2008年09月18日
沖釣り初挑戦シリーズ第3弾☆【青物ジギング】(9/7)
“ようやくルアーメンらしくなってきたか!?”
というわけで、いよいよ9月第一週目の日曜日、ジギング船に行って参りました。何が「というわけで」なのか判りませんが、とりあえずルアーを投げなければという強迫観念に襲われた結果、釣果を見込める沖釣り、かつ、ルアーで狙う物、という妥協点がここだったという事かもしれませぬ。
大原、山正丸さんにギリギリの前日連絡し、早速準備して出かけて参りました。
さてさて、どうなることやら…。
◆大原港到着
陸っぱりの釣りではお馴染みの大原港。港に入る交差点を渡ると、港内が煌々と船の明かりで照らされている。集魚灯並の明るさが、港を明るくさせているのだ。
何という活気だろうかとちょっとびっくり。自分の知っている一番にぎやかな金谷港よりも、まったく規模が違う。そりゃ港の規模も違うし、規模で言ったら乙浜港だが、あちらは遊漁船はそれほど多くないし、船着き場はバラバラだ。
中央の埠頭に行くと、どうやらイベントが開催されているらしい。なるほどそれでこの混雑なのか。
山正丸の付き場を探して、しばらくうろうろ。無事発見してクーラー片手に乗り込む。
船長から渡された乗船名簿に記入して、午前船の船代10,500円を支払う。
前日、「タックル持ってないんですけど」と言ったら、「ライトなタックルで良いよ」と言われた通り、6フィートのバスタックルと、バットが一番ぶっといソルティーショットを持参。こいつなら2オンスくらいでも余裕で(?)シャクれるはずである。ただ、10フィートの長さがネックだ。
◆そして、遥か沖まで
ポイントまでひた走る山正丸。それにしても大きい船である。20トンくらいあるのかな??
自分が乗った一番大きい船は…なんだろう? あまり大きい船って乗ったことないんですよね。萬栄丸の新造船に一度だけ乗ったけど、あれが一番大きかったかな?
とまぁ、それはさておき、霧の出ている中を沖に向かってとにかく走る。15分くらいで着くのかと思っていたら、まだまだ走る走る。
そして、到着したのは40分も走ってからだろうか。「そろそろポイントに着きますから準備して下さい」のアナウンス。後ろのキャビンに入っていた人たちがぞろぞろと出てくる。自分はミヨシ側だったのでちょっと寒かった。
スローダウンしてからS字に反応を見て、「始めて下さい、水深は18mから」の合図で投入開始。
ちなみに、他の皆さんのタックルはもう、本格的な物ばかり。竿は判らないけど、リールなら判る、ソルティガにステラSW。ライトタックルのみの自分がちょっと恥ずかしい。そう思うのは不思議でないでしょ、ルアーメンなら。
やっぱりビシッと決めた格好でいるのは良いと思うし、昔は「エサ釣りよりもカッコイイからルアー」というイメージがあった様に思うし。ちなみにバス釣りが流行りだして、自分がダイワ・ファントムとダイワ・マグサーボを買ったのが小学校6年の頃。今から25年くらい前。お年玉とお小遣いを貯めて、ルアーを買って、毎晩ルアーを見てウキウキしていた頃を思い出す。
そうそう、まだバルサ50のリップに「50」のマークが入っていた頃だったなぁ…。高いルアーを持っているのがステイタスの一つになっていたかも。
とまぁ、懐かしんでいる場合じゃない、話を戻そう。
とりあえず、初投入はドキドキものである。軽くアンダーキャストで放ってみるが、殆ど距離が出ない。軽いジグ(1oz)なので仕方ないか。10フィートのロッドでアンダーキャストというのは無理だし。
あ、なるほど、だからジギング用のロッドというのは、短く作られているんだなと納得。勿論、シャクリ易い様に短く作られているのも納得。船竿って、180でも調子が合っていれば、きちんと魚を揚げられるという事は、沖釣りを始めてようやく判ってきた。
◆実釣開始、だが…
とりあえず、早いテンポで流しを替えていく。
それにしても浅い。カウントを取って、底に付いたらすぐにシャクリ上げているのだが、1オンスのジグでも、20秒弱。他の方々はロングジグを使っているのだが、アンダーキャストで30mほど放って、一気にフォールしているのか、すぐにシャクリ始める。
日が出てきて少し霧も晴れてきて、ようやく陸地がぼんやり見えたが、殆ど陸地が見えない位置にいることがわかった。
そんなに走った先で、こんなに浅い場所があるなんて、びっくりである。不思議と根掛かりしないので、どうやら岩場でもなく、砂か礫の底なのだろう。沖に出れば出るほど深くなると思いきや、こういう場所もあるのだとちょっとびっくり。ビックリ大原沖であります。
とりあえず、自分には反応無し。時折ヒットしているみたいだが、自分は沈黙。
何度かのルアーチェンジに、目に付いたのが金赤1オンス。陽も昇って、金赤という時間帯ではないけれども、とりあえず軽く手で持って、手前に放り込む。底まで落としてシャクリ始めると魚信。掛かっていないので更にシャクって2回目にゴン!
