2011年01月20日
ジギング釣行<2011年2回目>
今日はコンディションが悪い。それは判っていたけど出かけてしまう。
“だって、黒潮が来てるんだモン”
近頃、黒潮の動きが激しい。寄ったり離れたり、時に大島を抜けてきたり。沖釣りを初めてからまだ4年位。陸っぱりから含めてもそんなに長くないけれども、その頃からインターネットで公開されている海水温の情報はチェックしてきている。
同船されている方々の様々な話を聞いていても、海水温の話になると「どうなってんだろうね?」という話になる事が殆どだ。
というわけで、新年早々黒潮が様々な魚を連れてきてくれる。
カツオにメジ。白浜渡船では専門に追いかけないために、近くに寄ってきた時だけ狙うのだが、釣れれば嬉しいターゲットだ。
夏前にカツオが釣れていた時、思いっきり乗り遅れたので、是非釣ってみたいターゲットの一つだ。
そんな期待を胸に、一路白浜へ。
◆なん……だと……!?
いや、何となく判っていたんですけどね。今日は風の具合が悪いって。
出船して港の外に出て行く途中、白間津側の堤防をどかんと越えてくる波(うねり)。
「うっは、何あのうねりの大きさ! ちょ……マジッスか!?」
東北・三陸沖で強烈に発達する低気圧が、大きなうねりを伝えてくる。加えて、風は西風。うねりと風が喧嘩して、潮の流れの方向によっては酷いコンディションになってしまうのだが…。
というわけで、2流しほどして、早々に沖目を退散。浅場を中心に流していく。深くて40メーターくらい。前回に比べてなんて楽なジギングなんだ。
まぁ、浅場ではジギングであんまり釣った経験が無いから、マイペースでやっていこう。あれ…そういえばイナダの群れが入ってきている時はトップでバカスカ釣った事があったっけ?
◆アタリはあるよ?
それはさておき、自分が使うジグは相変わらず150gのセミロング。マサムネは安くて釣れるので重宝しておりますよ。
ジャークは細かくワンピッチ。早めに巻いてくると反応。しかしフッキングせず。
下から食い上げる時、テールフックを付けていないジギングの場合、ここでアワセてもすっぽ抜けるだけでフッキングは出来ない。
魚がこのジグ、ジャークに反応しているのが判るので、このままペースを崩さず行けば…。そして、魚がアシストに掛かって重みが乗った瞬間にフッキングを完璧に……おっしゃ!!
追いアワセ2発にテンションを抜かずに巻き巻き、巻き……あれ? 軽いなぁ。
ググっと下に突っ込もうとする感じといい、小さなカンパチっぽい。
水面に上げてくると、やはりカンパチ。フックがしっかり口掛かりしているのを確認し、リーダーを掴んで一気に抜き上げる。
ようやくカンパチ、ゲットだぜ!
◆風と波とうねりと
さて、風が強く、うねりが大きい今日はなかなか青物の反応が悪い様子。あとはベイト次第かもしれませんが、沖目のイカ場は早々に上がってしまったみたいです。
根回りでトップを投げ続けていますが、そちらにも反応は無し。う~む、それにしても白浜でトップゲームは難しい。根回りが小さいですし、ポイントが限られるので、魚が付いていたとしてもスレるのも早いと思われます。
しかし少し走れば40~60mの深さがあって、浅場から中深場まで反応を探る事ができるのはここならでは。
あとは3方向が開けているのが良かったり、悪かったり。回遊が来るのが早いが、抜けていくのもまた早い。
う~む、白浜の良い点、難しい面、色々あるけどまぁそんな感じ。

というわけでカンパチ一本でしたが、もう少し引き出しを増やした方が良いかな、と思う今日この頃。白浜渡船さんは色々やってもOKですからね~。
“だって、黒潮が来てるんだモン”
近頃、黒潮の動きが激しい。寄ったり離れたり、時に大島を抜けてきたり。沖釣りを初めてからまだ4年位。陸っぱりから含めてもそんなに長くないけれども、その頃からインターネットで公開されている海水温の情報はチェックしてきている。
同船されている方々の様々な話を聞いていても、海水温の話になると「どうなってんだろうね?」という話になる事が殆どだ。
というわけで、新年早々黒潮が様々な魚を連れてきてくれる。
カツオにメジ。白浜渡船では専門に追いかけないために、近くに寄ってきた時だけ狙うのだが、釣れれば嬉しいターゲットだ。
夏前にカツオが釣れていた時、思いっきり乗り遅れたので、是非釣ってみたいターゲットの一つだ。
そんな期待を胸に、一路白浜へ。
◆なん……だと……!?
いや、何となく判っていたんですけどね。今日は風の具合が悪いって。
出船して港の外に出て行く途中、白間津側の堤防をどかんと越えてくる波(うねり)。
「うっは、何あのうねりの大きさ! ちょ……マジッスか!?」
東北・三陸沖で強烈に発達する低気圧が、大きなうねりを伝えてくる。加えて、風は西風。うねりと風が喧嘩して、潮の流れの方向によっては酷いコンディションになってしまうのだが…。
というわけで、2流しほどして、早々に沖目を退散。浅場を中心に流していく。深くて40メーターくらい。前回に比べてなんて楽なジギングなんだ。
まぁ、浅場ではジギングであんまり釣った経験が無いから、マイペースでやっていこう。あれ…そういえばイナダの群れが入ってきている時はトップでバカスカ釣った事があったっけ?
◆アタリはあるよ?
それはさておき、自分が使うジグは相変わらず150gのセミロング。マサムネは安くて釣れるので重宝しておりますよ。
ジャークは細かくワンピッチ。早めに巻いてくると反応。しかしフッキングせず。
下から食い上げる時、テールフックを付けていないジギングの場合、ここでアワセてもすっぽ抜けるだけでフッキングは出来ない。
魚がこのジグ、ジャークに反応しているのが判るので、このままペースを崩さず行けば…。そして、魚がアシストに掛かって重みが乗った瞬間にフッキングを完璧に……おっしゃ!!
追いアワセ2発にテンションを抜かずに巻き巻き、巻き……あれ? 軽いなぁ。
ググっと下に突っ込もうとする感じといい、小さなカンパチっぽい。
水面に上げてくると、やはりカンパチ。フックがしっかり口掛かりしているのを確認し、リーダーを掴んで一気に抜き上げる。
ようやくカンパチ、ゲットだぜ!
◆風と波とうねりと
さて、風が強く、うねりが大きい今日はなかなか青物の反応が悪い様子。あとはベイト次第かもしれませんが、沖目のイカ場は早々に上がってしまったみたいです。
根回りでトップを投げ続けていますが、そちらにも反応は無し。う~む、それにしても白浜でトップゲームは難しい。根回りが小さいですし、ポイントが限られるので、魚が付いていたとしてもスレるのも早いと思われます。
しかし少し走れば40~60mの深さがあって、浅場から中深場まで反応を探る事ができるのはここならでは。
あとは3方向が開けているのが良かったり、悪かったり。回遊が来るのが早いが、抜けていくのもまた早い。
う~む、白浜の良い点、難しい面、色々あるけどまぁそんな感じ。

というわけでカンパチ一本でしたが、もう少し引き出しを増やした方が良いかな、と思う今日この頃。白浜渡船さんは色々やってもOKですからね~。
2011年01月09日
2011年釣り初め:白浜渡船
“あけましておめでとうございます”
今年もこのブログを宜しくお願いします。m<__>m
まぁ、来る人も少ないブログですから、マターリのんびりやっていこうと思います。
今年の釣り初めはどこにしようかなと思いつつ、やはりというか白浜渡船さん。
2日からやってる所ってそんなに無いし、ここの所海が大荒れで南房は出船出来ない日が続いたのもあります。
確か平野船長のブログでも書かれていたけど、普通冬型っていうと北西風になるのだけれども、今年は何故か『西風』になっている。なんで???
一因として低気圧がベーリング海付近で猛発達する事無く、銚子沖や仙台沖、三陸沖辺りで発達しているケースが多いこと。日本海を移動する低気圧が多く、南西風が吹き込む事が多いこと。何よりシベリアの寒気の押し出しが緩く、不安定な気候になっていた事が挙げられます。12月でも寒い日がそんなに無かったし。
さて、見事に冬型になった元旦、そして2日の釣行日。朝イチでフロントガラスの砂埃を洗い流したら、そのまま凍ってやんの(笑)
特にワイパーを動かしたらジャリジャリとシャーベット状に。室内を暖かくしないと溶けないなこりゃ。
◆白浜渡船でジギング
そういえば久々のジギングであります。タックルは何時行っても良いように、車に常備してあったりするのですが、海がよろしくなく、11月からまるヒト月以上行っていなかったなぁ…。そういや11月はインフルでダウンしていたっけ、俺。
というわけでリハビリを兼ねて、プラス、運動不足解消も兼ねて、一生懸命ジャークる予定でありますよ!
さて、フロントガラスが凍る事に閉口しながらも、いつもの乙浜港に到着。多分、千葉で一番遠い港なのに、来ている時は毎週来ていたもんなぁ。
さてさて、今年一番のクジ運は……? 悪くない(笑)
昨年末に釣り運を使い切ったかと思ったけど、どうやらまだまだ自分にもツキがあるらしい。
「新年早々木馬と出会うとはな…。私は運がいい」
◆反応が?
