2011年01月24日
ヤリイカ開幕戦(洲崎:早川丸さん)
ヤリイカの調子が上がってきた年明け。行こう行こうと思いつつも、今年の南房総は西風が多く吹く影響で、なかなか海が安定しておらず、釣果にも恵まれなかった。
それがようやく冬型が安定したお陰(?)で、ヤリイカの釣果が聞こえ始めた。
というわけで、ここの所沖釣りでは調子の良いテル某が、洲崎沖のヤリイカにチャレンジして参りました。
さぁて、良い釣果に巡り会えると良いなぁ。
◆ブランコ~ブランコ~ブラブラブランコ~♪
釣具屋に行く度に、つい買ってしまうモノが、イカ用の仕掛けである。
自作すれば良いのに、つい“SALE!”の文字に釣られて買ってしまうのだ。
【釣り師は釣具メーカーに釣られてなんぼ】の格言の通り、自分もせっせと釣り業界にお布施を繰り返している。
話を元に戻そう。イカ釣りの常連さんは当然自分でカスタムした仕掛けを使っている。
前回、松大丸さんでパラソル級連発のヤリイカ釣行をしたとき、お隣にいた方がそれで、幹&ハリスが7号という豪腕仕掛けで、メダイも余裕でキャッチ出来るその仕様に、テル某は目からウロコがボロボロに落ちるほどデカルチャー。
しかし平日は午前様、週末は釣行、そして昼休みには職場近くの釣具屋というハードスケジュールを繰り返すテル某には仕掛けを作る時間が無いから仕方ないという言い訳をしつつ、一路館山道をすっ飛ばすのでした。
というわけでブランコ仕掛けを7つ、朝のスルメタイム用に直結を3つ持参。これだけ持って行けば充分だべさ、と思っていた自分。
そう、今はまだあんなことになるなんて、思ってもいなかったのどえす。
◆スタンプカード
それにしても少しずつ釣行を続け、もう少しで埋まる早川丸さんのスタンプカード。いやはや、こんなに釣りに来ているんだと、テル某もびっくりですよ。
船宿さんの駐車場に入れ、「おはようござぁ~ッス」と乗船名簿に名前を記入しようと……あれれ??
平日なのに、俺を含めて13名(現時点)ってどゆこと???
ちなみにカワハギは3名である。
このとき、確かにイヤな予感を感じていたんです。でも無理矢理その予感を押し込んで、港に向かうテル某でした。
さてさて、早川丸さんに出かける時は投入器を持って行かない。船宿に投入器があるからだが、自前の投入器を持って行くと船長に「ぁんだぁ~!?」と文句言われるので(殴)、チキンハートな自分は文句言われる位なら貸し出し投入器を借りるのですよ。
大船長は良い人かどうかは判りませんが、少なくとも確実に言えることはある、「口が悪い」。前回のイサキ釣行でも「ぁんだぁ~すくねぇなぁ~」と正直に口にしてしまうその素直さが時にカッチーーーン。げん船長(当時)に怒鳴っても良いけどさ、自分の頭の上でギャーーースと言うのは止めてほしい。スタンプカードがようやく満タンになる位の釣行回数しかしていない自分だが、異論は認めない。
◆まずは洲崎でスルメ
出船してすぐに反応を探る。朝一番のサービスタイムにスルメをゲットするためだ。他の船も随分と来ていて、群れがいる事実を裏付けている。
それにしても洲崎灯台が見える位置で深さがあるのかね???
そんなことを考えていると早速投入の合図。仕掛けは18cm直結/8本、中オモリは20号。ほいっと投げ、着底で130mほど。深くはないけど浅くもない。とりあえず人力シャクリで90mまで探って落とし直し。次は電動でウィンウィンウィンととにかくシャクリ上げる。
潮回りをして2流し目に自分に1杯。スルメはズン! っと来るから判りやすいし、脚が強いので早めに巻き上げてもOKなのが良いですよね。
次の流しで2杯追加して、ふと気付くと回りに勝山の船が。早川さんには中乗りが居ないので、沖干しを作るなら自分でやるのだが、今日は片舷7名、しかも自分は隅っこではなく胴ノ間なので、干し紐まで行くにも一苦労。後でまとめてやれば良いか。
ちなみに他船も沖干しの量は大した事はなく、釣れていると思われる人でも5枚程度。今日はノリが悪いのかなぁ?
◆布良沖へ
30分ほど走って布良沖へヤリ狙い。皆それぞれブランコ仕掛けを用意して、投入器にセットしている。
自分は中オモリを付けるかどうか悩んだが、一つ軽くしてダイワの15号のシンカーを付ける。こいつはいかにも抵抗が少なそうなので。
しばらく旋回して反応を探り、まずは第一投目。海面上に弧を描くカラフルなツノ達。さぁ行ってこ~い!
少しでも早く落とし込みが出来る様に、竿先を下げてカウンターを眺める。アナウンスは140mだったので、仕掛けの長さが10mだから130位でカウンターは止まるはず。となると10m上から誘い落としをしていくから120mから行くか。
まず115mで一度サミングストップ。海中で弧を描いている糸が徐々に直線に近くなっていく様に少しずつ落とし込んで行く。すると着底していない筈なのに仕掛けが止まる。落とし込みで乗ってきた様だ。
少しだけ下げて、ゆっくりと聞き上げ、ストップ、聞き上げ、ストップ。あれ? 外れたかな??? 今度はきちんと着底させてからシャクリ、止め、シャクリ、止め。10mほど上げると明らかなアタリ。ここからはシャクリ上げだけ、イカが抜けないようにスローで電動巻き上げON。さぁて、追い乗りしてくれるかな?
100mあたりまで探って、中速で巻き上げ開始。電動丸で速度18くらいですが、さて、何杯ついているかな?
糸を掴んで取り込み開始。直結と違って神経質にやる必要が無いのが良いですね。まずは1杯、良いサイズだ。そしてもう一杯、これもこの時期にしては大きいサイズ。一荷とは幸先が良い。これなら目標は上方修正していいよね? よし、目標は40に決定だ!
◆拾い釣り
連掛けが無い。
たまに2杯3杯と上げている人もいるが、流し替えた後の一投目で竿先を曲げている人が明らかに少ない。活性の高い群れに仕掛けが落ちた時には、着底前に受け乗りして、即巻き上げの人や電動が唸っている人もいて、船上がフィーバーするのだが……。
あと、風が強くなってきて、波が高くなり、バラシも増えてきている。自分も取り込み中にうねりを吸収しきれず、目の前でテンションが抜けたイカが泳ぎ去っていったのが3杯ほど。見えないところではもっといたと思う。
そして、海が悪くなるのと同じくして、潮もいまいちなのか、オマツリが多発。多分、風向きが変わるのと潮が変な具合に変わるのとで、船の立て方が微妙にオマツリシンクロしてしまうからだろう。あとはアレかな、底を引きずる人が多分いる…。
◆良い船宿、悪い船宿
サバも少ないってのに、これだけオマツリするのはコンディションの悪さに加え、今日の早川丸さんが満員御礼(?)だというのも当然ある。
船宿としては満員御礼なのだろうけれども、こちらとしてはたまったものではないわけで。悪い船宿を揶揄して我々は『奴隷船』と呼ぶけれども、このあたりのバランスは難しいですね。
カワハギとかの釣りモノだったらオマツリもたいしたことない。しかし中深場のこの釣りではかなり微妙な問題になるのでは?
平日に何でこんなに早川丸さんが混んでいるかといえば、人気の船宿で、かつ良い釣果が出ているからである。
その釣果は大抵、平日に出される。最盛期でなければ当然満員はなく、片舷5人くらいがせいぜいだろう。でも自分たちが釣行出来るのは週末だけ。しかし週末は当然混み合うので釣果が伸びない。こういう変な悪循環はどうにかならないものか?(今日は平日だけどね(殴))
自分が考えるのは少ない他船に移動させるとか、隣の港の船に移動させるとか、そういった『取り纏め役』が地元の船宿ネットワークにはあれば良いなぁ、という事。
港単位の組合みたいなものがあるのだとは思う。しかし遊漁船の船宿は基本的に自営業だ。自分で営業、自分で舵を握り、自分でメンテ。だから家族単位で営業されている所が殆どだ。
そこを変えることは出来ないだろうか?
