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Posted by naturum at

2010年05月10日

房総イカ調査2010

“きこえ~てく~るよ~イカ~のあし~おと~が~♪”

ども~、テル某です。
イカの足音が聞こえないまま、いつの間にか5月になってしまって、さて今シーズンは一体どうなっているのだろうか??
と思っていたのですが、どうやら釣れている所ではぼこぼこ釣れているみたいですね。

今年はせっかく新しいタックルを新調して、気合い充分で4月から本格的にエギングを開始したのですが、入るポイント入るポイント、どこかしこでダメ、ダメ、ダメ。
墨跡が残っているから、それなりにイカは上がっているのでしょうが、とにかく自分が入って、シャクってみても掛からない。
いないのか……それともヘタクソなだけなのか……。まぁ後者が真実であることは疑いようがない事なのですが、それはさておき、下手くそなりにシャクっていればそれなりに掛ける事が出来てきた昨シーズンまでと違い、どうやらイカ自体が微妙な具合。

特に、館山湾は順調に水温が上がり続けていましたが、外房側がどうやら低水温やら、黒潮やらで安定していないみたいで、イカ自体を見たことがありませぬ。
まぁ、そんなに自分もあちこちでシャクってるわけではありませんが、これまでに集めた情報ではそんな感じなのですよ。

そんな感じで未だに1杯だけのテル某ですが、皆さんは普通に釣れていますか???


850gちょいの今季初アオリにして唯一のアオリ。なんだかなぁ~


まぁ、逆に言うとキロアップや2キロオーバーはまだまだこれからと言えるのかも。
7月、8月にじゃんじゃん2キロアオリが上がるというのも夢があって良いのですが、梅雨明けると自分は体力的に厳しいからなぁ……。

まぁ、また結果が出たらアップしていこうと思いますので、宜しくお願いします(何を?)。
  


Posted by テル某 at 00:19Comments(0)エギング

2009年07月31日

まだ釣れるのか? アオリイカ(房総イカ調査 7月総括)

“ようやく、ようやく釣れました…”

ども、テル某です。
梅雨が明けたかと思いきや、梅雨明けしていない様なこの頃。8月にはなんとか梅雨明けするかな?
テル某的には、梅雨明けしたら「釣りオフシーズン」なんですが(一応)、とにかく日中の暑さを回避できればとは思うんです。
とまぁそんな具合で、ここひと月ほど更新しておりませんでしたが、今月の釣行記です。

◆イサキが一段落して
7月はあまり釣り物が無いですねぇ。一応、陸っぱりからは色んなモノを投げまくっているんですが、房総のジギング船でジャークマンと化した後に、“とりあえず”やるので、なかなか釣れるモノも釣れない……というか、回れるポイントが限られているわけです。
とまぁそんな中、多く釣れた時に魚を引き取って下さる有り難い叔父を誘って、陸っぱりからのアオリ狙い&投げという、今の時期双方共にギリギリな釣り物に行って参りました。
まぁ、青物の回遊もまだ近くに来ないし、シロギスはシーズン初めの20cmオーバー狙いから段々ピンが混じってくる時期だし、アオリも終盤でかなり個体数が減っているし、どれも渋めの釣り物ですが、とりあえずやってみなけりゃわかんねぇべ、というわけで行って参りました。
房総はアオリかシロギス(投げ)くらいしか無いと思うけど、皆さん今の時期、何を狙っていますか??


◆というわけで一路南進
まずは明け方のアオリ狙いに。
ここのところ、風向きがずっと南西風、しかもかなりの強風(5〜7mが続いて10m以上の日もあったな)が続いているため、竿を出す場所が限られる。
まぁ堤防だよなぁ、叔父さんこっちは初めてだっていうし。
とまぁそんなわけで辿り着いた某堤防。釣り師はまだいないので、とりあえず一番良いポジションを確保。
ここで来ないならアオリは朝はいないってこったな。

とりあえず、頭にライトを点けて、システムを組んで、そして【タモを持って!】堤防へ。
前回、結構大きいのをこれでバラしたからなぁ……。今の時期に生きている個体なら、それこそ2kgオーバーの奴もいるに違いないし!
ちなみに随分前の釣行記にありますが、あの2kgアップをキャッチしたのも7月中旬だった様な気がする。


◆えいやっとっと、えいやっとっと
始めてみると、風が強くて広範囲に探れない。
特に堤防の上からだから、風が堤防に当たって巻いているし、しかも潮が押してきているので、すぐに風をはらんで大きく描いてしまうライン。ホント、0.8号を使っても強い風の時には仕方ないなぁ…。
隣の叔父さんも慣れない夜エギングに戸惑っている様子。経験者なのでシャクリはしっかりしているから、そっちは問題なさそうだけど、問題は飛距離かなぁ……。
近頃のタックルの性能は、本当に一昔前のモノに比べるとかなり進化していて、特にエギングなんか10年前からは安くて良く飛んで、軽くて楽にシャクれるタックルが開発されている。
そういったタックルでやってきた自分(ようやく3年目だ)ですが、やはり叔父のタックルを見てみると、これはちょっと、もう一つ良いのが欲しい、と思うものだった。予備タックル、貸してあげればよかったかなぁ…。

今エギングは『飛距離』で差が出るのではないかと自分は思っている。特に、房総では遠浅の藻場が続くので、せめて5m先まで放ることが出来れば、それだけチャンスが増すに違いないのだ。
房総のエギングで、手前ピックアップ寸前で「ズシン」と来た事が無いので、そう思うのですが、皆さんどうですか??

◆夜が明けてきて
だんだん堤防の上にアングラーの姿が増えてくる。
以前、タッチの差でベストポイントを逃して、朝イチの一杯を先に入った人に上げられてしまって以来、ここではとにかく「先行者」となるべく出来るだけ早くエントリーしている。まぁ、自分は粘るのが性に合わないので、しばらくシャクったら他の人に譲って、別のポイントに行ってしまうのですが。

そんなこんなで、投げ続けていると夜が明けてくる。「チャンスタイムですよ〜、張り切っていきましょ〜」と叔父に声を掛けて、少しでも飛距離を出そうと引っ張り出したのは、先日ナツラムで買ったエギ王Qセット(3.5号)に入っていたピンク・オレンジカラー…だったかな? 金テープだと思う。なんだったっけ?
とまぁ、ミッドスクイッドRVの方が飛距離は出ると思うけど、スローシンキングモデルしか持っていないので、沈降速度の速いノーマルエギを投入だ。
風を読んで、良い風向きになった時にえいやっと向こうの向こう、更に向こうへ飛んでいけ〜〜〜とばかりにフルキャスト。糸ふけを取って出来るだけ風の影響を受けないように、堤防のヘリから下に竿先を向けて、フォールを待つ。

2投、3投目あたりだろうか? 竿先に感があったのでアワセると“ヌルッ”という感触がして「何か」が掛かる。
「(??何だろう?? コウイカか?? それか小さいアオリかも?)」
普通だったら「ズンッ!」と乗って、「グィーーーーーーーーーーーン!!!」と走るのだが、これはどうか。なんか以前に釣った、モンゴウイカに似ているかも。
隣の叔父さんに「掛かりました、小さいけど」と伝えて、ゆっくりとテンションを抜かないように巻いてくると、
いきなり

グイーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

竿先が絞り込まれる。

グイーーーーーーーーーーーーーー…
グイーーーーーーーーーーーーーー…
グイーーーーーーーーーーーーーー…
グイーーーーーーーーーーーーーー…
グイーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!