近頃ようやくジギングでのアタリというか、ジグに魚がアタックしてくる感触が判る様になってきて、ようやくジギングの面白さが判りつつあるテル某です。
さてさて、久々のジギングですが……身体が……
身体がジギングを忘れている!?
という感じがする。
寒いから着込んでいるというのもあるかもしれないけど、なんか「しっくり来ない」。
毎週来ていた時には6時間ぶっ通しでジャクり続けても平気だったのに、開始1時間でもう既に肩が張ってくるのが判る。このままだと肩がつかえない分、多分腕でジャクろうとするから、腕が上がらなくなってくる筈。
前は『胸を使って』、体幹部を十全に使う事で楽にワンピッチ・ジャークを行う事が出来ていたのに、今はリズム良くジャークを行う事が出来ない。参ったなぁ。
というわけで素人同然に戻ってしまい困惑するテル某でしたが、ジグにじゃれる魚の反応をキャッチ。
しかし、その流しではアタリ無し。
◆「沖へ出します」
「はい、良いよ~。水深98mです」
え~~~、何この水深!?
ヌルいジギンガーのテル某にとって、この水深は結構辛いです。
浅場の反応が無く、船長が向かった先は野島と乙浜の中間あたりの沖、いつものキューゴ根回りを外れた位置。どうもベイトの反応が無いらしく、魚がボトムに張り付いていて、反応を探るとこの辺りになっているとの事。
むぅ、ただでさえジギング身体になっていないってのに、この深さは拷問? というかトレーニングだと思えばこの深さでも、もっとカロリーを消費してやるぜ!!
潮がそんなに飛んでいないので、ボトムを取るのは難しくない。
しかし70m辺りに潮の境目があるのか、そこから下がかなり“重い”。ボトムはラインで105m程度。そこからいつもの通り、20シャクリ。そしてもう一度底を取って、20シャクリの繰り返し。
「はい上げて~、回るよ~」
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお(必死こいてジグを回収中)
回収も一苦労だぜ!
◆一本上がったら…
それまで外道は何本か上がっていたけど、やはり青物が上がると船上の雰囲気が変わる。
「あれ?」と思う時はあったけれども、90m以上ラインが出ているので錯覚かと思っていたら、1本目のサンパクが上がる。
よし、俺もやったらぁ! とばかりに100m先のジグがきちんと動くように鋭くワンピッチ。
こんにゃろ、こんにゃろ! フンっ、フンっ、フンっ…
「キタぁっ!! フンっフンっフンっフンっ!!」
ラインの抵抗なんのその! フンフンフッキングや!!
久々だなぁ、ドラグの出る感覚ってのも。
しかし、80m位でヒットさせたので、まだあと60m近く残っている…。ウルトラジグマンの色がもう一週しないとダメなのかよ…ふぅ…ふぅ。
これしきで息が切れるなんて……どんだけ体力無いんだ…よっ、俺…はっ……
がっちりフッキングされていれば、イナダやワラサならば問題ない。ゆっくりと上げてくれば……、無事船長のタモに収まり一息。
「あざーっす!」
今年初物☆ゲットだぜ!!
その後、白浜渡船にしては深めの場所を転々としつつ、たまに外道が上がりつつ、沖上がり。
自分はこの一本だけだったけれども、ジギングではボウズ釣行が続いたこともあって、久々に嬉しい釣行になりました。
なんてったって、2011年の初釣行ですから!
追伸:帰りがけ、家族と安房神社の初詣で合流しようとしたら、物凄い渋滞でワロタ。
まぁ、ここは車で来るしか無いからなぁ。
今年もこのブログを宜しくお願いします。m<__>m
まぁ、来る人も少ないブログですから、マターリのんびりやっていこうと思います。
今年の釣り初めはどこにしようかなと思いつつ、やはりというか白浜渡船さん。
2日からやってる所ってそんなに無いし、ここの所海が大荒れで南房は出船出来ない日が続いたのもあります。
確か平野船長のブログでも書かれていたけど、普通冬型っていうと北西風になるのだけれども、今年は何故か『西風』になっている。なんで???
一因として低気圧がベーリング海付近で猛発達する事無く、銚子沖や仙台沖、三陸沖辺りで発達しているケースが多いこと。日本海を移動する低気圧が多く、南西風が吹き込む事が多いこと。何よりシベリアの寒気の押し出しが緩く、不安定な気候になっていた事が挙げられます。12月でも寒い日がそんなに無かったし。
さて、見事に冬型になった元旦、そして2日の釣行日。朝イチでフロントガラスの砂埃を洗い流したら、そのまま凍ってやんの(笑)
特にワイパーを動かしたらジャリジャリとシャーベット状に。室内を暖かくしないと溶けないなこりゃ。
◆白浜渡船でジギング
そういえば久々のジギングであります。タックルは何時行っても良いように、車に常備してあったりするのですが、海がよろしくなく、11月からまるヒト月以上行っていなかったなぁ…。そういや11月はインフルでダウンしていたっけ、俺。
というわけでリハビリを兼ねて、プラス、運動不足解消も兼ねて、一生懸命ジャークる予定でありますよ!
さて、フロントガラスが凍る事に閉口しながらも、いつもの乙浜港に到着。多分、千葉で一番遠い港なのに、来ている時は毎週来ていたもんなぁ。
さてさて、今年一番のクジ運は……? 悪くない(笑)
昨年末に釣り運を使い切ったかと思ったけど、どうやらまだまだ自分にもツキがあるらしい。
「新年早々木馬と出会うとはな…。私は運がいい」
◆反応が?
近頃ようやくジギングでのアタリというか、ジグに魚がアタックしてくる感触が判る様になってきて、ようやくジギングの面白さが判りつつあるテル某です。
さてさて、久々のジギングですが……身体が……
身体がジギングを忘れている!?
という感じがする。
寒いから着込んでいるというのもあるかもしれないけど、なんか「しっくり来ない」。
毎週来ていた時には6時間ぶっ通しでジャクり続けても平気だったのに、開始1時間でもう既に肩が張ってくるのが判る。このままだと肩がつかえない分、多分腕でジャクろうとするから、腕が上がらなくなってくる筈。
前は『胸を使って』、体幹部を十全に使う事で楽にワンピッチ・ジャークを行う事が出来ていたのに、今はリズム良くジャークを行う事が出来ない。参ったなぁ。
というわけで素人同然に戻ってしまい困惑するテル某でしたが、ジグにじゃれる魚の反応をキャッチ。
しかし、その流しではアタリ無し。
◆「沖へ出します」
「はい、良いよ~。水深98mです」
え~~~、何この水深!?
ヌルいジギンガーのテル某にとって、この水深は結構辛いです。
浅場の反応が無く、船長が向かった先は野島と乙浜の中間あたりの沖、いつものキューゴ根回りを外れた位置。どうもベイトの反応が無いらしく、魚がボトムに張り付いていて、反応を探るとこの辺りになっているとの事。
むぅ、ただでさえジギング身体になっていないってのに、この深さは拷問? というかトレーニングだと思えばこの深さでも、もっとカロリーを消費してやるぜ!!
潮がそんなに飛んでいないので、ボトムを取るのは難しくない。
しかし70m辺りに潮の境目があるのか、そこから下がかなり“重い”。ボトムはラインで105m程度。そこからいつもの通り、20シャクリ。そしてもう一度底を取って、20シャクリの繰り返し。
「はい上げて~、回るよ~」
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお(必死こいてジグを回収中)
回収も一苦労だぜ!
◆一本上がったら…
それまで外道は何本か上がっていたけど、やはり青物が上がると船上の雰囲気が変わる。
「あれ?」と思う時はあったけれども、90m以上ラインが出ているので錯覚かと思っていたら、1本目のサンパクが上がる。
よし、俺もやったらぁ! とばかりに100m先のジグがきちんと動くように鋭くワンピッチ。
こんにゃろ、こんにゃろ! フンっ、フンっ、フンっ…
「キタぁっ!! フンっフンっフンっフンっ!!」
ラインの抵抗なんのその! フンフンフッキングや!!
久々だなぁ、ドラグの出る感覚ってのも。
しかし、80m位でヒットさせたので、まだあと60m近く残っている…。ウルトラジグマンの色がもう一週しないとダメなのかよ…ふぅ…ふぅ。
これしきで息が切れるなんて……どんだけ体力無いんだ…よっ、俺…はっ……
がっちりフッキングされていれば、イナダやワラサならば問題ない。ゆっくりと上げてくれば……、無事船長のタモに収まり一息。
「あざーっす!」

その後、白浜渡船にしては深めの場所を転々としつつ、たまに外道が上がりつつ、沖上がり。
自分はこの一本だけだったけれども、ジギングではボウズ釣行が続いたこともあって、久々に嬉しい釣行になりました。
なんてったって、2011年の初釣行ですから!