港ごとの組合でも良いし、釣行案内所みたいな所を作って、宿の斡旋から釣りモノの手配、船の手配とか、仕立て船で乗りたい人の募集だとか、船宿がすべて行っている事を一括して請け負うネットワークがあれば良いと思うのですよ。
金谷の岡沢釣具店には、光進丸という船がありますが、基本は金谷の船に割り振りを決めて、それぞれの釣りモノに出す方式です。勿論アタリハズレの落差は激しいし、「何で???」みたいな所もあります。
でもこれは一つのヒントになると思う。
◆というわけで提案
基本的に「釣割」さんと同じですね。船宿に直接電話とかしないで予約が出来ること。
インターネットは微妙に敷居が高いので、電話受付システムをまず作る。そこに受付オペレーターを数人雇って、フリーダイヤルで共通番号で予約を行う。
船宿からの情報を、船宿の高齢の方でも出来る簡単なシステムを作り、ネットワーク化して、必ず偏る予約を、出船する船宿すべてに割り振り、一定の席をプールしておける様にしておく。
良い船宿にはたくさん人が入る、しかし評判の良くない船宿には人が来ない。それは仕方ない。
しかし、良い船宿さんでも「営業」が出来ずに埋もれている所がたくさんある、と自分は思う。
まぁ、ある程度高い意識を持った船宿さんだけになるのは仕方ないとは思います。
世代も変われば、半漁半遊漁でも何とか採算の取れる様になる、その様な仕組みを作れると自分は思うのですが、どうでしょう??
◆白浜沖へ
大きく移動して白浜沖へ。しかしテル某もオマツリに見舞われ、仕掛けを投入する事が出来ない。持ってきた7つの仕掛けも既に2つ。5つもダメにしたって、どゆこと!?
しかし反応はあるのか、小さいながらも最後に2点、3点と掛けて終了。
こちらのイカは、サイズが煮イカサイズなので、そのまま沖漬けにしたいところだが、とうとう今日は沖干しもせずに終了。ちょっとやる気ゲージがかなり低いまま終わってしまったイカ釣りでした。
とりあえず、イカはまた今度、白間津~千倉沖まで移動して、パラソル混じりになる3月に行く事にしようかな~、なんて思っていたりする。
それがようやく冬型が安定したお陰(?)で、ヤリイカの釣果が聞こえ始めた。
というわけで、ここの所沖釣りでは調子の良いテル某が、洲崎沖のヤリイカにチャレンジして参りました。
さぁて、良い釣果に巡り会えると良いなぁ。
◆ブランコ~ブランコ~ブラブラブランコ~♪
釣具屋に行く度に、つい買ってしまうモノが、イカ用の仕掛けである。
自作すれば良いのに、つい“SALE!”の文字に釣られて買ってしまうのだ。
【釣り師は釣具メーカーに釣られてなんぼ】の格言の通り、自分もせっせと釣り業界にお布施を繰り返している。
話を元に戻そう。イカ釣りの常連さんは当然自分でカスタムした仕掛けを使っている。
前回、松大丸さんでパラソル級連発のヤリイカ釣行をしたとき、お隣にいた方がそれで、幹&ハリスが7号という豪腕仕掛けで、メダイも余裕でキャッチ出来るその仕様に、テル某は目からウロコがボロボロに落ちるほどデカルチャー。
しかし平日は午前様、週末は釣行、そして昼休みには職場近くの釣具屋というハードスケジュールを繰り返すテル某には仕掛けを作る時間が無いから仕方ないという言い訳をしつつ、一路館山道をすっ飛ばすのでした。
というわけでブランコ仕掛けを7つ、朝のスルメタイム用に直結を3つ持参。これだけ持って行けば充分だべさ、と思っていた自分。
そう、今はまだあんなことになるなんて、思ってもいなかったのどえす。
◆スタンプカード
それにしても少しずつ釣行を続け、もう少しで埋まる早川丸さんのスタンプカード。いやはや、こんなに釣りに来ているんだと、テル某もびっくりですよ。
船宿さんの駐車場に入れ、「おはようござぁ~ッス」と乗船名簿に名前を記入しようと……あれれ??
平日なのに、俺を含めて13名(現時点)ってどゆこと???
ちなみにカワハギは3名である。
このとき、確かにイヤな予感を感じていたんです。でも無理矢理その予感を押し込んで、港に向かうテル某でした。
さてさて、早川丸さんに出かける時は投入器を持って行かない。船宿に投入器があるからだが、自前の投入器を持って行くと船長に「ぁんだぁ~!?」と文句言われるので(殴)、チキンハートな自分は文句言われる位なら貸し出し投入器を借りるのですよ。
大船長は良い人かどうかは判りませんが、少なくとも確実に言えることはある、「口が悪い」。前回のイサキ釣行でも「ぁんだぁ~すくねぇなぁ~」と正直に口にしてしまうその素直さが時にカッチーーーン。げん船長(当時)に怒鳴っても良いけどさ、自分の頭の上でギャーーースと言うのは止めてほしい。スタンプカードがようやく満タンになる位の釣行回数しかしていない自分だが、異論は認めない。
◆まずは洲崎でスルメ
出船してすぐに反応を探る。朝一番のサービスタイムにスルメをゲットするためだ。他の船も随分と来ていて、群れがいる事実を裏付けている。
それにしても洲崎灯台が見える位置で深さがあるのかね???
そんなことを考えていると早速投入の合図。仕掛けは18cm直結/8本、中オモリは20号。ほいっと投げ、着底で130mほど。深くはないけど浅くもない。とりあえず人力シャクリで90mまで探って落とし直し。次は電動でウィンウィンウィンととにかくシャクリ上げる。
潮回りをして2流し目に自分に1杯。スルメはズン! っと来るから判りやすいし、脚が強いので早めに巻き上げてもOKなのが良いですよね。
次の流しで2杯追加して、ふと気付くと回りに勝山の船が。早川さんには中乗りが居ないので、沖干しを作るなら自分でやるのだが、今日は片舷7名、しかも自分は隅っこではなく胴ノ間なので、干し紐まで行くにも一苦労。後でまとめてやれば良いか。
ちなみに他船も沖干しの量は大した事はなく、釣れていると思われる人でも5枚程度。今日はノリが悪いのかなぁ?
◆布良沖へ
30分ほど走って布良沖へヤリ狙い。皆それぞれブランコ仕掛けを用意して、投入器にセットしている。
自分は中オモリを付けるかどうか悩んだが、一つ軽くしてダイワの15号のシンカーを付ける。こいつはいかにも抵抗が少なそうなので。
しばらく旋回して反応を探り、まずは第一投目。海面上に弧を描くカラフルなツノ達。さぁ行ってこ~い!
少しでも早く落とし込みが出来る様に、竿先を下げてカウンターを眺める。アナウンスは140mだったので、仕掛けの長さが10mだから130位でカウンターは止まるはず。となると10m上から誘い落としをしていくから120mから行くか。
まず115mで一度サミングストップ。海中で弧を描いている糸が徐々に直線に近くなっていく様に少しずつ落とし込んで行く。すると着底していない筈なのに仕掛けが止まる。落とし込みで乗ってきた様だ。
少しだけ下げて、ゆっくりと聞き上げ、ストップ、聞き上げ、ストップ。あれ? 外れたかな??? 今度はきちんと着底させてからシャクリ、止め、シャクリ、止め。10mほど上げると明らかなアタリ。ここからはシャクリ上げだけ、イカが抜けないようにスローで電動巻き上げON。さぁて、追い乗りしてくれるかな?
100mあたりまで探って、中速で巻き上げ開始。電動丸で速度18くらいですが、さて、何杯ついているかな?
糸を掴んで取り込み開始。直結と違って神経質にやる必要が無いのが良いですね。まずは1杯、良いサイズだ。そしてもう一杯、これもこの時期にしては大きいサイズ。一荷とは幸先が良い。これなら目標は上方修正していいよね? よし、目標は40に決定だ!
