2009年02月21日
ホウボウがやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!(2/11釣行記)
【沖釣り初挑戦シリーズ☆第10弾!】
“メバルが好調と聞いて”
◆ニフティの釣り情報ページで
沖メバルが好調という記事があった。沖メバルといっても、80〜160mを狙う沖メバルではなく、40mほどの浅場を狙うものもあるらしい。
実際、その記事では竿頭50匹を超えているわけで、なんともうらやましい限りである。
根魚の美味さは本当にウッウッウッウマウマウマ〜〜〜〜☆ と踊りたくなるほどなのだが、如何なかなか釣れるものではない。
しかしそのメバルが結構釣れているという。これは行ってみる価値はあるのではないか???
というわけで、先に行ったキンメが冷蔵庫と冷凍庫にまだまだ残っているにもかかわらず、早速予約の電話を入れていたテル某であった。
船宿はアット・ニフティの記事にあった波崎港の庄栄丸さん。さ〜て、どうなることやら。
◆あれ? 電話が入っている?
2月10日(火)、明日の釣行を控えて、早めに会社を出たテル某が、携帯をチェックしてみると、庄栄丸さんから電話が入っている。早速かけ直してみる。
「ど〜も、明日予約入れているテル某ですけれども」
「あ、テル某さん。実は明日、ホウボウに変えようと思うんだけど、どうかな」
な、なんと、ホウボウですか!?
ホウボウは美味い。メバルに負けず劣らずである。しかも体長が大きいので、釣れれば刺身がウマウマである。
しかし、メバルにも後ろ髪を引かれる。う〜ん、と一瞬悩むが、船長が急に変更したいというのは、やはり「今しか無い」と判断しての事だろう。
「宜しくお願いします。あ、仕掛けとかは…」
「そのままで大丈夫だから」
よし! 明日はメバル改めホウボウだ!
◆犬吠埼をぐるりと回って、飯岡沖
夜半過ぎに出発し、富里ICで降りる。そこからはひたすら下道を突っ走る。まぁ、あんまり飛ばせないけど、勝手知ったる千葉の道。広域農道を上手く使えば、結構なアベレージで、しかも燃費走行が出来るのだ。
銚子大橋を渡って、船着き場へ行ってみるが……あれ?? どこだ?? この辺りだと思うけど……。一度先まで行って、戻ってきてみると船に灯りが付いていた。あったあった、灯りが付いていないから出船しない船かと思ってしまったよ。
早速準備を済ませて乗船。ちなみに庄栄丸さんには電源が無いので注意。自分はいつもの小型バッテリー持参でした。
出港して犬吠埼をぐるりと回る。ポイントまでは50分くらいかかったかな? 庄栄丸さんは小さい船なのでキャビンは無し。風よけ波除けも無いので、皆で(4人)操舵室の後ろへ待避。立っていたのだが、これほど時間が掛かるとは思っていなかった。次回はミヨシ側で防水シート被って寝ていた方が良いのかも。
◆流れが速い!
とにもかくにもポイントに「ようやく」到着。
エビ餌をメバル仕掛け(5本針)に付け、50号のオモリをつけて海底へ。底を取って軽くあおって、糸を送る。というのも、流し方は片舷流し、どてら流しのため、流れに煽られて、どんどん仕掛けが流されていってしまうからだ。
勿論、反対側の流しになった場合、糸は船底を擦って、後ろへ果てしなく流されていく。見かねた船長が80号のオモリを配ってくれた。それでも着底まで30〜40m近く流されるんだけどね。
今現在は100号か120号が標準っぽい。今回は人が少なかったから良いけれども、人が多いとオマツリ多発するからね。
さて、一投目にはアタリ無し。しかし2投目でビクビクとアタリ。ゆっくり巻いてくると、ハナダイである。
まぁ、エビハナダイの仕掛けそのまんまだし。型が良かったので良しとしよう。
ちなみに、お隣さんは仕掛けは同じだが、餌は自分で持ってきたらしいサバの身餌。1cm幅で3〜4cmの長さの短冊をチョン掛けにしている。
そして、この餌がどうやら今回の特餌になっていた様だ。
◆身餌が無いならば、釣ったこいつで
未だにホウボウが掛からないテル某。隣ではどんどん上がっている。そして、反対の方にもホウボウが掛かり始める。俺だけかい!!
まぁ、胴の間ど真ん中に座ったのは俺だし。寝不足だから酔わない様にとの事だったし、このうねりで早くも軽い船酔いになっているわけだから仕方ないし。
というわけで、外道に来ていたトラギスをガリガリと捌き、下針に付けてみる。まぁ、エビ餌よりはマシだろう。もう一本竿を出せたのなら、絶対に鯛ラバ使うんだけどなぁ……。実際、バッグの中には入っているし。
えいやっと投入して、底を取ると同時に待望のアタリ!
慎重に巻いてくると、まごう事なきホウボウ、しかもかなりでかい。40cm級である。思わず「でかっ!!」と声出してしまったテル某。
とりあえず、本日の特餌はサバの身餌な事は判ってはいるが、いざとなったらハナダイも解体するしかないか。
と思い始めた頃、反対側で立て続けに多点掛け。結果としてこの人が竿頭になったが、基本はエビ餌で同じとの事。船長の激が飛ぶ。
今思うと、やはりオモリが軽すぎるのが一番の原因だった様に思う。あとは自分の竿が330のマダイ用ロッドで、タナ取りが上手くいかない事もあったかもしれない。バラシは少なかったけど。
あとは、やはり別の仕掛け(針含め)を持ってこなかった事も挙げられるだろう。

ホウボウ、堂々の52cm
◆これが最強のホウボウ仕掛けだ!!
ホウボウは体側に左右計6本の「脚」を持っている。これでヒレを動かさずに主に砂底をテケテケと歩き、餌を見つけて捕食しているという。
吸い込み型で捕食するわけではないため、あの大きな頭と口で餌をガブリと食らい付いた途端に大きなアタリが出る。また口を閉じるため、ヒネリの付いた細身の鋭い針であればしっかりと口の横の硬い部分にフッキングするだろう。
バス持ちしてみると良くわかるのだが、ホウボウの口には細かい歯が生えている所が2mm位あって、獲物が大きな口から逃げ出す事を防いでいると思われる。
実際に、針を呑み込まれた事は殆ど無く、確実に口横、口上アゴ側に掛かっていたので、フトコロの深く鋭いチヌ針等は丁度良いのではないだろうか?