追伸:帰りがけ、家族と安房神社の初詣で合流しようとしたら、物凄い渋滞でワロタ。
まぁ、ここは車で来るしか無いからなぁ。
2010年06月17日
ジギング・リベンジ:2回戦(6月釣行)
“ひとつシャクって一回転、ショートピッチにロングダート♪”
ども、テル某です。
めげずに(この時は結構めげていた)通っている白浜渡船さん。自分は千葉市なので穴川から高速に乗ってしまえば、最短で1時間半ほどで白浜に到着する。とにかく近くなった白浜ですが、それでも往復すると230kmを越える距離を毎週通うのは、さすがに結構キツイものがある。でもまぁあまり気にしないでおくことにする。というか、もっと遠くから通っている人もいるしね。
ジギングは「別に数はいらないけど、釣れたら大物が欲しい」というアングラーの心をガッチリと掴んで離さない。自分はキャッチ&食べる派なので更にその釣り物が美味しければ尚良い。
そんな訳で、また今週も懲りずにジギングに出掛けるテル某であった。
◆ある種の悟りを開いたテル某
陸っぱりの釣りをしている時、釣れない釣行を繰り返す事があった。行っても行っても魚が釣れない。いない場所で竿を出していても、当然釣れる訳がない。回遊があると思って粘っていても、そのマズメ時に回遊が無かった時のガックリ感はかなりのもの。
仕方ないので余ったジャリメでハゼ釣りを始める始末。
でもよくよく考えてみると、確かに美味しい魚は欲しいが、それだったら別に南房の魚屋さんに行けば、安くてイキの良い物がたくさん並んでいるし、たまに地魚をまとめて売っている事もある。そんな所で買えば、マゴチ200円にキロサイズのイナダ300円(実際にあったw)、デカメッキ10枚500円という餌代以下で美味しい魚が手に入ったりするのだ。
でも、そこで考える。
『釣りってさ、やっぱ釣果じゃないよ』
ある意味正しい。
朝日が昇る砂浜で、山間の静かな湖で、新緑が映える渓流で、一心不乱に魚を追う。それはやはり純粋な喜びなのだ。
……しかし釣れればもっと嬉しい。
その微妙な所、まだ釣りを再開して5年ほどのテル某には結論づけられない議題であります。
◆ジグが海中に無ければ、魚は釣れない
それはさておき、船上に居るときはとにかく夢中。ジギングを始めてまだ1年半だけれども、ようやく『ジグを動かす』事がどういう事か判ってきた様に思えます。
ラインを50mも出せば、潮の抵抗で150g程度のジグはいくら一生懸命ジャークしたとしても、船上で思っているほど動かなくなる。ディープやっている人に聞くとなるほどと思う。でも必ずしも『ジグが良く動く』事が良いことでもない。逆に動かさないジャーク、ほぼタダ巻き状態の方が釣れる事もある。ジグのカラーもある。リーダーの太さもある。すべてが微妙なバランスで成り立っている事を考えると、やはりタックルバランスは大事だし、あらゆる状況に対応する引き出しが多ければ多いほど良い。
しかし一つだけ言える事は「ジグが海中に無ければ釣れない」ということ。誰かの台詞だと思うけど。
どんなに釣れていなくとも、絶対にあきらめずにいつ来るか判らない【ワンチャンス】をモノに出来る様にシャクリ続ける、それがジギングをやっている時に自分が行き着いた所です。特に、大物こそワンチャンスの価値が高い事は言うまでも無いでしょう。
だから、よほど体調が悪くない限り、舳先で波を被りながら、何十メーター先のジグに魚が食らいつくイメージを頭の中に描き、今日も様々なシャクリパターンを織り交ぜ、ジギングを続けるのでした。
◆舳先で波を被りながら…
いや、別に比喩的表現ではなく、今日の海はかなりきっつい!
しかも久々にクジ運が良く、陣取ったのは大ミヨシ。おまえはバカかと!? 海が荒れているのは判っているだろうに。
しかし、やる気メーターは満タン120%! 溢れ出るやる気!!
ちなみに同じく大ミヨシを取った人は舳先ではなく、下でシャクっています。そりゃそうだ。かなりの高低差があって、たまに波が舳先を超えて足下を洗い流していく位だもん(苦笑)
しかし何か今日は予感があるのか、テル某は元気にシャクり続け、そして
「よっしゃ!」
の声と共にフッキング2発! これは軽いからカンパチか?
タモ無しでさっと抜き上げると1キロ程度のかわいらしいカンパチ。ジグはオールシルバーの120g。どうやらベイトに合っている。ジグはこのまま続行! 魚さえ居れば掛けられるはず。
そして潮回りした次の流し。潮が速いのかかなりラインが出て行く。こういう時は流れに逆らってジャークするから更に重くなるのだが、そこは根性である。着底して大きくシャクリ、海中で大きく弧を描くラインを直線に近い形にする様にギュギュッと2回強めにジャーク。そしてワンピッチで大きく、早めにジャーク。1、2、3、4、5、6……9、10…
竿先に何かが触れたか? ジグにじゃれて来ているのか?
20までシャクって、再び底へ。いる! 魚、いるっ!! 逸る気持ちを抑えつつ、再びカウントしながらジャーク、ジャーク、11っ!
「キタっ!」
波の高低差にもめげず、追いアワセでフッキング!「こんにゃろ、こんにゃろ!」
そしてテンションを抜かないように体制を整えるとドラグがジィーーーッと出て行く。
おお、久々に大物の予感。ちなみに自分的には4kgを超えれば大物です(殴)
流速があるから余計に魚が重く感じる、しかし今回は波高があるので「うねリフト」で少しずつリールを巻いていく。ある意味これは非常にラクである。
ヨーダ師も「フォースを使うのじゃ」と言っているし。
そして無事にタモに入ったのはでっぷり太ったワラサ君。こりゃおっきいわ。
その後、船中で何本か上がってはいたけれども、風が強くなり波が更に高くなってきたために途中早上がり。といっても11時くらいだったから定時よりも1時間早い位かな?
◆ようやく釣果にありつけました
青物はやっぱり良いなぁ~。カッコイイし、釣れた時の喜びはひとしおです。
久々の釣果は5キロ足らず(&その他)でしたが、とにもかくにも今回は「釣った」感が非常に強く、満足出来る釣行になりました。

少し前まで「船中何本」の中のボウズグループにいた自分です。多分、これからの釣行でも「釣れない組」に入ることが殆どだと思います。
しかし、今日は見事「釣れた組」に入る事ができました。こんなに嬉しいことはない。波を被りながらミヨシのお立ち台で頑張った甲斐があるというもの。
という喜びのコメントで今回の記事は締めさせていただきたいと思います。
さ~て、来週はいよいよ本格化した南房イサキに行ってみよ~!
ども、テル某です。
めげずに(この時は結構めげていた)通っている白浜渡船さん。自分は千葉市なので穴川から高速に乗ってしまえば、最短で1時間半ほどで白浜に到着する。とにかく近くなった白浜ですが、それでも往復すると230kmを越える距離を毎週通うのは、さすがに結構キツイものがある。でもまぁあまり気にしないでおくことにする。というか、もっと遠くから通っている人もいるしね。
ジギングは「別に数はいらないけど、釣れたら大物が欲しい」というアングラーの心をガッチリと掴んで離さない。自分はキャッチ&食べる派なので更にその釣り物が美味しければ尚良い。
そんな訳で、また今週も懲りずにジギングに出掛けるテル某であった。
◆ある種の悟りを開いたテル某
陸っぱりの釣りをしている時、釣れない釣行を繰り返す事があった。行っても行っても魚が釣れない。いない場所で竿を出していても、当然釣れる訳がない。回遊があると思って粘っていても、そのマズメ時に回遊が無かった時のガックリ感はかなりのもの。
仕方ないので余ったジャリメでハゼ釣りを始める始末。
でもよくよく考えてみると、確かに美味しい魚は欲しいが、それだったら別に南房の魚屋さんに行けば、安くてイキの良い物がたくさん並んでいるし、たまに地魚をまとめて売っている事もある。そんな所で買えば、マゴチ200円にキロサイズのイナダ300円(実際にあったw)、デカメッキ10枚500円という餌代以下で美味しい魚が手に入ったりするのだ。
でも、そこで考える。
『釣りってさ、やっぱ釣果じゃないよ』
ある意味正しい。
朝日が昇る砂浜で、山間の静かな湖で、新緑が映える渓流で、一心不乱に魚を追う。それはやはり純粋な喜びなのだ。
……しかし釣れればもっと嬉しい。
その微妙な所、まだ釣りを再開して5年ほどのテル某には結論づけられない議題であります。
◆ジグが海中に無ければ、魚は釣れない
それはさておき、船上に居るときはとにかく夢中。ジギングを始めてまだ1年半だけれども、ようやく『ジグを動かす』事がどういう事か判ってきた様に思えます。
ラインを50mも出せば、潮の抵抗で150g程度のジグはいくら一生懸命ジャークしたとしても、船上で思っているほど動かなくなる。ディープやっている人に聞くとなるほどと思う。でも必ずしも『ジグが良く動く』事が良いことでもない。逆に動かさないジャーク、ほぼタダ巻き状態の方が釣れる事もある。ジグのカラーもある。リーダーの太さもある。すべてが微妙なバランスで成り立っている事を考えると、やはりタックルバランスは大事だし、あらゆる状況に対応する引き出しが多ければ多いほど良い。
しかし一つだけ言える事は「ジグが海中に無ければ釣れない」ということ。誰かの台詞だと思うけど。
どんなに釣れていなくとも、絶対にあきらめずにいつ来るか判らない【ワンチャンス】をモノに出来る様にシャクリ続ける、それがジギングをやっている時に自分が行き着いた所です。特に、大物こそワンチャンスの価値が高い事は言うまでも無いでしょう。
だから、よほど体調が悪くない限り、舳先で波を被りながら、何十メーター先のジグに魚が食らいつくイメージを頭の中に描き、今日も様々なシャクリパターンを織り交ぜ、ジギングを続けるのでした。
◆舳先で波を被りながら…
いや、別に比喩的表現ではなく、今日の海はかなりきっつい!