◆拾い釣り
連掛けが無い。
たまに2杯3杯と上げている人もいるが、流し替えた後の一投目で竿先を曲げている人が明らかに少ない。活性の高い群れに仕掛けが落ちた時には、着底前に受け乗りして、即巻き上げの人や電動が唸っている人もいて、船上がフィーバーするのだが……。
あと、風が強くなってきて、波が高くなり、バラシも増えてきている。自分も取り込み中にうねりを吸収しきれず、目の前でテンションが抜けたイカが泳ぎ去っていったのが3杯ほど。見えないところではもっといたと思う。
そして、海が悪くなるのと同じくして、潮もいまいちなのか、オマツリが多発。多分、風向きが変わるのと潮が変な具合に変わるのとで、船の立て方が微妙にオマツリシンクロしてしまうからだろう。あとはアレかな、底を引きずる人が多分いる…。
◆良い船宿、悪い船宿
サバも少ないってのに、これだけオマツリするのはコンディションの悪さに加え、今日の早川丸さんが満員御礼(?)だというのも当然ある。
船宿としては満員御礼なのだろうけれども、こちらとしてはたまったものではないわけで。悪い船宿を揶揄して我々は『奴隷船』と呼ぶけれども、このあたりのバランスは難しいですね。
カワハギとかの釣りモノだったらオマツリもたいしたことない。しかし中深場のこの釣りではかなり微妙な問題になるのでは?
平日に何でこんなに早川丸さんが混んでいるかといえば、人気の船宿で、かつ良い釣果が出ているからである。
その釣果は大抵、平日に出される。最盛期でなければ当然満員はなく、片舷5人くらいがせいぜいだろう。でも自分たちが釣行出来るのは週末だけ。しかし週末は当然混み合うので釣果が伸びない。こういう変な悪循環はどうにかならないものか?(今日は平日だけどね(殴))
自分が考えるのは少ない他船に移動させるとか、隣の港の船に移動させるとか、そういった『取り纏め役』が地元の船宿ネットワークにはあれば良いなぁ、という事。
港単位の組合みたいなものがあるのだとは思う。しかし遊漁船の船宿は基本的に自営業だ。自分で営業、自分で舵を握り、自分でメンテ。だから家族単位で営業されている所が殆どだ。
そこを変えることは出来ないだろうか?
港ごとの組合でも良いし、釣行案内所みたいな所を作って、宿の斡旋から釣りモノの手配、船の手配とか、仕立て船で乗りたい人の募集だとか、船宿がすべて行っている事を一括して請け負うネットワークがあれば良いと思うのですよ。
金谷の岡沢釣具店には、光進丸という船がありますが、基本は金谷の船に割り振りを決めて、それぞれの釣りモノに出す方式です。勿論アタリハズレの落差は激しいし、「何で???」みたいな所もあります。
でもこれは一つのヒントになると思う。
◆というわけで提案
基本的に「釣割」さんと同じですね。船宿に直接電話とかしないで予約が出来ること。
インターネットは微妙に敷居が高いので、電話受付システムをまず作る。そこに受付オペレーターを数人雇って、フリーダイヤルで共通番号で予約を行う。
船宿からの情報を、船宿の高齢の方でも出来る簡単なシステムを作り、ネットワーク化して、必ず偏る予約を、出船する船宿すべてに割り振り、一定の席をプールしておける様にしておく。
良い船宿にはたくさん人が入る、しかし評判の良くない船宿には人が来ない。それは仕方ない。
しかし、良い船宿さんでも「営業」が出来ずに埋もれている所がたくさんある、と自分は思う。
まぁ、ある程度高い意識を持った船宿さんだけになるのは仕方ないとは思います。
世代も変われば、半漁半遊漁でも何とか採算の取れる様になる、その様な仕組みを作れると自分は思うのですが、どうでしょう??
◆白浜沖へ
大きく移動して白浜沖へ。しかしテル某もオマツリに見舞われ、仕掛けを投入する事が出来ない。持ってきた7つの仕掛けも既に2つ。5つもダメにしたって、どゆこと!?
しかし反応はあるのか、小さいながらも最後に2点、3点と掛けて終了。
こちらのイカは、サイズが煮イカサイズなので、そのまま沖漬けにしたいところだが、とうとう今日は沖干しもせずに終了。ちょっとやる気ゲージがかなり低いまま終わってしまったイカ釣りでした。
とりあえず、イカはまた今度、白間津~千倉沖まで移動して、パラソル混じりになる3月に行く事にしようかな~、なんて思っていたりする。
タグ :ヤリイカ
2011年01月20日
ジギング釣行<2011年2回目>
今日はコンディションが悪い。それは判っていたけど出かけてしまう。
“だって、黒潮が来てるんだモン”
近頃、黒潮の動きが激しい。寄ったり離れたり、時に大島を抜けてきたり。沖釣りを初めてからまだ4年位。陸っぱりから含めてもそんなに長くないけれども、その頃からインターネットで公開されている海水温の情報はチェックしてきている。
同船されている方々の様々な話を聞いていても、海水温の話になると「どうなってんだろうね?」という話になる事が殆どだ。
というわけで、新年早々黒潮が様々な魚を連れてきてくれる。
カツオにメジ。白浜渡船では専門に追いかけないために、近くに寄ってきた時だけ狙うのだが、釣れれば嬉しいターゲットだ。
夏前にカツオが釣れていた時、思いっきり乗り遅れたので、是非釣ってみたいターゲットの一つだ。
そんな期待を胸に、一路白浜へ。
◆なん……だと……!?
いや、何となく判っていたんですけどね。今日は風の具合が悪いって。
出船して港の外に出て行く途中、白間津側の堤防をどかんと越えてくる波(うねり)。
「うっは、何あのうねりの大きさ! ちょ……マジッスか!?」
東北・三陸沖で強烈に発達する低気圧が、大きなうねりを伝えてくる。加えて、風は西風。うねりと風が喧嘩して、潮の流れの方向によっては酷いコンディションになってしまうのだが…。
というわけで、2流しほどして、早々に沖目を退散。浅場を中心に流していく。深くて40メーターくらい。前回に比べてなんて楽なジギングなんだ。
まぁ、浅場ではジギングであんまり釣った経験が無いから、マイペースでやっていこう。あれ…そういえばイナダの群れが入ってきている時はトップでバカスカ釣った事があったっけ?
◆アタリはあるよ?
それはさておき、自分が使うジグは相変わらず150gのセミロング。マサムネは安くて釣れるので重宝しておりますよ。
ジャークは細かくワンピッチ。早めに巻いてくると反応。しかしフッキングせず。
下から食い上げる時、テールフックを付けていないジギングの場合、ここでアワセてもすっぽ抜けるだけでフッキングは出来ない。
魚がこのジグ、ジャークに反応しているのが判るので、このままペースを崩さず行けば…。そして、魚がアシストに掛かって重みが乗った瞬間にフッキングを完璧に……おっしゃ!!
追いアワセ2発にテンションを抜かずに巻き巻き、巻き……あれ? 軽いなぁ。
ググっと下に突っ込もうとする感じといい、小さなカンパチっぽい。
水面に上げてくると、やはりカンパチ。フックがしっかり口掛かりしているのを確認し、リーダーを掴んで一気に抜き上げる。
ようやくカンパチ、ゲットだぜ!