鯛ラバやルアー、ジグにも掛かってくるホウボウ。アピール度は高い方が良いので、身餌、匂い付きのガルプ、エコギアの小さいベイトワーム等を付けても良いかもしれない。
また、今回のように潮の流れが速い場合、どうしても仕掛けが浮いてしまい、下針にしか喰ってこない為、仕掛けの一番上に15〜25号ほどの中オモリを使うと、カワハギで言う「タルマセ釣り」が出来、底棲のホウボウがヒットの確率が格段にアップするのではないだろうか?
確実にヒットする部分に身餌を下針に、仕掛けの先頭である上針にはアピール度の高いモノを配置し、仕掛けが底を這う様に中オモリをセット。シンプル・イズ・ベストな釣り仕掛けに敢えて立ち向かう(立ち向かってど〜する!)、これが自分の考える最強ホウボウ攻略仕掛けだ!
……いや、今のところホウボウに行く予定無いんですけどね、お腹いっぱいだし(苦笑)
もしくは4号のフロロエダス付けて、60〜80gほどの鯛ラバを付けてみるというのも面白いかもしれない。
これならばヒラメ等も喰ってくる可能性もあるだろう。

こんな感じ。15〜25号くらいの中オモリも良いけど、60gくらいの鯛ラバ等だったらアピール度満点☆ ヒラメとかも来る可能性もあるかも??
タルマセて、餌を踊らせるには中オモリがあるのが良いし、丁度良い集魚にもなる。また底棲のホウボウでは、ヒラメとは逆に高いタナには小さいホウボウが掛かる事が多いと思うのだがどうだろう。弛ませて、軽くタタキを加えると尚良いのではないだろうか。
◆本日の釣果
船中かなり釣れていたけど自分はスソの9匹。イシガレイとかハナダイとかアジの外道もあったけれども、ホウボウはツ抜け出来ず、残念。
でも、一匹一匹がでかく、他の人が掛けていた小型のホウボウ(30cm以下)が殆ど掛からず、なんと40cm以上が6本。50cmアップ2本と大型ばかりだったので、これはこれで満足な釣果。竿頭の人のクーラーはさすがに一杯だったけれども、見ると小型も多かったので。
帰りがけにお裾分けをした後帰宅し、まずは薄造りの刺身にしてホウボウを頂く。これがめっさ美味い。ブリとかマグロとかはいわゆるお刺身厚(握り寿司厚)で食べるのが良いけれども、こういった味の濃い白身魚は、薄造りにするのが一番味の旨味を楽しめるのではないかと思う今日この頃。

いちばんでかかった52cmを薄造りに。かなりの量が取れました。
ちなみに包丁は刃渡り30cmの柳刃です。
“メバルが好調と聞いて”
◆ニフティの釣り情報ページで
沖メバルが好調という記事があった。沖メバルといっても、80〜160mを狙う沖メバルではなく、40mほどの浅場を狙うものもあるらしい。
実際、その記事では竿頭50匹を超えているわけで、なんともうらやましい限りである。
根魚の美味さは本当にウッウッウッウマウマウマ〜〜〜〜☆ と踊りたくなるほどなのだが、如何なかなか釣れるものではない。
しかしそのメバルが結構釣れているという。これは行ってみる価値はあるのではないか???
というわけで、先に行ったキンメが冷蔵庫と冷凍庫にまだまだ残っているにもかかわらず、早速予約の電話を入れていたテル某であった。
船宿はアット・ニフティの記事にあった波崎港の庄栄丸さん。さ〜て、どうなることやら。
◆あれ? 電話が入っている?
2月10日(火)、明日の釣行を控えて、早めに会社を出たテル某が、携帯をチェックしてみると、庄栄丸さんから電話が入っている。早速かけ直してみる。
「ど〜も、明日予約入れているテル某ですけれども」
「あ、テル某さん。実は明日、ホウボウに変えようと思うんだけど、どうかな」
な、なんと、ホウボウですか!?
ホウボウは美味い。メバルに負けず劣らずである。しかも体長が大きいので、釣れれば刺身がウマウマである。
しかし、メバルにも後ろ髪を引かれる。う〜ん、と一瞬悩むが、船長が急に変更したいというのは、やはり「今しか無い」と判断しての事だろう。
「宜しくお願いします。あ、仕掛けとかは…」
「そのままで大丈夫だから」
よし! 明日はメバル改めホウボウだ!
◆犬吠埼をぐるりと回って、飯岡沖
夜半過ぎに出発し、富里ICで降りる。そこからはひたすら下道を突っ走る。まぁ、あんまり飛ばせないけど、勝手知ったる千葉の道。広域農道を上手く使えば、結構なアベレージで、しかも燃費走行が出来るのだ。
銚子大橋を渡って、船着き場へ行ってみるが……あれ?? どこだ?? この辺りだと思うけど……。一度先まで行って、戻ってきてみると船に灯りが付いていた。あったあった、灯りが付いていないから出船しない船かと思ってしまったよ。
早速準備を済ませて乗船。ちなみに庄栄丸さんには電源が無いので注意。自分はいつもの小型バッテリー持参でした。
出港して犬吠埼をぐるりと回る。ポイントまでは50分くらいかかったかな? 庄栄丸さんは小さい船なのでキャビンは無し。風よけ波除けも無いので、皆で(4人)操舵室の後ろへ待避。立っていたのだが、これほど時間が掛かるとは思っていなかった。次回はミヨシ側で防水シート被って寝ていた方が良いのかも。
◆流れが速い!