しかも久々にクジ運が良く、陣取ったのは大ミヨシ。おまえはバカかと!? 海が荒れているのは判っているだろうに。
しかし、やる気メーターは満タン120%! 溢れ出るやる気!!
ちなみに同じく大ミヨシを取った人は舳先ではなく、下でシャクっています。そりゃそうだ。かなりの高低差があって、たまに波が舳先を超えて足下を洗い流していく位だもん(苦笑)
しかし何か今日は予感があるのか、テル某は元気にシャクり続け、そして
「よっしゃ!」
の声と共にフッキング2発! これは軽いからカンパチか?
タモ無しでさっと抜き上げると1キロ程度のかわいらしいカンパチ。ジグはオールシルバーの120g。どうやらベイトに合っている。ジグはこのまま続行! 魚さえ居れば掛けられるはず。
そして潮回りした次の流し。潮が速いのかかなりラインが出て行く。こういう時は流れに逆らってジャークするから更に重くなるのだが、そこは根性である。着底して大きくシャクリ、海中で大きく弧を描くラインを直線に近い形にする様にギュギュッと2回強めにジャーク。そしてワンピッチで大きく、早めにジャーク。1、2、3、4、5、6……9、10…
竿先に何かが触れたか? ジグにじゃれて来ているのか?
20までシャクって、再び底へ。いる! 魚、いるっ!! 逸る気持ちを抑えつつ、再びカウントしながらジャーク、ジャーク、11っ!
「キタっ!」
波の高低差にもめげず、追いアワセでフッキング!「こんにゃろ、こんにゃろ!」
そしてテンションを抜かないように体制を整えるとドラグがジィーーーッと出て行く。
おお、久々に大物の予感。ちなみに自分的には4kgを超えれば大物です(殴)
流速があるから余計に魚が重く感じる、しかし今回は波高があるので「うねリフト」で少しずつリールを巻いていく。ある意味これは非常にラクである。
ヨーダ師も「フォースを使うのじゃ」と言っているし。
そして無事にタモに入ったのはでっぷり太ったワラサ君。こりゃおっきいわ。
その後、船中で何本か上がってはいたけれども、風が強くなり波が更に高くなってきたために途中早上がり。といっても11時くらいだったから定時よりも1時間早い位かな?
◆ようやく釣果にありつけました
青物はやっぱり良いなぁ~。カッコイイし、釣れた時の喜びはひとしおです。
久々の釣果は5キロ足らず(&その他)でしたが、とにもかくにも今回は「釣った」感が非常に強く、満足出来る釣行になりました。

少し前まで「船中何本」の中のボウズグループにいた自分です。多分、これからの釣行でも「釣れない組」に入ることが殆どだと思います。
しかし、今日は見事「釣れた組」に入る事ができました。こんなに嬉しいことはない。波を被りながらミヨシのお立ち台で頑張った甲斐があるというもの。
という喜びのコメントで今回の記事は締めさせていただきたいと思います。
さ~て、来週はいよいよ本格化した南房イサキに行ってみよ~!
2010年06月08日
ジギング・リベンジ(5月某日)
“白浜どうでしょう”
(ナレーター:大泉洋)
皆様こんにちは、「白浜どうでしょう?」の時間でございます。
今週は「ジギング・リベンジ 第1夜」をお送りいたします。
前回の釣行で、自分以外は全て2本以上、4本以上キャッチする人がいた中で、唯一、ノーキャッチだったテル某。
昔も昔、16年以上も前。バサーという言葉がまだ無かった頃、釣りセンスの無さを自覚して釣りを辞めた彼でありました。
しかし今、30も半ばを過ぎてから、沖釣りという「優しい世界」にどっぷり漬かった彼は、自分の「下手の横好き」っぷりを、再度自覚する事になるのです。
そんな彼が、今夜は再び白浜渡船でのジギング・リベンジに挑みます。
果たして、今フィーバーしている白浜沖で、無事青物をキャッチ出来るのでしょうか???
◆ジギング・リベンジ
ども、テル某です。
前回はなんと、唯一のノーキャッチという結果に終わりました、白浜渡船の魚拓号さんでのジギング釣行でしたが、今回は是非キャッチ出来るように「本気でジギング」やりに来ました。
まず、ロッドを新調。これまでパシフィックファントムBG&ゴールデンミーン・アースシェイカーという、まさに「ザ・入門ロッド」というか「まあ出来なくもないけどそれなりだよ?」タックルでやって参りましたが、価格帯が下がったTENRYUのジグザムver.2を手に入れ、キャスティングタックル用として使っていたツインパSW8000HGをジギング用に。
そのツインパSWに、アワセ切れしたウルトラジグマンを廃棄し、新品の「ウルトラジグマンX8」を巻き、80lbリーダーの結束は、自分の【なんちゃってFG】ではなく、最強のジギング用ノット・PRノットにて結束。
すべてを一新し、万全を期して望む今回のジギング釣行、
「やぁぁっってやるぜぇぇぇえええええええええええええええ!!!!」(cv.矢尾一樹)
◆それにしても彼「やる気まんまん(死語)」である
前回と同じ日曜日の午後船、しかし普段はのんびりとした雰囲気の日曜午後船のはずが、魚拓号VIIも満船。いかに連日の好釣果っぷり伺える。そして気炎を吐くミヨシのお立ち台・テル某。気迫×熱血で気力マックス150状態である。
ヴイツー号も満員の中、一路白浜沖へ向かう船。風、波、そして潮の具合も良さそうで、否が応にも期待が高まる。
そして、今回の日曜午後船も一流し目から竿がドンとばかりに曲がっていた。
しかし、前回とは違って、竿が曲がる人が限られている。
テル某はミヨシのお立ち台にいるので、左舷右舷両方ともよく見えるので、当たっている人のジャークを見ていると、どうやら
『動かさないジャーク』
がヒット・パターンになっていると解析完了。
しかも、アタっている人は胴の間ばかり。普通、こういった釣りって、ミヨシや大トモが有利なんジャマイカ???
動かし方は判った。しかしジグをチェンジ繰り返しても、どうにもヒットしない。いやアタリすら無い。
まだ前回はアタリやヒットがあったのだが…。
そして、やはり同じパターンで同じように同じサイズのワラサを次々と掛ける人がいる。そして、当たらない人もまたいる。かなりハッキリと明暗が分かれているのが判る。
◆如何にヒットパターンを踏襲するのか?!
とにかく、ジグを「スライド」させないようにジャーク(?)する。回収しようとジャークしないで巻いてきたらヒットする、という風に今日のパターンはそういうパターンなのだが…未だに沈黙するテル某のロッド。
試行錯誤をしている後ろで、また同じ人のロッドが曲がっている。
ジグを替え、タックルを替え、ジャークのパターンを変えてみる。そんな後ろでまた同じ人がキャッチしている、バタバタバタとワラサが跳ねる音がしている。
大体5人くらいがレギュラーで竿を曲げていて、他の人達は1本、もしくは2本くらいの様子だったが、やはりテル某には魚信すら無い。
これは……一体どういう事なんだ!?!?
そんなこんなで、今回のジギング、終了!
リベンジ……失敗!!
ソシテ俺ハ、白浜ヲ後ニスル。
「アイル・ビー・バック」
トイウ言葉ヲ残シテ…。
(ナレーター:大泉洋)
皆様こんにちは、「白浜どうでしょう?」の時間でございます。
今週は「ジギング・リベンジ 第1夜」をお送りいたします。
前回の釣行で、自分以外は全て2本以上、4本以上キャッチする人がいた中で、唯一、ノーキャッチだったテル某。
昔も昔、16年以上も前。バサーという言葉がまだ無かった頃、釣りセンスの無さを自覚して釣りを辞めた彼でありました。
しかし今、30も半ばを過ぎてから、沖釣りという「優しい世界」にどっぷり漬かった彼は、自分の「下手の横好き」っぷりを、再度自覚する事になるのです。
そんな彼が、今夜は再び白浜渡船でのジギング・リベンジに挑みます。
果たして、今フィーバーしている白浜沖で、無事青物をキャッチ出来るのでしょうか???