なんと、5段噴射
凄い勢いで出て行くドラグ。そんなに緩くしていたつもりは無かったが…。
「うわ、こいつ、でかいぞ!!」
思わず緊張する自分。前回、タモ網を忘れて抜き上げようとして、バラした時の事が脳裏に浮かぶ。

しかし潮は沖へ出していくのではなく、手前へ寄せてくる潮回りなので、ジェットに耐えてさえいれば、ゆっくりと寄ってくる。
よし、浮いてきたぞ………見え……た?
「すんげぇ遠いいじゃん!!!???」
おいおい、ドラグ出しっぱなしの時があったけど、20mくらいは引っ張られたのかぁ? さすがにそれはないか。
久々の大物の感触に腕が震える。
ゆっくりと、ゆっくりと寄ってくるアオリ、叔父さんがタモを出して準備万端。だったのだが…

「デカイよ!」

55cmのタモなんですが、入れるのに難儀しているし。
堤防結構高いから、遠近感がよくわからんが、さすがにタモとイカの大きさを比べれば、結構でかいというのが良くわかる。何度かジェットで逃げるが、無事タモに収まり、叔父がひと言。

「オモイよ!」

堤防の上で思わずヒュゥと口笛(を吹いたつもり)。
隣にいた人たちが寄ってくる。良くこのサイズでタモに収まったなぁ……。
十分に身体の中の海水をジャバーと落としてイカを持ち上げる。
「うわ、でかっ! これ3kgくらいあるんかいな??」
「いや、無いですね、2kg半くらいかな」
いかにもエギングマスターと思しきお隣さんが取り出すはハンディ重量計。
エンペラをひょいっと引っかけて、計ってみると

2.65kg

よっしゃぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!

R更新



堤防の上では撮れなかったので、戻ってから撮って貰ったこいつ。
あんまり大きく見えないなぁ……。

とまぁ、そんな感じで、自分たちがいた時間にはこの一杯しか上がっていなかったけれども、まだ釣れたアオリ。
もしかすると3kgクラスがすぐ近くにいるかもしれません。


◆ガイド役としては失格???
「房総でアオリは釣れる!」
という事で叔父さんに是非釣って貰いたかったアオリですが、自分が釣っちゃいました。
4月や5月くらいだったらまだ個体数も多いし、10月頃からなら新子もキロ近くなるし、もっと個体数が多いので、またその時にもなんとか一杯目を釣って貰えるようにガイドできたらいいなぁ…。
「楽しかったよ」と言って貰えたのが救いだった釣行でした。



おまけ:エンペラと背骨(軟骨)、赤線が41cmです



おまけ:エンペラを切ってみた。なにこの厚さ
これで握りのネタになりそうだなぁ…ちなみにめっさ美味かった☆
  


Posted by テル某 at 20:36Comments(0)エギング

2009年06月27日

エギングは楽し!?(房総イカ調査 6/14)

“イサキ大爆釣〜☆”

え、イサキ? エギングでないの??
すいません、一応エギングの記事ですが、毎度毎度片手間でのエギングですいません。

というわけで、14日(日)にイサキ釣行に行った「ついで」に、沖上がりの後に南房の磯に入ってエギしゃくった結果をお伝えします。

◆竿頭まであともうちょっとだったのに……
ども、テル某です。
いやはや、イサキが釣れ釣れで結構凄い事になっていますね南房総。というわけで、行ってきました早川丸さん。
(中略)
おNewの30リットルクーラーが満タンになったので、かなり満足であります。
そういえば満タンになったクーラー、まぁた撮ってないや。


◆磯ではやはりロングロッドが有利
以前もちょろっと書いたかもしれませんが、房総の平磯ではとにかくイカのいるブレイクの向こう側までエギが届かないと意味無いし、出来るだけ糸もフローティングな奴が良いし、その位置にいるイカをきちんとランディングするには……。という諸々の事情によって、ロングロッドのアドバンテージがかなりのものになっていると自分は思うのですが、どうでしょう?
とまぁ、そんなわけで、9フィート弱のロッドを新調したテル某、タックルの準備をしながらウキウキ釣り気分☆ とりあえず一杯掛けて、魂を入れたいモノです。

入磯して、とりあえず釣りの跡が残っているけど、さてどうだろうか。もうこの時間(14時頃?)だとかなり潮位も落ちていて、あちこちにぷかぷかとカジメやらの海藻が見えているし、攻める場所というか、水深のあるイカの付き場に届くかどうか…。
とりあえずの一投目、かる〜く放ってみると、なるほど先調子というロッドの特性だ。
ちなみにメジャクラのザルツ8.9ft。結構軽いし、シャクリも手元に重心があるのか、それほどやり難いというほどでもない。大きく上に跳ね上げるのは得意かも。
ただ、2段シャクリの1段目、手首でピッとシャクって軽く巻き取り(ワンピッチジャーク)、すぐ2段目のシャクリに行く、そのタイミングがやはりロッドの長さが邪魔して、ピッ……グイン、といった微妙な「間」が出来てしまうのが少し気になるかな?

◆魚はいる、イカもいる
あちこち渡り歩いて辿り着いたは乙浜港。エギンガーが結構いる。見ていると、「うまいなー」と思っていた人の竿がしなっている。グィン、グィンと曲がる竿はアオリイカのジェット噴射。タモでキャッチされ、キロアップが上がっていました。お〜、さすがに上がるねぇ。
でもさすがにキロアップは何杯もいないだろうと場所移動。誰もいない所で密かに釣ってやるぜ!