とにもかくにもポイントに「ようやく」到着。
エビ餌をメバル仕掛け(5本針)に付け、50号のオモリをつけて海底へ。底を取って軽くあおって、糸を送る。というのも、流し方は片舷流し、どてら流しのため、流れに煽られて、どんどん仕掛けが流されていってしまうからだ。
勿論、反対側の流しになった場合、糸は船底を擦って、後ろへ果てしなく流されていく。見かねた船長が80号のオモリを配ってくれた。それでも着底まで30〜40m近く流されるんだけどね。
今現在は100号か120号が標準っぽい。今回は人が少なかったから良いけれども、人が多いとオマツリ多発するからね。
さて、一投目にはアタリ無し。しかし2投目でビクビクとアタリ。ゆっくり巻いてくると、ハナダイである。
まぁ、エビハナダイの仕掛けそのまんまだし。型が良かったので良しとしよう。
ちなみに、お隣さんは仕掛けは同じだが、餌は自分で持ってきたらしいサバの身餌。1cm幅で3〜4cmの長さの短冊をチョン掛けにしている。
そして、この餌がどうやら今回の特餌になっていた様だ。
◆身餌が無いならば、釣ったこいつで
未だにホウボウが掛からないテル某。隣ではどんどん上がっている。そして、反対の方にもホウボウが掛かり始める。俺だけかい!!
まぁ、胴の間ど真ん中に座ったのは俺だし。寝不足だから酔わない様にとの事だったし、このうねりで早くも軽い船酔いになっているわけだから仕方ないし。
というわけで、外道に来ていたトラギスをガリガリと捌き、下針に付けてみる。まぁ、エビ餌よりはマシだろう。もう一本竿を出せたのなら、絶対に鯛ラバ使うんだけどなぁ……。実際、バッグの中には入っているし。
えいやっと投入して、底を取ると同時に待望のアタリ!
慎重に巻いてくると、まごう事なきホウボウ、しかもかなりでかい。40cm級である。思わず「でかっ!!」と声出してしまったテル某。
とりあえず、本日の特餌はサバの身餌な事は判ってはいるが、いざとなったらハナダイも解体するしかないか。
と思い始めた頃、反対側で立て続けに多点掛け。結果としてこの人が竿頭になったが、基本はエビ餌で同じとの事。船長の激が飛ぶ。
今思うと、やはりオモリが軽すぎるのが一番の原因だった様に思う。あとは自分の竿が330のマダイ用ロッドで、タナ取りが上手くいかない事もあったかもしれない。バラシは少なかったけど。
あとは、やはり別の仕掛け(針含め)を持ってこなかった事も挙げられるだろう。

ホウボウ、堂々の52cm
◆これが最強のホウボウ仕掛けだ!!
ホウボウは体側に左右計6本の「脚」を持っている。これでヒレを動かさずに主に砂底をテケテケと歩き、餌を見つけて捕食しているという。
吸い込み型で捕食するわけではないため、あの大きな頭と口で餌をガブリと食らい付いた途端に大きなアタリが出る。また口を閉じるため、ヒネリの付いた細身の鋭い針であればしっかりと口の横の硬い部分にフッキングするだろう。
バス持ちしてみると良くわかるのだが、ホウボウの口には細かい歯が生えている所が2mm位あって、獲物が大きな口から逃げ出す事を防いでいると思われる。
実際に、針を呑み込まれた事は殆ど無く、確実に口横、口上アゴ側に掛かっていたので、フトコロの深く鋭いチヌ針等は丁度良いのではないだろうか?
鯛ラバやルアー、ジグにも掛かってくるホウボウ。アピール度は高い方が良いので、身餌、匂い付きのガルプ、エコギアの小さいベイトワーム等を付けても良いかもしれない。
また、今回のように潮の流れが速い場合、どうしても仕掛けが浮いてしまい、下針にしか喰ってこない為、仕掛けの一番上に15〜25号ほどの中オモリを使うと、カワハギで言う「タルマセ釣り」が出来、底棲のホウボウがヒットの確率が格段にアップするのではないだろうか?
確実にヒットする部分に身餌を下針に、仕掛けの先頭である上針にはアピール度の高いモノを配置し、仕掛けが底を這う様に中オモリをセット。シンプル・イズ・ベストな釣り仕掛けに敢えて立ち向かう(立ち向かってど〜する!)、これが自分の考える最強ホウボウ攻略仕掛けだ!
……いや、今のところホウボウに行く予定無いんですけどね、お腹いっぱいだし(苦笑)
もしくは4号のフロロエダス付けて、60〜80gほどの鯛ラバを付けてみるというのも面白いかもしれない。
これならばヒラメ等も喰ってくる可能性もあるだろう。

こんな感じ。15〜25号くらいの中オモリも良いけど、60gくらいの鯛ラバ等だったらアピール度満点☆ ヒラメとかも来る可能性もあるかも??
タルマセて、餌を踊らせるには中オモリがあるのが良いし、丁度良い集魚にもなる。また底棲のホウボウでは、ヒラメとは逆に高いタナには小さいホウボウが掛かる事が多いと思うのだがどうだろう。弛ませて、軽くタタキを加えると尚良いのではないだろうか。
◆本日の釣果
船中かなり釣れていたけど自分はスソの9匹。イシガレイとかハナダイとかアジの外道もあったけれども、ホウボウはツ抜け出来ず、残念。
でも、一匹一匹がでかく、他の人が掛けていた小型のホウボウ(30cm以下)が殆ど掛からず、なんと40cm以上が6本。50cmアップ2本と大型ばかりだったので、これはこれで満足な釣果。竿頭の人のクーラーはさすがに一杯だったけれども、見ると小型も多かったので。
帰りがけにお裾分けをした後帰宅し、まずは薄造りの刺身にしてホウボウを頂く。これがめっさ美味い。ブリとかマグロとかはいわゆるお刺身厚(握り寿司厚)で食べるのが良いけれども、こういった味の濃い白身魚は、薄造りにするのが一番味の旨味を楽しめるのではないかと思う今日この頃。

いちばんでかかった52cmを薄造りに。かなりの量が取れました。
ちなみに包丁は刃渡り30cmの柳刃です。
2009年02月16日
今期絶好調のヤリイカ(沖釣り初挑戦シリーズ☆第9弾!)
“投入器って、レンタル出来るんですか???”