◆ジギング・リベンジ
ども、テル某です。
前回はなんと、唯一のノーキャッチという結果に終わりました、白浜渡船の魚拓号さんでのジギング釣行でしたが、今回は是非キャッチ出来るように「本気でジギング」やりに来ました。
まず、ロッドを新調。これまでパシフィックファントムBG&ゴールデンミーン・アースシェイカーという、まさに「ザ・入門ロッド」というか「まあ出来なくもないけどそれなりだよ?」タックルでやって参りましたが、価格帯が下がったTENRYUのジグザムver.2を手に入れ、キャスティングタックル用として使っていたツインパSW8000HGをジギング用に。
そのツインパSWに、アワセ切れしたウルトラジグマンを廃棄し、新品の「ウルトラジグマンX8」を巻き、80lbリーダーの結束は、自分の【なんちゃってFG】ではなく、最強のジギング用ノット・PRノットにて結束。
すべてを一新し、万全を期して望む今回のジギング釣行、
「やぁぁっってやるぜぇぇぇえええええええええええええええ!!!!」(cv.矢尾一樹)
◆それにしても彼「やる気まんまん(死語)」である
前回と同じ日曜日の午後船、しかし普段はのんびりとした雰囲気の日曜午後船のはずが、魚拓号VIIも満船。いかに連日の好釣果っぷり伺える。そして気炎を吐くミヨシのお立ち台・テル某。気迫×熱血で気力マックス150状態である。
ヴイツー号も満員の中、一路白浜沖へ向かう船。風、波、そして潮の具合も良さそうで、否が応にも期待が高まる。
そして、今回の日曜午後船も一流し目から竿がドンとばかりに曲がっていた。
しかし、前回とは違って、竿が曲がる人が限られている。
テル某はミヨシのお立ち台にいるので、左舷右舷両方ともよく見えるので、当たっている人のジャークを見ていると、どうやら
『動かさないジャーク』
がヒット・パターンになっていると解析完了。
しかも、アタっている人は胴の間ばかり。普通、こういった釣りって、ミヨシや大トモが有利なんジャマイカ???
動かし方は判った。しかしジグをチェンジ繰り返しても、どうにもヒットしない。いやアタリすら無い。
まだ前回はアタリやヒットがあったのだが…。
そして、やはり同じパターンで同じように同じサイズのワラサを次々と掛ける人がいる。そして、当たらない人もまたいる。かなりハッキリと明暗が分かれているのが判る。
◆如何にヒットパターンを踏襲するのか?!
とにかく、ジグを「スライド」させないようにジャーク(?)する。回収しようとジャークしないで巻いてきたらヒットする、という風に今日のパターンはそういうパターンなのだが…未だに沈黙するテル某のロッド。
試行錯誤をしている後ろで、また同じ人のロッドが曲がっている。
ジグを替え、タックルを替え、ジャークのパターンを変えてみる。そんな後ろでまた同じ人がキャッチしている、バタバタバタとワラサが跳ねる音がしている。
大体5人くらいがレギュラーで竿を曲げていて、他の人達は1本、もしくは2本くらいの様子だったが、やはりテル某には魚信すら無い。
これは……一体どういう事なんだ!?!?
そんなこんなで、今回のジギング、終了!
リベンジ……失敗!!
ソシテ俺ハ、白浜ヲ後ニスル。
「アイル・ビー・バック」
トイウ言葉ヲ残シテ…。
2010年05月29日
とある白浜のジギング釣行記(2~5月)
“せんちょ~、青汁もう一杯!”
ちょくちょく出掛けている白浜渡船の魚拓号さん。
でもやはり3月の終わりから、4月に入ってから、ワラサがボコボコと釣れ出してからが一番熱かった様に思います。
いや、今も熱いのかもしれませんが、最後の釣行が『元に戻る』だったので、ちょっとキーボード叩く指から力が抜けていってしまっているのです。
「あ~、やっぱイサキに行こうかな~」(現実逃避中)
とりあえず、皆さんがボコボコと掛けて、キャッチしているのを横目で見ていて、全くダメだった時が多かった自分の釣行記です。
全く参考にならないこと請け合いですので、
『世の中には下には下がいるんだな、少なくともコイツよりは俺ジギング上手ぇぜ!』
と自信を持っていただけるに違いない、と思う次第です。
◆そういえば今年、サバとかしか釣ってなくね??
それにしても釣れない時は釣れないもので、結構「アタリすら無し」という時があったりする。
ホウボウ一匹、しかもタイラバで終わった日もある。
それでも続けるジギング、それはやはり『ヒラマサを獲る!』という目標があるからだ。
(ヒラマサなら山正に行け? その通りですねすんません)
いや、別にヒラマサだけというわけじゃなくて、何でも釣れればオッケーですし、イナダがボコボコ上がる時にはリリースしたりしているし、でも今年の1月2月はとうとう1キロカンパチの群れが来ないまま終わったなぁ。
そんなこんなで、冷水やら黒潮やらに翻弄され、上がった白浜渡船の事務所であれこれと愚痴を言い、それでも週末には「1名おねがいします~」と電話を掛けてしまう。
そんなこんなで、今年に入ってからの青物キャッチって、殆ど無かったりするわけだ。
◆ワラサ、確☆変
4月に入り、出掛けた日曜午後船。コンスタントに4キロから6キロくらいのワラサが上がり始めているので、否応にも期待が高まる。
そして、その日の午後船はまさにラッシュだった。
午後のひと流し目から竿が入り、ダブルヒット、トリプルヒットが続いた。
…しかし、沈黙する自分のロッド。思わず呟く
「なんでやねん」
ワラサに嫌われたのか、それともジャークが合わないのか。
ちなみに船中、至る所でビッタンビッタンとワラサが跳ね回り、イナダサイズだとリリースだ。
それでも沈黙している自分のロッド。
陽も傾き、いよいよ上げていないのが自分だけという状況で、ペラ巻いてラインが高切れしたりというトラブルがあったものの、めげずに船上でFGノットを組み上げ、執念の…
「よっしゃ! キター!」
ヒットである。が、フッキングを決めて遣り取りをしている内に、フックアウト。
「なんでやねん」
でも何となく感触はつかめた。ジャークのパターンがあんな感じで、ジグはこれくらいの物を使えばいいんだなと根気よく続けていると、再度…
「よっしゃ! キター!」
フックアウトしないように、アワセを1発目、2発目、3発目
ブチッ
という音が聞こえた様な気がした。
なんと、リーダー結束部分でのアワセ切れ。
痛んでいたのか、それとも締め込みで弱っていたか、摩擦部分がただの結びになっていたのか…。
こうなったらもうなりふり構っていられない。
さらに速攻でFGを組み上げ、最後のワンチャンスに賭ける!
とにかく、きちんとジャークしていけば、かならずアタってくる!
「よし! 乗った!!」
アワセを決めて、あとはとにかくバラさないように、テンションを抜かない様に、ドラグは緩めに、テンションを抜かないように、巻いて、巻いて、巻いていく。50mラインで掛けて、あと残り20mという所で
フッ……
思わず船縁に突っ伏してしまう俺。
……………………………………………………………OTL...ガックリ
そして終了の合図。
次回のリベンジを誓って、白浜渡船を後にした自分でありました。
ちょくちょく出掛けている白浜渡船の魚拓号さん。
でもやはり3月の終わりから、4月に入ってから、ワラサがボコボコと釣れ出してからが一番熱かった様に思います。
いや、今も熱いのかもしれませんが、最後の釣行が『元に戻る』だったので、ちょっとキーボード叩く指から力が抜けていってしまっているのです。
「あ~、やっぱイサキに行こうかな~」(現実逃避中)
とりあえず、皆さんがボコボコと掛けて、キャッチしているのを横目で見ていて、全くダメだった時が多かった自分の釣行記です。
全く参考にならないこと請け合いですので、
『世の中には下には下がいるんだな、少なくともコイツよりは俺ジギング上手ぇぜ!』
と自信を持っていただけるに違いない、と思う次第です。
◆そういえば今年、サバとかしか釣ってなくね??
それにしても釣れない時は釣れないもので、結構「アタリすら無し」という時があったりする。
ホウボウ一匹、しかもタイラバで終わった日もある。
それでも続けるジギング、それはやはり『ヒラマサを獲る!』という目標があるからだ。
(ヒラマサなら山正に行け? その通りですねすんません)
いや、別にヒラマサだけというわけじゃなくて、何でも釣れればオッケーですし、イナダがボコボコ上がる時にはリリースしたりしているし、でも今年の1月2月はとうとう1キロカンパチの群れが来ないまま終わったなぁ。
そんなこんなで、冷水やら黒潮やらに翻弄され、上がった白浜渡船の事務所であれこれと愚痴を言い、それでも週末には「1名おねがいします~」と電話を掛けてしまう。
そんなこんなで、今年に入ってからの青物キャッチって、殆ど無かったりするわけだ。
◆ワラサ、確☆変
4月に入り、出掛けた日曜午後船。コンスタントに4キロから6キロくらいのワラサが上がり始めているので、否応にも期待が高まる。
そして、その日の午後船はまさにラッシュだった。
午後のひと流し目から竿が入り、ダブルヒット、トリプルヒットが続いた。
…しかし、沈黙する自分のロッド。思わず呟く
「なんでやねん」
ワラサに嫌われたのか、それともジャークが合わないのか。
ちなみに船中、至る所でビッタンビッタンとワラサが跳ね回り、イナダサイズだとリリースだ。
それでも沈黙している自分のロッド。
陽も傾き、いよいよ上げていないのが自分だけという状況で、ペラ巻いてラインが高切れしたりというトラブルがあったものの、めげずに船上でFGノットを組み上げ、執念の…
「よっしゃ! キター!」
ヒットである。が、フッキングを決めて遣り取りをしている内に、フックアウト。
「なんでやねん」
でも何となく感触はつかめた。ジャークのパターンがあんな感じで、ジグはこれくらいの物を使えばいいんだなと根気よく続けていると、再度…
「よっしゃ! キター!」
フックアウトしないように、アワセを1発目、2発目、3発目
ブチッ
という音が聞こえた様な気がした。
なんと、リーダー結束部分でのアワセ切れ。
痛んでいたのか、それとも締め込みで弱っていたか、摩擦部分がただの結びになっていたのか…。
こうなったらもうなりふり構っていられない。
さらに速攻でFGを組み上げ、最後のワンチャンスに賭ける!
