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2008年09月30日

ハゼエサ確保のための木更津港(9月22日午後ちょこっと釣行)

“メタボリックが止まらない☆”


午前中、医者に行っての本日は有給休暇。会社でやっている定期検査で<テラヤバスな警告>がでての事だが、基本的に「メタボリックシンドローム」が原因なので、とにかく体重を減らせと言うことだ。
肝臓もヤヴァイという事だが、こればかりはねぇ…。もしかすると自分の肝臓は、カワハギの様に肝パンになっていたりして……くわばらくわばら(^^;

とりあえず午後3時になりようやく空き時間が出来たので、ハゼエサを探しにクルマで南下。

◆連日の雨のせいで
養老川河口に到着したが、なにこのミルクコーヒー。千葉特産のマックスコーヒー状態である。まっくすぅ!!
これだけ濁ってしまっては、魚の反応はすこぶる悪くなってしまう。
仕方ないので袖ヶ浦の水路側で濁りのきつくない所を探してみるが、時間がもう4時を過ぎているので実質1時間ちょいしか釣り出来そうにない。

こうなったら、一気に南下して、先週反応の良かった木更津港に賭けるしかない!!

というわけでやってきました先週と同じく見立の船溜まり。良かった、どうやらそんなに濁っていない。
急いで仕掛けを投入するが、たまにアタリがあるが食い込まない。つまり、活性がかなり低いのと、魚がいないの両方らしい。
仕方ないのでクーラー片手にラン&ガン。で、反応を見つけたのが、港の外側、ホテル三日月の龍宮がある側である。
しかし、ここは藻というか、ワカメっぽい海藻がとにかく多く、ちょっと投げてさびいてくると、もしゃもしゃになって戻ってくる。こういう時、L字天秤は良くないなぁ…。中通しか小型ジェットが良いかも。


◆釣れる、釣れるのだが…
とそんな感じで、軽く10mほど放ってさびいてくると、底が貝殻で埋まっているのか、ゴリゴリした感触。そして、2投に1回は強めのアタリがある。堤防から少し離れた所にあるらしいカケアガリに付いているっぽい。

しかし、上がるハゼ、上がるハゼの殆どが

13cm程度

しかもでっぷり太っているという何とも嬉しい悲鳴。
ときたま10cmくらいのスリムなハゼが上がると「なんとかハゼエサになるかなぁ」という始末。
先週はエサに最適・一口で丸呑みの5cmから8cmサイズもちょこちょこ上がっていたのに、彼らは一体どこに避難してしまったのだろうか???
でかいハゼはアタリ自体が大きいし、元気にブルンブルンと抵抗するのですぐに判る。先週はプルプルプルという断続的な引きが、いかにも小さいデキハゼの感触だったのだが…。

と、そんな嘆きをよそに、日没タイムオーバー。
ブクバケツに電源を入れて、取りあえず帰宅。

さてさて、明日はどうなることやら…。

<本日の釣果>
ハゼ 16匹(主に13cmクラス、10cm以下は4匹)  


Posted by テル某 at 22:55Comments(0)投げ釣り

2008年09月26日

何年ぶりだろう、木更津でハゼ釣り!(9/15番外編)

“シーバス釣る前は、花見川ではハゼを釣っていたなぁ…”


さてさて、午前中の五目釣り船のあまりの釣果の無さに、しばし呆然のテル某。
普段であれば、南房総まで足を伸ばして、ひたすらジグやらルアーやらを投げまくる事になる。
しかし、今回は来週予定しているマゴチ釣り用の「ハゼ」を確保するために、木更津でのポイント探しに行こうと思っていたので、一路北上。木更津市内に入ったのが2時頃。いつも沖堤に渡る渡船・宮川丸さんでアオイソメを購入し、小櫃川河口に向かう。
木更津港内ではイマイチ反応が薄いと聞いていたが、宮川丸の船着き場あたりでハゼ釣っていた人がいたので、多分ここでも釣れたのだろうが、とりあえず、竜宮城(ホテル三日月ね)に向かって走る。


◆久々のハゼ釣りは…
とりあえず、ハゼ釣り用のタックルを持っていないので、竿はまさに万能バスロッド。前回マゴチ釣りでは大活躍☆
リールはバイオのC3000。大抵、ハゼ釣りには脈釣りが趣があって良いのだけれども、キャスティングで狙えば、かなり広範囲に探れる。

というわけで到着したのは見立の船溜まり。橋の奥にはさらに船が溜まっている所があるが、今回は橋の近くから船道を狙っていく。ここで反応が無かったら、三日月の横の畔戸漁港に行ってみよう。
人も結構多く出ているので、多分釣れている(釣れていた)んだろう。ハゼが居る所に釣人あり!!

早速、アオイソを付けて近くに放り込む……が、根掛かり。よく見てみると、底一面に蛎殻が点々と存在している。今はほぼ上げ1分なので、今の内に底の様子をしっかり確認しておく。
が、蛎殻がどんどん針を取っていってしまう。仕掛けの予備は殆ど無いし、どうするべか??
ふと目に付いたのが、サビキ仕掛け:セール品100円。そうだ、こいつなら針がいっぱい付いているから、替えの仕掛けとして使えるでないかい?