前回の下道丸さんでのヒラメ釣行、今後は好調なヤリイカ出船かな、と言っていたので、自分も「やったこと無いけど、一回行ってみたいな〜、調子が良い釣り物ってやはり良い思い出来るし〜」と思っていました。
少し前に「イカに行こう」と思って買っていたイカ角(11cmの5本ヅノ)、全く出番の無いままだったのですが、とりあえず海の状況が良さそうなので、11日にメバルの予約をしているにもかかわらず、2月8日の日曜日、早速行ってみることに。
◆ヤリイカ釣り
というわけで、SHIMANOTVを見て予習。近頃はこういった番組が見たいときに、選んで見る事が出来るから本当に助かりますわ。
誘いと基本、乗った時の対処法、ヤリイカはスルメと違って脚が短く、身切れし易い等々。基本的な知識は頭に入れておき、とりあえず120号と150号のオモリ、一応100号も持っていく。
あとは電源となるバッテリー。さすがに100m以上のタナを何度も行き来する訳だから、充分に充電しておかないとね!
さて、11cmのプラヅノ5本仕掛けと、慣れてきた時用に7本ヅノ仕掛けを用意してあるが、とりあえず慣れるまでは5本で。慣れてきたら7本にしてみよう。
投入器は貸し出しているらしいので、それを借りることに。
とりあえず、準備はOK。さてさて、どうなることやら。
◆今日は良い天気
昨日の西風が少し残って、うねりが入っているみたいだが、日が昇る頃には風も収まってきて、8時頃には海も穏やかになり、風も止まって、暑いくらいの陽気になった。
それはさておき、ヤリイカの乗り具合であるが、ぼちぼちという感じなのかな? 少なくとも、4点5点と多点掛けが連発して入れ乗りというわけでは無い。
テル某はというと、前回のキンメでの経験が生かされたのか、とりあえず投入器にツノを入れ、クラッチをフリーにして、オモリを右手に持ち、投入の合図と共に手前前方へ投げ入れるのはすぐに慣れ、「いかにも初心者」でもなく、それなりにイカを掛けていた。いやいやお隣のおじさん、自分本当に初めてなんです。
が、しかし、「グン」とイカが乗ったファーストコンタクトは判るのだが、その後の「グン」「グン」と2点、3点となっていくにつれて、最初のイカが付いているのか、それとも離れてしまったのか、そのあたりがぼやけていて判らない。
しかも、アタリがあって、追い乗りするようにお祈りして低速巻き上げしてきても、一杯も付いてなかったりすると、さすがにへこむ。
このあたり、経験者の人はどうやっているのか、知りたいところである。
◆船中はというと
イカにオマツリは付き物である……という。
しかしこの日、自分のお隣の人のオマツリ頻度は洒落にならないくらいマツっていた。落とす度にどちらかとマツってしまい、自分も隣が巻き上げに入ってから投入をしたりと随分気を遣ったし、予防するようにしていた。
あれは何だったんだろう? 道糸が太かったのか? オモリは120号だって言っていたし…。
とりあえず、自分は60mほど先糸が3号になっていて、そのあたりちょっとマズイかな? と思っていたけど、2回ほどしかマツらなかったので、今回は良しとしよう。
また、泳がせのタックルを出している方もいて、大きなメダイを上げていた。
すっげ、こんな奴が上がってくるんだ。
イカブリもアリらしいので、船が空いていたら、是非竿を出してみたいものである。ジギングタックルはダメかな???(笑)
◆ひときわ強いアタリは
なんとなく感じが掴めてきた時、竿先がガクンと持って行かれるアタリがあった。ゆっくりと手巻きをして、バラさない様に、バラさない様にと中低速で巻き上げてくると、上がってきたのは40cm長のスルメイカ。
なるほど、スルメイカのゲソはヤリイカに比べて太く長く、獰猛なイカだというのも頷ける。
バケツの中に入れていたら、何度も飛び出してきやがるこいつ。元気なのは良いけどね〜。締めて開いて船上干しにでもしておければ最高なんだけどな〜。
そう言えば、白浜沖のイカ船団になっているこのポイント、様々な所から集結してきているんですが、やはりいました勝山の船。
前回、洲崎の早川丸もここにキンメ釣りに来たのですが、その時標準巡航で50分くらいかかったわけで。勝山から来るとなると一体どれだけ時間がかかっているのか…。
◆というわけで
終わってみれば、ポツリポツリの乗りで、しかもしっかり乗らないのでバラシ多発。誘い下げで当たった時の場合と、誘い上げで当たった時の場合、どの様に対処していいのか判らないため、多分下げて上げる時にイカがかなり離れていったのではないかと思われる。
また、追い乗りを狙っている時も、確かに乗った感触はあったが、しっかりと掛かっていなかったのだろう、脚一本だったり、一杯だけだったりと思うように釣れなかった。
結果はヤリ20杯、スルメ1杯。あとはサバが何匹か掛かって仕掛けがダメになったり。
船中30位がトップらしいので、初めての釣りにしてはまぁまぁだと思う。
あと、乗りが悪くなったとき、エダスがヨレヨレに撚れているのを切って使っていたんですが、更にヨレが酷くなり、まるごと新しい仕掛けに替えた途端に3点掛け。
やはり、古い仕掛けはダメなのかもしれない。事、イカ釣りに関しては、どの釣りレポーターも言っているし。仕掛けを売らせる戦略(コマーシャル)というだけではないんだな(笑)
まぁ、イカの仕掛けは結構高いので(他は何も掛からないけど)、出来ればきちんと自分で作れる様にしておきたいと思う。
また、今回撚れて使えなくなったツノも、5本ヅノ+2本ヅノとして使えるように、延長仕掛けを作っておく予定である。
が、しかし、家の者からは「イカはいらないよ」というお言葉を頂いているので、次回のイカ釣行がどうなるのか、全くの未定であったりする。
しばらくは、陸っぱりからの釣りになるかなぁ、なテル某でした。
前回の下道丸さんでのヒラメ釣行、今後は好調なヤリイカ出船かな、と言っていたので、自分も「やったこと無いけど、一回行ってみたいな〜、調子が良い釣り物ってやはり良い思い出来るし〜」と思っていました。
少し前に「イカに行こう」と思って買っていたイカ角(11cmの5本ヅノ)、全く出番の無いままだったのですが、とりあえず海の状況が良さそうなので、11日にメバルの予約をしているにもかかわらず、2月8日の日曜日、早速行ってみることに。
◆ヤリイカ釣り
というわけで、SHIMANOTVを見て予習。近頃はこういった番組が見たいときに、選んで見る事が出来るから本当に助かりますわ。
誘いと基本、乗った時の対処法、ヤリイカはスルメと違って脚が短く、身切れし易い等々。基本的な知識は頭に入れておき、とりあえず120号と150号のオモリ、一応100号も持っていく。
あとは電源となるバッテリー。さすがに100m以上のタナを何度も行き来する訳だから、充分に充電しておかないとね!
