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2008年02月27日

ザ・ラスト・カワハギ

“今シーズン、釣り納めの沖カワハギ”


いよいよカワハギもシーズン終盤になってまいりました。船宿も2月一杯という所が多いのではないでしょうか。
3月からはそろそろ他の釣り物も増えてくるし、湾奥シーバスもシーズンに入るし、3月最後の週にはボート釣りが開始されるし。
とりあえず、年間釣行予定でも立てておこうかな。

とまぁそんな中、行って参りました2月17日(日)。
船宿は目下4連続になる萬栄丸午後カワハギ船です。
短期集中、短期集中☆

さてさて、3週間前とは違って釣果が渋くなってきたそうですが、テル某のテクニックはどの程度通用するのでせうか??

◎やっべぇ、寝過ごした
前日の土曜日に、本当は釣りに行く予定でしたが、ダメでした。金曜日夜に終電間際まで残業して、帰って午前様。寝たのが3時過ぎ。このままとりあえず車走らせて、のんびり寝て釣りしようかなとも思ったのですが、そのまま布団の中でぐぅ。
というわけで、日曜日に改めて釣りに行こうと土曜日は一日雑用。で、夜更かししてしまい、起きたら午前9時。どうなってんのよコラ。
というわけで、一路南房に向かって高速道路を飛ばしながら、萬栄丸さんへ連絡。とりあえず乗れるとの声を聞いてひと安心。
勝山に着いたら既に船が桟橋に着いている。今日は戻ってくる新造の大型船を待たないでの出航らしい。
しかも結構人が多い(笑)
いつもは片舷4〜5人なのに、今日は8人8人の16人。すごいね、びっくりだね。
というわけで、残りの左舷ミヨシに位置取って、出航であります。

◎拾い釣り
いつものポイントに到着。しかし乗りが渋いし、反応が薄い。
船長は反応を見ながらポイント移動を繰り返す。
とにかく反応が無い。でも待ちすぎるとエサ取りにやられている。
とりあえず、移動毎に少しずつ釣果を重ねて、最初の1時間で9枚。まぁまぁのペースである。反応は渋いけれども、このままのペースだったらなんとか20枚以上行けるかな?

◎叩いて、叩いて……
他の人の釣り方を見ていると、底に落としたまま、反応を見ているだけの様だ。
中オモリを外している人もいる。
が、とにかく自分は叩いて、叩いて、叩いて。
たまに止めるけれども、波が高くなってきており、アタリが取り辛い。感度重視ではやっていけない状態。ドツボか?


◎風が強くなって
波が段々高くなってきている。左舷ミヨシ、ダメだこりゃ。とにかくうねってアタリを取るどころじゃあない。
風も出てきて、とにかく仕掛けを一定に落とす事も、じっくり反応を待つ事もできないでとにかく翻弄される自分。こりゃ、とにかく場所取り出来なかった自分が悪いわけで。
あとは、多少風が弱まっていると思っていた予測も外れたわけで。
とにかく、少しでもアタリが取れるようにしないと、と思いつつも仕掛けを安定させる事ができない状態である。必死に船縁から竿を出しても、上下動の激しいミヨシでは、それすらも出来ない。ほとんど仕掛けをたるませ状態で放置していると、やはりエサが取られてしまう。
感度を鋭敏にするために、なんとか仕掛けをぴんと張った状態にしようとしても、やはりこの揺れではなかなか厳しいものがある。しかも酔いそうだし(苦笑)
ドツボだった。

◎本日のリザルト(釣果)
なんと、始めの1時間にぱぱっと釣った9枚だけでした。つまり、ツ抜けできず。
カワハギ船乗る様になって、はじめてツ抜け出来なかった。かなり悔しい。
しかも、ラスト2時間はアタリが取れず、アタリを取っても食いが浅く、全てバラシてしまう。
最後に至っては、叩いて叩いて、エサ取り無しだったりする。
聞くと、本日の竿頭は30枚近く釣っているという(ホームページでは28枚)。
トリプルスコアでダメかぁ。他の方も、普通に15枚以上釣っているみたいなので、多分ブービーくらいではないだろうか。