というわけで、車を少し飛ばして入った磯、たまに磯師の人が入っているので、まぁそれなりのポイントなのだろう。
今度はカゴアジで来てみようかな? という場所だが、如何せんエギングではポイントが遠い。高いところから眺めてみても、深いところと浅いところの見分けが難しい。なんとかカウントダウンで水深を測って、なんとか釣りが出来る様にしていきたい所だが…。
トップバッターはこの前補充で購入したエギ王Q。ダートの質も、シャクリで跳ね上がる高さもバランスが取れているエギである。普段なら「エギ王Q浅」を使う所だが、飛距離が欲しいここは重量がある程度あるノーマルモデルを投入。

カウントは1mを3秒。水深が5mあったとして15秒、潮の流れと風でラインが膨らむ抵抗分を加えて、25秒で糸ふけを取りつつ最初のシャクリ。大きく1段、完全にラインが張られてからさらにもう1段。ここからのカウントは10秒、シャクリを入れ、そして同じく10秒のカウントを入れていく。
3投ほどして底の様子が判ってきたので、とりあえずエギチェンジ。活性の高い個体がいれば、1回目のシャクリから2回目、3回目の頃に抱いてくるのだが……。
しばらくエギ王Qで粘ってみるが、無反応。少しずつ場所を移動しながら、エギもチェンジ。エギ王Q浅、ミッドスクイッドRV、ミッドスクイッドRV・SLOW+……etc.

◆伝家の宝刀?
海藻をカンナに掛けながらも、なんとか海藻ギリギリ上までフォールさせる事をくり返すが、反応無し。
エギをチェンジしながら気付いた「ミッドスクイッドH−RV・SLOW+」、そういえばコイツ使っていなかったっけ?
でも何で1個しか入っていないんだっけ???

<回想中〜時を遡るに5月中頃>
そろそろ新しいポイントの開拓を始めようとあちこちに入っていたテル某。新しいポイントを攻略するにはやはり「犠牲」が付き物であって、数々の冒険家が挑んでいった前人未踏の秘境(ポイント)は、数多くの犠牲者(エギその他)を生んでいったに違いないのである。
テル某とそのエギ部隊もまた、同じ危機に直面するのだった。
「5個の新型が、たった1時間で全滅だと??」
連邦のモビルスーツは化け物かどうかは判りませんが、手痛い損失を受けた自分は当然、
「総員撤退、撤退である!!」
昨年末の安いときに10個くらい買いだめしておいたのに、あっと言う間に戦力半減以下。
「あたら若い命が散っていく……寒い時代だと思わんかね」
<回想終了>

「……あ〜、そっか。前に来たときに盛大に散っていったんだっけ」
とまぁそんなこんなで唯一、残っていたミッドスクイッドH−RV・SLOW、ホローオレンジスギカラーをセット、えいやっと投げ込んでいくと、

ズシン……グィーーーーーーーーーーーーーーーーーン

見事に一発必中!!!
こういう事があると、カラーチェンジ、エギチェンジが有効だと思ってしまう。実際にエギチェンジでヒットしたわけだから確かにあるのだろうけど。

浮かせるためにジェットをいなしつつ、グリグリっと巻くと、

ジィィィ……ジィィィ……ジィィィィィーーーーーーーーーッ!!

という風に、ドラグが2段目、3段目と連続で出て行く。良いねぇ、2kgは無いと思うけど、ナイスサイズのアオリだろう。
ぷかりと浮いてもジェットをくり返すアオリを、ゆっくりと寄せてくると、しっかりとフッキングしているのが見える。
よし、これならばと一気に抜き上げ。見ると


アオリイカの雌・1.7kgくらい? 今期最大

あちゃ〜〜、またメス子ちゃんですか。異性にはモテモテだな自分、軟体動物だけど(殴)
ぱっと撮ってすぐにリリース。大丈夫かいな?
とりあえず、ヒットエギになりそうなので、ポイントを変えて投げていると、フォール中の糸に変化。軽くテンションをかけてみると…

グィーーーーーーーーーーーーン

ありゃ、聞き合わせで乗っちゃったよ。掛かりが浅いかもしれないので、とにかくテンションが抜けないようにゆっくりと寄せてくる。掛かり具合を目視で確認、せーので抜き上げランディング。いいかげん、タモ網持って来る方がいいよなぁ……。


アオリイカの雌・1.2kgくらい?

またまたメス子ちゃん。なんだか先月末からメスばかりの様な気がするというか、紛れもない事実。
さっとリリースして、オスはいねがぁと投げていると、エギが飛んで行っちゃいました。
どうやらガイド絡みが発生していたらしく、リーダーとスナップの結節部分で切れてしまった様子。
あ〜あ、最後のH−RVだったのに……。


今日2連続ヒット、ミッドスクイッドH−RV SLOW/オレンジ・スギ
ちなみに印部分には咬み跡があり、下地まで出てしまっています。イカの歯ってバカに出来ねぇです。

というわけでなんだかしっくり来ないまま納竿。う〜む。
とりあえず戦力の補充を済ませてから、新たな戦略を立てなければいかんですな。  


Posted by テル某 at 19:53Comments(0)エギング

2009年06月25日

6月・梅雨真っ直中のエギング釣行<その壱>

“梅雨が開けるまでが釣り期間! テル某的には梅雨明け=シーズンオフ、なのですよ”

ども、気付いたらもう既に6月も半ばを過ぎていて、全ッ然更新してねぇッス、さてさてどうしよう、テキスト起こしから始まるのかよ、ヤベェやる気でねぇ、週末に纏めてやっか〜……という相変わらずやる気の無いテル某です。
ブログまめに更新されている方は凄いですね。
まあ、目的と伝えたい内容が全く異なっている(自分は釣行記メイン)ので、一概に更新速度云々では分けられないのでしょうが、自分は短く釣行の様子をまとめて、写真をぱぱっと張って、携帯から更新されている方は凄いと思います。

こうしてテキストエディタ(こういう言い方がじじくさい?)に向かって、あんなことあったっけ、こんな事やったっけ、釣ったときの状況はこんなだったっけ、竿頭の人のタックルってあんな感じだったかな、あの人のジャークは参考になるな、……等とつらつらと考えつつ、思うまま気が向かうまま、羅列していくとこんな長文ばかりで誰も読む気がしなくなるブログ記事が出来上がるわけです、反省〜(<してない、絶対に反省してないよこいつ!!)。

◆というわけで、6月に入ってのイカ状況
6月の2週目というか1週目の週末は6日、7日。確か6日に釣りに行ったと思うけど、7日だったかな? とりあえず外房方面へのんびり釣行に出かけて、外海を眺めながら南下。どうやら海上へ抜けて発達した低気圧の影響か、雨は上がっても海はまだまだ荒れているっぽい状況。
結局、東からの波の影響を受けない乙浜から野島崎辺りでエギングをする事になりました。

相変わらず人が多い乙浜港。エギンガーもちらほらと見えるが、なんとなく駄目そうだったので、人の居ない海岸側から、磯、小さな港まわりを攻めていくことに。
今は干潮の時間帯なので、浅いところには藻が浮いている所もあるし、でも底の様子が判って、次回攻めるときに大いに参考になるだろう。
朝から回っていたので、途中車の中で仮眠。上げ3分くらいからまた気合いを入れ直して入磯。さて、どこに入ってきているかな…?

