて、あちこちで大型のイサキが上がっている。
しかしそろそろ沖上がりの時間も近い。
とりあえず、最後になんとか釣ってみようと、コマセを詰めて投入。指示ダナ付近を探りつつ、数投目でようやく魚信。上げてくると、本日最大の32cmのイサキをゲット!
なんとか「終わりよければ」に持ってこられたと思う。
◎というわけで、本日の反省
やっぱりしっかり睡眠取って、しっかり酔い止め飲んで、万全で釣りをしないとせっかくの沖釣りは勿体ないですね。
次回はこんなことが無い様に、万全の体制で臨みたいと思いまする。
※それにしても、イサキは美味しかったであります。
刺身に炙り霜に、湯霜造りに、タタキに、とにかく豪勢な食卓となりました。
白身魚の中でも特別脂が乗っていると言われるイサキ、今が旬の魚はまた格別であります。
<本日の釣果>
イサキ :20匹(24〜32cm)※ウリンボウはリリース
メジナ :6匹 ※これもリリース多数
ほか、ウマヅラ等
豆に更新されている方は凄いですねぇ。自分はどこかで書きましたが、基本的に釣行記メインのブログなので、釣行しないと記事書けないのです。
普段感じている事とか書いても良いのかもしれませんし、普段買っている釣具とかを少しずつでも記事にしていけば、記事数は稼げると思います。話のネタにもなると思いますし。
とまぁ、それはさておき、筆無精で出不精になってしまったこの6月。週末毎に荒れた天気が太平洋南沿岸を襲って、どうも釣り日和とはならない月となってしまったようです。
平日に釣りに行ければなぁ……。
というわけで、書いていたけれども途中であれこれと考えてしまい、ネタ(絵)をあれこれと仕上げていたら随分と時間が経ってしまっておりました。
ほぼ4週間ぶりの更新となりますが、房総の旬の魚・イサキの初釣行の模様をレポートします。
例によって、画像は無いのですが、後で撮った写真でフォローします。
◎初イサキ釣行
「旬の魚」というのはまさに季節を知る意味でも、最も釣り人に愛されるものかもしれない。
月は移ろい、3度月の満ち欠けを経て、次の季節へと巡っていく。
そして今、梅雨入りと共に本格化した南房総のイサキ。
白身魚にしては脂が乗った身は、とにかく美味しい。
そんな情報を耳にして、一息ついたアジ釣り以外の釣り物を考えていた自分のターゲットは決まった。
あちらこちらを眺めてみて、どの釣り宿もコンスタントに釣果を出している。
というわけで、早速(何となくだけど)決めた船宿は南房総市・白浜の「下道丸」さんでした。
朝4時半には集合してとの事で、とにかく急いでみたのですが、相も変わらず土曜仕事で、仮眠を取って、高速を飛ばして到着したのはギリギリ4時半。
さすがに千葉から白浜までは高速が全線開通している今でも1時間半はかかる。
まぁ、高速が開通していない頃の事を考えれば、これでも随分早くなったと思うのだけれど。
◎イサキ釣り
イサキの仕掛けはとりあえず途中で購入した市販のイサキ仕掛けを使用。全長3mの三本針で、ハリスは2号のもの。付け餌はオキアミを用意。しかし、バイオワームも使うらしい。ビシはプラビシの60号。天秤は一応持っていったけれども、レンタル。
ちょっと遅れてしまったので、早速準備を済ませて、クルマに乗り込む。港にはクルマが置けないので、船宿前にみんな駐車して、用具一式持って港へ行くのだ。
最後の乗船である。空いている位置は右舷胴の間。竿の準備をしている間にもう出港である。
わたわたと準備をしていると、もうポイントに到着したらしい。行程で5分くらいか? 横に野島崎の灯台が見えている。野島崎の磯には良くヒラスズキを狙いに入ったけれど、なるほど沖から見るとこんな風に見えるんだとちょっと感動。
と、そんな感慨はさておき、投入の合図と共に皆さん釣り開始である。
自分は釣り方が判らないので、とりあえず仕掛けを伸ばしながら、周りの釣り方を見てみる。
指示タナは30m。3mほど落としてからコマセを振り出しつつ、指示タナに。
とりあえず、しっかりとコマセを振りだしてみようとぐっと煽ると、魚信。
ゆっくりと巻いてくると、早速イサキである。お〜、待っていたぞい!
一投入目からの釣果に思わずニヤリ。こりゃあかなり期待出来るんじゃないかな?