さて、11cmのプラヅノ5本仕掛けと、慣れてきた時用に7本ヅノ仕掛けを用意してあるが、とりあえず慣れるまでは5本で。慣れてきたら7本にしてみよう。
投入器は貸し出しているらしいので、それを借りることに。
とりあえず、準備はOK。さてさて、どうなることやら。
◆今日は良い天気
昨日の西風が少し残って、うねりが入っているみたいだが、日が昇る頃には風も収まってきて、8時頃には海も穏やかになり、風も止まって、暑いくらいの陽気になった。
それはさておき、ヤリイカの乗り具合であるが、ぼちぼちという感じなのかな? 少なくとも、4点5点と多点掛けが連発して入れ乗りというわけでは無い。
テル某はというと、前回のキンメでの経験が生かされたのか、とりあえず投入器にツノを入れ、クラッチをフリーにして、オモリを右手に持ち、投入の合図と共に手前前方へ投げ入れるのはすぐに慣れ、「いかにも初心者」でもなく、それなりにイカを掛けていた。いやいやお隣のおじさん、自分本当に初めてなんです。
が、しかし、「グン」とイカが乗ったファーストコンタクトは判るのだが、その後の「グン」「グン」と2点、3点となっていくにつれて、最初のイカが付いているのか、それとも離れてしまったのか、そのあたりがぼやけていて判らない。
しかも、アタリがあって、追い乗りするようにお祈りして低速巻き上げしてきても、一杯も付いてなかったりすると、さすがにへこむ。
このあたり、経験者の人はどうやっているのか、知りたいところである。
◆船中はというと
イカにオマツリは付き物である……という。
しかしこの日、自分のお隣の人のオマツリ頻度は洒落にならないくらいマツっていた。落とす度にどちらかとマツってしまい、自分も隣が巻き上げに入ってから投入をしたりと随分気を遣ったし、予防するようにしていた。
あれは何だったんだろう? 道糸が太かったのか? オモリは120号だって言っていたし…。
とりあえず、自分は60mほど先糸が3号になっていて、そのあたりちょっとマズイかな? と思っていたけど、2回ほどしかマツらなかったので、今回は良しとしよう。
また、泳がせのタックルを出している方もいて、大きなメダイを上げていた。
すっげ、こんな奴が上がってくるんだ。
イカブリもアリらしいので、船が空いていたら、是非竿を出してみたいものである。ジギングタックルはダメかな???(笑)
◆ひときわ強いアタリは
なんとなく感じが掴めてきた時、竿先がガクンと持って行かれるアタリがあった。ゆっくりと手巻きをして、バラさない様に、バラさない様にと中低速で巻き上げてくると、上がってきたのは40cm長のスルメイカ。
なるほど、スルメイカのゲソはヤリイカに比べて太く長く、獰猛なイカだというのも頷ける。
バケツの中に入れていたら、何度も飛び出してきやがるこいつ。元気なのは良いけどね〜。締めて開いて船上干しにでもしておければ最高なんだけどな〜。
そう言えば、白浜沖のイカ船団になっているこのポイント、様々な所から集結してきているんですが、やはりいました勝山の船。
前回、洲崎の早川丸もここにキンメ釣りに来たのですが、その時標準巡航で50分くらいかかったわけで。勝山から来るとなると一体どれだけ時間がかかっているのか…。
◆というわけで
終わってみれば、ポツリポツリの乗りで、しかもしっかり乗らないのでバラシ多発。誘い下げで当たった時の場合と、誘い上げで当たった時の場合、どの様に対処していいのか判らないため、多分下げて上げる時にイカがかなり離れていったのではないかと思われる。
また、追い乗りを狙っている時も、確かに乗った感触はあったが、しっかりと掛かっていなかったのだろう、脚一本だったり、一杯だけだったりと思うように釣れなかった。
結果はヤリ20杯、スルメ1杯。あとはサバが何匹か掛かって仕掛けがダメになったり。
船中30位がトップらしいので、初めての釣りにしてはまぁまぁだと思う。
あと、乗りが悪くなったとき、エダスがヨレヨレに撚れているのを切って使っていたんですが、更にヨレが酷くなり、まるごと新しい仕掛けに替えた途端に3点掛け。
やはり、古い仕掛けはダメなのかもしれない。事、イカ釣りに関しては、どの釣りレポーターも言っているし。仕掛けを売らせる戦略(コマーシャル)というだけではないんだな(笑)
まぁ、イカの仕掛けは結構高いので(他は何も掛からないけど)、出来ればきちんと自分で作れる様にしておきたいと思う。
また、今回撚れて使えなくなったツノも、5本ヅノ+2本ヅノとして使えるように、延長仕掛けを作っておく予定である。
が、しかし、家の者からは「イカはいらないよ」というお言葉を頂いているので、次回のイカ釣行がどうなるのか、全くの未定であったりする。
しばらくは、陸っぱりからの釣りになるかなぁ、なテル某でした。
2009年02月01日
深いぞ!!半夜キンメ(沖釣り初挑戦シリーズ☆第8弾!)