◆風と波とうねりと
さて、風が強く、うねりが大きい今日はなかなか青物の反応が悪い様子。あとはベイト次第かもしれませんが、沖目のイカ場は早々に上がってしまったみたいです。
根回りでトップを投げ続けていますが、そちらにも反応は無し。う~む、それにしても白浜でトップゲームは難しい。根回りが小さいですし、ポイントが限られるので、魚が付いていたとしてもスレるのも早いと思われます。
しかし少し走れば40~60mの深さがあって、浅場から中深場まで反応を探る事ができるのはここならでは。
あとは3方向が開けているのが良かったり、悪かったり。回遊が来るのが早いが、抜けていくのもまた早い。
う~む、白浜の良い点、難しい面、色々あるけどまぁそんな感じ。

というわけでカンパチ一本でしたが、もう少し引き出しを増やした方が良いかな、と思う今日この頃。白浜渡船さんは色々やってもOKですからね~。
“だって、黒潮が来てるんだモン”
近頃、黒潮の動きが激しい。寄ったり離れたり、時に大島を抜けてきたり。沖釣りを初めてからまだ4年位。陸っぱりから含めてもそんなに長くないけれども、その頃からインターネットで公開されている海水温の情報はチェックしてきている。
同船されている方々の様々な話を聞いていても、海水温の話になると「どうなってんだろうね?」という話になる事が殆どだ。
というわけで、新年早々黒潮が様々な魚を連れてきてくれる。
カツオにメジ。白浜渡船では専門に追いかけないために、近くに寄ってきた時だけ狙うのだが、釣れれば嬉しいターゲットだ。
夏前にカツオが釣れていた時、思いっきり乗り遅れたので、是非釣ってみたいターゲットの一つだ。
そんな期待を胸に、一路白浜へ。
◆なん……だと……!?
いや、何となく判っていたんですけどね。今日は風の具合が悪いって。
出船して港の外に出て行く途中、白間津側の堤防をどかんと越えてくる波(うねり)。
「うっは、何あのうねりの大きさ! ちょ……マジッスか!?」
東北・三陸沖で強烈に発達する低気圧が、大きなうねりを伝えてくる。加えて、風は西風。うねりと風が喧嘩して、潮の流れの方向によっては酷いコンディションになってしまうのだが…。
というわけで、2流しほどして、早々に沖目を退散。浅場を中心に流していく。深くて40メーターくらい。前回に比べてなんて楽なジギングなんだ。
まぁ、浅場ではジギングであんまり釣った経験が無いから、マイペースでやっていこう。あれ…そういえばイナダの群れが入ってきている時はトップでバカスカ釣った事があったっけ?
◆アタリはあるよ?
それはさておき、自分が使うジグは相変わらず150gのセミロング。マサムネは安くて釣れるので重宝しておりますよ。
ジャークは細かくワンピッチ。早めに巻いてくると反応。しかしフッキングせず。
下から食い上げる時、テールフックを付けていないジギングの場合、ここでアワセてもすっぽ抜けるだけでフッキングは出来ない。
魚がこのジグ、ジャークに反応しているのが判るので、このままペースを崩さず行けば…。そして、魚がアシストに掛かって重みが乗った瞬間にフッキングを完璧に……おっしゃ!!
追いアワセ2発にテンションを抜かずに巻き巻き、巻き……あれ? 軽いなぁ。
ググっと下に突っ込もうとする感じといい、小さなカンパチっぽい。
水面に上げてくると、やはりカンパチ。フックがしっかり口掛かりしているのを確認し、リーダーを掴んで一気に抜き上げる。
ようやくカンパチ、ゲットだぜ!
◆風と波とうねりと
さて、風が強く、うねりが大きい今日はなかなか青物の反応が悪い様子。あとはベイト次第かもしれませんが、沖目のイカ場は早々に上がってしまったみたいです。
根回りでトップを投げ続けていますが、そちらにも反応は無し。う~む、それにしても白浜でトップゲームは難しい。根回りが小さいですし、ポイントが限られるので、魚が付いていたとしてもスレるのも早いと思われます。
しかし少し走れば40~60mの深さがあって、浅場から中深場まで反応を探る事ができるのはここならでは。
あとは3方向が開けているのが良かったり、悪かったり。回遊が来るのが早いが、抜けていくのもまた早い。
う~む、白浜の良い点、難しい面、色々あるけどまぁそんな感じ。

というわけでカンパチ一本でしたが、もう少し引き出しを増やした方が良いかな、と思う今日この頃。白浜渡船さんは色々やってもOKですからね~。
2011年01月15日
金谷の金アジ:勘次郎丸さんでビシアジ
“リクエスト率ナンバー1の釣り物”
ども、テル某です。
久々に、初心に戻って、ビシアジに行ってきました。
カワハギも良いんですが、どうしても「釣りを楽しむ」事に夢中になってしまうので、気楽にコマセ釣りもたまには良いでしょ?
というわけで、随分と久しぶりになりますが、金谷に行って参りました。
◆現在の釣り物はアジとタチウオ
現在、勘次郎丸の釣り物は、ビシアジと生きイワシ餌のタチウオの2つ。
いつか行きたいと思っていたタチウオ、今期は調子が良いみたいですね~。でも、とりあえず今回はアジで干物~。
今回は水深が結構深い時もあるので、電動を用意。久々に引っ張り出した旧電動丸1000H。大丈夫かなぁと動かしてみたら、動かないでやんの(殴)
メンテの方法も良く判らないし、やっぱりオーバーホールに出した方が絶対良いんだろうけど……。それなら新しいの買った方が良い気もする。こいつも良く頑張ってくれたよ。
それはさておき、せめてラインは新しいものに巻き替えておこうと思う今日この頃。
◆受付を済ませて
仕掛けを購入し、港へ。トモ側は埋まっているので当然ミヨシへ。
……コマセ釣りでミヨシ側って、どう考えても『死亡フラグ』じゃねぇか???
まぁ、気持ちよく釣りが出来れば問題ナッシング☆
しかしコマセ係になるのだけは勘弁、気をつけないと……。
キーパーをセットしようとすると、あれ? 入らない???
そうなのだ、勘次郎丸さんは船縁が低く、更にキーパーを付ける位置がギリギリなのだ。キーパーのサイズにもよるけど、自分のミニラークは噛ませ板無しでかなり難儀しました。あと完全に締め込めないので、波と風でキーパーがガクガクとクビを振るのが悲しい…。まぁミヨシの斜めになっている所が特にギリギリなんですけどね。
◆一路北上
港を出て、向かうは竹岡沖。どうやら魚礁回りを流す様子。
いつもは航路回りが多かったけど、ここにアジが回ってきているとなると……今回は数釣りが期待できるかも☆
というのも、竹岡沖(湊沖?)の魚礁回りは浅く、18mくらいが平均水深だったはず。
というわけで到着しての一投目から、しっかりアジが食らいついてきてくれました!
ムーチング竿が綺麗にしなり、巻き上げスイッチON! …しかし巻いてくれない電動丸。というわけで必死こいて手巻きする自分。まぁ良い運動になるっちゃ!
ビシが上がってきて、ビシをコマセバケツに入れ、手を伸ばしてクッションを掴み、ハリスを掴んでさっと抜き上げる。一投目から一荷とは幸先良いぜ!
◆北の風が強く…
今日は北風が強い。昨日の西風に比べれば、出船出来るだけまだマシなのだが、大貫海岸辺りから吹いているだけなのに、こんなに波っ気があるなんてどゆこと??? 一応風裏でしょ?
そんな内心のツッコミ何のその、風が吹いて波が立って、ミヨシは大揺れ、アジはバレまくり。
多分、20以上はバレたと思うよ俺。
180のムーチング竿でも厳しいとなると、240のマダイ竿とかだったら、多少はバラシが減るのかなぁ…。
それと、最初のペースこそ良かったが、徐々に隣の方との差が開いていく。
こちらは一点、そちらは三点掛け。こちらはノーバイト、そちらは一荷。
……むぅ、潮の影響もあるとはいえ、これだけトモ側有利というのは何とも…。少なくとも、棚ボケは無い……はず。
3時間ほどして、10時半頃にアタリが無くなって、南下。ようやく場所移動だ。
◆サバ???
この釣りはどうしてもサバに邪魔される。船長も「サバ捨てないで」と途中から言う様になったが、それでも仕掛けがぐちゃぐちゃになっているのを見ると「チィ!」と舌打ちしたくもなる。
しかし、今回は家族から「サバ指令」を受けており、全部持って帰る厳命を受けているので、とりあえず血抜きバケツひとつ用意して、サバを入れておく。
ゴマサバの旬は夏、マサバの旬は冬。出来ればマサバが欲しい所ですけどね。いるのかねぇ、この時期の東京湾に、マサバ?
残り時間はもう少ない。必死にコマセワークを行い、仕掛けがきちんと漂う様にするが、なかなかヒットしない。潮が止まったのか???