というわけで、本日の釣果でした。次回は秋から、もしくはボート釣りにて。


◎つまり、釣り方が悪かった
最初の内、反応が出ている間は叩いてとにかくアピールする事がプラスになっていたと思う。多分船中でも良いペースで釣れていたと思う。
しかし中盤から後半は、その釣り方では口を使わせる事が出来なかったし、もっと細かいアタリが取れる様な釣り方でないと、ダメだった。たとえミヨシでうねりにモロに影響されていたとしても、それなりの釣り方があったはずだ。
その日、その時の状況によって、臨機応変に釣り方を変える事が出来なければ、いけない。
その事を思い知った気がする。

今日の釣行は、自分を戒める良い薬になったと思います。
まだまだ初心者、様々な創意工夫をして釣果を伸ばしていける余地がもっとある。そこに感謝しなければなりませんね。

今回で07冬〜08早春シーズン沖釣りカワハギは終了です。
次のカワハギ沖釣りは11月頃からかな?

≪釣り方≫
今回、ミヨシから皆さんの釣り方を眺めていたら、こんな風に釣っていました。


ラインをピンと張った状態でアタリを待つ。
たまに弛めて、聞き合わせ。
呑ませて釣るのなら、針はスピードか。ハゲ針も使うのか。
判らないことだらけであります。

活性が低い時の釣りパターンの一つになれば良し。
あとは実釣だけど、しばらくはお預けです。  続きを読む


Posted by テル某 at 21:13Comments(0)沖釣り

2008年02月21日

ヒラメの歯って結構鋭いよねって80オーバーに噛みつかれりゃ…

…当然こんな歯形が付いてしまったこのリップレススリムは永久欠番になりそうな予感


“ヒラメって本当に噛む(バイト)んですね”


◎2/11釣行記番外編のつづき
クーラーに入る筈も無い、83cmのヒラメをなんとかスーパー・おどやで分けて頂いた発泡スチロールに入れ、一路千葉へ戻る道中、なんと富浦ICから既に館山自動車道が渋滞中。
ちなみに下道も当然渋滞中。
他に抜け道は無いので、そのままのろのろ運転で富山〜勝山〜鋸南保田〜金谷〜と進み、竹岡あたりからようやく流れ始める。
家に帰り着いたのは8時すぎ。
早速ヒラメを見せに行くと、

「ヒェェェェェェ〜〜〜〜ッ!!」

と、楳図かずおの恐怖マンガばりのアクションをしてくれる親。貴重なリアクションありがとう。それが見たかった。
こんな化け物ヒラメを差し出されたら誰でも驚くわいな。自分が一番信じられなかったし。
ヒラメを捌くのは後回しにして、クーラーの中のアジの中から幾つかチョイスして早速晩飯のおかずに。

刺身、ウマー!!


◎ヒラメ、捌く、しかし
この馬鹿でかいヒラメを前にして、さすがに途方に暮れる自分。
いつもキスだとか、カワハギだとか、大きくても60cmのシーバスだとかなのに、80cmを超えるヒラメって何ですか!?
しかもこいつ、測ってみたら体高が10cm近くある。
鱗を落とし、頭を落とし、なんとか5枚に開いたはいいけれども、

・中落ち大量に発生、捌くの下手ですんません。
・エンガワ、肉厚のものが大量すぎて、もはやエンガワっぽくないし(笑)
・ブリの切り身と見紛うばかりの肉厚のヒラメ身。もはやヒラメじゃねぇ。
・2時間かかった。疲れた。

小出刃で捌いたけれども、身を捌くのは、刃渡りが長めの柳刃が欲しいとつくづく思いました。
今度、良い出物を探してみよう。

(※翌日、テル某家の親戚とご近所に、アジ・サバ含めて大量にお裾分けしました)


◎ヒラメは噛んで魚を捕食する

見ての通り、こういう風にフッキング、というかガッチリとくわえ込んでいました。なるほど吸い込むシーバスとは全く違います。ガブリ!ってね。



頭部のアップ。125mmのリップレススリムをガッチリ

多分、真下から跳ね上がって、小魚(ルアー)の腹めがけて噛みついたのでしょう。
3フックの内、テールだけが外に出ており、2つのトリプルフックを咥内に残していたので、ガッチリと掛かっており、ルアーを外す時にも苦労しました。お陰で獲れた一枚だとも言えますね。