とにかく、きちんとジャークしていけば、かならずアタってくる!
「よし! 乗った!!」
アワセを決めて、あとはとにかくバラさないように、テンションを抜かない様に、ドラグは緩めに、テンションを抜かないように、巻いて、巻いて、巻いていく。50mラインで掛けて、あと残り20mという所で
フッ……
思わず船縁に突っ伏してしまう俺。
……………………………………………………………OTL...ガックリ
そして終了の合図。
次回のリベンジを誓って、白浜渡船を後にした自分でありました。
2009年04月06日
某日のジギング船(某月某日)
“連敗記録どれだけR更新し続ければええんじゃぁぁぁぁっっっっ!!!!”
あ〜、ども。テル某であります。
ほんとに、めげそうですわジギング船。
一応ね、鯛ラバタックルとか持ち込んで、何らかのお土産になる魚を確保しつつ、なんとかヒラマサを釣れたらと思うんですよ。
でもね、やっぱり釣れない時は釣れないわけで。
いやはや、マジでめげそうです。
◆とある釣り師の禁断症状
「いやぁ〜、やっぱり週末に釣りに行かないと、禁断症状が出ますわぁ」
営業所からT氏がやってくると、週刊釣りニュースを片手に、熱く(暑く?)語りかけるテル某。どうでも良いけど、おまい、仕事しろよ。
内心のツッコミを全盛期のジョーダンばりにかわしつつ、話はジギングでの連敗記録に及んでいく。
テル某得意の“エア・ジギング”を披露しながら、“エア・ワンピッチ・ジャーク”、“エア・フェイク・ジャーク”、そして大物を釣ったことも無いのに“エア・ドラグテンション調整”の荒技を繰り広げるテル某。
笑って見ていて下さっているT氏も内心は「(あーまた始まったよ)」と思っているだろうが、ひとたびスイッチが入ったテル某の暴走っぷりは止まらない。
そんな独り芝居、最後の台詞は大抵こうだ。
「あ〜〜〜、平日に釣りいきて〜〜〜〜」
◆結構行っているほうだと思うのだけれども
進歩が無いテル某のジギング。
タックルはとりあえず2本。200gまで背負える4号300mのものと、80〜120gをメインに据えた3号300mのものを今現在使っている。
タックルの調子に合わせて、ジグの特性を活かして、頭の中にジグの動きをイメージして、ジャークをする。
そうそう、キャスティングタックルも一応用意してみた。ただ、シマノ4000番に1.5号のタックルなので、ヒラマサが来たら間違いなくアウトだ。だが、ワラサあたりだったら何とかなると思うタックルだ。
釣行回数は月に3回は行っているので、そこそこ多いと思う。
しかし、進歩が無い。
結果もまた、無い。
……う〜ん、この釣り、続けていって良いのだろうか???
と、たまに、思う。
◆小カンパチはアタリ出すと止まらない
白浜渡船さんに行ったこの冬、カンパチがバタバタっと釣れている事があった。
何を隠そう、自分もその場に居合わせているのだが、何故かそのアタリは全盛期の中田英寿キラーパスの如く、テル某をスルーしていくのだ。その様子はこうだ。
船中、誰かの竿が曲がった途端、ダブル、トリプルでヒットが重なっていく。
カンパチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!<0))))))<
全員が狂ったようにショートピッチ・ジャークを繰り出し、小カンパチを掛けた中でも上手い人は、カンパチの活性を上げるため、また落とさない様にゆっくりと遣り取りして、隣や後ろで掛かった事を確認してから船内にささっと抜き上げている。
しかしそんな時でもテル某には
コネ━━━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!_______orz
◆こんな時もありました
ミヨシお立ち台に立っている人にヒット!
ミヨシ寄り2番目の人にヒット!!
3番目の人にヒット!!!
4番目の人にヒット!!!!
そして5番目のテル某に………
……来ないまま6番目の隣の人にヒット!!!!!
「またスルーかよ!」
____________orz____Oh, My God...__________
多分、その時にチョイスしていたジグのサイズ、ジャークほか、自分にヒットしない理由があったのでしょう。
特に、リズムは大事です。ヒットする人にはとにかく立て続けにヒットするのがジギングです。
そのリズムの引き出しが少ないこと、パターンがワンパターンになっていること、ジグのチョイスが上手くないこと。
なんだか、反省ばかりしている様な気がします。
房総、春ジギングのハイ・シーズンが近づいています。
それまでに、なんとか『ジギング』の取っ掛かりを掴みたいと思っています。
2009年01月11日
2009年、初釣りジギング(1/4午後船)
“今年も良い釣行が出来ますように!”
12月31日、白浜渡船の午前船、ジギングにて納竿。
う〜む、今日も釣れなかったということで、年始の予定を見てみると、2日3日は結構埋まっている。
となると4日かなぁ?
などと思いながら帰宅。そして寝正月。
気付いたらもう3賀日が終わりでやんの。取り急ぎ、明日4日のジギング船の予約を入れてみる。
聞くと、午前船埋まっているとの事。
31日の段階で、1/2、1/3の午前船はかなり埋まってしまっていたが、4日はまだ空いていたと思ったんだけど…。というわけで、1/4の午後、今年初のジギングで初釣りとなりました。
タックルを用意して、車内を清掃し、ついでに洗車し、朝起きてから釣具屋に寄って新年初売りセールに行ってきて、その足で白浜へ。
午前船は様子を聞くと、そこそこ上がっていたらしい。しかし、2船フル出船して、オデコの人もいるので、年末みたいに出たわけではないらしい。
特に強烈なアタックはありませんでしたが、なんとかショゴ1匹(1.4kgあったからカンパチ?)。着底して横に一気に引いたらヒット。多分フォール中に追っかけてきていたんだろう。
それにしても、カンパチ用のジャークは基本がショートピッチジャークと言われている。確かに早いワンピッチ・ジャークを行っている人にアタックがある事が多い。
自分の場合、軽めの100〜120gのジグをキビキビと動かす事が出来るタックルが無いので、なんとか工夫しようと頑張っているのだが…。
軽めのジグをワンピッチでキビキビと動かすロッドとして、理想的なものはこんなロッドのはず。
反発力が高めのもので、先が柔らかめ、先調子に近いものでロッドは6フィート以内。バットからベリーに乗せたフッキングがし易く、走りをいなし、止める事が出来るもの。こんな感じかな?
まぁ、上手い人のジャークを参考にして、やってきたジギングですが、タックルバランスとか、背負っているジグの属性とか、なかなか微妙なバランスで成り立っているゲームなので、同じように行うことは出来ませんね。なかなか。
あとはアレだ、ラインの巻き取り量。
ワンピッチの場合は、ハンドル1回巻き長さがそのままジグの動く距離と考えて良い。
ハイギアリールの場合、100cmは行くが、パワーギア系の場合(シマノのPG)、1回の巻き取り長さはスペック上90cm前後である。10回ジャークを行うと、1mの差が付く計算だ。
良いかどうかは別だけど、こういった細かい部分も影響があるのではと思ってしまう今日この頃。

というわけで、早速家に戻って調理。かなり脂が乗っていて美味。欲を言えば3〜4kgサイズが一番美味しいんだけど。
カンパチは釣れていても、念願のヒラマサを仕留めるのはまたお預けになりそうです。
それにしても、今日はかなり風も弱く、海の上も暖かだったんですが、ひと流しで息が切れました。正月三が日、ゴロゴロしているだけだったからなぁ…。
というわけで今年の目標!
まず体力を付けて、ひたすらシャクってもバテないようにすること!(<おいおい!)
12月31日、白浜渡船の午前船、ジギングにて納竿。
う〜む、今日も釣れなかったということで、年始の予定を見てみると、2日3日は結構埋まっている。
となると4日かなぁ?