それと、ハゼの居るポイントがようやく判明。蛎殻が点々としているのは手前側だけで、船道付近から向こう側には、あまり蛎殻が無いらしい。
30mほど放って、船道をまたいでゆっくりとさびいてくると、ブルブルブルと魚信。ハゼって、こんなアタリを出す魚だったっけ? 手前に蛎殻地帯があるので、そこを避けて、一気に浮かせて回収。おお、確かにハゼだ。大きな口でしっかりとアオイソメをくわえ込んでいる。
ハゼは居食いをするので、ちょっと合わせるのが遅れると、どんどん飲み込んでしまうので、気が抜けないのだ。

そんなこんなで、たまに小さいサイズが混じるが、アベレージ10cm、たまに15cmクラスの天ぷらサイズも出てくる。
いやはや、居場所がわかればこの釣りは面白い。なんといってもいる場所が近いし、エサが目の前にあれば、まず間違いなく喰ってくる。

というわけで、アオイソメが無くなるまで釣り続けて終了。
実質3時間で28匹と、そこそこ釣れたのではないだろうか?
のべ竿では届かない位置にハゼが固まっていて、キャスティングでないと駄目な位置にいたので、数は伸びなかったが、まぁ何十年ぶりかのハゼ釣りでこれだけ釣れれば大満足である。

というわけで、本日の釣果
ハゼ 28匹(小さいもの:8cm以下はリリース)


一応、来週はマゴチ釣りを予定しているので、ハゼエサはここで確保する目処が立ちました。
次回もこういう釣果が出れば良いんだけどなぁ。



濃いめの塩水でぬめりと匂いを取っている最中。天ぷらになりました。  


Posted by テル某 at 21:55Comments(0)投げ釣り

2008年09月24日

沖釣り初挑戦シリーズ第4弾☆【ウィリーサビキ五目】

“これは初挑戦と言えるのかどうか…??”


先週、ジギングに行ってみて、少し数釣り出来るターゲットは無いかなと思い、選んでみたのがこのウィリーサビキ五目。9月15日(月祝)に行って参りました。金谷港は光進丸さんからの出船です。
カワハギも良いかなぁと思っているんですが、どうやら今は結構混んでいるらしいので、今回はこちらに。アジが食べたいというのもありましたが。

高速をすっ飛ばして、4時に金谷到着。出船は5時ですが、もう既に場所は殆ど埋まっている。本当に、皆さん早いなぁ。
そんなこんなで早速用意し、出船時間を迎える。
オモリは60号、サニービシのLサイズは使用不可で、FLサイズじゃないとダメになってしまったらしい。
コマセはアミ、付け餌はオキアミ。でも、オキアミは殆ど使わないので、要らないのなら断りましょう。イサキ釣りとかマダイ釣りとかと違って、やはりサビキの方が数をこなせるので、あまり付け餌を使いません。実際、全く減らずに、使えるかと取っていましたが、結局解凍が進んでいたので、ゴミ箱行きになってしまいました。勿体ない。


◆朝イチはサビキで
いきなりですが、反応がかなり渋い。最初に入った場所でも、2番目でも、次でもその次でも、とにかく行く場所行く場所、釣れても後が続かない。
しかも、ある程度の型のアジが釣れる場所には、もれなくサバがセットで付いてくる。
大きく竹岡沖まで北上して、また戻って、そしてまた潮目を流し、そしてまた戻る。そんな事をくり返しているが、どうも数が伸びていかない。

サバのお陰で、サビキ仕掛けもあっというまに歯抜けだらけになってしまうし。なかなか難しい釣りかも、ウィリーサビキ仕掛けは。
ハリスを太く出来るのならば、針が取られる事も無いのだろうけれども、自作した方がイイのかなぁ。サビキ仕掛けは作ったこと無いけれどもね。

とりあえずのおかずは確保して、小さいアジは泳がせ用に取っておくかな。


◆反応、無いなぁ…
付け餌を付けて、底物を探る。大抵がネンブツダイだが、こいつも泳がせのエサになるだろうとキープ。たまにサバが掛かるが、型が良いものはキープ。こういうのもキープしておかないと、釣果がかなり貧果のままになってしまうであろうこの状況。
なんか、大潮周りの釣行は、近頃ダメか??

仕方ないので、イナダ仕掛けにスイッチ。片方には泳がせネンブツダイ、片方にオキアミの2本針。
しかし、こいつも反応無し。というか、たまにアジが上がっているが、多い人で何匹くらいだろうか?

そんなこんなでいつの間にか沖上がり。最後は殆ど諦めムードだったので、早速と竿をたたんでいる人も多かったかも。

次回はビシアジでアジオンリーで行ってみたいです、金谷。

<本日の釣果>
・アジ  14匹
・カサゴ  1匹



デカアジはお刺身に、カサゴは煮て全て美味しく頂きました  


Posted by テル某 at 23:24Comments(0)沖釣り

2008年09月18日

沖釣り初挑戦シリーズ第3弾☆【青物ジギング】(9/7)

“ようやくルアーメンらしくなってきたか!?”