◆モンゴばっかだよ?
しばらく回ってみて無反応。普段なら小さいサイズとか反応があるんだけど、そういえば今年のシーズンインからは、キロ以下っていうのは少なかった。やはり海水温の上昇はそれなりに影響を与えているのかも。

そんなこんなで海藻を何度もカンナに引っかけながらも、藻の上を丹念に探っていると、
ズンッ……
しかし、生体反応はあるものの、まるで雑巾をひっかけたのかの様な重さ。

タコかいな??」

たまにジェットを出しているのか、グイン、グインと引いていくが……。水面に出ると脚が見える、あれ? なんだ?
寄せてみると
スミイカ?

初めて見る色、蛍光グリーン色に輝くボディに甲側の特徴的な紋様。
なんと、モンゴウイカ(標準和名:カミナリイカ)でありますよ!
初めて釣ったわ。

とりあえず、スミイカと同じ方法で締め(眼と胴体の間を甲側から掴んでスミを被らないようにして、甲の先を磯にぶつけて叩き割る)、念のため眼と眼の間にイカ締めピックを通しておく。
それにしても……凄いスミをまき散らすもんだ。さすがスミイカ(コウイカ)系。

◆ドブシュゥゥゥゥウウ!!
とまぁ、とりあえず久々にイカを釣ったので、もう一杯ほどいけるかとしつこく投げてみると、また別の場所でズシン。
先ほどよりも大きい、これまたモンゴウイカでした。

スミイカ系のイカスミは、本当に洒落にならないので、そろり、そろりとランディングしようとリーダーを掴むと……
ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!!

うほっ、ランディング失敗(墨爆)

ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!!
ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!!
「え〜い、こら……」
ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!
ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!!
ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!!
ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!
「いいかげんにせんかーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
いい加減頭に来ていた自分、取り込もうと手を伸ばした瞬間

さらに特大ブシュゥゥゥゥゥゥゥ!!

「うわ、眼が、眼がぁぁぁぁ!!!!(ムスカ調に)」

ランディング、大失敗というか、ここまでくると喜劇である。

故人曰く『事実は小説よりも奇なり、漫画より滑稽なり』

◆モンゴウイカのスミ
家に持って帰って、捌いてみたらスミ袋が破れていたらしく、墨だらけ。
しかもこのスミ、ネットリとして半固形でしかも真っ黒。流しが詰まるわけだ。
それにしても甲は結構大きくて硬いのね。

身はちょっと固めだったけれども、きちんと隠し包丁を入れると丁度良い歯ごたえと柔らかさ。アオリイカは隠し包丁を入れる必要があまり無いからなぁ。
お寿司屋さんのネタでイカというのはモンゴウイカ、スミイカが多いというけど、残るスミイカ系はシリヤケイカだけ。
シリヤケイカは千葉でいうと飯岡辺りから北側、銚子波崎、鹿島で上がる事が多いし、特にこの時期はスッテorエギングでの釣りで何十杯も上がるらしいので、一度行ってみようかな?  


Posted by テル某 at 22:02Comments(0)エギング

2009年05月13日

GW総括(4/26〜5/6)

“シャクってシャクって〜、はいフォォォォォォーーーーーーーー!!!!!”

ども、テル某です。
皆様ゴールデンウィークはどの様に過ごされたのでしょうか。

高速料金も安くなって、遠出するのにも良い「5連休」がある今年のGW。北海道にでも渡ってみたいなぁ…。しかし渋滞が嫌いな自分、やはり房総でフィッシングと相成りました。ちなみに沖釣りでは鯛ラバ船とジギング船、イサキ等々。陸っぱりは基本的に昼間はエギング、夕方は磯かサーフでシーバス狙いでした。

結果と言えば、鯛ラバ船とジギングは見事に不発。乗っ込みマダイ&春ヒラマサはまたお預けになりました。
イサキは先月も行ったけど、さらに追加。ただ、白浜沖だったので、例の黒潮激流に揉まれながら、見事に船酔い。久々にコマセ製造器となったテル某でした。

というわけで、今回は多少なりとも成果のあったGW中のエギングについて報告したいと思います。


◆房総エギングの調子はどうか??
ちょっと前の記事で、フィッシングショーにて、ダイワブース(エメラルダス)にいらっしゃった大原の渡邊さんが、

「今年の房総は冬の海水温が暖かかった(黒潮の影響がずっと続いていた)から、期待できますよ!」

と言っていた事にくわえて、4月の終わりから5月頭にかけて、更に黒潮分流が伊豆半島から伊豆大島、野島崎にブチ当たり、最大4ノットをたたき出し、海水温が一時的に20度まで上昇した事もあり、まさにアオリイカの活性はいやが応にも増して来ているに違いないと思われていた。
しかるに一方、テル某は今シーズンたまにエギ投げる程度で、エギングらしいエギングをしてません。
沖釣り釣行が多かったため、釣ったら速攻帰って魚を捌き、周囲にお裾分けをするという習慣が身に付いてしまって…。

というわけでこのGW、久しぶりにエギングを本格的に、アオリイカ狙いでやる事になりました。とは言え、たまに他のルアーを投げまくる事もあった事は言うまでもない。


◆調子は……良いんでない!?
というわけで、4月中旬にようやく今年初の一杯目を上げた後、このGW中にアオリイカを次々と掛けてきたのですが、掛かってくるアオリはどれもキロ弱からキロ強サイズばかり。しかもメスも同サイズで、キロ強ってのはかなり良いはずだ。昨年は4月頭にポンポンっとキロ&キロ弱サイズを上げましたが、当然両方とも♂のサイズでした。
♂があまり掛かって来ないのは多分、このGW中に房総へ押し寄せたエギング・マスター達によって、釣られてしまったのだと思う。

実際に、この♂(キロあった)



を釣った後に、♀アオリを釣った(リリース)のですが、やはり♂が始めに掛かってきて、後でそれよりも小さい♀が来る事が多いと思われます。
皆さんの釣行結果はどうでしたか?


◆粘るか? ランガンか?
それはさておき、今回竿を出した所は、富浦辺りから館山湾、洲崎から布良相浜、野島崎周辺、乙浜港から白間津の磯、海風王国から先の小さな漁港を回って千倉までをメインに、勝浦興津、浜行川に小湊天津鴨川太海江見あたりと、かなり広範囲に渡ってイカ調査してきました。
まぁ、1ヶ所に留まって粘る釣りをしなかった事もあるし、やはり陸っぱりでの釣りは「ベストポジション」と「それ以外」になってしまうので、「ベスト」な釣り座以外はボウズというのはよくあること。

だったら、誰もいない所を探して、早めに頭を切り換えれば、より多くのチャンスが巡ってくる可能性も高いと自分は思っています。
それでなくとも連休中は、どこに行ってもエギンガーの数が多かったし(渋滞も大変だった)、堤防にはスミ跡が多々見受けられました。海水温が高い状態も続いていたので、活性もかなり上がっていたはずでしょう。
自分も最終的に、♀700gくらい、♀キロ強、♀1.4kgと、♀にモテモテ三連星で締めました。