ちなみに噛まれたリップレススリム、両サイドのアップ。


右側の歯の跡



左側は下顎側、でもボロボロ

塗装の下の樹脂ボディまでしっかりと行っています。
こんなのに噛まれたら…と思うとガクブルであります。


◎ポイント解説(参考程度にどうぞ)
南房に多い岩礁帯のスリットです。かなり浅いですが、この近辺は「こんな浅場に?」という所に結構ヒラスズキが入ってくるので、良く狙いにあちこち入っています。ただし、潮位の高いとき限定。自分は上げ7分〜満潮〜下げ8くらいまでに入釣する事が多い。よって、まだ上げ5分の今回は異例となる。
平砂浦脇ホテル下辺りの磯の場合、砂地が多いですが、ここは砂が少ない場所。底はほぼゴロタ&磯。近辺には夏には磯遊びをする親子連れも多い。


少し離れているので正確ではありません。確かこんな感じでした。

①投目、外れて手前でサミング止め。
②投目、左へ。ど真ん中をゆっくり目で引いてくる。
③投目、これも左だったが、風でラインが煽られたので、トレースコースは赤点線ルート。
タイスリ・リップレススリムの右下方から噛みついているので、矢印の様に追ってきたのかもしれない。もしくは②投目で寄ってきて、③投目でバイトとなった可能性もある。
ヒットした場所は、波打ち際より大体25〜30m程度。攻めるのに丁度良い、でも少し外れると根に直撃しそうなポイント。
ここは周囲よりも深いスリットになっていると思われる。春からの昼の干潮時に一度行って確認してみよう。

今ふと思ったのですが、通りすがりのおっちゃん2人目が、
「底に張り付いていたら動かなかっただろうね」
と言っっていたのを思い出しました。
シャロー、というか水面直下まで一気に跳ね上がったヒラメを、そのまま根から引き離せたのは幸運でした。もし底を取るワームだったら、すぐに底に潜られて、かなり難儀したかもしれません。


◎サーフでヒラメ2枚目でしたが…
初ヒラメは1年半近く前の06年秋。確か10月頃でした。
それまでソゲサイズは何度も釣っていたけれども、ギリギリ40cmのヒラメサイズを上げて有頂天になっていた事を覚えている。

それ以来、北は鹿島灘、波崎、犬吠埼灯台〜マリーナ、飯岡港、九十九里ヘッドラント、片貝外テトラ、南白亀川、一宮川河口。
太東漁港、太東灯台下、大原海岸、岩船〜トンネル先サーフ、岩和田漁港、御宿サーフ、部原海岸、勝浦港、勝浦サーフ。
鵜原、守谷、興津、小湊、二夕間浦。東条海岸、前原海岸&マリーナ、青年の家下、江見海岸。
花園サーフ、和田浦サーフ、和田港、三原海岸、三島サーフ、瀬戸浜、千倉サーフ、千倉港から乙浜までの地磯、漁港。
野島崎近辺の激浅磯サーフ、根元海岸、フラワーパーク下、布良&相浜、そして平砂浦〜ビーチホテル下。
伊戸港周り、西川名、洲崎周りの磯、波佐間、見物、浜田、香、大賀。
自衛隊裏、自衛隊堤防、北条海岸、那古&船形港まわり、堂ノ下、大房岬(ケイセン)、富浦新港、多々良&浜岡、富浦旧港。
南無谷、岩井、岩井袋、勝山港&勝山海岸、竜島堤防、大六海岸、保田港、保田&元名海岸、明鐘岬、金谷砂積、上総湊〜新舞子。

・・・以上、「ヒラメ」を狙って入った海岸すべてです。
本当に、毎週どこかしらの海に立ち込んで、ルアーを投げ倒し、時にルアーを海に還しつつ、時に投げ竿でジャリメを放り込みつつも、とにかくルアーロッドを手放さずに投げ続けてきました。
しかしさすがに昨年末辺りから、「ヒラメなんて俺には釣れないんだ」と鬱っておりました。
07年春に始めたエギング、アオリイカ(ゲソ)ばかり狙っていたのは、やはり釣れるからです。
沖釣りを始めたのも、房総を毎週300km以上ひた走り、暴走しつつもやはり『釣果』が欲しかったからです。

そんな自分も、なんとか2枚目のヒラメをゲットすることができました。
それも、2枚目にして83cmという座布団クラス。前回の40cmからダブルスコアで記録更新というミ・ミ・ミラクルみくるんるん。
本当に、

 『これだから釣りはやめられない!!(笑)』


この駄文をここまで読んで頂いた方、ほんとうにありがとうございました。m(_)m  続きを読む


Posted by テル某 at 21:05Comments(0)サーフルアー

2008年02月20日

メークミラクルってミルメークに語感が似ているので…

…何となくコーヒー牛乳が飲みたくなるけどミルメーク自体知らない人が多いと知って愕然としたオヤジ世代

“2/11アジ釣行後の番外編!”