というわけで、いよいよ9月第一週目の日曜日、ジギング船に行って参りました。何が「というわけで」なのか判りませんが、とりあえずルアーを投げなければという強迫観念に襲われた結果、釣果を見込める沖釣り、かつ、ルアーで狙う物、という妥協点がここだったという事かもしれませぬ。

大原、山正丸さんにギリギリの前日連絡し、早速準備して出かけて参りました。
さてさて、どうなることやら…。


◆大原港到着
陸っぱりの釣りではお馴染みの大原港。港に入る交差点を渡ると、港内が煌々と船の明かりで照らされている。集魚灯並の明るさが、港を明るくさせているのだ。
何という活気だろうかとちょっとびっくり。自分の知っている一番にぎやかな金谷港よりも、まったく規模が違う。そりゃ港の規模も違うし、規模で言ったら乙浜港だが、あちらは遊漁船はそれほど多くないし、船着き場はバラバラだ。
中央の埠頭に行くと、どうやらイベントが開催されているらしい。なるほどそれでこの混雑なのか。
山正丸の付き場を探して、しばらくうろうろ。無事発見してクーラー片手に乗り込む。
船長から渡された乗船名簿に記入して、午前船の船代10,500円を支払う。
前日、「タックル持ってないんですけど」と言ったら、「ライトなタックルで良いよ」と言われた通り、6フィートのバスタックルと、バットが一番ぶっといソルティーショットを持参。こいつなら2オンスくらいでも余裕で(?)シャクれるはずである。ただ、10フィートの長さがネックだ。


◆そして、遥か沖まで
ポイントまでひた走る山正丸。それにしても大きい船である。20トンくらいあるのかな??
自分が乗った一番大きい船は…なんだろう? あまり大きい船って乗ったことないんですよね。萬栄丸の新造船に一度だけ乗ったけど、あれが一番大きかったかな?
とまぁ、それはさておき、霧の出ている中を沖に向かってとにかく走る。15分くらいで着くのかと思っていたら、まだまだ走る走る。
そして、到着したのは40分も走ってからだろうか。「そろそろポイントに着きますから準備して下さい」のアナウンス。後ろのキャビンに入っていた人たちがぞろぞろと出てくる。自分はミヨシ側だったのでちょっと寒かった。
スローダウンしてからS字に反応を見て、「始めて下さい、水深は18mから」の合図で投入開始。

ちなみに、他の皆さんのタックルはもう、本格的な物ばかり。竿は判らないけど、リールなら判る、ソルティガにステラSW。ライトタックルのみの自分がちょっと恥ずかしい。そう思うのは不思議でないでしょ、ルアーメンなら。
やっぱりビシッと決めた格好でいるのは良いと思うし、昔は「エサ釣りよりもカッコイイからルアー」というイメージがあった様に思うし。ちなみにバス釣りが流行りだして、自分がダイワ・ファントムとダイワ・マグサーボを買ったのが小学校6年の頃。今から25年くらい前。お年玉とお小遣いを貯めて、ルアーを買って、毎晩ルアーを見てウキウキしていた頃を思い出す。
そうそう、まだバルサ50のリップに「50」のマークが入っていた頃だったなぁ…。高いルアーを持っているのがステイタスの一つになっていたかも。

とまぁ、懐かしんでいる場合じゃない、話を戻そう。
とりあえず、初投入はドキドキものである。軽くアンダーキャストで放ってみるが、殆ど距離が出ない。軽いジグ(1oz)なので仕方ないか。10フィートのロッドでアンダーキャストというのは無理だし。
あ、なるほど、だからジギング用のロッドというのは、短く作られているんだなと納得。勿論、シャクリ易い様に短く作られているのも納得。船竿って、180でも調子が合っていれば、きちんと魚を揚げられるという事は、沖釣りを始めてようやく判ってきた。


◆実釣開始、だが…
とりあえず、早いテンポで流しを替えていく。
それにしても浅い。カウントを取って、底に付いたらすぐにシャクリ上げているのだが、1オンスのジグでも、20秒弱。他の方々はロングジグを使っているのだが、アンダーキャストで30mほど放って、一気にフォールしているのか、すぐにシャクリ始める。
日が出てきて少し霧も晴れてきて、ようやく陸地がぼんやり見えたが、殆ど陸地が見えない位置にいることがわかった。
そんなに走った先で、こんなに浅い場所があるなんて、びっくりである。不思議と根掛かりしないので、どうやら岩場でもなく、砂か礫の底なのだろう。沖に出れば出るほど深くなると思いきや、こういう場所もあるのだとちょっとびっくり。ビックリ大原沖であります。

とりあえず、自分には反応無し。時折ヒットしているみたいだが、自分は沈黙。
何度かのルアーチェンジに、目に付いたのが金赤1オンス。陽も昇って、金赤という時間帯ではないけれども、とりあえず軽く手で持って、手前に放り込む。底まで落としてシャクリ始めると魚信。掛かっていないので更にシャクって2回目にゴン!
ググッと竿が入るが、この10フィートのロッドはAR−C特有の先調子でバットの強さは折り紙付き。一気に巻いて巻いて巻いて、あっと言う間に引っ張り上がる。水面に浮いてきたのは40センチくらいの青物。リーダーが短いので竿でリフトし船内へ(周りに人が居ないので)。タモの必要もありません。
魚のバタバタという音を聞きつけてか、船長が確認しに来る。針を外してのんびりしていると、

「ほら、すぐに次(の投入を)」

最初は意味がわからなかったが、どうやら「群れが居る筈だから、どんどん投入したほうが良い」という事らしい。あとは、青物は一匹が掛かると活性が上がって、付近の魚がフィーバー状態になるのだそうな。話では聞いていたけど、実際に自分が出会ったわけではないので、ぼんやりしてました。