ちなみに♀1.4kgはてっきり♂だと思って家に帰って捌いたら、白子ではなく卵で吃驚した次第。1.4kgの♀って初めてだわ。この時期は♀は出来るだけリリースしてきましたが、残さず頂いて供養といたします。


◆このままアオリイカの成長が続けば…
今キロクラスのアオリも、6月7月の梅雨時期まで、もしくは梅雨明け頃まで生きる個体ならば、この高水温状態(18度より上)が続けば、2kg〜3kgサイズになっている可能性もある。
そろそろ、抜き上げ出来ないサイズのアオリが掛かる可能性も増えてきた(実際上がっている)し、ギャフかタモ持参が必須になりそうです。坂田とか高い堤防に行く時には必ず持って行っているんですけどね。やっぱりタモかな、ギャフ掛けた♀をリリースする事に抵抗あるし。

4月から沖釣り連荘だったので、しばらくは陸っぱりからあれやこれやと狙っていきたいと思います。
1)エギング
2)投げ釣り
3)ショアジギング
4)サーフヒラマゴ
こんな順かな?
あ、でもそろそろ旬になる金谷のビシアジにはそろそろ行っておきたいなぁ…と思っているテル某でした。



というわけでこいつが1.4kg。この写真を撮っているこの時まで、♂だと思ってました。  続きを読む


Posted by テル某 at 20:30Comments(2)エギング

2008年06月01日

アオリロマンを求めて(房総イカ調査5/30)

“先頭打者への初球、甘めに入ってきたのを逃しませんでした”


28日に仕事の都合で、外房方面へマイカー出張する予定が出来たテル某。車の中の様子はかな〜りダメ〜な感じになってしまっているので、急いで整理。
天井のホルダーに付けられているロッドを外そうとして、ふと思う。

「ちょっと、行ってみるか?」

というわけで、30日の早朝、ちょびっとエギングへと出かけて参りました。
先週の25日(日)は釣行出来なくて、そろそろ禁断症状が出そうになっていたし、このブログ、殆ど釣行日記で更新しているので、ネタにも困っていたし…。


◎外海は波が高かったです
前夜は帰宅&即就寝。起床3時で、現地到着は4時半頃。ポイントへエントリーした時はたぶん5時頃だと思います。
エギをセットして、えいやっと第一投。今日は北東からの強めの風が入ってきているので、この釣場は少々投げづらい。投げるエギも、いつものシャローモデルではなくノーマル。更にカウントを長めに取って、しっかりと底を取る。大きくふくらみ、弧を描いて着水しているラインを煽って、底を切る。そして2段シャクリをするために一度着底(カウント10)させてから、2段シャクリ…しようと煽った竿に重み。わずかに動いているので、この重みはスミイカ? と思い切れない様に軽く巻きアワセ。すると竿がグググーーーと絞り込まれる。
お、きちんと乗った。たしかに一投目で乗る事は多いけれども、これは幸先良いかも。
慎重に遣り取りして上がってきたのは900gくらいのメス。当然抱卵しているのですぐにリリース。


アオリイカのメス、でも結構良いサイズかな?

メスが居るならオスもいるだろうと、付近を投げて回ってみるが、無反応。
仕方ないので、エギローテーションをしつつ、先ほどのポイントに近い砂地を狙って投げてみると、グンと反応。
こんどはサイズダウンしてのオス800gくらいか?


ちょっとサイズダウン

その後、場所を転々としながら、しばらく投げ続けてみたけれども、雨も降ってきたので終了。
実釣1時間半でも、居れば釣れるものですね。


◎春イカシーズン攻略法?
ここの所の釣果で言えることは、やはりシャローエリア(7〜8mより浅い)の攻めでは、きちんと底を取る事が肝要かと。すべて、底付近というか、底でのヒットですから。

決して、エギメーカーに儲けさせようとして言っているのではないですから(^^;  続きを読む


Posted by テル某 at 08:25Comments(3)エギング

2008年05月23日

ザ・アオリフィッシング(房総イカ調査・5/17後半戦)

“ダイワの新型? ……Newタイプだとでも言うのか!?”



近頃、冒頭の一言が変な感じになっていますね、反省。それはさておき、5月17日(土)の後半戦です。
12時に勝山を後にして、向かうは南。いつもの通り館山方面であります。
先週、なんとか粘って粘って粘りまくって、糸引くまで粘った上での釣果だったエギング。今回はそれほど苦労せずになんとか釣果にありつきたいものであります。


◎台風の影響は無いと思えるが…
とりあえず、腹ごなしにと一路スーパー「おどや」へ。とその前に、那古の堂ノ下に寄ってみたが、投げの人が数名いただけで、特に荒れた様子は無さそう。まぁ、鏡ヶ浦はその名の通り、外海が荒れても殆ど影響を受けないんですが。
今日は大潮で満潮が4時頃。となると、磯周りで何か出来るかな〜と思いつつ、そのまま布良へ。台風の影響が心配だったが、特に問題無さそうである。海底はどうなっているか解らないけれども。

というわけで、上げてきているこの時間帯の短時間勝負、南房磯のスリット打ち開始!
持ってきたルアーは、早引きバイブ、ワインド用のワーム、Fミノーだけ。浅い所をウェーダー履いて渡って、出来るだけスリットと、サラシが出ている場所を狙い撃っていく。
本州の東側にある低気圧の影響か、それなりにうねりが入ってきていて、そこそこのサラシが広がっている。
これで居ないとしたら、多分ベイトフィッシュがまだ磯周りまで入ってきていないのかも。もしくはシーズン外しているかですね。元々、この辺りの磯シーバスのシーズンは、1月〜3月くらいまでというのが定番らしいですし。

ひたすら砂浜と磯を歩いては投げ、歩いては投げを繰り返したが、無反応。
よって、本日の磯シーバス、あわよくばヒラメマゴチ狩りは終了。この時間からはエギングである。


◎大潮ですから…
野島崎近辺に来てみたものの、平磯はほとんどの場所でカゴ師の方々が占めていて、エギング出来そうな場所が空いていない。
仕方ないので、まずは乙浜港へ出かけてみるが、やはりこちらも堤防は一杯である。どうしようかなぁ…。
仕方ないので白間津方面へ。向かい風が少々気になるが、磯ならなんとかなる…と良いな。多少うねりがあったが、入れそうな場所を選んで、とりあえずまた膝まで浸かりながら、先端方面まで歩いて回る。

磯釣りの方もいたが、とりあえず投げ込んでいる方向を見つつ、なんとか投げられそうで、足元が安定しているポイントまで到着。ちょっと前に報道されていたニュースにもあったけれども、いつ高い波がやってくるか解らないです。用心に超したことはありません。

タモを下に置いて、とりあえずえいやっとばかりに投げ込んでいく。
手前10mは藻が茂っているので、その先に偏光グラスで辛うじて見える多分砂地かゴロタの辺りにカウントダウンして底を取る。底を取る事が出来そうな場所で良かった。一応、入るときに上から眺めてみて、底を取れそうな位置は確認しているけれども、やはり実際に投げてみないと解らないからな〜。

あまり深くないので、使うエギは「ミッドスクイッドHーRV SLOW3.5号」である。最新型にしておNEWのエギだが、はたしてその効果の程やイカに??
底を取って、シャクって、底を取って、シャクって…、藻に絡まる。そして、藻に絡まった位置を覚えておいて、シャクる位置と、回収する位置を見極める。どうやらこのポイントの場合、スラック・ジャーク、スラックを出す緩いシャクリの場合だと4回、ジャークを入れる2段シャクリだと3回程度、誘いを行える。
さ〜て、いるかな〜??