前回のアジ釣行(2/11)終了が14時前の金谷。そのまま家に帰るのもなぁ、という事で、3連休最後の日に向かうは南房。時合いもまだだろうから、とりあえずエギでアオリでも狙いますか。
と、到着したのは南房はおなじみ乙浜港。
いつもの手前の突堤から、とりあえずエギを投げてみるが、風が強すぎる。

そういえば年明けてから、ルアーで何にも釣っていない様な気がする。
エギもルアーの内と考えればよけいに何も釣っていない。
南房シーバスもシーズン真っ直中っていうのに、ワームでも、ミノープラグでも、何も釣れないというのは悲しすぎる。

というわけで、風の強さに閉口し、場所を風裏に移して、ヒラスズキを狙いに、野島崎の西側へと車を走らせたのでありました。

現在、午後4時過ぎ。まだまだ潮位が低いので、差し込んでくるには時間がかかりそうだ。
しかし、走る車から海を眺めてみれば、カモメが騒いでいる場所がある。ベイトのイワシが溜まっているのだろうと思い、車を停めて、サーフへ。元々、沖の岩礁帯で波はゆったりとしたものになっているが、追い風だし、とりあえず竿を出してみることに。
せめてウェーダーを持っていれば、スリットの奥の方へ行って、入ってくるヒラやマルを待ちかまえていられるんだけれども、今日は長靴を履いて、岸近くを狙ってみよう。

と、その前に実家に電話。
「今日? アジ結構釣れたから、うん、うん。6時過ぎには戻れると思う」
さて、行くか!


●タックルは、ダイワ・ラブラックス86ML。
以前使っていたラテオ90MLの代わりと言っては何だが、サーフではショート(?)ロッド扱いのこのロッドをチョイス。実のところ、同じくラブラックスの98ML-PEも使っているのだが、砂浜サーフでのド遠投をするわけでもないので、手返し良くこいつを使っていこう。
それに、高弾性カーボンの使い方が、イマイチ判らないので、ひたすら投げ倒すしか方法は無い。

高弾性カーボンで思い出したけれども、前のラテオ90MLと、今のラブラックス86MLって、振出投げ竿と、並継ぎ投げ竿の様な違いがある気がする。
高反発力を持っている並継ぎは、振出竿みたいに曲げれば飛ぶというわけではなく、フォーム、リリースポイント、垂らしの長さがビシッと決まれば、弾丸のようにオモリを飛ばしていく。しかし、それが狂った場合には、すんごいファールになったりする。
要するに、コントロールレンジが狭いピーキーな感じになっていると例えると判りやすいか。

●その場所、根掛かり多発地帯につき
というわけで、取り出したるは「タイドミノー・リップレススリム」。
少し前に出たばかりのDUOのニューモデルである。水面直下30cmを確実にトレースできる、本来は干潟などに使用するものらしいが、自分はこいつを見た時に「ここで使うしかない!!」と思いました。
この辺りの場所は、「こんな浅い場所に!?」という場所までヒラが回ってくる。が、しかしやはりヒラの回る場所だけあって、磯である。しかも浅い。
自分は何度もここでタイドミノースリム120との別れを経験しなければならなかった……嗚呼。

そこでこいつの出番である!
とにかく、こいつでなければこの場所は攻める事ができんのである!
それにしても根掛かりを気にせずに、ガンガンルアーを投げることが出来るなんて、こんなに嬉しい事はない。僕にはまだ帰ってくるルアーがあるのだから。ここで散っていった120達、もう少し待っていてくれよ……。

●やっぱりまだまだ浅いなぁ
現在16時30分頃。とにかく投げて、投げて、投げて、投げる。リップレススリムはima裂波よりも飛んでいるっぽい。重いからかな? あとアクションはゆっくり巻けばゆらり、クタリとローリング。早いとウォブリングに近くなるけれども、水面直下ならばゆったりと引いてくるのが良いかも。
ようやくこのタックルバランスに慣れてきて、時折物凄い距離を飛んでいくリップレススリム。まだリリースタイミングと、ウェイトの乗せ方が掴めないけれども、モノにすればかなり良い感じに攻めて行ける。
が、リップレススリムと謂えども、やはりここは磯場。結構根掛かりする。すべて回収できているが、初ロールアウトのこいつをリリースするわけにはいかぬ。