◆シイラが泳ぐ海
しばらく流し方とポイントを替えつつ、とあるポイントでインチクルアー(60g)でショゴを追加。殆ど前と同じサイズである。ポイントは20m、底まで落としてからベールを返してシャクリ上げた瞬間にゴン! ロッドが長いから遣り取りが楽だなぁ。あっと言う間に巻き上げて、船長がタモ入れしてくれる。針を外してのんびりしていたら、船長からまた「次を…」と言われてしまったので、投入してみるが、連ヒットは無し。残念。
バスロッドを持った船長が「このサイズくらいのだったら、もうちょっと釣れるんだけどねぇ」と言っていた。なるほど、だからバスロッドなのか。
聞いてみると、このタックルでも腕のある人ならば、5kgクラスも上げるらしい。すげぇぜ!

そんなこんなでたまにアタリが出ていたが、日差しが強くなってきてからは反応が無くなる。
そんな中、斜め引きしていた(と思われる)人にシイラがアタック。一匹が掛かると、それに付いて2匹目、3匹目がどんどん寄ってくる。船の周りにシイラがぐるぐる回っているのが判る。へぇ、シイラって本当に船に寄ってくるんだ。
何人かシイラを掛けているが、こちらにはうんともすんとも言わず。ジグの場合、どうやらロングジグにアタリがあるらしい。あとはキャスティングでのトップゲームに反応。

その後、浮遊物の3mくらいの大きめの木が流れていて、やはりそこにシイラが付いていたので、何度か流し方を変えてみるが、チェイスはあるがヒットには至らず。
こちらにはチェイスも無いよ。

どうやら、今回のベイトはトビウオらしい。さかんにあちこちで飛んでいたので、なるほどマッチザベイトは大切だなぁと思いつつも、沖上がりの時間。

というわけで、本日の釣果

ショゴ×2(42,43cm)



でありました。
とりあえず、ジギングタックルも視野に入れて、この釣りをもう少しやってみようと思うテル某でありました。


ちなみに、ショゴは体高があってでっぷりと太っていて、刺身にしてもなかなか美味しかったですね。
出来れば5kgアップのカンパチになってから釣りたいものです。  


Posted by テル某 at 22:01Comments(0)ジギング

2008年09月06日

沖釣り初挑戦シリーズ第2弾☆【マゴチ】(8/31)

“絶好調・横浜本牧沖マゴチ”


同僚のT氏からお誘いを受けた。前回は横浜沖堤にてシーバス釣行に行ったきりだったのだが、彼は今、沖釣りというフィールドに目覚めてしまったらしい。
きっかけは某夜ムギイカでの爆釣だったらしいが、人は変わっていくものね、そうなんだろうララァ。

…とまぁ、横浜で釣れるものという事で、あれこれと探してみたところ、マゴチが好調ということで候補に挙がる。勿論、前回のリベンジで、沖堤五目釣りや、シーバスボートとかも候補に入ったが、結局「一度、やってみっぺ!」という事でマゴチに決定!

船宿はマゴチ釣りでの知名度ナンバー1、本牧の長崎屋さんです。


◎予備知識と仕掛けと
仕事帰りに予備の仕掛けを用意しておこうと上州屋へ。鋳込み天秤というのは初めて使うが、アタリを取りやすくするために使うものらしい。生き餌を使うので、違和感なく食い込ませる事と、アタリを感知させるためのバランスでこの形になったらしい。
仕掛けは孫針アリのものと無しのもの、丸セイゴやススキ針のものもあって様々だ。メインで使う物は明日、船宿で購入するとして、一応どんな餌でも対応できそうなススキ針のものを購入。
鋳込み天秤は15号使用らしいのでそれも予備ひとつ。

マゴチはヒラメほど食い込みの時間を待つ必要はないけど、前アタリが出て20数えて聞き合わせを入れるのが定石らしい。
あとはタナ取り。ハゼ餌にしろ、ベタ底だとマゴチが見えないので、海底より少しだけ(10cmほど)上に生き餌があるのがベスト、とある。

よし、あとは船宿で釣り方を聞いておけば完璧だ。

夜中、湾岸を一気に飛ばして、横浜着が5時過ぎ。6時から長崎屋の受付が始まるので時間的には十分だ。途中、T氏を拾って、運転は氏にお任せに。
それにしても、乗合の船がすぐ近くにあるって、良いなぁ。千葉の場合、前回行った富津もかなり近かったけど、例えば千葉港には船宿なんて数えるほどしか無いし、釣り物もそれほど豊富じゃないし。一番近いのは袖ヶ浦の「こなや丸」さんかなぁ、船宿という意味では。浦安は行かないのでスルー。

6時少し前に到着、一息ついたらすぐに受付開始。7番目くらい。天秤15号が300円、安い。仕掛けもシンプルな1本針で、エビ餌用、ハゼ餌用それぞれ1つずつ買って、駐車場代を払って、早速港へ。先着順なので早ければ良い場所を確保できる。