“さらに広がるというか深くなった沖釣りの世界”
「キンメ、行ってみたいッスよ」
「え、いきなり何じゃい?」
「昨日の“釣りロマン”でやってた。昼のキンメは300m近くの深場を狙う奴」
「東京タワーが出てたアレかのぉ」
「でもさ、白浜沖のキンメの場合、夜キンメだからタナが浅くても良いらしいじゃねッスか。イカタックルでも大丈夫って船宿もあるし」
普段、乙浜港の白浜渡船さんに乗っている自分ですが、夕方に乙浜港を出港していく船をよく見ていた。
イカ場と同じ場所で釣るそうだが、陽が落ちると食い始め、深場からどんどん湧いてきて、タナがどんどん浅くなっていくという。
魚介類の売り場にはかならず一匹はいる金目鯛。値段を見てびっくり。結構高いんだなぁ…。そこですかさず皮算用。白浜の夜キンメは13,500円の所が多い。となると1尾500円として、30匹以上(15,000円分のキンメを)釣れば原価の回収は出来そうだ。
◆しかし、夜キンメは終わっていた
調べてみると、この1月の中旬。夜キンメ終了の船宿が多い。冬型になってきて、プラス海が安定せず、どうしても出船出来ない日が続いた事もあるみたいだ。
そんな中、あちこち調べていると、カワハギで有名な洲崎栄浦の早川丸さんでもキンメ出船予定があるという。
丁度、休日出勤の代休が取れそうだったので、急いで連絡。
「火曜日、夜キンメなのですが、出船しますか??」
「海が凪れば出るよ」
とりあえず、1名で予約を入れ、海が凪る事を願って電話を切る。
さて、どうなる事やら。
◆ジギングを終えて
早速早川丸さんのある洲崎へ。途中おどやに寄って昼飯を食べて、平砂浦を眺めてのんびり向かう。宿に着いたのが3時前。4時頃から受け付けの予定らしいので、とりあえず仮眠。
ちなみに、洲崎栄ノ浦漁港(北漁港)と、洲崎西漁港を間違えて降りていってしまった。う〜む、洲崎は初めてだからなぁ。
そんなこんなで早川丸さんの駐車場でうとうとしていると、窓を叩く音が。受付開始されたらしい。
早速受付を済ませて仕掛けを購入。オモリ200号も購入したのだが、とにかくこれがでかい(笑)
仕掛けは8本針のフラッシャーサビキ。かなりの長さがあるので、扱いは要注意だ。
ちなみに、この200号のオモリ、仕掛けの一番下、オモリ側のサルカンに入らないでやんの。仕方ないけど直結にしたけど、次回は20号のフロロで輪っかでも作っておいて、それに繋ぐ様にしようと思う。
(後でこのオモリが「ワンダー200号」だと判明。船宿によっては使用禁止されていると聞いたこともあるけどここではOKなのね)

洲崎栄ノ浦漁港(北漁港)・左手は洲崎灯台
◆電動丸1000Hでキンメ??
さて、自分の持っている電動丸だが、ビシアジその他に使える様に購入したものだ。旧型だが、4号300mを巻いてあるので、今のところ不自由していない。そりゃそうだ、このラインキャパ以上の釣り物を狙って来なかったし、敢えて踏み込もうとしなかった。
しかも、船用の手巻きリール買っていないので、必然的に浅場から80mラインまで、すべてこのリールでこなしてきた。
ジギングリール、タックル、メタルジグには金を掛けてきたけど、他の釣りを敢えてやろうと思っていなかったし。
というわけで、今回はタナが深くて200mくらいだと思っていたので、とりあえず竿は120号背負える240のもの、リールは電動丸1000番で行ってみる事に。
なぁに、巻き上げが止まってしまったら、自力で巻き上げてやるさ!!
案の定、船上で船長から「ぁんだ〜、ちっけぇリールだな〜?」とチェックが入ったのはお約束。だって、みんなシマノだと4000番クラス、ダイワでも500番クラスを使っているから当然だ。とりあえず船長からも暫定OK貰い、日没近い中、白浜沖へひた走る早川丸だった。
ポイントまでは50分近くかかるそうなので、キャビンの中で仮眠。
エンジン音が響く中、うとうととしていると、速度が落ちたのかエンジン音が小さくなってきている。外に出てみると、あと少しで日没を迎える所だった。向かう先には多くの船が待っており、久々の出船に意気込んでいる様子もうかがえた。
早速、仕掛けの準備をして、待つ。ポイントを探るためにぐるぐると弧を描きつつ、船長直々にタナ探りのための一投を入れている。
しばらく見ていると、竿先がグン、グンとアタリを伝えてきている。追い食いを狙うのか、すぐには上げない。2〜3分しただろうか? 巻き上げに入り、そして仕掛けを一つ一つ引き上げていくと、小さいがキンメが上がってくる。それにしても仕掛けだけで8m近くあるので、絡まない様に魚を捌くのが大変そうだ。
船釣りをやるようになって、手返しの良さとは、取り込み〜魚を外す〜仕掛けのチェック〜再投入をいかにスムーズに、素早く行うことが出来るか、これに尽きるのだ。
というわけで、日が沈み、船長の合図と共に一投目。
船縁のゴム磁石に8本の針を並べておいて、合図と共に200号のオモリを手前に放ると、次々に針が海中へ落ちていく。この光景はなんか好きである。
最初のタナは170mから。しかし自分の電動丸1000Hは100m以上出したことが無いので、なんか糸の出が悪かった。固着こそしていないものの、カウンターは随分狂うんだろうなぁと溜息。
しばらくすると竿先に感あり。このまま追い食いを狙うのだが……さてさて。船のあちこちで竿先が海面へ突き刺さっている。順調に喰っている様だ。
そしていよいよ船長の合図で巻き上げ。船中ではキンメがずらりと上がって来ている。巻き上げが止まり、少し手巻きして(やはりカウンターが狂っていた)、一つ一つ丁寧に上げていくと、やせっぽちのサバが1匹。
…あれ? これだけ???
オーマイガー、そりゃないッスよ。
◆タナはどんどん浅くなっていって
一投入目はスカで終わってしまったが、2投入目からは自分にもキンメが付いてきた。思わずガッツポーズ、よっしゃ!