◎順調に釣果を伸ばして
2投目、3投目とどんどん掛かってくるイサキ。要領をなんとなく掴んだので、追い食いを狙ってみる。
指示タナまで上げて静かに誘い、アタリがあってからゆっくりと2m巻き上げていくと、さらにグン、ググンと竿が引き込まれる。バラさないようにと慎重に手巻きして上げてくると、なんと本日初トリプル達成!
しかも全て25cm以上、30cmに近い良型ばかりである。
ここまで上手く行くと何だか怖い感じもする。
次の投入でも同じタナで誘ってみると、同じようにガツガツッ、ググンと連続で掛かっていく引きが竿に伝わってくる。
こりゃすごいぜと上げてくると、さらにトリプル追加。
手前のバケツの中には既にツ抜けしたイサキがぎっちり詰まっている。こりゃぁ、自分も竿頭狙えるかなぁなどとにやけながらコマセをせっせと詰めて投入を繰り返すテル某だった。
◎場所移動を繰り返して
7時の時報が聞こえてきた頃から、段々とアタリが遠ざかる。船長もあちらへこちらへと移動を繰り返すのだが、投入してもアタリがない。
しかも、アタったかな? と思って上げてみると、メジナ、メジナ。メジナのダブルも達成。
たまにタカベも上がっているみたいである。
自分の外道にはウマズラが一匹にメジナが多数。
そろそろバケツ一杯になっているので、クーラーへ移していると、思いの外船の揺れが激しい事に気付く。というか、船がうねりの上に乗って降りて、乗って、降りてを繰り返している事に、自分の寝不足の三半規管が耐えられなかったらしい。
魚信も遠のいている今、とりあえず、サングラスをして横になって休むことに。
少し休んで起きあがってみると、ふらふらする。どうやら本格的に酔ってしまった様だ。
竿を出すと水面しか見ないので、竿を出さずに遠くを眺める自分。
すると、鳥山が立っている…というか、物凄いワラサの群れ(by船長談)が、列を為してず〜っと連なっている。右(洲崎方面)から左(野島崎沖)へかけて、とぎれなく続く海面のざわつき。イワシの群れを追ってワラサの群れが水面をにぎわせている。
こんな時間にも水面目掛けて走り回っているのが判る。
「網掛けりゃ一網打尽だな」
と船長が言っていたけど、まさに群れを追って漁をするのだから、なるほど頷ける話である。これだけの群れを網掛けたら、どんな漁獲になるのだろうか??
ルアーあればなぁと船長が言っていたけど、ジギングタックルあれば持ってきてやっても良いんですか!?(笑)
◎とりあえず、ダウン
多少の吐き気がしつつも、やってやれない事はない体調。しかしこの大きなうねりに体調は復調せず。右へ左へ揺れる船体に右往左往。とりあえず寝ていればなんとかなるかな?
しかし、この釣れない時間帯は一体どうしたら釣れるのだろうか?
1人だけ釣っている人は、鯛仕掛け(1本針)に替えている人だ。付け餌オキアミでハリスはかなり長い。鯛標準の6mかな?
船長も「長いハリスが有効だ」と言っていたけど、さすがに替えのフロロハリスは持ってこなかった。
しかもこの揺れだから、手元作業をしていたらもっと酔うだろうし、とりあえず一休み一休み。
しばらく寝ていると、どうやらイサキが釣れ始めたらしい。投入ペースが上がっていて、あちこちで大型のイサキが上がっている。
しかしそろそろ沖上がりの時間も近い。
とりあえず、最後になんとか釣ってみようと、コマセを詰めて投入。指示ダナ付近を探りつつ、数投目でようやく魚信。上げてくると、本日最大の32cmのイサキをゲット!
なんとか「終わりよければ」に持ってこられたと思う。
◎というわけで、本日の反省
やっぱりしっかり睡眠取って、しっかり酔い止め飲んで、万全で釣りをしないとせっかくの沖釣りは勿体ないですね。
次回はこんなことが無い様に、万全の体制で臨みたいと思いまする。
※それにしても、イサキは美味しかったであります。
刺身に炙り霜に、湯霜造りに、タタキに、とにかく豪勢な食卓となりました。
白身魚の中でも特別脂が乗っていると言われるイサキ、今が旬の魚はまた格別であります。
<本日の釣果>
イサキ :20匹(24〜32cm)※ウリンボウはリリース
メジナ :6匹 ※これもリリース多数
ほか、ウマヅラ等
2008年05月22日
宝生丸で、行け往け乗っ込みマダイ!(5/17釣行記)
“マダイが釣れるって、マジですか??”