とりあえず、左舷胴の間に場所を確保して、食料その他を確保しに。とりあえず、8時半頃の出港までまだまだ時間あるから。
そんなこんなで横浜港をうろうろとして、前回陸っぱりで釣りをした所とか、ハゼ釣りをしている人を覗いたりとかしていたら、時間はあっという間に出船時間に。タックル一式を持って乗船すると、もう既にもう一つのマゴチ船も満員御礼状態。
釣り座のナンバー毎に1人の間隔だったが、「まだ追加2名」とか言っているし、片弦12人以上って自分乗ったこと無いよ!(房総ではあまり大型船ってい無いし)

そんなこんなで、生き餌も配り終わって、かなり満員御礼ならぬ、満載御免(?)な状態で出港。こんなに載せて、お祭り騒ぎとか大丈夫だろうかという心配を胸に、船はすぐに停船した。

◎「出たらすぐポイントだよ」
隣の方が教えてくださったけど、本当に出たらすぐに「始めて下さい、10m」のアナウンス。もう一隻の僚船もすぐ近くで竿を下ろしている。
ちなみにテル某が選んだ朝一番の餌は「エビ」。体長12cmくらいの活エビで、餌持ちは当然ハゼの方が良いらしい。当然、皆さん「ハゼ」餌が多いが、私は天の邪鬼なのである。皆がハゼ、1人だけエビだったら、なんとなくエビに食らい付きそうな気がしないかな??
エビ餌の付け方は、ススキ針を口の中から頭の後ろに抜いて、針先を出しておく。この餌の付け方が釣果を分けるポイントらしい。

投入すると、10mで止まる。カウントは約10秒だったので、1m1秒で考えて良い。
ちなみに、自分はバス用スピニングタックルに、PEはファイヤーラインの18lb、リーダーを付けて天秤、仕掛けは船長のアドバイスの通り、少し短くして1.2m(エビ餌の場合)、ラインにマーカーが無いので、水面から1.2m上げて、70cm(スプール一回転)巻き取って、海面から50cmの位置でキープする。
ちなみにスピニングタックルなのは、自分とT氏の二人だけでした。そりゃそうだろうなぁ…。

そんなこんなで底から1.2mを保っていたけどアタリ無し。船中では早速1匹上がっている。移動のアナウンスがあって巻き上げようとしたら、根掛かり。ラインを持ってぐいっと引っ張ると、天秤と仕掛けとの間で切れてしまった。早くも仕掛け無くなってしまったでありますよ。
仕掛のスナップが開いてしまったのだろうけど、こればかりは仕方ないか…。でもあの仕掛け、あの位置に残ってしまっている訳だから、やはり根掛かりは針が開いて回収出来ればと思う。

そんなこんなで、2回ほど少し移動を繰り返し、場所を大きく替える。と言ってもすぐ近くだけどね。
ぐるっと回って「始めて下さい」の合図にこんどこそとエビを投入。
同じく1.2mの底断ちで仕掛けを止める。殆どアクションさせなくて良いので、皆さんじっとアタリを待っている。

……ルアーメンな私にはどうもこの状態は結構辛い(苦笑)

これまでの沖釣りは、タナを探ったり、誘いを入れるなりする事が大事だったので、アタリが無いならば、アタリを出すために試行錯誤するために、自分であれこれ行う事が出来るけれども、この釣りの場合、そういった「自分でなんとか出来る部分」が少ない。
そんな事をつらつら思いつつ、じっと待っていると、クンクン…と竿に反応。もしかするとアタリか? ゆっくりと数を数えて、10を数えたところで聞き合わせ。

グン、グン

竿先が入るほどではないが、歴とした魚反応だ! マゴチか!?
ゆっくりと巻いてくると、水面に現れたのは紛う事なきマゴチである。さっと船長が飛んできて、タモで掬ってキャッチ! 40cmに満たない小さいマゴチだけど、やった!

◎そして、マゴチを探して…
ポイントを移動する度に、船中で1〜2匹は上がっているらしい。しかしこの人数である。30人が乗船しているとしたら、少なくともあとポイント移動を15回以上はくり返さないとオデコの人が出てしまう計算だ。
とりあえず、自分は一匹獲って「ノルマ達成」とばかりにのんびりと釣りをする余裕が出来た。
しかし、このちっこいマゴチだけというのもまた寂しいものである。

空は曇っているが、日差しが出始めていて、晴れたとしたらかなり暑くなりそうだ。逆に、雨のほうが自分的には良い。
しかし、釣りとなると、目視で餌を確認するマゴチにとっては、やはり曇天よりも晴天の方が良い。特に、澄潮の場合ならばいざ知らず、先週からの雨によって、濁りがかなり出ている横浜湾内だ。

ポイントを転々としつつ、ベイブリッジを大きく移動する。本牧だけではなく、大黒ふ頭の方へぐるりと回る。
風に乗せて、船尾を岸壁側に向けて、ゆっくりと流していく。トモ側から近づいていく形になるわけだが、ここで大トモの方に大きなアタリ。進行方向のトップにアタリが出るのは当然であるが、やはりこういった生き餌を使った釣りの場合、スミである大トモ、大ミヨシは有利だろう。
その証拠に、大トモの隣の方(自分は大トモから数えて3番目)にもすぐにアタリ。1匹目をキャッチしている。
また、船中でコンスタントにアタリを取っている人がいて、その人はもう3匹目だ。しかもその人、大ミヨシでもなく大トモでもなく、胴の間のど真ん中だったりする。

これほどまでに釣果に差が出るなんて、一体何でだろう。
何でだろ〜何でだろ〜〜と歌ってしまいそうだ。(古いか?)