ググッと竿が入るが、この10フィートのロッドはAR−C特有の先調子でバットの強さは折り紙付き。一気に巻いて巻いて巻いて、あっと言う間に引っ張り上がる。水面に浮いてきたのは40センチくらいの青物。リーダーが短いので竿でリフトし船内へ(周りに人が居ないので)。タモの必要もありません。
魚のバタバタという音を聞きつけてか、船長が確認しに来る。針を外してのんびりしていると、
「ほら、すぐに次(の投入を)」
最初は意味がわからなかったが、どうやら「群れが居る筈だから、どんどん投入したほうが良い」という事らしい。あとは、青物は一匹が掛かると活性が上がって、付近の魚がフィーバー状態になるのだそうな。話では聞いていたけど、実際に自分が出会ったわけではないので、ぼんやりしてました。
◆シイラが泳ぐ海
しばらく流し方とポイントを替えつつ、とあるポイントでインチクルアー(60g)でショゴを追加。殆ど前と同じサイズである。ポイントは20m、底まで落としてからベールを返してシャクリ上げた瞬間にゴン! ロッドが長いから遣り取りが楽だなぁ。あっと言う間に巻き上げて、船長がタモ入れしてくれる。針を外してのんびりしていたら、船長からまた「次を…」と言われてしまったので、投入してみるが、連ヒットは無し。残念。
バスロッドを持った船長が「このサイズくらいのだったら、もうちょっと釣れるんだけどねぇ」と言っていた。なるほど、だからバスロッドなのか。
聞いてみると、このタックルでも腕のある人ならば、5kgクラスも上げるらしい。すげぇぜ!
そんなこんなでたまにアタリが出ていたが、日差しが強くなってきてからは反応が無くなる。
そんな中、斜め引きしていた(と思われる)人にシイラがアタック。一匹が掛かると、それに付いて2匹目、3匹目がどんどん寄ってくる。船の周りにシイラがぐるぐる回っているのが判る。へぇ、シイラって本当に船に寄ってくるんだ。
何人かシイラを掛けているが、こちらにはうんともすんとも言わず。ジグの場合、どうやらロングジグにアタリがあるらしい。あとはキャスティングでのトップゲームに反応。
その後、浮遊物の3mくらいの大きめの木が流れていて、やはりそこにシイラが付いていたので、何度か流し方を変えてみるが、チェイスはあるがヒットには至らず。
こちらにはチェイスも無いよ。
どうやら、今回のベイトはトビウオらしい。さかんにあちこちで飛んでいたので、なるほどマッチザベイトは大切だなぁと思いつつも、沖上がりの時間。
というわけで、本日の釣果
ショゴ×2(42,43cm)

でありました。
とりあえず、ジギングタックルも視野に入れて、この釣りをもう少しやってみようと思うテル某でありました。
ちなみに、ショゴは体高があってでっぷりと太っていて、刺身にしてもなかなか美味しかったですね。
出来れば5kgアップのカンパチになってから釣りたいものです。
というわけで、いよいよ9月第一週目の日曜日、ジギング船に行って参りました。何が「というわけで」なのか判りませんが、とりあえずルアーを投げなければという強迫観念に襲われた結果、釣果を見込める沖釣り、かつ、ルアーで狙う物、という妥協点がここだったという事かもしれませぬ。
大原、山正丸さんにギリギリの前日連絡し、早速準備して出かけて参りました。
さてさて、どうなることやら…。
◆大原港到着
陸っぱりの釣りではお馴染みの大原港。港に入る交差点を渡ると、港内が煌々と船の明かりで照らされている。集魚灯並の明るさが、港を明るくさせているのだ。
何という活気だろうかとちょっとびっくり。自分の知っている一番にぎやかな金谷港よりも、まったく規模が違う。そりゃ港の規模も違うし、規模で言ったら乙浜港だが、あちらは遊漁船はそれほど多くないし、船着き場はバラバラだ。
中央の埠頭に行くと、どうやらイベントが開催されているらしい。なるほどそれでこの混雑なのか。