◎見せてもらおうか、ダイワの新型の実力とやらを!!
エギのローテーションを繰り返し、また元に戻って「ミッドスクイッドHーRV SLOW3.5号/オレンジスギ」カラーに。
多少風に煽られるので、風上方面にエギを投入し、底を取る位置まで落としていく。SLOWである事と、風に煽られる事、そして流れがあるので更に長めに取ったフォールの後、軽くアオリを入れて、底を切る。2段シャクリから15秒のフォール、そしてラインテンションを張るために軽く煽ると竿に重み。

グイーーーーン、グイーーーーン

う〜む、こいつは500〜600gサイズかなぁ。
でも、ヒットはヒットである。よっしゃ! 期待通りの位置だった。エントリーするのに苦労した甲斐があったというものである。
慎重に上げてみると、思った通りの600gくらいのメスでありました。
カメラを持っていかなかったので、そのまま即リリース。大きくなれよ〜〜〜。

メスが居たということは、オスもいるはずと、先ほどと同じ様に投げてみる。すると2投目。

グイーーーーーン、グイーーーーーン!

先ほどよりもより重いジェットで竿がグイン、グインと曲がっていく。ちなみに磯に降りたのに8.3フィートのニューロッドを持ってきているので、結構良く曲がる。でも磯だとロングロッドにアドバンテージがあるからな〜。
等と思いつつ、浮き上がってきたサイズはキロ行っているか? という微妙なサイズのオス。


◎一杯で満足ッスよ
しかし、もうちょっと振っていられそう(日没までもう少し)なので、少し振ってみた。何投かしている内に、フォール中に違和感を感じたので軽く合わせてみたが、回収してみると脚が一本付いている。身切れしてしまった様である。
初めてのエギングの時以来、身切れは無かったのになぁ……というわけで、本日は納竿。

それとこのロッド、やはり感度が良い。

「着底したかな?」
「何か違和感が…」
「藻に絡まったな」

という様に、ラインから伝わってくる微妙な変化を感じ取る事が出来る。価格帯が上がれば上がっただけのものになるという事なのだろう。あと、8.6ftから8.3ftになった事も感度を上げる事に貢献している模様。
まるで、自分の感覚が広がった様に思えて、少し上手くなった気分である。
それと、エギングの名手と呼ばれる人たちの言う「アタリがあった」というのは確かに感じているのかも、と思える様にもなりました。


◎家に帰って検量
というわけで、今回のイカの重量は…

 940g

くっはぁ〜〜〜、やっぱりキロには足らずか。何となくそんな感じしたんだけどな〜。



 というわけで950kgのアオリイカでありました
(写真に写っているエギはヒットエギではありません)

次こそはキロアップを釣るぞ〜〜〜!!!  続きを読む


Posted by テル某 at 20:14Comments(0)エギング

2008年05月15日

暴走イカ調査?<今期2度目>

“僕はッ、釣れるまでッ、投げるのをッ、止めないッ!!”
(by ジョナサン・ジョースター)


『イカ、釣れてね〜〜!!!』

5月11日(日)、昨日の冷たい雨がようやく上がった昼前、テル某の口から、思わず出た言葉である。
ナチュラムから届いていたブツを開梱しつつ、仕分けが済んでいない釣具を整理しながらカレンダーを眺めてみると、先月のキロアップを獲った日(4/6)から、一月以上を経過していた。


届いたおニューのエギングロッドをピシピシと振りながら、頭の中では釣行に関しての脳内会議が始まる。昨日は仕事だったし…雨だったから良いけど、今日もまた冷たい雨。しかも用事があって、釣りに出られるとしたら…16時頃から?
となると、夕マズメを釣って、満潮が22時頃だからそれくらいまで釣るとして、6時間くらいは釣行可能だなぁ。しかし、明日は仕事だし、なんか寒いからかなり体力減りそうだし…。

さんざん悩みつつも結局、おニューのエギングロッドの筆おろし…じゃなかかった竿おろし? を兼ねて、一路南下していくテル某でありました。


◎とりあえず、自衛隊堤防を眺めてから
館山に来ると、とりあえずここで様子を見て、付近で何かが釣れているかどうかチェックするのだが、さすがに車も少ない。車を停めて、ドアを開けると北東から風がゆるやかに吹いてくる。
この風が夜には5mを超える風になるという予報が出ているので、先に風裏に入っておこうと、一路白浜へ。

潮位の高いうちに、シーバス狙いで磯浜に降りて、ルアー投げまくったが、ダメ
漁港で船道(でかいスリットと考えて良いよね?)で投げてみたが、ダメ
野島崎横の磯でエギ投げてみたが、ダメ。ここ足場が高いからな〜。(帰り掛けは誰もいなくなっていた)

それにしても、南海上には台風が来ているというのに、サラシの一つも広がっていない。
おヒラ様でも狙えるかと思っていたけれども、来るのはちぎれた海藻ばかりである。

とりあえず、乙浜港まで行って、エギを少し投げたが風が強いので撤収。あまり厚着してこなかったから、寒い寒い!
【現時刻21:50】


◎エ〜ギをシャクって、えんやこ〜ら〜♪
風裏に行かないと、どうにも寒いというわけで、やってきたのは富浦旧港。ここは激浅だが、たまにびっくりするほど近くにイカが入ってくるのだ。釣りボートおきむらでもお馴染みである。
(イカ略)
無反応でありました。
【現時刻23:10】

次に向かうのは…この位置だと南無谷の端か岩井袋だが、実績のある竜島堤防が内房では一番、というわけで、竜島堤防到着。
岩井袋も勝山港も飛ばして「とにかく1杯!」、なりふり構っていられません。ちなみに現時刻24:00。
当然、誰もいね〜〜。やったね、貸し切りじゃん!!(<フィッシャーマンズ・ハイになっている)