そして、T氏にも待望のアタリ! ゆっくりと巻き上げてくると、かなり大きい。船長がカッ飛んできて、無事キャッチ。50cmには行かないが、十分大きいマゴチである。
ちなみに、長崎屋さんではイケスがあるんですが、自分の釣ったマゴチには、目印付きのピンを入れておいて、帰港の際に自分のマゴチを締めるなり、活かしておいたりすれば良いそうです。ちなみに自分は大トモ側で一番始めに釣って、イケスに入れたので無印でOKでした。

自分もこの場所で1匹追加。しかし小さい…。ちょっと食べるの遠慮してしまいそうだが(サーフだとリリースか?)、「沖釣り」ということでキープ。サイズはひみつ。

◎燦々と照りつける太陽の下、まさに照りゴチ
それにしても大トモ側の2人はまさにフィーバー状態。ポイントを変えつつも、風の影響でどうしても大トモ側からアプローチする事が多いために、アタリが集中する。
大トモの人が竿を下ろしていない時には2番目の人(自分の隣の人)にアタリが集中する事を見ても、その通りだと思う。

テル某「アタリ、来ませんねぇ」
T氏 「そうだねぇ」

こんな会話がしばらく続きました。
大黒ふ頭と扇島を結ぶベイブリッジ(?)の下に来たときに、コツコツというアタリに少しラインを送り(流れが急だったので)、10数えてアワセを入れると竿先が入る。更にテンションを抜かない様にリールを巻きつつ追いアワセを入れてゆっくりと巻き上げる。ブンブンと首を振っている動きがダイレクトに伝わってくる。こいつは大きいかも!?

タモ入れしてもらって無事キャッチしたのは結構大きいサイズ。50cmくらいか?

そして、最後に小さめのマゴチを追加して、沖上がり。
最初にしては4匹とまずまずの釣果でした。スピニングのバスタックルだったし(笑)

とりあえず、マゴチ釣りは船の「場所取り」でかなり勝負が決まりそうなので、行くのならばダッシュで場所奪取が吉だと思いました。
また秋も深まった頃に来てみたいものであります。

<本日の釣果>
マゴチ 4匹(33cm〜51cm)



早速刺身、洗いにして食べましたが、めっさ美味しいですね〜☆ 締めてから2時間で家に到着して、すぐに捌いたんですが、プリプリして、甘さが口の中に広がって、これはイサキとは違った旨さのある白身です。
マゴチは血合い骨が硬く長く曲がっていて、また普通の魚とは違った付き方をしているので、捌くのは少し慣れが必要かも。毛抜きで抜く時にはこう上手く捻りながら、ローリングさせながら抜くと良いですね。


こいつが最大51cmでした

というわけで次回、【沖釣り初挑戦シリーズ第3弾】は、あの魚種を狙ってみちゃいます!
今度こそ、ルアーメン!(?)  


Posted by テル某 at 00:11Comments(0)沖釣り

2008年09月02日

沖釣り初挑戦シリーズ第1弾☆【LTタチウオ】

“今年は絶好調のアタリ年というけど実際に行って釣ってみないとね〜”


近頃、この記事を書いていて思う。
ブログ名を『行け!往け!沖釣りエッサーメン』とでも変えた方が良いのかも??

というわけで、毎週欠かさず買っています、習慣もとい『週間つりニュース』。(その代わりルアーソルトやソルスト、ソルトワールド等は全く買わなくなってしまっている:蛇足)
先週号というか、8月15日号の記事は、タチウオ。
調べてみると、東京湾は大貫〜観音崎沖で、富津港から出船する船が多数あるらしい。

自分は初めての沖釣りがカワハギ。そのときは那古港で、金谷や勝山に行くようになる。
そしてアジは金谷のビシアジ。
マダイに一回行ってみて、その後は6月から7月はイサキ。白浜〜乙浜〜千倉辺りの船宿を転々。

というわけで今回、また新しい釣り物に挑戦です!

沖釣り1年目、まだまだチャレンジできるフィールドがあるというのは、今だけでしょうが、このワクワク感、本当に楽しい!

……え〜と、だからと言って、ルアーメン辞めてるわけじゃないんですよ(滝汗)


◎富津港・川崎丸さんへ電話するの事
8月23日夕刻、仕事を終えたテル某はとりあえず富津港の船宿をインターネットで調べてみて、タチウオ船を出船している船宿をチェック。ホームページが派手だったので選んだのが川崎丸さん。富津のなのになんで「川崎」? というツッコミは置いておいて、とりあえず電話。
ホームページにはマダコ船とタチウオ船の2船で、マダコ船今期最終で祭。その影響か、タチウオ船はまだ十分に空きがあるとの事。
初挑戦の時の印象って、かなりその後に引きずる事が多いので、釣り座に余裕があると本当に助かります。船宿にとっては大変でしょうが。

というわけで、無事予約を完了し、帰宅途中に上州屋に寄って、予備のオモリを購入。
さてさて、どんな釣果を得られるかな〜〜!