とまぁ、何だかキャスティング練習になりつつあったが、車を停めた位置から300mほどラン・ガンしてきた所に、沖へ続くスリットが幾つか見える。こういう所は濁りが出た時にクロダイの良いポイントになる。
そして、沖からヒラが入ってくるにも良いポイントである。サラシが出ていれば尚良だが、そろそろ夕マズメ。何が来てもおかしくない。まだ上げ5分だけれどもね。

●そして、奇跡は深く静かな水底から現れる
良い感じのスリットを攻めているが、反応無し。たまに反応があっても、大抵海藻である。波の具合によっては本当に魚っぽい動きするからなぁ。絶妙のフェイクかましてくれるぜおい。
そんな中、大きな岩がごつっと飛び出した場所へのキワをめがけて投げる。1投目、外れというか気負いすぎてファール。明らかに跨いで飛んでいたので途中でサミングストップ。2投目はちょいと外れ。ゆっくりと巻いてくるが反応無し。3投目、ちょっと遠くへ飛んだが、風でラインが煽られて、丁度岩の横をトレース出来そうだとぐりぐりと巻いてくると、

ググッ

竿先が曲がった瞬間に「キタ!!」と直感。
ここは右も左も根ばかり。左右に走られたらラインブレイクの可能性が高い。

「何ヶ月か判らないが、とにかく久々のシーバス、絶対にキャッチすぺぇ!!」

このために買ったラブラックスである。とにかくいつもエラ洗いでフックアウトする事が多い。それもそのはず。この場所は浅いのでとにかくシーバスは元気に上へ上へ、水面上まで走るのだ。
エラ洗いさせないコツは、ロッドを寝かせて、相手が走った方向へ竿を向けて、一気に寄せる事!
キツキツに締めたアルテグラ2500のドラグがチリチリと出る。
大きな弓と化したラブラックス86MLが相手の走りを止める。
そして、波に併せてとにかく巻く、巻く、巻く!
まだか、まだか、まだ波打ち際まで寄せてこないのか!?
焦りもあるが、とにかく久々に大物の予感。この重量感と重い引き、伊達ではない!!

そして波打ち際に現れたのは

茶色の物体が、バタンコバタンコ暴れている。

エィィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!

ジョジョ風に言えば

EYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

という感じであろうか。
一瞬気が遠くなりかけたが、よく見ると、薄茶色の尾がバタンコバタンコ言っている。
え、ということは、

シーバス?

NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!

アカエイ?

NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!NO!

このエイみたいな馬鹿でかい体高した、
ま、まさか、ヒラメ……ですか!?

YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!YES!

そうと判った途端、

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ

とばかりに波打ち際までダッシュ!!!!!
十分に波に乗せて一気にズリ上げて、リーダーを持ち、頭を浮かせてエラに手を突っ込んで、陸に向かって引っ張り上げる。
無事、ランディング成功である。
その時の気持ちは

「いっやぁ、オラ、すんっげぇモン釣っちまっただなや!!!」
「やったな、三平君!!」
「あんりがとぉ、魚紳さンッ!!!」


エイと見紛うばかりの体高をした、超・立派な寒鮃である。

「すんげぇなぁ、こいつ。60cmはあるな!」

とりあえず、両手でエラを持って、ガニ股になりながらえっちらおっちらと海岸を歩く。
お、重い……
一体、何キロあるんだこいつ。アオリ2kg釣った時も重かったけど、その比じゃないな。

●そして、伝説へ
車に戻って、早速メジャーを宛ててみると

「……80cmオーバー????」


「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
(優作ばりに)



83cmでございました


「5キロ…いや、7キロくらいはあるな」
通りがかったおっちゃんが言っていた。そっか、そんなに大きいんだこいつ。


丁度、小出刃持っていたので締めようとしたんだけれども、どう頑張ってみても、背骨が落とせない。
神経を断てば良いんだろうとアタリを付けてみるが、ダメである。
仕方ないので、ゴミ回収袋(大)に入れ、それでも尻尾が飛び出して、たまにバタンコバタンコ暴れるヒラメを乗せて、一路おどやへ。
「すんません、発泡スチロール下さい。一番でっかい奴を」
一番でっかいのもらいましたが、それでも80cm超のヒラメを入れるには少々小さかった様で。
氷も一緒に買って、ヒラメを冷やしつつ、千葉へと向かう。
頭隠して尻尾隠さず??