これで釣れれば良かったのだろうけれども、一通り攻めてみても何の反応も無い。エギをローテーションして、シャクリを変えてみて、ボトム引き(根掛かりするからあまりやりたくない)で誘ってみたり。
テトラ上にはイカの墨跡がくっきり残っているが、いまは居ないのだと判断するしか無いかも。回遊に当たれば、かなりコンスタントに釣れる場所なんだけど。先端のここに入釣できないとキツいけど。
加えて、港周りを丁寧に攻めてみたが、反応無し。ここも、ダメか…。
【現時刻24:35】


◎まだだ、まだ終わらんよ!
というわけで(?)保田港へ。アオリがダメならスミイカだって…。
(中略)
すべて、沈黙。
ああ、ばんやのお風呂に入って暖まりてぇ…。
【現時刻25:10】

というわけで、前回の暴走パターンと全く一緒で、最後はここ金谷港。
北東風なので、砂積み場とフェリー港内を行ったり来たり。本当はテトラ側堤防に乗っていって、船道横の駆け上がりに生えている藻場の横を深場から攻めていくのが良いのだけれども、仕方ない。
かと言って、トーフに乗っかってキャストしまくるってのもさすがにしんどいし。あそこ、風が下から吹き上げてきて結構怖いんだよな〜。(というか、真夜中に1人でテトラ渡るの危険だからやめようよ:己ツッコミ)

時計を見れば、とうとう26時を回っている。
一体、何をそんなにムキになっているのか……ってこの台詞、前回も使った様な気がするが、毎度お馴染みということか。

何度も藻にひっかけて、港内をひたすら歩いて投げて、繰り返す。
すると、

グイーーン、グイーーン

き、キターーーーーーーーー(T^T)9ーーーーーーーーーー!!!!!

300gくらいのメスでした。



久々のアオリ、本当に長かった気がする


食べると美味しいサイズですが、速やかに写真を撮ってリリース。大きくなれよ〜。
狙いはキロアップ、少なくとも700g以下に用は無い。
…でも、今の時期、ここ金谷でキロアップが上がるんかいな??
ギリギリ、浮島(勝山)までだろうなぁ。海水温は先週、随分上がったけれどもさすがにどうだろう。6月に入ればこのあたりにもキロアップサイズが入ってくると思うけど、今年はどうだろうか。


場所を変えて、更にひたすらキャスト、キャスト!
いると判っただけでもめっけもんである。

と、キタ!
だが小さい。殆ど先ほどと同じサイズ。グイーーンの間隔が一緒だからすぐに判る。


というわけで同じサイズのオス追加!


このニューロッドだと、これくらいのイカでも結構曲がる、それが楽しいかも。加えて軽いからシャクるのが楽。でもシャクっている感が少ないから、その点はどうだろう。きちんと縦に跳ね上げられているのだろうか?
加えて、やはり遠投性能はイマイチ。もうちっと先まで攻めたいというのがあるんだけれども。
やはり、磯用&サーフ遠投用には今まで通り、ロングロッドが楽で良い。

ま、このロッドのスペックと使いこなしはまた後での課題ということで、本日はこれにて納竿。


千葉に帰り着く頃には、空が明るくなっていた。
しかし、彼の顔にはやり遂げた男の、満足な笑みが浮かんでいた…。

<終>


とまぁ、そんな感じでした。
バカみたいに(<正真正銘の馬鹿である)竿を振り、シャクリ続けて、ようやく得た釣果でした。久々の釣果というのは小さくても嬉しいですね。こいつらがキロアップになるのは8月頃なのかな?
しかし実釣5時間、移動に2時間と、本当にスマートじゃないです。

でも、これこそがっ、暴走ルアーメン真骨頂なのです!!  続きを読む


Posted by テル某 at 20:27Comments(3)エギング

2008年05月11日

房総イカ調査(GW後半)

“う〜ん、何が原因なのだろうか?”

GWも終わり、結果として殆ど良い釣果に恵まれなかったテル某です。
一応、釣行記録として残しておきます。またまたまたボウズですが。


◎第1部 5日夜
夜7時過ぎ、千葉市内でもかなり強い風が吹いている。この風がめまぐるしく変化すると予報に出ているが、その一瞬の隙を衝けば、それなりのエギングが出来るのではないか?
そんな思惑を胸に秘めて、一路南下。

まずは館山湾での調査開始。一応東風なので、横からの風になるが、とりあえず人がいない。ということは釣れていないか、3日4日5日とずっと叩かれ続けているポイントには、今回の潮回りで入ってきた活性の高い個体はもう殆ど釣り上げられてしまったと判断するのが正しいのかもしれない。
某所と某所で投げてみるが、無反応。この強風はしばらくして北風に変わってくるとの予報が出ている。
それを信じて、一路白浜へ。

まずは乙浜港を見て、風が強すぎでダメ。その後、漁港周りを見て回るが、潮が低めなので、とりあえず仮眠を取ることに。

夜が明ける前、あちらこちらで竿を出してみたが、特に反応は無い。
やはり、ここのところの安定しない天候が影響を与えているのか、それともポイントのチョイスを間違ったのか。
とりあえず、金谷へ向かうか。


◎第2部 6日午後
沖上がりが12時なので、まだまだ時間はたっぷりとある。
しかし、GW最終日でそこそこ混んでいるかと思いきや、結構空いている千葉の道、R128。普段だとかなり混んでいて移動にも時間がかかるのだけれども。
とりあえず、南下。自衛隊堤防の様子を見てから判断しよう。

到着した自衛隊堤防、そこそこ混んでいるけれども、あまり人出で賑わっている風でもない。連休中にしては少ないくらい。
どうやら、朝の北からの強風で人出が少ないのかも。ここは北風が吹くと結構難儀する場所ですからね。サビキとかは関係ないけど。
裏の自衛隊護岸を回ると、バーベキュー家族が結構多い。沖の島にかけてのこの場所の風物詩だなぁ。
とりあえず、適当にエギを投げてみるが、無反応。何人かエギンガーがいましたが、どうやら反応は無さそう。

まぁ、見ての通り、緑色の海水ですからねぇ。真水が入るとこの色に濁りますが、ここ館山湾ではこの色になるとクサフグが大発生して、投げ釣りでは大変なんだよなぁ。
とりあえず、イカも真水を嫌うという事ですから、やはり沖の方へ行ってしまっているのかも。

というわけで、エギング終了。

残りは夕マズメまで湾内のヒラ&マゴ調査に明け暮れましたが、一回アタリがあっただけでフッキングせず。
根回り攻めなのでジグヘッド&パワーシャッドでしたが、やはりフッキングは甘いよなぁ。

という結果でございました。

前回の釣行(キロアップ)が4月の6日だから、丁度ひと月、イカ釣っていない。
毎度頑張っているんだけどなぁ…。
やはり、新しいポイントの開拓が必要なのか……。

というわけで、マイ・フェイバリット・ブック

空撮 堤防・地磯・沖磯ガイド<房総半島内房・南房編>
コスミック・ムック(定価2,600円)

を眺めながら、この磯なら入れそう、ここならこう攻められるかな、と平日はまだ見ぬアオリを夢見ていたり。
やはり、攻められるポイントのストック数で陸釣りの釣果はかなり変わってくると思います。

次はどこへ行こうかな〜☆

エギ 3.5  続きを読む


Posted by テル某 at 19:57Comments(0)エギング

2008年05月02日

房総イカ調査(GW前半)

“また新しい釣りジャンルに手を出しテル某”


ども、テル某です。皆様良い釣果に恵まれてますか?
今日から明日にかけて、少し雨が強く降るそうで、準備万端で準備をされていた方は、ちょっと冷や水を掛けられた感じでしょうか?