ども、テル某です。
16日の昼休み、釣り関係のホームページを眺めていたら、マダイで有名な勝山は『宝生丸』さんの、明日のマダイ乗合船が1名だけ空いているのに気付いて、思わず予約しちゃいました。前日割引が効くので1,000円引きです。
それにしても……本当にマダイ釣れたら嬉しいな~~~という期待を胸に秘めて、初のマダイ乗合船の結果をレポートします。
宝生丸さんのマダイ乗合出船は5:00なので、勝山には4時過ぎには到着したいところ。
しかし、あれやこれやと準備でもたもたしていたら、現地到着が4:20。しかも、この時期の勝山港には初めて来たのですが、とにかく『激混み』です。
マルイカ船も始まっていて、とにかく旬の釣り物が沢山。駐車スペースを探してうろうろとしていたら、時間がギリギリに。とにかく一番端っこにハザード付けて停めておいて、受付に駆け込みました。
クーラーと竿を持って、早速乗り込むと、さすがに皆さん常連さんらしく、竿も(たぶん)良い物を揃えています。
かくいう自分は、ビシアジタックルそのまんまです。昨日問い合わせしたら「そのままでもOKですよ」との事だったので。貸し竿頼んだ方が良かったのだろうか?
◎マダイ釣りの基礎の基礎
ビシカゴとクッションゴムを借りて、エサは1個(オキアミ3kgブロック)購入で1,000円。ビシはプラビシカゴに80号のオモリ、片天秤に2mmくらいのクッションゴムが80cmくらい。
撒きエサは最初に貰える分が洗面器一杯分。購入したオキアミブロックは凍っているので、解凍しつつ、付けエサと兼用。
仕掛けはハリス6mにマダイ針。
今日はどんなマダイが上がるのか、本当に楽しみであります。
そして、到着したのは丁度浮島の反対側のポイント、タナは40mラインだったかな?

朝日に煙る浮島
当日は凪で、ちょっと幻想的な風景でした
合図と共に投入される仕掛け。ハリスが長いので、投入には気を遣う。しかも、こちとら180のビシ竿である。マダイ用の竿が長いのは、遣り取りだけが目的ではないということなのか?
まずコマセカゴを手にして投入。ハリスが絡まない様にてに持って、クラッチを切りつつスプールを押さえて、ゆっくりと沈めていく。
タナの5m下まで落として、タナまでコマセを撒きつつ巻き上げる。
コマセはパラパラと落ちる様に。特に今日のような日には人も多いので、特にコマセを撒く必要は無いそうです。
なぜならば!!!
『マダイはコマセには突っ込まない!』(船長談)
餌の付け方教えて頂いた隣の方、ありがとうございました。
誘いは、ちょっと前に「釣りロマン」でやっていたので、それと同じ感じでやってみる。ゆっくり上げて止め、ゆっくり下げていく。これを2〜3分のサイクルで繰り返す。
こちとら180のビシ竿なので、手持ちでも結構軽い。
他の方々は、皆さん置き竿にしてました。船が上下して、それが誘いになっているのでしょう。そう、誘いはやったほうがいいのだ。
なぜならば!!!
『マダイは動くものに食いついていく!』(船長談)
そういえば、鯛ラバーにしろ、シャクリマダイにしろ、鯛の釣りは基本的に誘いを行っていると思う。置き竿でのブッコミ鯛釣りは違うのだろうけど。
というわけで、開始から2時間、ポイント移動である。
この時まで、釣れたのは外道のウマズラハギ1匹。船中ではたまにサバが邪魔しているみたいですが、鯛は上がっていなかった。
そんな中、同じ左舷の方の鯛竿が弓なりになっている。どうやら掛かったらしい。
ゆっくり、ゆっくりと巻き上げてきて、タモ入れである。ハリスを手繰って、見えてきたのは黒ずんだマダイである。船長のタモ入れで、無事キャッチ。こっちはアタリすら無いが、ようやくの一枚に船中やる気が出てきたのではないかと思う。
自分も、よ〜し、釣るぞ〜〜! と気合いを入れる。
しかしその後、殆どアタリ無しで終了。沖上がり12時頃である。
初のマダイ挑戦は、見事にボウズでした。
同船の方が「これほど上がらない日も珍しい」と言っていたので、もしかするとたまたま当たらない日だったのかも知れません。というか、そういう日が多くないか自分??