投入毎に2〜3匹ずつ付いてきていて、しかも船長の指示タナは150、140、120とどんどん浅くなっていく。それと同時に、上がるキンメの大きさもかなりのものである。最初はバケツに入れていたのだが、跳ねて飛び出すので、次からは仕掛け投入の後にクーラーへ入れておく事に。最初、「クーラーに海水入れておいてね」と言われた通り、海水循環が無いので、クーラーに入れておくほうが良いのだろう。
そんなこんなで、ツ抜けした後も順調に数を伸ばし、クーラー半分がもう既に一杯である。あ〜、小さいしなぁ、このクーラー。
まぁ、良いときには何をやっても魚が喰ってくるので、初めての自分でも特に問題なく釣果を重ねる事ができたのですが、気付いた事をば。
船長が出していた竿が、先調子の短めの竿だったのですが(ヤリイカ用か?)、これがどうもノリが悪いらしく、乗っても弾いてしまうのか、釣果が伸びないまま終了していました。
他の皆さんは深場用のロッドで、大きく弧を描いた竿が海面にぐん、ぐんと突き刺さり、上手くキンメの動きをいなしている用に見えました。
自分のロッドは船汎用の120号負荷、240の竿なので、一応6:4なので魚の引きを吸収してはいるのですが、釣果を伸ばしている方は、もう少し長めのものを使っていました。
やはり、追い食い多点掛けを狙う釣り物では、しっかり胴まで曲がりつつもテンションを維持できる竿が良い様ですね。
◆オマツリすると大変だなぁ
あと、他の船ですが、職漁船も同じ所にいましたし、乙浜や白間津、布良相浜あたりの船も見えました。
大変そうだったのが、片舷8人くらい乗船している所。底を取るイカとかならお祭りは少ないのかもしれませんが、近くを通ったときに見るとやはり3組ほどお祭りほどきで釣りが出来ていませんでした。キンメはそんなに横走りしない魚ですが、それでもやはりエダスが長めでキンメが40cm近くあるから、隣と3m位は離れないと安全圏ではないかもしれませんし。
あ〜、船釣りはやはり、快適に釣りが出来る所(船宿)でやりたいものです。せめて片舷5人くらいまでとかね。

クーラーに並べてみました。フタが閉まらないかと思ったですよ。
◆初キンメはツキに恵まれました
そんなこんなで、最後の投入で更に40cm超え2本を追加して、クーラーぎっちりになって終了。
帰りは飛ばして約30分ほどで洲崎へ到着。船長には20匹ちょいと報告。
実際に、22匹でした。
しかも殆どが40cm以上の大型ばかり。
喜ばれたのは確かなのですが、捌くのに一苦労したのも事実。
あ〜明日、休みだったらなぁ(苦笑)

キンメです

本当にキンメなんですよね〜☆キラッ
まぁそれはともかく、たまたま休日出勤の振替に休んだ日に、たまたま海が凪ぎて、キンメ出船出来て、尚且つ釣果にも恵まれた。
本当にツイていて良かったです。
回りにも配りましたが、それでもしばらくキンメが食卓に上る日が続きました(笑)
ちなみに刺身はトロトロで美味しく、塩焼きの美味しさも抜群!
煮付けは言うまでもなく、また干物にしたキンメは旨さが凝縮され本当に美味しい!
また来シーズンになると思いますが、是非キンメ釣行したいものです。
「キンメ、行ってみたいッスよ」
「え、いきなり何じゃい?」
「昨日の“釣りロマン”でやってた。昼のキンメは300m近くの深場を狙う奴」
「東京タワーが出てたアレかのぉ」
「でもさ、白浜沖のキンメの場合、夜キンメだからタナが浅くても良いらしいじゃねッスか。イカタックルでも大丈夫って船宿もあるし」
普段、乙浜港の白浜渡船さんに乗っている自分ですが、夕方に乙浜港を出港していく船をよく見ていた。
イカ場と同じ場所で釣るそうだが、陽が落ちると食い始め、深場からどんどん湧いてきて、タナがどんどん浅くなっていくという。
魚介類の売り場にはかならず一匹はいる金目鯛。値段を見てびっくり。結構高いんだなぁ…。そこですかさず皮算用。白浜の夜キンメは13,500円の所が多い。となると1尾500円として、30匹以上(15,000円分のキンメを)釣れば原価の回収は出来そうだ。
◆しかし、夜キンメは終わっていた
調べてみると、この1月の中旬。夜キンメ終了の船宿が多い。冬型になってきて、プラス海が安定せず、どうしても出船出来ない日が続いた事もあるみたいだ。
そんな中、あちこち調べていると、カワハギで有名な洲崎栄浦の早川丸さんでもキンメ出船予定があるという。
丁度、休日出勤の代休が取れそうだったので、急いで連絡。
「火曜日、夜キンメなのですが、出船しますか??」
「海が凪れば出るよ」
とりあえず、1名で予約を入れ、海が凪る事を願って電話を切る。
さて、どうなる事やら。
◆ジギングを終えて
早速早川丸さんのある洲崎へ。途中おどやに寄って昼飯を食べて、平砂浦を眺めてのんびり向かう。宿に着いたのが3時前。4時頃から受け付けの予定らしいので、とりあえず仮眠。
ちなみに、洲崎栄ノ浦漁港(北漁港)と、洲崎西漁港を間違えて降りていってしまった。う〜む、洲崎は初めてだからなぁ。
そんなこんなで早川丸さんの駐車場でうとうとしていると、窓を叩く音が。受付開始されたらしい。
早速受付を済ませて仕掛けを購入。オモリ200号も購入したのだが、とにかくこれがでかい(笑)
仕掛けは8本針のフラッシャーサビキ。かなりの長さがあるので、扱いは要注意だ。
ちなみに、この200号のオモリ、仕掛けの一番下、オモリ側のサルカンに入らないでやんの。仕方ないけど直結にしたけど、次回は20号のフロロで輪っかでも作っておいて、それに繋ぐ様にしようと思う。
(後でこのオモリが「ワンダー200号」だと判明。船宿によっては使用禁止されていると聞いたこともあるけどここではOKなのね)

洲崎栄ノ浦漁港(北漁港)・左手は洲崎灯台
◆電動丸1000Hでキンメ??
さて、自分の持っている電動丸だが、ビシアジその他に使える様に購入したものだ。旧型だが、4号300mを巻いてあるので、今のところ不自由していない。そりゃそうだ、このラインキャパ以上の釣り物を狙って来なかったし、敢えて踏み込もうとしなかった。
しかも、船用の手巻きリール買っていないので、必然的に浅場から80mラインまで、すべてこのリールでこなしてきた。
ジギングリール、タックル、メタルジグには金を掛けてきたけど、他の釣りを敢えてやろうと思っていなかったし。
というわけで、今回はタナが深くて200mくらいだと思っていたので、とりあえず竿は120号背負える240のもの、リールは電動丸1000番で行ってみる事に。
なぁに、巻き上げが止まってしまったら、自力で巻き上げてやるさ!!