などと思いながら帰宅。そして寝正月。
気付いたらもう3賀日が終わりでやんの。取り急ぎ、明日4日のジギング船の予約を入れてみる。
聞くと、午前船埋まっているとの事。
31日の段階で、1/2、1/3の午前船はかなり埋まってしまっていたが、4日はまだ空いていたと思ったんだけど…。というわけで、1/4の午後、今年初のジギングで初釣りとなりました。
タックルを用意して、車内を清掃し、ついでに洗車し、朝起きてから釣具屋に寄って新年初売りセールに行ってきて、その足で白浜へ。
午前船は様子を聞くと、そこそこ上がっていたらしい。しかし、2船フル出船して、オデコの人もいるので、年末みたいに出たわけではないらしい。
特に強烈なアタックはありませんでしたが、なんとかショゴ1匹(1.4kgあったからカンパチ?)。着底して横に一気に引いたらヒット。多分フォール中に追っかけてきていたんだろう。
それにしても、カンパチ用のジャークは基本がショートピッチジャークと言われている。確かに早いワンピッチ・ジャークを行っている人にアタックがある事が多い。
自分の場合、軽めの100〜120gのジグをキビキビと動かす事が出来るタックルが無いので、なんとか工夫しようと頑張っているのだが…。
軽めのジグをワンピッチでキビキビと動かすロッドとして、理想的なものはこんなロッドのはず。
反発力が高めのもので、先が柔らかめ、先調子に近いものでロッドは6フィート以内。バットからベリーに乗せたフッキングがし易く、走りをいなし、止める事が出来るもの。こんな感じかな?
まぁ、上手い人のジャークを参考にして、やってきたジギングですが、タックルバランスとか、背負っているジグの属性とか、なかなか微妙なバランスで成り立っているゲームなので、同じように行うことは出来ませんね。なかなか。
あとはアレだ、ラインの巻き取り量。
ワンピッチの場合は、ハンドル1回巻き長さがそのままジグの動く距離と考えて良い。
ハイギアリールの場合、100cmは行くが、パワーギア系の場合(シマノのPG)、1回の巻き取り長さはスペック上90cm前後である。10回ジャークを行うと、1mの差が付く計算だ。
良いかどうかは別だけど、こういった細かい部分も影響があるのではと思ってしまう今日この頃。

というわけで、早速家に戻って調理。かなり脂が乗っていて美味。欲を言えば3〜4kgサイズが一番美味しいんだけど。
カンパチは釣れていても、念願のヒラマサを仕留めるのはまたお預けになりそうです。
それにしても、今日はかなり風も弱く、海の上も暖かだったんですが、ひと流しで息が切れました。正月三が日、ゴロゴロしているだけだったからなぁ…。
というわけで今年の目標!
まず体力を付けて、ひたすらシャクってもバテないようにすること!(<おいおい!)
2008年09月18日
沖釣り初挑戦シリーズ第3弾☆【青物ジギング】(9/7)
“ようやくルアーメンらしくなってきたか!?”
というわけで、いよいよ9月第一週目の日曜日、ジギング船に行って参りました。何が「というわけで」なのか判りませんが、とりあえずルアーを投げなければという強迫観念に襲われた結果、釣果を見込める沖釣り、かつ、ルアーで狙う物、という妥協点がここだったという事かもしれませぬ。
大原、山正丸さんにギリギリの前日連絡し、早速準備して出かけて参りました。
さてさて、どうなることやら…。
◆大原港到着
陸っぱりの釣りではお馴染みの大原港。港に入る交差点を渡ると、港内が煌々と船の明かりで照らされている。集魚灯並の明るさが、港を明るくさせているのだ。
何という活気だろうかとちょっとびっくり。自分の知っている一番にぎやかな金谷港よりも、まったく規模が違う。そりゃ港の規模も違うし、規模で言ったら乙浜港だが、あちらは遊漁船はそれほど多くないし、船着き場はバラバラだ。
中央の埠頭に行くと、どうやらイベントが開催されているらしい。なるほどそれでこの混雑なのか。
山正丸の付き場を探して、しばらくうろうろ。無事発見してクーラー片手に乗り込む。
船長から渡された乗船名簿に記入して、午前船の船代10,500円を支払う。
前日、「タックル持ってないんですけど」と言ったら、「ライトなタックルで良いよ」と言われた通り、6フィートのバスタックルと、バットが一番ぶっといソルティーショットを持参。こいつなら2オンスくらいでも余裕で(?)シャクれるはずである。ただ、10フィートの長さがネックだ。
◆そして、遥か沖まで
ポイントまでひた走る山正丸。それにしても大きい船である。20トンくらいあるのかな??
自分が乗った一番大きい船は…なんだろう? あまり大きい船って乗ったことないんですよね。萬栄丸の新造船に一度だけ乗ったけど、あれが一番大きかったかな?
とまぁ、それはさておき、霧の出ている中を沖に向かってとにかく走る。15分くらいで着くのかと思っていたら、まだまだ走る走る。
そして、到着したのは40分も走ってからだろうか。「そろそろポイントに着きますから準備して下さい」のアナウンス。後ろのキャビンに入っていた人たちがぞろぞろと出てくる。自分はミヨシ側だったのでちょっと寒かった。
スローダウンしてからS字に反応を見て、「始めて下さい、水深は18mから」の合図で投入開始。
ちなみに、他の皆さんのタックルはもう、本格的な物ばかり。竿は判らないけど、リールなら判る、ソルティガにステラSW。ライトタックルのみの自分がちょっと恥ずかしい。そう思うのは不思議でないでしょ、ルアーメンなら。
やっぱりビシッと決めた格好でいるのは良いと思うし、昔は「エサ釣りよりもカッコイイからルアー」というイメージがあった様に思うし。ちなみにバス釣りが流行りだして、自分がダイワ・ファントムとダイワ・マグサーボを買ったのが小学校6年の頃。今から25年くらい前。お年玉とお小遣いを貯めて、ルアーを買って、毎晩ルアーを見てウキウキしていた頃を思い出す。
そうそう、まだバルサ50のリップに「50」のマークが入っていた頃だったなぁ…。高いルアーを持っているのがステイタスの一つになっていたかも。
とまぁ、懐かしんでいる場合じゃない、話を戻そう。
とりあえず、初投入はドキドキものである。軽くアンダーキャストで放ってみるが、殆ど距離が出ない。軽いジグ(1oz)なので仕方ないか。10フィートのロッドでアンダーキャストというのは無理だし。
あ、なるほど、だからジギング用のロッドというのは、短く作られているんだなと納得。勿論、シャクリ易い様に短く作られているのも納得。船竿って、180でも調子が合っていれば、きちんと魚を揚げられるという事は、沖釣りを始めてようやく判ってきた。
◆実釣開始、だが…
とりあえず、早いテンポで流しを替えていく。
それにしても浅い。カウントを取って、底に付いたらすぐにシャクリ上げているのだが、1オンスのジグでも、20秒弱。他の方々はロングジグを使っているのだが、アンダーキャストで30mほど放って、一気にフォールしているのか、すぐにシャクリ始める。
日が出てきて少し霧も晴れてきて、ようやく陸地がぼんやり見えたが、殆ど陸地が見えない位置にいることがわかった。
そんなに走った先で、こんなに浅い場所があるなんて、びっくりである。不思議と根掛かりしないので、どうやら岩場でもなく、砂か礫の底なのだろう。沖に出れば出るほど深くなると思いきや、こういう場所もあるのだとちょっとびっくり。ビックリ大原沖であります。
とりあえず、自分には反応無し。時折ヒットしているみたいだが、自分は沈黙。
何度かのルアーチェンジに、目に付いたのが金赤1オンス。陽も昇って、金赤という時間帯ではないけれども、とりあえず軽く手で持って、手前に放り込む。底まで落としてシャクリ始めると魚信。掛かっていないので更にシャクって2回目にゴン!
ググッと竿が入るが、この10フィートのロッドはAR−C特有の先調子でバットの強さは折り紙付き。一気に巻いて巻いて巻いて、あっと言う間に引っ張り上がる。水面に浮いてきたのは40センチくらいの青物。リーダーが短いので竿でリフトし船内へ(周りに人が居ないので)。タモの必要もありません。
魚のバタバタという音を聞きつけてか、船長が確認しに来る。針を外してのんびりしていると、
「ほら、すぐに次(の投入を)」
最初は意味がわからなかったが、どうやら「群れが居る筈だから、どんどん投入したほうが良い」という事らしい。あとは、青物は一匹が掛かると活性が上がって、付近の魚がフィーバー状態になるのだそうな。話では聞いていたけど、実際に自分が出会ったわけではないので、ぼんやりしてました。
◆シイラが泳ぐ海
しばらく流し方とポイントを替えつつ、とあるポイントでインチクルアー(60g)でショゴを追加。殆ど前と同じサイズである。ポイントは20m、底まで落としてからベールを返してシャクリ上げた瞬間にゴン! ロッドが長いから遣り取りが楽だなぁ。あっと言う間に巻き上げて、船長がタモ入れしてくれる。針を外してのんびりしていたら、船長からまた「次を…」と言われてしまったので、投入してみるが、連ヒットは無し。残念。
バスロッドを持った船長が「このサイズくらいのだったら、もうちょっと釣れるんだけどねぇ」と言っていた。なるほど、だからバスロッドなのか。
聞いてみると、このタックルでも腕のある人ならば、5kgクラスも上げるらしい。すげぇぜ!