≪続く?≫  続きを読む


Posted by テル某 at 20:20Comments(2)サーフルアー

2008年02月13日

勘次郎丸さんで初ビシアジ!

“沖釣り第2弾はアジでありますよ”


近頃、週間「つりニュース」を購入している。
丁度駅の改札口を出たところにあるキオスクに並んでいるので、買ってしまうのだ。
というのも、WEB上には出ていない、もしくは提携船宿になっていない船宿の情報というのは、多くの場合入ってこないということが判ってきたからだ。
例えばとあるスポーツ新聞の提携となっている船宿の情報は、他の紙面に載る事はほとんど無い。
いつも行く内房R127号沿いにある多くの船宿の情報は、全ての紙面に乗せられるほど少なくはない、というか掲載されるほうが少ないのかもしれないですね。
とまぁそんなわけで、少しでも情報を多く仕入れてから釣行しようと、アジの情報を集めていたのですが、金谷のアジと言えば勘次郎丸さんが有名らしい。そういえば光進丸さんでカワハギ釣っていた時も見かけたなぁ(同一桟橋にありました(笑))。

というわけで、金曜日に予約を入れ、2月11日(月祝)に初のビシアジ挑戦となりました。
以下、その模様をお伝えします。

◎前日のフィッシングショーはスルー
世間では3連休という事なのだろうが、私は相も変わらず土曜日は出勤である。しかも倉庫作業だったので、昨日の日曜日はフィッシングショーがあったにもかかわらず、一日家にいました。ああ、フィッシングショー行きたかったなぁ、行く気まんまんだったし、会社の同僚にも「行く!」と言っていたのに…。まぁ用事があったから仕方ないけど。

そんなこんなで夜は早めに休んで、2月11日、午前3時起床。
支度を完了して、午前4時過ぎに出発。途中のんびり走って、金谷着6時。金谷港の端まで行くとなるほど『勘次郎丸』の看板が。そこを左に入ろうとすると船頭さん(後でわかった)が「そちら空いてるから入れると良いよ」と案内してくれました。港の構内に入れ、早速受け付け。台帳を見てみると、前に書き込んだ方はなんと千葉市の同じご町内さんでしかもご近所の方。すごいシンクロニシティだ。
仕掛けは勘次郎丸さんオリジナルのものを2つ購入。
ビシは船宿からのレンタル。自分は竿もレンタル。
受付を終えて、早速船へ。クーラーひとつ片手に、ほとんど手ぶら。
船長から「場所決めはまだ?」と聞かれて案内されたのが右舷大トモひとつ手前。初カワハギの時と同じ釣り座。もしかして、初心者御用達の場所なのかな?(笑)

◎出港まで結構時間あったなぁ
とりあえず、用意するものも何もないので、ぼーっと座っていたらかなり寒くなってきた。そりゃそうだ、出船が7時だから、時間はまだ30分以上ある。でもとりあえず座ったままぼーっとしている自分。風の当たらない所で暖かくしていた方が良かったかも?
釣り座に人が着き出したのと同時に、ビシが配られているので受けとって、タモを用意して、出船準備はほぼ完了。空か明るくなってきて、金谷港は出船ラッシュ時間を迎える。そして勘次郎丸もいざ、出航!

沖に出ると今日は風も穏やか目、特に波がほとんど無い。0.5m程度。なので、特に大きな飛沫を浴びることなく、金谷沖に到着。まずはここで行くみたいである。

◎第一投目
イワシミンチをビシカゴに詰めて、さて戦闘開始!
とりあえず仕掛けが長い(2m以上)ので、まずは仕掛けを船縁から落として、ビシをどぼんと投入。リールのクラッチを切って、底までGO! とりあえず見よう見まねで釣り開始。
船長からは底から3mでと聞いているので、底を取って、2mほど巻いてから、ゆっくりと大きく、コマセを振り出していく。そしてタナの3mに。
……しかし、何も反応無し。
どうなっているんかなぁと思いつつも、周囲ではぼちぼち魚が上がってきている。お隣の電動の方はさっそく「サバ」を上げている。型は35cmくらい?
肝心のアジもそこそこに上がり始めるが、サバの猛攻にあっているという状態みたいだ。