山正丸の付き場を探して、しばらくうろうろ。無事発見してクーラー片手に乗り込む。
船長から渡された乗船名簿に記入して、午前船の船代10,500円を支払う。
前日、「タックル持ってないんですけど」と言ったら、「ライトなタックルで良いよ」と言われた通り、6フィートのバスタックルと、バットが一番ぶっといソルティーショットを持参。こいつなら2オンスくらいでも余裕で(?)シャクれるはずである。ただ、10フィートの長さがネックだ。
◆そして、遥か沖まで
ポイントまでひた走る山正丸。それにしても大きい船である。20トンくらいあるのかな??
自分が乗った一番大きい船は…なんだろう? あまり大きい船って乗ったことないんですよね。萬栄丸の新造船に一度だけ乗ったけど、あれが一番大きかったかな?
とまぁ、それはさておき、霧の出ている中を沖に向かってとにかく走る。15分くらいで着くのかと思っていたら、まだまだ走る走る。
そして、到着したのは40分も走ってからだろうか。「そろそろポイントに着きますから準備して下さい」のアナウンス。後ろのキャビンに入っていた人たちがぞろぞろと出てくる。自分はミヨシ側だったのでちょっと寒かった。
スローダウンしてからS字に反応を見て、「始めて下さい、水深は18mから」の合図で投入開始。
ちなみに、他の皆さんのタックルはもう、本格的な物ばかり。竿は判らないけど、リールなら判る、ソルティガにステラSW。ライトタックルのみの自分がちょっと恥ずかしい。そう思うのは不思議でないでしょ、ルアーメンなら。
やっぱりビシッと決めた格好でいるのは良いと思うし、昔は「エサ釣りよりもカッコイイからルアー」というイメージがあった様に思うし。ちなみにバス釣りが流行りだして、自分がダイワ・ファントムとダイワ・マグサーボを買ったのが小学校6年の頃。今から25年くらい前。お年玉とお小遣いを貯めて、ルアーを買って、毎晩ルアーを見てウキウキしていた頃を思い出す。
そうそう、まだバルサ50のリップに「50」のマークが入っていた頃だったなぁ…。高いルアーを持っているのがステイタスの一つになっていたかも。
とまぁ、懐かしんでいる場合じゃない、話を戻そう。
とりあえず、初投入はドキドキものである。軽くアンダーキャストで放ってみるが、殆ど距離が出ない。軽いジグ(1oz)なので仕方ないか。10フィートのロッドでアンダーキャストというのは無理だし。
あ、なるほど、だからジギング用のロッドというのは、短く作られているんだなと納得。勿論、シャクリ易い様に短く作られているのも納得。船竿って、180でも調子が合っていれば、きちんと魚を揚げられるという事は、沖釣りを始めてようやく判ってきた。
◆実釣開始、だが…
とりあえず、早いテンポで流しを替えていく。
それにしても浅い。カウントを取って、底に付いたらすぐにシャクリ上げているのだが、1オンスのジグでも、20秒弱。他の方々はロングジグを使っているのだが、アンダーキャストで30mほど放って、一気にフォールしているのか、すぐにシャクリ始める。
日が出てきて少し霧も晴れてきて、ようやく陸地がぼんやり見えたが、殆ど陸地が見えない位置にいることがわかった。
そんなに走った先で、こんなに浅い場所があるなんて、びっくりである。不思議と根掛かりしないので、どうやら岩場でもなく、砂か礫の底なのだろう。沖に出れば出るほど深くなると思いきや、こういう場所もあるのだとちょっとびっくり。ビックリ大原沖であります。
とりあえず、自分には反応無し。時折ヒットしているみたいだが、自分は沈黙。
何度かのルアーチェンジに、目に付いたのが金赤1オンス。陽も昇って、金赤という時間帯ではないけれども、とりあえず軽く手で持って、手前に放り込む。底まで落としてシャクリ始めると魚信。掛かっていないので更にシャクって2回目にゴン!