そんなこんなでたまにアタリが出ていたが、日差しが強くなってきてからは反応が無くなる。
そんな中、斜め引きしていた(と思われる)人にシイラがアタック。一匹が掛かると、それに付いて2匹目、3匹目がどんどん寄ってくる。船の周りにシイラがぐるぐる回っているのが判る。へぇ、シイラって本当に船に寄ってくるんだ。
何人かシイラを掛けているが、こちらにはうんともすんとも言わず。ジグの場合、どうやらロングジグにアタリがあるらしい。あとはキャスティングでのトップゲームに反応。
その後、浮遊物の3mくらいの大きめの木が流れていて、やはりそこにシイラが付いていたので、何度か流し方を変えてみるが、チェイスはあるがヒットには至らず。
こちらにはチェイスも無いよ。
どうやら、今回のベイトはトビウオらしい。さかんにあちこちで飛んでいたので、なるほどマッチザベイトは大切だなぁと思いつつも、沖上がりの時間。
というわけで、本日の釣果
ショゴ×2(42,43cm)

でありました。
とりあえず、ジギングタックルも視野に入れて、この釣りをもう少しやってみようと思うテル某でありました。
ちなみに、ショゴは体高があってでっぷりと太っていて、刺身にしてもなかなか美味しかったですね。
出来れば5kgアップのカンパチになってから釣りたいものです。
というわけで、いよいよ9月第一週目の日曜日、ジギング船に行って参りました。何が「というわけで」なのか判りませんが、とりあえずルアーを投げなければという強迫観念に襲われた結果、釣果を見込める沖釣り、かつ、ルアーで狙う物、という妥協点がここだったという事かもしれませぬ。
大原、山正丸さんにギリギリの前日連絡し、早速準備して出かけて参りました。
さてさて、どうなることやら…。
◆大原港到着
陸っぱりの釣りではお馴染みの大原港。港に入る交差点を渡ると、港内が煌々と船の明かりで照らされている。集魚灯並の明るさが、港を明るくさせているのだ。
何という活気だろうかとちょっとびっくり。自分の知っている一番にぎやかな金谷港よりも、まったく規模が違う。そりゃ港の規模も違うし、規模で言ったら乙浜港だが、あちらは遊漁船はそれほど多くないし、船着き場はバラバラだ。
中央の埠頭に行くと、どうやらイベントが開催されているらしい。なるほどそれでこの混雑なのか。
山正丸の付き場を探して、しばらくうろうろ。無事発見してクーラー片手に乗り込む。
船長から渡された乗船名簿に記入して、午前船の船代10,500円を支払う。
前日、「タックル持ってないんですけど」と言ったら、「ライトなタックルで良いよ」と言われた通り、6フィートのバスタックルと、バットが一番ぶっといソルティーショットを持参。こいつなら2オンスくらいでも余裕で(?)シャクれるはずである。ただ、10フィートの長さがネックだ。
◆そして、遥か沖まで
ポイントまでひた走る山正丸。それにしても大きい船である。20トンくらいあるのかな??
自分が乗った一番大きい船は…なんだろう? あまり大きい船って乗ったことないんですよね。萬栄丸の新造船に一度だけ乗ったけど、あれが一番大きかったかな?
とまぁ、それはさておき、霧の出ている中を沖に向かってとにかく走る。15分くらいで着くのかと思っていたら、まだまだ走る走る。
そして、到着したのは40分も走ってからだろうか。「そろそろポイントに着きますから準備して下さい」のアナウンス。後ろのキャビンに入っていた人たちがぞろぞろと出てくる。自分はミヨシ側だったのでちょっと寒かった。
スローダウンしてからS字に反応を見て、「始めて下さい、水深は18mから」の合図で投入開始。
ちなみに、他の皆さんのタックルはもう、本格的な物ばかり。竿は判らないけど、リールなら判る、ソルティガにステラSW。ライトタックルのみの自分がちょっと恥ずかしい。そう思うのは不思議でないでしょ、ルアーメンなら。
やっぱりビシッと決めた格好でいるのは良いと思うし、昔は「エサ釣りよりもカッコイイからルアー」というイメージがあった様に思うし。ちなみにバス釣りが流行りだして、自分がダイワ・ファントムとダイワ・マグサーボを買ったのが小学校6年の頃。今から25年くらい前。お年玉とお小遣いを貯めて、ルアーを買って、毎晩ルアーを見てウキウキしていた頃を思い出す。
そうそう、まだバルサ50のリップに「50」のマークが入っていた頃だったなぁ…。高いルアーを持っているのがステイタスの一つになっていたかも。
とまぁ、懐かしんでいる場合じゃない、話を戻そう。
とりあえず、初投入はドキドキものである。軽くアンダーキャストで放ってみるが、殆ど距離が出ない。軽いジグ(1oz)なので仕方ないか。10フィートのロッドでアンダーキャストというのは無理だし。
あ、なるほど、だからジギング用のロッドというのは、短く作られているんだなと納得。勿論、シャクリ易い様に短く作られているのも納得。船竿って、180でも調子が合っていれば、きちんと魚を揚げられるという事は、沖釣りを始めてようやく判ってきた。
◆実釣開始、だが…
とりあえず、早いテンポで流しを替えていく。
それにしても浅い。カウントを取って、底に付いたらすぐにシャクリ上げているのだが、1オンスのジグでも、20秒弱。他の方々はロングジグを使っているのだが、アンダーキャストで30mほど放って、一気にフォールしているのか、すぐにシャクリ始める。
日が出てきて少し霧も晴れてきて、ようやく陸地がぼんやり見えたが、殆ど陸地が見えない位置にいることがわかった。
そんなに走った先で、こんなに浅い場所があるなんて、びっくりである。不思議と根掛かりしないので、どうやら岩場でもなく、砂か礫の底なのだろう。沖に出れば出るほど深くなると思いきや、こういう場所もあるのだとちょっとびっくり。ビックリ大原沖であります。
とりあえず、自分には反応無し。時折ヒットしているみたいだが、自分は沈黙。
何度かのルアーチェンジに、目に付いたのが金赤1オンス。陽も昇って、金赤という時間帯ではないけれども、とりあえず軽く手で持って、手前に放り込む。底まで落としてシャクリ始めると魚信。掛かっていないので更にシャクって2回目にゴン!
ググッと竿が入るが、この10フィートのロッドはAR−C特有の先調子でバットの強さは折り紙付き。一気に巻いて巻いて巻いて、あっと言う間に引っ張り上がる。水面に浮いてきたのは40センチくらいの青物。リーダーが短いので竿でリフトし船内へ(周りに人が居ないので)。タモの必要もありません。
魚のバタバタという音を聞きつけてか、船長が確認しに来る。針を外してのんびりしていると、
「ほら、すぐに次(の投入を)」
最初は意味がわからなかったが、どうやら「群れが居る筈だから、どんどん投入したほうが良い」という事らしい。あとは、青物は一匹が掛かると活性が上がって、付近の魚がフィーバー状態になるのだそうな。話では聞いていたけど、実際に自分が出会ったわけではないので、ぼんやりしてました。
◆シイラが泳ぐ海
しばらく流し方とポイントを替えつつ、とあるポイントでインチクルアー(60g)でショゴを追加。殆ど前と同じサイズである。ポイントは20m、底まで落としてからベールを返してシャクリ上げた瞬間にゴン! ロッドが長いから遣り取りが楽だなぁ。あっと言う間に巻き上げて、船長がタモ入れしてくれる。針を外してのんびりしていたら、船長からまた「次を…」と言われてしまったので、投入してみるが、連ヒットは無し。残念。
バスロッドを持った船長が「このサイズくらいのだったら、もうちょっと釣れるんだけどねぇ」と言っていた。なるほど、だからバスロッドなのか。
聞いてみると、このタックルでも腕のある人ならば、5kgクラスも上げるらしい。すげぇぜ!
そんなこんなでたまにアタリが出ていたが、日差しが強くなってきてからは反応が無くなる。
そんな中、斜め引きしていた(と思われる)人にシイラがアタック。一匹が掛かると、それに付いて2匹目、3匹目がどんどん寄ってくる。船の周りにシイラがぐるぐる回っているのが判る。へぇ、シイラって本当に船に寄ってくるんだ。
何人かシイラを掛けているが、こちらにはうんともすんとも言わず。ジグの場合、どうやらロングジグにアタリがあるらしい。あとはキャスティングでのトップゲームに反応。
その後、浮遊物の3mくらいの大きめの木が流れていて、やはりそこにシイラが付いていたので、何度か流し方を変えてみるが、チェイスはあるがヒットには至らず。
こちらにはチェイスも無いよ。
どうやら、今回のベイトはトビウオらしい。さかんにあちこちで飛んでいたので、なるほどマッチザベイトは大切だなぁと思いつつも、沖上がりの時間。
というわけで、本日の釣果
ショゴ×2(42,43cm)

でありました。
とりあえず、ジギングタックルも視野に入れて、この釣りをもう少しやってみようと思うテル某でありました。
ちなみに、ショゴは体高があってでっぷりと太っていて、刺身にしてもなかなか美味しかったですね。
出来れば5kgアップのカンパチになってから釣りたいものです。