こちらと言えば、相変わらず反応無し。
どうなっているんだかなぁ。取りあえず、大きめにシャクリを入れて、タナを少しずつ変えてみる。少したってから、コンコンと小さな魚信。大きめに合わせて、ゆっくりと巻いて来るが、何もついていない。
とりあえず、何度かコマセを詰めては投入、詰めては投入を繰り返す。
と、竿先を下げるアタリが。慎重にゆっくりと巻いてくると、左右に走る白い弾丸、「サバ」でした。
隣の大ミヨシの方がタモ入れしてくださいました。初釣果はサバでしたが、とりあえず一安心。

船中を眺めてみると、サバがあちこち走りまくって、結構な頻度でオマツリ騒ぎが発生している。
なるほど、走る魚が居ると、船釣りも結構たいへんだなぁ。

◎瞬間、サバ、締めて
とりあえず、サバはさっさと締める。エラ取って、血がドバっと出てきて、サバ折りして、バケツに入れると血でまっ赤っか。とにかく小さいサバは即リリースで、30以上あるサバは即締め。
美味しいサバが食べたいですからね。
とまぁ、サバは良いとして、アジですが、開始から1時間半。未だに釣れていなかったりする。
何度か場所を変えているけれども、どうやら反応が渋いらしい。
それに活性が低く、なかなか口を使ってくれない様である。

そんなジリジリと焦がれる様な時間が続いた後、周りでにわかにアジが掛かり出す。
自分も、とにかくコマセを詰めて投入し、タナを聞いてコマセを振り出してからタナに止める。
と、こちらにも魚信が。80号のビシと魚を一生懸命巻いて巻いて、上がってきたのはどうやらアジである。見かねた大トモの方がタモ入れしてくれました。ありがとうございます!
というわけで、初アジは20cmちょいくらいのサイズで上がってきましたですよ。
ああ、本当に釣れて良かった良かった。
多分、船中で1匹も釣っていないの、自分だけだっただろうなぁ。

◎太陽が高く上がり始めて
釣れる場所はそこそこ釣れるけれども、釣れない場所では全く釣れない。これがアジなのかなあ?
というわけで、明鐘岬沖付近をアジ釣り船が群れを追ってあちらへこちらへと移動を繰り返す。
各ポイントで、3〜4流し程度。早いときには2流しで移動の時も。
たまにぽつぽつ上がってくるので、自分も少しずつ釣果を伸ばす。

でも、この時間帯、結構ぼけーーーっとしてたなぁ。
お尻が冷たいので、今度はお尻が冷たくならない装備をしていこう、なんて思いつつ、局面は後半へ。

◎オマツリオマツリオマツリ
船の動きによって、潮によって、投入するタイミングによって、掛けた魚によって、様々な状況でオマツリは発生する。
当然、こちらも回避しようとするけれども、不可避のタイミングというのは出てしまう。
で、仕掛けがどんどん無くなっていく。
あとは仕掛けがヨレていて、クルクルと巻き付いてしまい、修復不可能になってしまうものもある。

「すいません船長、仕掛け下さい」

本日の仕掛けは3セット(2つ入り)購入で、全部使い切りました。
次回も3セット買っておこう、念のため。


◎ようやく来たぜアジラッシュ!
12時前になって、ようやくポイントが定まったのか、ラッシュが始まる。
このポイントの近くは、午前中に何度か通ったのだけれども通過。もしかして、あのときに船長は目星を付けていたのかなぁ。
取りあえず、ひたすらコマセを詰めて投入、底から1.5〜2.5くらいでコマセを振り出し、3mくらいで誘いをかけると、すぐに反応がある。
ひたすら巻いて巻いて巻いて巻いて…というのも、この場所ではタナが50mラインまで下がっていて、掛けてから50m巻かないと、取り込めないのでありますよ。
この時点で、結構腕がぱんぱんになっていて、疲れていましたが、とにかく数伸ばすために頑張って巻きました。

でも、隣で電動リールが「うぃーーーーーん、ピピッ!」で取り込み、投入して「ピピッ」でコマセ振り出し。掛かってまだ電動で巻き上げ。
なるほど、こうじゃないと束釣りってできないかも。