そんな中、竿先をゴツゴツと叩くアタリ。なんだ、またサバか~。と言いつつ巻き上げスイッチON。
どうやら、グリスが固着したか何かで、モーターが回らなかったらしい。今は普通に巻き上げ位は出来る様になっていますですよ、はい。
そして上げてみれば、なんと
「アジだ!」
サバみたいな引きをするアジ、つまり
「でかっ!?」
隣の方に聞くと、「ああ、サバかと思うでしょ。でっかいアジってそんな感じだよね」との事。ほへぇ~、初めて釣ったよ、こんなデカイ金アジ。
その後、ぽつりぽつりと拾い釣りをして終了。
とにかく釣れている時に一気に数を伸ばす事が、釣果を増やす一番のポイントなのでしょう。「後で釣れるから良いや」というのは無いのです。

とりあえず、目標にしていた60は行かなかったけど、金アジにしては大きい個体ばかりで、かなり冷蔵庫が豊かになりました。

アジのサイズ比較、こんなでっかいのでも金アジ

尻尾が青物特有のイエローテール
金アジはお裾分けしても「美味しい~」という反響がデカイので、リクエストされることが多いです。
また釣りに行きますね~。そのときは宜しくおねがいします。
ども、テル某です。
久々に、初心に戻って、ビシアジに行ってきました。
カワハギも良いんですが、どうしても「釣りを楽しむ」事に夢中になってしまうので、気楽にコマセ釣りもたまには良いでしょ?
というわけで、随分と久しぶりになりますが、金谷に行って参りました。
◆現在の釣り物はアジとタチウオ
現在、勘次郎丸の釣り物は、ビシアジと生きイワシ餌のタチウオの2つ。
いつか行きたいと思っていたタチウオ、今期は調子が良いみたいですね~。でも、とりあえず今回はアジで干物~。
今回は水深が結構深い時もあるので、電動を用意。久々に引っ張り出した旧電動丸1000H。大丈夫かなぁと動かしてみたら、動かないでやんの(殴)
メンテの方法も良く判らないし、やっぱりオーバーホールに出した方が絶対良いんだろうけど……。それなら新しいの買った方が良い気もする。こいつも良く頑張ってくれたよ。
それはさておき、せめてラインは新しいものに巻き替えておこうと思う今日この頃。
◆受付を済ませて
仕掛けを購入し、港へ。トモ側は埋まっているので当然ミヨシへ。
……コマセ釣りでミヨシ側って、どう考えても『死亡フラグ』じゃねぇか???
まぁ、気持ちよく釣りが出来れば問題ナッシング☆
しかしコマセ係になるのだけは勘弁、気をつけないと……。
キーパーをセットしようとすると、あれ? 入らない???
そうなのだ、勘次郎丸さんは船縁が低く、更にキーパーを付ける位置がギリギリなのだ。キーパーのサイズにもよるけど、自分のミニラークは噛ませ板無しでかなり難儀しました。あと完全に締め込めないので、波と風でキーパーがガクガクとクビを振るのが悲しい…。まぁミヨシの斜めになっている所が特にギリギリなんですけどね。
◆一路北上
港を出て、向かうは竹岡沖。どうやら魚礁回りを流す様子。
いつもは航路回りが多かったけど、ここにアジが回ってきているとなると……今回は数釣りが期待できるかも☆
というのも、竹岡沖(湊沖?)の魚礁回りは浅く、18mくらいが平均水深だったはず。
というわけで到着しての一投目から、しっかりアジが食らいついてきてくれました!
ムーチング竿が綺麗にしなり、巻き上げスイッチON! …しかし巻いてくれない電動丸。というわけで必死こいて手巻きする自分。まぁ良い運動になるっちゃ!
ビシが上がってきて、ビシをコマセバケツに入れ、手を伸ばしてクッションを掴み、ハリスを掴んでさっと抜き上げる。一投目から一荷とは幸先良いぜ!
◆北の風が強く…
今日は北風が強い。昨日の西風に比べれば、出船出来るだけまだマシなのだが、大貫海岸辺りから吹いているだけなのに、こんなに波っ気があるなんてどゆこと??? 一応風裏でしょ?
そんな内心のツッコミ何のその、風が吹いて波が立って、ミヨシは大揺れ、アジはバレまくり。
多分、20以上はバレたと思うよ俺。
180のムーチング竿でも厳しいとなると、240のマダイ竿とかだったら、多少はバラシが減るのかなぁ…。
それと、最初のペースこそ良かったが、徐々に隣の方との差が開いていく。
こちらは一点、そちらは三点掛け。こちらはノーバイト、そちらは一荷。
……むぅ、潮の影響もあるとはいえ、これだけトモ側有利というのは何とも…。少なくとも、棚ボケは無い……はず。
3時間ほどして、10時半頃にアタリが無くなって、南下。ようやく場所移動だ。
◆サバ???
この釣りはどうしてもサバに邪魔される。船長も「サバ捨てないで」と途中から言う様になったが、それでも仕掛けがぐちゃぐちゃになっているのを見ると「チィ!」と舌打ちしたくもなる。
しかし、今回は家族から「サバ指令」を受けており、全部持って帰る厳命を受けているので、とりあえず血抜きバケツひとつ用意して、サバを入れておく。
ゴマサバの旬は夏、マサバの旬は冬。出来ればマサバが欲しい所ですけどね。いるのかねぇ、この時期の東京湾に、マサバ?
残り時間はもう少ない。必死にコマセワークを行い、仕掛けがきちんと漂う様にするが、なかなかヒットしない。潮が止まったのか???
そんな中、竿先をゴツゴツと叩くアタリ。なんだ、またサバか~。と言いつつ巻き上げスイッチON。
どうやら、グリスが固着したか何かで、モーターが回らなかったらしい。今は普通に巻き上げ位は出来る様になっていますですよ、はい。
そして上げてみれば、なんと
「アジだ!」
サバみたいな引きをするアジ、つまり
「でかっ!?」
隣の方に聞くと、「ああ、サバかと思うでしょ。でっかいアジってそんな感じだよね」との事。ほへぇ~、初めて釣ったよ、こんなデカイ金アジ。
その後、ぽつりぽつりと拾い釣りをして終了。
とにかく釣れている時に一気に数を伸ばす事が、釣果を増やす一番のポイントなのでしょう。「後で釣れるから良いや」というのは無いのです。

とりあえず、目標にしていた60は行かなかったけど、金アジにしては大きい個体ばかりで、かなり冷蔵庫が豊かになりました。

アジのサイズ比較、こんなでっかいのでも金アジ

尻尾が青物特有のイエローテール
金アジはお裾分けしても「美味しい~」という反響がデカイので、リクエストされることが多いです。
また釣りに行きますね~。そのときは宜しくおねがいします。
2011年01月09日
2011年釣り初め:白浜渡船
“あけましておめでとうございます”
今年もこのブログを宜しくお願いします。m<__>m
まぁ、来る人も少ないブログですから、マターリのんびりやっていこうと思います。
今年の釣り初めはどこにしようかなと思いつつ、やはりというか白浜渡船さん。
2日からやってる所ってそんなに無いし、ここの所海が大荒れで南房は出船出来ない日が続いたのもあります。
確か平野船長のブログでも書かれていたけど、普通冬型っていうと北西風になるのだけれども、今年は何故か『西風』になっている。なんで???
一因として低気圧がベーリング海付近で猛発達する事無く、銚子沖や仙台沖、三陸沖辺りで発達しているケースが多いこと。日本海を移動する低気圧が多く、南西風が吹き込む事が多いこと。何よりシベリアの寒気の押し出しが緩く、不安定な気候になっていた事が挙げられます。12月でも寒い日がそんなに無かったし。
さて、見事に冬型になった元旦、そして2日の釣行日。朝イチでフロントガラスの砂埃を洗い流したら、そのまま凍ってやんの(笑)
特にワイパーを動かしたらジャリジャリとシャーベット状に。室内を暖かくしないと溶けないなこりゃ。
◆白浜渡船でジギング
そういえば久々のジギングであります。タックルは何時行っても良いように、車に常備してあったりするのですが、海がよろしくなく、11月からまるヒト月以上行っていなかったなぁ…。そういや11月はインフルでダウンしていたっけ、俺。
というわけでリハビリを兼ねて、プラス、運動不足解消も兼ねて、一生懸命ジャークる予定でありますよ!