案の定、船上で船長から「ぁんだ〜、ちっけぇリールだな〜?」とチェックが入ったのはお約束。だって、みんなシマノだと4000番クラス、ダイワでも500番クラスを使っているから当然だ。とりあえず船長からも暫定OK貰い、日没近い中、白浜沖へひた走る早川丸だった。
ポイントまでは50分近くかかるそうなので、キャビンの中で仮眠。
エンジン音が響く中、うとうととしていると、速度が落ちたのかエンジン音が小さくなってきている。外に出てみると、あと少しで日没を迎える所だった。向かう先には多くの船が待っており、久々の出船に意気込んでいる様子もうかがえた。
早速、仕掛けの準備をして、待つ。ポイントを探るためにぐるぐると弧を描きつつ、船長直々にタナ探りのための一投を入れている。
しばらく見ていると、竿先がグン、グンとアタリを伝えてきている。追い食いを狙うのか、すぐには上げない。2〜3分しただろうか? 巻き上げに入り、そして仕掛けを一つ一つ引き上げていくと、小さいがキンメが上がってくる。それにしても仕掛けだけで8m近くあるので、絡まない様に魚を捌くのが大変そうだ。
船釣りをやるようになって、手返しの良さとは、取り込み〜魚を外す〜仕掛けのチェック〜再投入をいかにスムーズに、素早く行うことが出来るか、これに尽きるのだ。
というわけで、日が沈み、船長の合図と共に一投目。
船縁のゴム磁石に8本の針を並べておいて、合図と共に200号のオモリを手前に放ると、次々に針が海中へ落ちていく。この光景はなんか好きである。
最初のタナは170mから。しかし自分の電動丸1000Hは100m以上出したことが無いので、なんか糸の出が悪かった。固着こそしていないものの、カウンターは随分狂うんだろうなぁと溜息。
しばらくすると竿先に感あり。このまま追い食いを狙うのだが……さてさて。船のあちこちで竿先が海面へ突き刺さっている。順調に喰っている様だ。
そしていよいよ船長の合図で巻き上げ。船中ではキンメがずらりと上がって来ている。巻き上げが止まり、少し手巻きして(やはりカウンターが狂っていた)、一つ一つ丁寧に上げていくと、やせっぽちのサバが1匹。
…あれ? これだけ???
オーマイガー、そりゃないッスよ。
◆タナはどんどん浅くなっていって
一投入目はスカで終わってしまったが、2投入目からは自分にもキンメが付いてきた。思わずガッツポーズ、よっしゃ!
投入毎に2〜3匹ずつ付いてきていて、しかも船長の指示タナは150、140、120とどんどん浅くなっていく。それと同時に、上がるキンメの大きさもかなりのものである。最初はバケツに入れていたのだが、跳ねて飛び出すので、次からは仕掛け投入の後にクーラーへ入れておく事に。最初、「クーラーに海水入れておいてね」と言われた通り、海水循環が無いので、クーラーに入れておくほうが良いのだろう。
そんなこんなで、ツ抜けした後も順調に数を伸ばし、クーラー半分がもう既に一杯である。あ〜、小さいしなぁ、このクーラー。
まぁ、良いときには何をやっても魚が喰ってくるので、初めての自分でも特に問題なく釣果を重ねる事ができたのですが、気付いた事をば。
船長が出していた竿が、先調子の短めの竿だったのですが(ヤリイカ用か?)、これがどうもノリが悪いらしく、乗っても弾いてしまうのか、釣果が伸びないまま終了していました。
他の皆さんは深場用のロッドで、大きく弧を描いた竿が海面にぐん、ぐんと突き刺さり、上手くキンメの動きをいなしている用に見えました。
自分のロッドは船汎用の120号負荷、240の竿なので、一応6:4なので魚の引きを吸収してはいるのですが、釣果を伸ばしている方は、もう少し長めのものを使っていました。
やはり、追い食い多点掛けを狙う釣り物では、しっかり胴まで曲がりつつもテンションを維持できる竿が良い様ですね。
◆オマツリすると大変だなぁ
あと、他の船ですが、職漁船も同じ所にいましたし、乙浜や白間津、布良相浜あたりの船も見えました。
大変そうだったのが、片舷8人くらい乗船している所。底を取るイカとかならお祭りは少ないのかもしれませんが、近くを通ったときに見るとやはり3組ほどお祭りほどきで釣りが出来ていませんでした。キンメはそんなに横走りしない魚ですが、それでもやはりエダスが長めでキンメが40cm近くあるから、隣と3m位は離れないと安全圏ではないかもしれませんし。
あ〜、船釣りはやはり、快適に釣りが出来る所(船宿)でやりたいものです。せめて片舷5人くらいまでとかね。

クーラーに並べてみました。フタが閉まらないかと思ったですよ。
◆初キンメはツキに恵まれました
そんなこんなで、最後の投入で更に40cm超え2本を追加して、クーラーぎっちりになって終了。
帰りは飛ばして約30分ほどで洲崎へ到着。船長には20匹ちょいと報告。
実際に、22匹でした。
しかも殆どが40cm以上の大型ばかり。
喜ばれたのは確かなのですが、捌くのに一苦労したのも事実。
あ〜明日、休みだったらなぁ(苦笑)

キンメです

本当にキンメなんですよね〜☆キラッ
まぁそれはともかく、たまたま休日出勤の振替に休んだ日に、たまたま海が凪ぎて、キンメ出船出来て、尚且つ釣果にも恵まれた。
本当にツイていて良かったです。
回りにも配りましたが、それでもしばらくキンメが食卓に上る日が続きました(笑)
ちなみに刺身はトロトロで美味しく、塩焼きの美味しさも抜群!
煮付けは言うまでもなく、また干物にしたキンメは旨さが凝縮され本当に美味しい!
また来シーズンになると思いますが、是非キンメ釣行したいものです。