◎また逃した〜〜〜!!
何度もやったけれども、取り込みの時に針が外れる。これで7匹は海にお帰りいただいたと思う。
ここらへんは、ベテランの人たちはさっと取り込むんだよなぁ。精進あるのみでござるよ。
ご存じの通り、アジの口は弱いので、あまり強引にゴリ巻きすると、口切れして逃す。またビシを取り込んで、仕掛けを手で掴んで、水面に出てきたアジを暴れさせない様にさっと船中に入れる。このプロセスが釣果にかなりの数の差を分けたと思います。

◎というわけで
サバ 7匹  (30〜37cm)
アジ 24匹 (21〜32cm)
ホウボウ 1匹
という結果になりました。
金魚(ネンブツダイ)は釣らなかったので、概ねタナは合っていたと思われます。

釣りを終えて、色々話を聞くと、先日よりビシが80号になったとの事。
その前まではビシ50号で、これからはより深いタナを狙うので80号、リールも電動が良いらしい。というか、電動じゃないとさすがにしんどいと思う。

とまぁ、初心者まるだし(事実初めてだし)の自分の、いろんな質問に丁寧に答えてくださる船長。ほんとうに良い方です。
人気の船宿というのも頷けます。船長の人柄がまず一番だと思いました。
次回も来たいと思いましたし、また行きます!

とにかく、電動リールはさておき、アジは沢山釣れるので面白い。どちらかというと「漁」に近いかもしれないけれども、家に戻って食べる事を考えると、とにかく嬉しいですね。
クーラー満タンとは言わないけれども、とにかく楽しい釣りになりました。

家に帰ってまず刺身にして食べましたが、やはり新鮮なアジは本当に美味しいですね。
家族に喜ばれる度ナンバー・ワン(当社調べ)のアジ沖釣り、いかがですか??  続きを読む


Posted by テル某 at 21:16Comments(0)沖釣り

2008年02月08日

嗚呼、やっぱり、エスブレイド

先日、このブログでも紹介したエスブレイド(カワハギ釣り用)、どうやらクラッチの戻りが甘いのは、不具合だったみたいですね。

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平成20年2月4日
緊急のお知らせとお詫び
小型両軸リール・エスブレイド150R/150L点検・修理お預かりのお願い
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http://fishing.daiwa21.com/colum2/item.asp?ItemID=1937

とりあえず、買った店に行って、出してくるかなぁ。
再来週あたり、干物の材料を釣りに、またカワハギ行こうかと思っていたけど。
2週間くらいで帰ってくると良いけど、そろそろシーズン終了だし。

…てっきりグリス切れだと思って、グリス&オイルをメメタァ〜! に吹き付けちゃっているけど、ダイワのメンテの人、呆れないかなぁ等と思ってしまうテル某でした。  


Posted by テル某 at 22:02Comments(0)雑記

2008年02月04日

今日はおやすみ

今日は雪が降る関東…。

昨日は車が使えなかったので、のんびりと過ごしていたんですが、それにしても今日の雪はちょっと凄いかも。
自分は千葉に住んでいるので、あまり降らない、降っても積もらないんですが、久々に雪かきなぞを行わなければならないかも。
明日は早めに出ないと、電車遅れていたりするんだろうなぁ。

というわけで、久々にのんびりとした週末、というか釣りに行かない週末になりました。
一応、タックルの整備と、仕掛け類とウェアの整理はしておいた。

さて、来週はいよいよアジ行きたいなぁ。
というのも、先日「つりニュース」で金谷のアジが良いらしいと書いてあったのを見て、ちょっと行ってみようと思ったのでありますよ。

特に実家と家族からは「カワハギもういいよ」のコールが生まれつつあるし。
まぁ、毎週30〜40枚カワハギ釣ってきたら、そりゃ干物にするしかないでしょ。
アジだったら、とにかく何でも料理できる汎用性の高さ。日本を代表する大衆魚の筆頭!
アジ刺、アジフライ、なめろう、アジの干物、締めアジ、アジの塩焼、アジの煮付け、アジの骨せんべい、アジの南蛮漬け、その他とにかく沢山!

まぁ、とにかく沖釣り第二弾として、アジに行ってきたいと思いますですよ、ハイ。  
タグ :アジ


Posted by テル某 at 00:11Comments(0)雑記