さて、フロントガラスが凍る事に閉口しながらも、いつもの乙浜港に到着。多分、千葉で一番遠い港なのに、来ている時は毎週来ていたもんなぁ。
さてさて、今年一番のクジ運は……? 悪くない(笑)
昨年末に釣り運を使い切ったかと思ったけど、どうやらまだまだ自分にもツキがあるらしい。
「新年早々木馬と出会うとはな…。私は運がいい」
◆反応が?
近頃ようやくジギングでのアタリというか、ジグに魚がアタックしてくる感触が判る様になってきて、ようやくジギングの面白さが判りつつあるテル某です。
さてさて、久々のジギングですが……身体が……
身体がジギングを忘れている!?
という感じがする。
寒いから着込んでいるというのもあるかもしれないけど、なんか「しっくり来ない」。
毎週来ていた時には6時間ぶっ通しでジャクり続けても平気だったのに、開始1時間でもう既に肩が張ってくるのが判る。このままだと肩がつかえない分、多分腕でジャクろうとするから、腕が上がらなくなってくる筈。
前は『胸を使って』、体幹部を十全に使う事で楽にワンピッチ・ジャークを行う事が出来ていたのに、今はリズム良くジャークを行う事が出来ない。参ったなぁ。
というわけで素人同然に戻ってしまい困惑するテル某でしたが、ジグにじゃれる魚の反応をキャッチ。
しかし、その流しではアタリ無し。
◆「沖へ出します」
「はい、良いよ~。水深98mです」
え~~~、何この水深!?
ヌルいジギンガーのテル某にとって、この水深は結構辛いです。
浅場の反応が無く、船長が向かった先は野島と乙浜の中間あたりの沖、いつものキューゴ根回りを外れた位置。どうもベイトの反応が無いらしく、魚がボトムに張り付いていて、反応を探るとこの辺りになっているとの事。
むぅ、ただでさえジギング身体になっていないってのに、この深さは拷問? というかトレーニングだと思えばこの深さでも、もっとカロリーを消費してやるぜ!!
潮がそんなに飛んでいないので、ボトムを取るのは難しくない。
しかし70m辺りに潮の境目があるのか、そこから下がかなり“重い”。ボトムはラインで105m程度。そこからいつもの通り、20シャクリ。そしてもう一度底を取って、20シャクリの繰り返し。
「はい上げて~、回るよ~」
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお(必死こいてジグを回収中)
回収も一苦労だぜ!
◆一本上がったら…
それまで外道は何本か上がっていたけど、やはり青物が上がると船上の雰囲気が変わる。
「あれ?」と思う時はあったけれども、90m以上ラインが出ているので錯覚かと思っていたら、1本目のサンパクが上がる。
よし、俺もやったらぁ! とばかりに100m先のジグがきちんと動くように鋭くワンピッチ。
こんにゃろ、こんにゃろ! フンっ、フンっ、フンっ…
「キタぁっ!! フンっフンっフンっフンっ!!」
ラインの抵抗なんのその! フンフンフッキングや!!
久々だなぁ、ドラグの出る感覚ってのも。
しかし、80m位でヒットさせたので、まだあと60m近く残っている…。ウルトラジグマンの色がもう一週しないとダメなのかよ…ふぅ…ふぅ。
これしきで息が切れるなんて……どんだけ体力無いんだ…よっ、俺…はっ……
がっちりフッキングされていれば、イナダやワラサならば問題ない。ゆっくりと上げてくれば……、無事船長のタモに収まり一息。
「あざーっす!」
今年初物☆ゲットだぜ!!
その後、白浜渡船にしては深めの場所を転々としつつ、たまに外道が上がりつつ、沖上がり。
自分はこの一本だけだったけれども、ジギングではボウズ釣行が続いたこともあって、久々に嬉しい釣行になりました。
なんてったって、2011年の初釣行ですから!
追伸:帰りがけ、家族と安房神社の初詣で合流しようとしたら、物凄い渋滞でワロタ。
まぁ、ここは車で来るしか無いからなぁ。
今年もこのブログを宜しくお願いします。m<__>m
まぁ、来る人も少ないブログですから、マターリのんびりやっていこうと思います。
今年の釣り初めはどこにしようかなと思いつつ、やはりというか白浜渡船さん。
2日からやってる所ってそんなに無いし、ここの所海が大荒れで南房は出船出来ない日が続いたのもあります。
確か平野船長のブログでも書かれていたけど、普通冬型っていうと北西風になるのだけれども、今年は何故か『西風』になっている。なんで???
一因として低気圧がベーリング海付近で猛発達する事無く、銚子沖や仙台沖、三陸沖辺りで発達しているケースが多いこと。日本海を移動する低気圧が多く、南西風が吹き込む事が多いこと。何よりシベリアの寒気の押し出しが緩く、不安定な気候になっていた事が挙げられます。12月でも寒い日がそんなに無かったし。
さて、見事に冬型になった元旦、そして2日の釣行日。朝イチでフロントガラスの砂埃を洗い流したら、そのまま凍ってやんの(笑)
特にワイパーを動かしたらジャリジャリとシャーベット状に。室内を暖かくしないと溶けないなこりゃ。
◆白浜渡船でジギング
そういえば久々のジギングであります。タックルは何時行っても良いように、車に常備してあったりするのですが、海がよろしくなく、11月からまるヒト月以上行っていなかったなぁ…。そういや11月はインフルでダウンしていたっけ、俺。
というわけでリハビリを兼ねて、プラス、運動不足解消も兼ねて、一生懸命ジャークる予定でありますよ!
さて、フロントガラスが凍る事に閉口しながらも、いつもの乙浜港に到着。多分、千葉で一番遠い港なのに、来ている時は毎週来ていたもんなぁ。
さてさて、今年一番のクジ運は……? 悪くない(笑)
昨年末に釣り運を使い切ったかと思ったけど、どうやらまだまだ自分にもツキがあるらしい。
「新年早々木馬と出会うとはな…。私は運がいい」
◆反応が?
近頃ようやくジギングでのアタリというか、ジグに魚がアタックしてくる感触が判る様になってきて、ようやくジギングの面白さが判りつつあるテル某です。
さてさて、久々のジギングですが……身体が……
身体がジギングを忘れている!?
という感じがする。
寒いから着込んでいるというのもあるかもしれないけど、なんか「しっくり来ない」。
毎週来ていた時には6時間ぶっ通しでジャクり続けても平気だったのに、開始1時間でもう既に肩が張ってくるのが判る。このままだと肩がつかえない分、多分腕でジャクろうとするから、腕が上がらなくなってくる筈。
前は『胸を使って』、体幹部を十全に使う事で楽にワンピッチ・ジャークを行う事が出来ていたのに、今はリズム良くジャークを行う事が出来ない。参ったなぁ。
というわけで素人同然に戻ってしまい困惑するテル某でしたが、ジグにじゃれる魚の反応をキャッチ。
しかし、その流しではアタリ無し。
◆「沖へ出します」
「はい、良いよ~。水深98mです」
え~~~、何この水深!?
ヌルいジギンガーのテル某にとって、この水深は結構辛いです。
浅場の反応が無く、船長が向かった先は野島と乙浜の中間あたりの沖、いつものキューゴ根回りを外れた位置。どうもベイトの反応が無いらしく、魚がボトムに張り付いていて、反応を探るとこの辺りになっているとの事。
むぅ、ただでさえジギング身体になっていないってのに、この深さは拷問? というかトレーニングだと思えばこの深さでも、もっとカロリーを消費してやるぜ!!
潮がそんなに飛んでいないので、ボトムを取るのは難しくない。
しかし70m辺りに潮の境目があるのか、そこから下がかなり“重い”。ボトムはラインで105m程度。そこからいつもの通り、20シャクリ。そしてもう一度底を取って、20シャクリの繰り返し。
「はい上げて~、回るよ~」
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお(必死こいてジグを回収中)
回収も一苦労だぜ!