自分はと言えば、先週末の25日朝と、みどりの日(29祝日)の夜〜明朝、ちょこッと釣行してきました。

結果としてまたまたボウズでしたが、とりあえずの調査は出来たと思います。
何事も、現地に行って、竿を出してみないと判りませんからね。
ではイカ(以下)本文です。


●24日夜〜25日朝
◎シーバス釣行&エギング
会社から帰って、まだ雨が本格的に降っていなかったので、25日の日中の用事までに帰ってくる予定で出発。木更津か富津で久々に浸かろうかと思ったのですが、雨脚が強まったので、とりあえずエギング予定も考えてそのまま南へ。
とそのままエントリーポイントをあれこれ探しながら南へ行ったら、そのまま何故か野島崎まで到着。
満潮前後なので、もしかするかととりあえず明るいポイントを探して、シーバス狙いのミノー攻め。いるかないるかな〜磯マル磯ヒラがぽっと出てこい〜。
鼻歌交じりで釣っていたが、全く反応無し。さすがにもう4月も終わりで、シーズンは終わっているのだろう。今は湾奥へ駆け上がっている頃かなぁ。湾奥は好調みたいなので、また来週、金田あたりにでも釣行しに行ってみるべ。

さらにポイントを変えて攻めてみる。磯を渡って、出来るだけランディングし易い場所を選んで、シャロー攻略ミノーで攻めてみる。波が穏やか、というかかなり凪いでいるので、サラシらしいサラシも見あたらない。こんな状態で釣れるのかねぇ?
各スリットを3〜5投して探ってみたが、アタリ無しで終了。
もう少し波っ気があった方が良いのかもしれないなと思いつつ、撤収。

◎空は満天の星空で、しかし…
乙浜港へ移動。エギングはどうかな??
風は北東からの風。いつもの手前突堤には人がいない。タックルを持ってスミ跡を探してみるが、あまりスミらしいスミが見あたらない。コマセを洗い流した跡があるだけだ。
望み薄だなぁと思いつつ、船道目掛けてえいやっと投げ込んでいく。
さすがに眠くなってきたので、一度仮眠を取ろうとクルマに戻る。しばらくしてからウインドウを激しく叩く雨の音で目が覚める。結構本格的に降っている。堤防の上には数人のエサ師の方が見える。とりあえず、雨が止むまで待とう。

起きてみると、すっかり空も明るくなっている。しかし雨は降り続いている。
取りあえず、気分が乗らないので、撤収。
今回は一切反応無しでした。
やはり、回遊に当たらないとダメなのかなぁ。本格的に接岸したと思いきや、なかなか釣果は安定しない。


●4月29日(火・祝)
◎午後から釣行
さて、現在午後4時。途中、釣具屋と木更津のオートバックスに寄って、のんびりと南下。あまり混んでいないのは助かるかも。丁度、通勤割引の時間帯に入ったので、富津から富浦まで一気に南下。
途中、館山の太洋釣具さんに寄って、コマセとアジパワーを購入。
今日は南西の風が吹いているので、とりあえず館山湾か、ひとまずは乙浜かな?
なんか、乙浜ばかり行っているような気もする。夜にエントリーするのに、小さな漁港と違って、遠慮無く入れるから、良いのだけれども。そろそろ3年目に突入するのだから、もう少しポイント開拓していこうかな、とも思う。

そんなこんなで、到着した乙浜港。とりあえずいつもの手前の防波堤に行くと、電気ウキが等間隔に並んでいる。しかも風下方面すべて埋まっていて、こりゃ竿を出せそうにもない。何だろう? ブクバケツがあるから、アジの泳がせか何かか? ウキ付けているからヤエンじゃないし。
とりあえず場所が埋まっているので、さてどうするか。風は南西からなので、千倉港あたりは風裏になりそうである。
しかし、千倉港の夜釣りって、あまり実績無いんだよなぁ…、というか、殆ど釣ったこと無いし。やはり朝マヅメの青物回遊とか、シーバス回遊とかの回遊待ちがあの港の持ち味だと思うし。
となると和田港か?


◎千倉に寄って、和田まで行って、そして戻って
イカ釣り(エギング)していないので省略。シーバスルアーと、あとはカゴアジですが、反応無し。千倉港はとにかく夜は人がいない。魚もいないのだろうか?
和田港も人は無し。先行者もいたが、しばらくしていなくなっていた。
ここは釣れているという情報が流れていたなら、必ず地元の人が集ってくるのですが、どうやらダメみたいですね。
実際、どの反応もありませんでした。


◎というわけで、超一級ポイントへ
さて、久々にやってきました下原漁港(浜田堤防)。
カゴ仕掛けを遠目に放り込み、その間にエギをシャクりまくる2本立て。この時間(午前3時)だから出来ることだけれども、普段はできんよなぁ、混雑しているから。

時合いは満潮からだらだらと下げてくる時間帯。1時満潮(125cm)で、7時頃に干潮(84cm)を迎えるのだが、ウキを眺めていると、どうやら南西の風とは違って、ゆるやかに右から左へと流れていく。館山湾を右回りにぐるりと流れていく方向だ。となると、外堤防の先端側が潮上にあたる。逆の流れ(上げ潮で左から右:館山湾を左回り)の場合には堤防中程が潮上にあたるので、回遊はそちらからやって来ると考えるのが妥当だ。

そんなこんなで夜明け。撤収である。
カゴにもアタリは無し。エギに関しては言わずもがな。
やはり予想通り、潮上にあたる堤防先端側で小さいアオリを1杯上げている方がいました。
それと、潮はかなり濁りが入っていました。やはり、濁りが出た時の夜アオリは激渋いなぁ…。

というわけで、浜田堤防のイカのスミ跡は相変わらず多い事は確認できました。
やはり、毎日何杯か上がっているのでしょう。

そんな結果のエギングでした。

今週末からの4連休、大潮周りで本番勝負と行ってみようと思います!
めっさ混んでいると思われますが(苦笑)


エギ 3.5


 ■■■テル某のエギ特集2008年・春イカシーズンVer.■■■
アフィリンクで特集ページ作ってみました。かなり偏っていますが、ご参考までにどうぞ!


  


Posted by テル某 at 20:26Comments(2)エギング