ググッと竿が入るが、この10フィートのロッドはAR−C特有の先調子でバットの強さは折り紙付き。一気に巻いて巻いて巻いて、あっと言う間に引っ張り上がる。水面に浮いてきたのは40センチくらいの青物。リーダーが短いので竿でリフトし船内へ(周りに人が居ないので)。タモの必要もありません。
魚のバタバタという音を聞きつけてか、船長が確認しに来る。針を外してのんびりしていると、
「ほら、すぐに次(の投入を)」
最初は意味がわからなかったが、どうやら「群れが居る筈だから、どんどん投入したほうが良い」という事らしい。あとは、青物は一匹が掛かると活性が上がって、付近の魚がフィーバー状態になるのだそうな。話では聞いていたけど、実際に自分が出会ったわけではないので、ぼんやりしてました。
◆シイラが泳ぐ海
しばらく流し方とポイントを替えつつ、とあるポイントでインチクルアー(60g)でショゴを追加。殆ど前と同じサイズである。ポイントは20m、底まで落としてからベールを返してシャクリ上げた瞬間にゴン! ロッドが長いから遣り取りが楽だなぁ。あっと言う間に巻き上げて、船長がタモ入れしてくれる。針を外してのんびりしていたら、船長からまた「次を…」と言われてしまったので、投入してみるが、連ヒットは無し。残念。
バスロッドを持った船長が「このサイズくらいのだったら、もうちょっと釣れるんだけどねぇ」と言っていた。なるほど、だからバスロッドなのか。
聞いてみると、このタックルでも腕のある人ならば、5kgクラスも上げるらしい。すげぇぜ!
そんなこんなでたまにアタリが出ていたが、日差しが強くなってきてからは反応が無くなる。
そんな中、斜め引きしていた(と思われる)人にシイラがアタック。一匹が掛かると、それに付いて2匹目、3匹目がどんどん寄ってくる。船の周りにシイラがぐるぐる回っているのが判る。へぇ、シイラって本当に船に寄ってくるんだ。
何人かシイラを掛けているが、こちらにはうんともすんとも言わず。ジグの場合、どうやらロングジグにアタリがあるらしい。あとはキャスティングでのトップゲームに反応。
その後、浮遊物の3mくらいの大きめの木が流れていて、やはりそこにシイラが付いていたので、何度か流し方を変えてみるが、チェイスはあるがヒットには至らず。
こちらにはチェイスも無いよ。
どうやら、今回のベイトはトビウオらしい。さかんにあちこちで飛んでいたので、なるほどマッチザベイトは大切だなぁと思いつつも、沖上がりの時間。
というわけで、本日の釣果
ショゴ×2(42,43cm)

でありました。
とりあえず、ジギングタックルも視野に入れて、この釣りをもう少しやってみようと思うテル某でありました。
ちなみに、ショゴは体高があってでっぷりと太っていて、刺身にしてもなかなか美味しかったですね。
出来れば5kgアップのカンパチになってから釣りたいものです。