◆一本上がったら…
それまで外道は何本か上がっていたけど、やはり青物が上がると船上の雰囲気が変わる。
「あれ?」と思う時はあったけれども、90m以上ラインが出ているので錯覚かと思っていたら、1本目のサンパクが上がる。
よし、俺もやったらぁ! とばかりに100m先のジグがきちんと動くように鋭くワンピッチ。
こんにゃろ、こんにゃろ! フンっ、フンっ、フンっ…
「キタぁっ!! フンっフンっフンっフンっ!!」
ラインの抵抗なんのその! フンフンフッキングや!!
久々だなぁ、ドラグの出る感覚ってのも。
しかし、80m位でヒットさせたので、まだあと60m近く残っている…。ウルトラジグマンの色がもう一週しないとダメなのかよ…ふぅ…ふぅ。
これしきで息が切れるなんて……どんだけ体力無いんだ…よっ、俺…はっ……
がっちりフッキングされていれば、イナダやワラサならば問題ない。ゆっくりと上げてくれば……、無事船長のタモに収まり一息。
「あざーっす!」

その後、白浜渡船にしては深めの場所を転々としつつ、たまに外道が上がりつつ、沖上がり。
自分はこの一本だけだったけれども、ジギングではボウズ釣行が続いたこともあって、久々に嬉しい釣行になりました。
なんてったって、2011年の初釣行ですから!
追伸:帰りがけ、家族と安房神社の初詣で合流しようとしたら、物凄い渋滞でワロタ。
まぁ、ここは車で来るしか無いからなぁ。
2011年01月01日
2010年釣り納め:ヒラメ@大原
“寒い時期でも、釣れればホコホコ”
さてさて、とうとう2010年も終わりを迎え、釣りの総括をしなければと思いつつ、まずは大掃除から。外回りと部屋、車を綺麗にした後、ようやく釣り道具の整理に。
釣りを再開してからもう4年近くになるのか~。このブログも2007年から始めて、なんだかんだで続けてきているけど、去年あたりから釣行しても記事書かない時も多いし……。
特に、今回もせっかくヒラメを釣ったってぇのに、魚の写真が一枚も無いし…。もうね、バカなの? シぬの?
◆大原・長福丸さん
昨年、釣り納めがこの大原は長福丸さん。釣りモノはショウサイフグ。そういえば今年、飯岡でショウサイフグの釣果が夏頃出ていて、釣りに行ったっけ? あれ、9月頃だったっけ? 忘れてしまったよ(殴)
それはさておき、長福丸さんは通常3隻体制の大きな船宿さんなので、とにかく朝イチのラッシュは凄い。運良く駐車場が空いていたので入れさせてもらって、受付を済ませる。T氏はいつもの通り早いお着きで。場所はミヨシ側3番目をいただく、どもです。
さて今日も寒いが、今回は低反発クッション入りの磯用ヒップガードを装着しているので、尻から来る冷たさは大分ラクになったのではないかと思う。特に腰裏と腿裏に貼り付けカイロを装着しているので、これも良い感じに身体を暖めてくれている。
防寒対策はやればやった分だけ暖かくなるので、冬の寒さは自分は平気なのですよ。夏の暑さは衣類じゃどうしようもないので、苦手なのですよ。
◆ヒラメ釣り
先先々々週に板倉丸さんでリレー釣りをやった時に、久々にヒラメを釣っているので、ある意味気楽な釣行の大原沖ヒラメ。出来れば外道のアレとかアレとか掛かってくれたらラッキー☆なんて事を思っていたりする。
さて船が港を出て、どちらへ向かうかな? と思いきや、5分ほどでもう流し始め予告アナウンス。
「準備しててくださ~い」
随分港に近い位置で始めるんだなぁと思いつつも、鰯をバケツの中で掴んで針を付ける。孫針は背中側と腹側の人で分かれるけど、自分は肛門辺りに孫を打つ事が多いです。
それにしてもまだ空が暗いので、手元が良く見えない。海面も当然良く見えない。こんな真っ暗な時にヒラメ食ってくるのかいな??? と思いつつも合図と同時に投入。潮が速いのか、船底へ消えていくライン。サミングしながらゆっくり落としていくと、20mほどで着底。底を2回ほど取り直すと、大体の水深は18m位だった。オモリをゴツゴツと叩く感触に根回りで高低差のある場所だという事が判る。ちなみに反対側の人が探検丸CVを装着しているので、チラチラと振り返りつつ海底が上がっているのか、下がっているのかを盗み見。
そういえば探検丸、ミニってのが出ているみたいですね。新品で2万切ったら絶対買うのになぁ…。
◆底を取り直すことが…
相変わらず潮が飛んでいて、少しでも気を抜くと船底をこすりそうになっている。
アタリが無かったのか、巻き上げの合図。だいぶ仕掛けが流されていたために、流れに逆らってえっちらおっちら。これは巻き上げも大変だなぁ。ぐるりと潮回りして流し直し。
合図と共に仕掛け投入。今年は随分とイカ釣りに行ったので、
合図→反射的に投入
という脊髄反射がすり込まれている俺パブロフの犬状態!?
底を取ると先ほどと同じ水深。棚を切って、しばらくアタリを待つ。相変わらず潮が前から後ろにすっ飛んで行くので、ゆっくりと底まで落としていき、底を取って、棚を1m切る……
グィ、グゥーーーーーーーーーーッ!!
うはっ! 着底で一気に持って行かれたよ!?
前回もそうだったけれども、上から降ってくるイワシには、ヒラメは反射的に飲み込む様に食らいつくのではないだろうか??
そんな『ヒラメ落とし込み釣りメソッド』を頭の中で組み立てつつ、テンションを抜かない様に、ゴリゴリと巻いていく。水深が浅いから、とにかく暴れる暴れる。コンチクショー、こんにゃろ、こんにゃろと思いつつ上がってきたのはヒラメ。船長のタモに無事ネットイン!
やった! 船中一号ゲットだぜ☆
2kg弱ってところかな?? 前に釣ったのよりもサイズアップ。
それにしても、ここの所デコ無しで、俺ちょっとツキが回ってきたんでないか、俺(笑)
◆船中でぼこぼこと
夜が明けて、船は港前から岩船沖へ少し走る。
水深は相変わらず20~15m位で、今になると判るけど潮は濁りが多め。ヒラメには良いのかな? 風はそんなに吹いていないけれども、あとは潮の具合だけかな。
そんな事を思いつつ、右の人、左の人、トモ側の人、反対舷の人、あちらこちらでヒラメが上がっている。T氏にもゴッゴッ…という見るからにヒラメのアタリがあり、残念ながらそのときは食い込まなかったけれども、その後、見事1キロ半くらいのサイズを上げてました。おめでありますよ。
さて、次は俺の番だと竿先に集中、集中……集…中、ハッ…いかん、いかん。眠りそうになっていたわい。
それにしてもアタリのある人には集中するのがこの釣りの不思議な所。
「そして俺にも待望のアタリが」(ナレーション風に)
竿先を叩くコツコツというアタリ、もしくは暴れるイワシ。違和感を抱かせない様に、竿を送り込んで「食い込め…食い込め…食い込め」とぶつぶつと念じる俺。
◆イワシ・アジ変化(へんげ)
「まだか、まだか………まだなのか???」
生命反応が無くなったので不思議に思い、巻き上げてみると、なんとエサのイワシがジンタアジに変わっているではないか???
多分、イワシが逃げて、アジが針に掛かっただけなのだろけれども、なんとも不思議な話である。鼻掛けにしていたのが良くなかったのかな?
今回のイワシは結構大きい(14cm位が平均サイズだった)ので、丁度良いジンタ(10cm)をそのまま針付けして、底へ送り込む。アジが群れているのなら、このエサはまさにマッチ・ザ・ベイト! …というかそのまんま(殴)
元気に泳ぐアジの感触が伝わってくる。すると…
ゴッゴッ
アタリだ! アジだからイワシと違って簡単には飲み込まない。とにかく待ちだ!