◎あ〜、あんまり寝られなかった
午前3時起床。しかし寝たのは11時過ぎ。実質3時間半程度。どうも興奮して寝られなかったらしい。近頃宵っ張りの生活ばかりしていたしなぁ。
それはさておき、富津は近い。
白浜5時出船の船宿(イサキとか)だと、3時前には出発していないと間に合わないが、富津なら高速使用で、4時に出れば5時に十分到着できる。
というわけで支度もそこそこに、富津に向かってGO!
でもあんまり寝られなかったから、酔い止めのアネロン飲んでおかねば。予報では風と波はそんなに無い予報だけど、念のため。


◎乗船受付を済ませて、さて出港!
川崎丸さんの受付を済ませ、仕掛けを購入。自分は7番目だったか。港に行くと、「鹿島丸」と「みや川丸」と並んで川崎丸の船が2隻。現在の釣り物はマダコとタチウオ。マダコの方はほぼ満席なのか、すごい人数。さすが好調の今シーズン最終日。自分もちょっと惹かれたし。
ちなみに昨日の電話口で、
「マダコ最終日なんですよね、どうしようかな〜」
と言ったら、
「船長がタチウオが良いよって言ってるよ(笑)」
と受付のお姉さんが言ってくれました。
あの混雑振りをすると、こっちのタチウオ船の方が確かに良いよなぁ。今日はラッキーであります。

場所決めが終わって、最後に乗船した方の釣り座が決まると、早速若船長によるレクチャーが始まる。
 ●餌の付け方は縫い刺し(実際にやって見せて頂く)
 ●誘いのパターン(最初はタナ下から10mは上へしゃくっていく)
 ●誘いとアタリを取る(アタリの種類と掛け方、聞き合わせ)
 ●一般的な注意事項など(仕掛けのハリスが長めなので1ヒロに切って使うと良い、ライトタックルだが竿での抜き上げは×等々)

あ、ちなみに川崎丸の仕掛けはハリス6号の1本針仕掛けですが、予備の針とゴム管が付いているので、結びが傷んできたり、針先が甘くなってきたら替えてくださいとの事。あのタチウオの鋭い歯で結構ハリスが根本から傷付くらしいので、予備は必須。なるほどね〜。

そんなこんなで、5時半を過ぎた頃には出港。
一路、富津岬を大きくぐるりと回って、大貫沖へと向かうのでした。


◎ポイント到着、タチウオバトルスタート!!
キャビンの中でうとうとしながら待っていると、船がスローダウン。どうやらポイントに到着したらしい。行程は…結構かかって、30分以上。
しかし周りを眺めてみても、まだ殆ど船が来ていない。どうやら一番乗りの様子。これだけ時間がかかっても、ポイントに一番近い船宿だもの、そりゃそうだろう。
船長からのアナウンス「いつでも出来る様に準備しておいてください」、そしてしばらく反応を探り続けている。
その間に、仕掛け(1ヒロに詰めたもの)をセットして、餌を付ける。上手く出来たかな? 餌は多分コノシロ(コハダ)、酢で締めてあるのか、結構硬めで餌持ちがしそう。

そしてようやく投入開始!
最初、船長に言われた通りに、指示タナまで下ろして、30cmくらいを早めのピッチで誘っていく。いわゆるジギングで言う「ワンピッチジャーク」だ。タナから10mほど誘って、もう一度タナの取り直し。
早速船中でタチウオが上がり始める。よーし、それじゃ俺もと意気込むが、無反応。
たまに「コツ…コツ…」というアタリがあるのだが、食い込まない。
周りを見てみると、どうやら静かに誘うのが良いらしいので、誘いの幅とスピードを変えてみる。なんか、カワハギ釣りをやっているみたいだなぁ……。
最初のポイントではとうとう初ヒットならず。次に潮回りをして仕掛けを投入をする。今度こそと意気込んでみてふと気付いた。いつの間にか周りに船が何隻も集まってきている。さすがに絶好調の夏タチウオ、東京湾内からかなりの数の船が押し寄せるらしい。

そんなこんなで誘いをゆっくり目にして、タナを刻んでいくと、さっきのコツ、コツというアタリの後、そのまま誘い続けると竿先がグンッと引き込まれる。よっし、掛かった!! 強めにアワセを入れて、慎重に上げてきた初タチウオは70cmくらい。
本当に銀ピカの魚体で、ツルツル。針がガッチリとアゴに掛かっている。並んでいる歯はヒラメに負けず鋭い。

よ〜っし、一匹目は確保だ。どんどんいきまっせ〜!


◎本日最大が2匹目、しかし…
その凶暴な面構えと、凶暴なそのアゴと歯。その怖さを味わったのは2匹目。
タナまで落として、何度か誘いを行って、ゆっくりと誘い上げて、リールを半回転回して下ろしていくと竿先が一気に落ちる。ヒットだ!
さっきの引きに比べて格段に強く、重い引き。よっしゃ、大物の予感。
水面近くでも何度も暴れて、きつめに設定してあったドラグが効く。よっこらせと抜き上げると、指5本はありそうなサイズ。早速タオルで暴れる魚体を押さえようとすると、首を振ったタチウオが左手の人差し指の付け根にガッと当たった。
「痛っ!!」
当たり所が悪かったのか、歯が当たったその場所からは、血がだらだらと出続けている。
タチウオの歯は、ヒラメの歯と同じく、獲物に食い込み、引っかけるための歯で、一度それに噛まれると皮膚とその下の肉が切り裂かれてしまう。
慌てて循環の海水で洗い流してみるが、血は止まらない。

隣の(多分)常連さんと思しき方が、「血を押し出して、乾かして血を止めないと」とアドバイスをくれる。
そうだ、止血すれば良いんだと思い立ったのはやはり混乱していたからだろう。乾いた布で患部を拭って、手を握って止血を行う。

なんか、自分ってこういったトラブル多いよなぁ…。イサキの時は船酔いだったし。
先ほどの方が、「血は止まった? だったらこれで」と渡してくれたのがアロンアルファ。雑菌から身をまもるのにこれほど良いモノはない。絆創膏だと釣りが出来ないからね。
さすが瞬間接着剤、あっと言う間に患部をカバー。お礼を言って、ようやく釣りを再開。よーし、絶対挽回してやるぜ!!