戻った勝山港では、朝以上に混んでいて、一番端にある宝生丸の付き場からは、車を出すのも難しかった。
とりあえず、次回のリベンジはもうちょっと先になると思いますが、是非またマダイ狙いに来てみようと思います。
ども、テル某です。
16日の昼休み、釣り関係のホームページを眺めていたら、マダイで有名な勝山は『宝生丸』さんの、明日のマダイ乗合船が1名だけ空いているのに気付いて、思わず予約しちゃいました。前日割引が効くので1,000円引きです。
それにしても……本当にマダイ釣れたら嬉しいな~~~という期待を胸に秘めて、初のマダイ乗合船の結果をレポートします。
宝生丸さんのマダイ乗合出船は5:00なので、勝山には4時過ぎには到着したいところ。
しかし、あれやこれやと準備でもたもたしていたら、現地到着が4:20。しかも、この時期の勝山港には初めて来たのですが、とにかく『激混み』です。
マルイカ船も始まっていて、とにかく旬の釣り物が沢山。駐車スペースを探してうろうろとしていたら、時間がギリギリに。とにかく一番端っこにハザード付けて停めておいて、受付に駆け込みました。
クーラーと竿を持って、早速乗り込むと、さすがに皆さん常連さんらしく、竿も(たぶん)良い物を揃えています。
かくいう自分は、ビシアジタックルそのまんまです。昨日問い合わせしたら「そのままでもOKですよ」との事だったので。貸し竿頼んだ方が良かったのだろうか?
◎マダイ釣りの基礎の基礎
ビシカゴとクッションゴムを借りて、エサは1個(オキアミ3kgブロック)購入で1,000円。ビシはプラビシカゴに80号のオモリ、片天秤に2mmくらいのクッションゴムが80cmくらい。
撒きエサは最初に貰える分が洗面器一杯分。購入したオキアミブロックは凍っているので、解凍しつつ、付けエサと兼用。
仕掛けはハリス6mにマダイ針。
今日はどんなマダイが上がるのか、本当に楽しみであります。
そして、到着したのは丁度浮島の反対側のポイント、タナは40mラインだったかな?

朝日に煙る浮島
当日は凪で、ちょっと幻想的な風景でした
合図と共に投入される仕掛け。ハリスが長いので、投入には気を遣う。しかも、こちとら180のビシ竿である。マダイ用の竿が長いのは、遣り取りだけが目的ではないということなのか?
まずコマセカゴを手にして投入。ハリスが絡まない様にてに持って、クラッチを切りつつスプールを押さえて、ゆっくりと沈めていく。
タナの5m下まで落として、タナまでコマセを撒きつつ巻き上げる。
コマセはパラパラと落ちる様に。特に今日のような日には人も多いので、特にコマセを撒く必要は無いそうです。
なぜならば!!!
『マダイはコマセには突っ込まない!』(船長談)
餌の付け方教えて頂いた隣の方、ありがとうございました。
誘いは、ちょっと前に「釣りロマン」でやっていたので、それと同じ感じでやってみる。ゆっくり上げて止め、ゆっくり下げていく。これを2〜3分のサイクルで繰り返す。
こちとら180のビシ竿なので、手持ちでも結構軽い。
他の方々は、皆さん置き竿にしてました。船が上下して、それが誘いになっているのでしょう。そう、誘いはやったほうがいいのだ。
なぜならば!!!
『マダイは動くものに食いついていく!』(船長談)
そういえば、鯛ラバーにしろ、シャクリマダイにしろ、鯛の釣りは基本的に誘いを行っていると思う。置き竿でのブッコミ鯛釣りは違うのだろうけど。
というわけで、開始から2時間、ポイント移動である。
この時まで、釣れたのは外道のウマズラハギ1匹。船中ではたまにサバが邪魔しているみたいですが、鯛は上がっていなかった。
そんな中、同じ左舷の方の鯛竿が弓なりになっている。どうやら掛かったらしい。
ゆっくり、ゆっくりと巻き上げてきて、タモ入れである。ハリスを手繰って、見えてきたのは黒ずんだマダイである。船長のタモ入れで、無事キャッチ。こっちはアタリすら無いが、ようやくの一枚に船中やる気が出てきたのではないかと思う。
自分も、よ〜し、釣るぞ〜〜! と気合いを入れる。
しかしその後、殆どアタリ無しで終了。沖上がり12時頃である。
初のマダイ挑戦は、見事にボウズでした。
同船の方が「これほど上がらない日も珍しい」と言っていたので、もしかするとたまたま当たらない日だったのかも知れません。というか、そういう日が多くないか自分??
戻った勝山港では、朝以上に混んでいて、一番端にある宝生丸の付き場からは、車を出すのも難しかった。
とりあえず、次回のリベンジはもうちょっと先になると思いますが、是非またマダイ狙いに来てみようと思います。