竿先がククッと揺れる、食い込め、食い込め、まだか、まだか……ひたすら祈るしかない。竿はもう1mほど海面に突っ込んでいる。ぐっと重さが乗った瞬間、おりゃっとアワセ。
…
…
…
抜けた……orz
巻き上げて確かめてみると、アジにくっきりと歯形が付いている。居食いしてんのか??
それとも孫に違和感感じたか、アワセが早かっただけなのか、……真相は魚に聞いてみなければ判らないけど。
その後にイワシで一匹追加して、アタリがパタリと無くなり、時間が来て終了。

岩船沖、アタリが無いので置き竿(殴)
2キロ弱のヒラメが2枚、正月はごちそうになりそうだ(笑)
正直な所、運の要素が高いと思えるヒラメ釣りで2枚取れたのは『自分的に』非常にツイてる証拠。
「終わりよければすべてよし!」
2010年、良い締めになりました。
さてさて、とうとう2010年も終わりを迎え、釣りの総括をしなければと思いつつ、まずは大掃除から。外回りと部屋、車を綺麗にした後、ようやく釣り道具の整理に。
釣りを再開してからもう4年近くになるのか~。このブログも2007年から始めて、なんだかんだで続けてきているけど、去年あたりから釣行しても記事書かない時も多いし……。
特に、今回もせっかくヒラメを釣ったってぇのに、魚の写真が一枚も無いし…。もうね、バカなの? シぬの?
◆大原・長福丸さん
昨年、釣り納めがこの大原は長福丸さん。釣りモノはショウサイフグ。そういえば今年、飯岡でショウサイフグの釣果が夏頃出ていて、釣りに行ったっけ? あれ、9月頃だったっけ? 忘れてしまったよ(殴)
それはさておき、長福丸さんは通常3隻体制の大きな船宿さんなので、とにかく朝イチのラッシュは凄い。運良く駐車場が空いていたので入れさせてもらって、受付を済ませる。T氏はいつもの通り早いお着きで。場所はミヨシ側3番目をいただく、どもです。
さて今日も寒いが、今回は低反発クッション入りの磯用ヒップガードを装着しているので、尻から来る冷たさは大分ラクになったのではないかと思う。特に腰裏と腿裏に貼り付けカイロを装着しているので、これも良い感じに身体を暖めてくれている。
防寒対策はやればやった分だけ暖かくなるので、冬の寒さは自分は平気なのですよ。夏の暑さは衣類じゃどうしようもないので、苦手なのですよ。
◆ヒラメ釣り
先先々々週に板倉丸さんでリレー釣りをやった時に、久々にヒラメを釣っているので、ある意味気楽な釣行の大原沖ヒラメ。出来れば外道のアレとかアレとか掛かってくれたらラッキー☆なんて事を思っていたりする。
さて船が港を出て、どちらへ向かうかな? と思いきや、5分ほどでもう流し始め予告アナウンス。
「準備しててくださ~い」
随分港に近い位置で始めるんだなぁと思いつつも、鰯をバケツの中で掴んで針を付ける。孫針は背中側と腹側の人で分かれるけど、自分は肛門辺りに孫を打つ事が多いです。
それにしてもまだ空が暗いので、手元が良く見えない。海面も当然良く見えない。こんな真っ暗な時にヒラメ食ってくるのかいな??? と思いつつも合図と同時に投入。潮が速いのか、船底へ消えていくライン。サミングしながらゆっくり落としていくと、20mほどで着底。底を2回ほど取り直すと、大体の水深は18m位だった。オモリをゴツゴツと叩く感触に根回りで高低差のある場所だという事が判る。ちなみに反対側の人が探検丸CVを装着しているので、チラチラと振り返りつつ海底が上がっているのか、下がっているのかを盗み見。
そういえば探検丸、ミニってのが出ているみたいですね。新品で2万切ったら絶対買うのになぁ…。
◆底を取り直すことが…
相変わらず潮が飛んでいて、少しでも気を抜くと船底をこすりそうになっている。
アタリが無かったのか、巻き上げの合図。だいぶ仕掛けが流されていたために、流れに逆らってえっちらおっちら。これは巻き上げも大変だなぁ。ぐるりと潮回りして流し直し。
合図と共に仕掛け投入。今年は随分とイカ釣りに行ったので、
合図→反射的に投入
という脊髄反射がすり込まれている俺パブロフの犬状態!?
底を取ると先ほどと同じ水深。棚を切って、しばらくアタリを待つ。相変わらず潮が前から後ろにすっ飛んで行くので、ゆっくりと底まで落としていき、底を取って、棚を1m切る……
グィ、グゥーーーーーーーーーーッ!!
うはっ! 着底で一気に持って行かれたよ!?
前回もそうだったけれども、上から降ってくるイワシには、ヒラメは反射的に飲み込む様に食らいつくのではないだろうか??
そんな『ヒラメ落とし込み釣りメソッド』を頭の中で組み立てつつ、テンションを抜かない様に、ゴリゴリと巻いていく。水深が浅いから、とにかく暴れる暴れる。コンチクショー、こんにゃろ、こんにゃろと思いつつ上がってきたのはヒラメ。船長のタモに無事ネットイン!
やった! 船中一号ゲットだぜ☆
2kg弱ってところかな?? 前に釣ったのよりもサイズアップ。
それにしても、ここの所デコ無しで、俺ちょっとツキが回ってきたんでないか、俺(笑)
◆船中でぼこぼこと
夜が明けて、船は港前から岩船沖へ少し走る。
水深は相変わらず20~15m位で、今になると判るけど潮は濁りが多め。ヒラメには良いのかな? 風はそんなに吹いていないけれども、あとは潮の具合だけかな。
そんな事を思いつつ、右の人、左の人、トモ側の人、反対舷の人、あちらこちらでヒラメが上がっている。T氏にもゴッゴッ…という見るからにヒラメのアタリがあり、残念ながらそのときは食い込まなかったけれども、その後、見事1キロ半くらいのサイズを上げてました。おめでありますよ。
さて、次は俺の番だと竿先に集中、集中……集…中、ハッ…いかん、いかん。眠りそうになっていたわい。
それにしてもアタリのある人には集中するのがこの釣りの不思議な所。
「そして俺にも待望のアタリが」(ナレーション風に)
竿先を叩くコツコツというアタリ、もしくは暴れるイワシ。違和感を抱かせない様に、竿を送り込んで「食い込め…食い込め…食い込め」とぶつぶつと念じる俺。
◆イワシ・アジ変化(へんげ)
「まだか、まだか………まだなのか???」
生命反応が無くなったので不思議に思い、巻き上げてみると、なんとエサのイワシがジンタアジに変わっているではないか???
多分、イワシが逃げて、アジが針に掛かっただけなのだろけれども、なんとも不思議な話である。鼻掛けにしていたのが良くなかったのかな?
今回のイワシは結構大きい(14cm位が平均サイズだった)ので、丁度良いジンタ(10cm)をそのまま針付けして、底へ送り込む。アジが群れているのなら、このエサはまさにマッチ・ザ・ベイト! …というかそのまんま(殴)
元気に泳ぐアジの感触が伝わってくる。すると…
ゴッゴッ
アタリだ! アジだからイワシと違って簡単には飲み込まない。とにかく待ちだ!
竿先がククッと揺れる、食い込め、食い込め、まだか、まだか……ひたすら祈るしかない。竿はもう1mほど海面に突っ込んでいる。ぐっと重さが乗った瞬間、おりゃっとアワセ。
…
…
…
抜けた……orz
巻き上げて確かめてみると、アジにくっきりと歯形が付いている。居食いしてんのか??
それとも孫に違和感感じたか、アワセが早かっただけなのか、……真相は魚に聞いてみなければ判らないけど。
その後にイワシで一匹追加して、アタリがパタリと無くなり、時間が来て終了。

岩船沖、アタリが無いので置き竿(殴)
2キロ弱のヒラメが2枚、正月はごちそうになりそうだ(笑)
正直な所、運の要素が高いと思えるヒラメ釣りで2枚取れたのは『自分的に』非常にツイてる証拠。
「終わりよければすべてよし!」
2010年、良い締めになりました。