◎今回のLTタチウオ釣りのポイント?
何時の間にやら周囲はまさに『タチウオ遊漁船団』が出来ている。お隣さんと縁を擦らんばかりという程ではないけれど、とにかく前も後ろも左右も、船で囲まれている。
大きな群れが2カ所にあるのか、潮回りしてはまた固まり、離れてはまた固まり、タチウオの反応を探ってひたすら動き続ける。

間近にいるので、僚船が釣れているかどうか、どんな誘いをしているかどうかも一目瞭然。現在、午前10時。釣った数はツ抜けはしているものの、周りに比べてまだまだ少ない状況。
とにかく、タナを合わせて反応を確かめ、根気よく誘っていくしかない。

途中で気付いたが、周りの人たちの餌の付け方は、なるほど「真っ直ぐ」になっている。
自分はどうも右へ左へ縫い刺ししているのか、真っ直ぐになっていない。そこを改善すると、なるほど反応(アタリ)が早くなった気がする。

あと、誘いのパターン。
1.早い誘いは最初は向かなかったが、後半はショートピッチで誘うと反応が上だった。
2.呑まれるので良くないのかもしれないが、フォール中のバイトが多数。どこかに書いてあったが、タチウオジギングではセンターバランスのジグを使い、ヒラヒラとフォールする最中のバイトは半分だったという。よって、誘い上げだけではなく、途中ゆっくりとフォールを加えた。
3.潮の流れが速く、道糸が斜めになっている時には、その場シャクリ。多分、海中を斜めに泳いでいる魚を演出出来たと思うがどうだろう。この誘いでもかなりバイトがあった。

水面でのバラシあり、ハリス切れもあり、なるほど確実にフッキングさせるのが大事だなと思うタチウオ釣り。

そんなこんなで、反応が無くなったり、反応がバタバタっと出たりの中、最後の方は結構頑張ったと思う。
ちなみに、アジやイサキは誘いダナと掛けるタナ、前後2m以内で反応が出る事が多数だが、この浅場のタチウオはどこで喰ってくるか良く判らない。なるほど誘いのタナ幅が10m近くあるのも頷ける。
時々刻々と変化するタナや状況に、反応があるまで判らない楽しさ。海中を想像し、「喰った」から「喰わせた」釣りを模索する。
底を切って、早めの誘いで目を向けさせて、ストップ。反応のあった辺りでは、ゆっくり上げ下げをして喰いを誘う。喰わせの間を取る、意図的にフォールさせる、等々。まだまだ工夫は出来るはずだ。

今回のポイントは、「アタリを取ってアワセて掛ける」のではなく「呑ませて合わせる」となっていたかもしれない。
でもかなり後半良いペースで掛け続けたんですよ??


◎締めて血抜きはしたほうが良い
今回、ペットボトル氷を家から1本、船宿で貰ったもの1本を加えて2本体勢だったので、かなり氷締めとしては良かったかと思う。でもやはり「暴れない様に締めて血抜きしたほうが良いですよ」とのアドバイスを受けて、残り10匹ほどはきちんと締めて血抜きしてクーラーに放り込む。
あと隣の方は頭取って、尻尾を切って、十分血抜きしてからビニールに入れてました。なるほど60〜70cmサイズならそういう方法もあるなぁ。

とまぁそんな具合で追いつけペースで釣り続けて、終了間近のアナウンス。
そこから更に3匹を追加した所で終了。数を数えて下さいというので、バケツに10匹引き出して、クーラーの中にあるタチウオを数える。

「たぶん…28匹です」

最大は91cm。指5本あるかな? という感じ。
トップはかなりコンスタントに釣っていたから、もっと行っているんだろうなぁ。

とまぁ、そんな具合で終了した今回のLTタチウオ釣り。
親戚に配って、家に帰って捌いて早速いただきました。
川崎丸さんでは、レシピを配っているので、それを参考にして、お刺身、塩焼き、タタキほか。色々と料理の幅が広がりそうです。
脂がたっぷり乗っていて、これは美味しい魚だと改めて納得。

今週の釣果を見てみると、やはりお盆過ぎてからは釣果が落ちてきているみたいで、そろそろ深場へと落ちていくのでしょうね。
今年は台風が来ていないので、底荒れも無く陸っぱり釣りが出来そうですし、9月に入ればまた新しい釣り物が!
期待に胸をわくわくさせて、秋のベストシーズンを楽しみたいですね!


<本日の釣果>
タチウオ  28匹(65〜91cm)

  


Posted by テル某 at 00:23Comments(0)沖釣り