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Posted by naturum at

2010年06月17日

ジギング・リベンジ:2回戦(6月釣行)

“ひとつシャクって一回転、ショートピッチにロングダート♪”

ども、テル某です。
めげずに(この時は結構めげていた)通っている白浜渡船さん。自分は千葉市なので穴川から高速に乗ってしまえば、最短で1時間半ほどで白浜に到着する。とにかく近くなった白浜ですが、それでも往復すると230kmを越える距離を毎週通うのは、さすがに結構キツイものがある。でもまぁあまり気にしないでおくことにする。というか、もっと遠くから通っている人もいるしね。

ジギングは「別に数はいらないけど、釣れたら大物が欲しい」というアングラーの心をガッチリと掴んで離さない。自分はキャッチ&食べる派なので更にその釣り物が美味しければ尚良い。

そんな訳で、また今週も懲りずにジギングに出掛けるテル某であった。


◆ある種の悟りを開いたテル某
陸っぱりの釣りをしている時、釣れない釣行を繰り返す事があった。行っても行っても魚が釣れない。いない場所で竿を出していても、当然釣れる訳がない。回遊があると思って粘っていても、そのマズメ時に回遊が無かった時のガックリ感はかなりのもの。
仕方ないので余ったジャリメでハゼ釣りを始める始末。
でもよくよく考えてみると、確かに美味しい魚は欲しいが、それだったら別に南房の魚屋さんに行けば、安くてイキの良い物がたくさん並んでいるし、たまに地魚をまとめて売っている事もある。そんな所で買えば、マゴチ200円にキロサイズのイナダ300円(実際にあったw)、デカメッキ10枚500円という餌代以下で美味しい魚が手に入ったりするのだ。

でも、そこで考える。
『釣りってさ、やっぱ釣果じゃないよ』

ある意味正しい。
朝日が昇る砂浜で、山間の静かな湖で、新緑が映える渓流で、一心不乱に魚を追う。それはやはり純粋な喜びなのだ。
……しかし釣れればもっと嬉しい。
その微妙な所、まだ釣りを再開して5年ほどのテル某には結論づけられない議題であります。


◆ジグが海中に無ければ、魚は釣れない
それはさておき、船上に居るときはとにかく夢中。ジギングを始めてまだ1年半だけれども、ようやく『ジグを動かす』事がどういう事か判ってきた様に思えます。
ラインを50mも出せば、潮の抵抗で150g程度のジグはいくら一生懸命ジャークしたとしても、船上で思っているほど動かなくなる。ディープやっている人に聞くとなるほどと思う。でも必ずしも『ジグが良く動く』事が良いことでもない。逆に動かさないジャーク、ほぼタダ巻き状態の方が釣れる事もある。ジグのカラーもある。リーダーの太さもある。すべてが微妙なバランスで成り立っている事を考えると、やはりタックルバランスは大事だし、あらゆる状況に対応する引き出しが多ければ多いほど良い。

しかし一つだけ言える事は「ジグが海中に無ければ釣れない」ということ。誰かの台詞だと思うけど。
どんなに釣れていなくとも、絶対にあきらめずにいつ来るか判らない【ワンチャンス】をモノに出来る様にシャクリ続ける、それがジギングをやっている時に自分が行き着いた所です。特に、大物こそワンチャンスの価値が高い事は言うまでも無いでしょう。
だから、よほど体調が悪くない限り、舳先で波を被りながら、何十メーター先のジグに魚が食らいつくイメージを頭の中に描き、今日も様々なシャクリパターンを織り交ぜ、ジギングを続けるのでした。


◆舳先で波を被りながら…
いや、別に比喩的表現ではなく、今日の海はかなりきっつい!
しかも久々にクジ運が良く、陣取ったのは大ミヨシ。おまえはバカかと!? 海が荒れているのは判っているだろうに。
しかし、やる気メーターは満タン120%! 溢れ出るやる気!!
ちなみに同じく大ミヨシを取った人は舳先ではなく、下でシャクっています。そりゃそうだ。かなりの高低差があって、たまに波が舳先を超えて足下を洗い流していく位だもん(苦笑)

しかし何か今日は予感があるのか、テル某は元気にシャクり続け、そして
「よっしゃ!」
の声と共にフッキング2発! これは軽いからカンパチか?
タモ無しでさっと抜き上げると1キロ程度のかわいらしいカンパチ。ジグはオールシルバーの120g。どうやらベイトに合っている。ジグはこのまま続行! 魚さえ居れば掛けられるはず。

そして潮回りした次の流し。潮が速いのかかなりラインが出て行く。こういう時は流れに逆らってジャークするから更に重くなるのだが、そこは根性である。着底して大きくシャクリ、海中で大きく弧を描くラインを直線に近い形にする様にギュギュッと2回強めにジャーク。そしてワンピッチで大きく、早めにジャーク。1、2、3、4、5、6……9、10…
竿先に何かが触れたか? ジグにじゃれて来ているのか?
20までシャクって、再び底へ。いる! 魚、いるっ!! 逸る気持ちを抑えつつ、再びカウントしながらジャーク、ジャーク、11っ!
「キタっ!」
波の高低差にもめげず、追いアワセでフッキング!「こんにゃろ、こんにゃろ!」
そしてテンションを抜かないように体制を整えるとドラグがジィーーーッと出て行く。
おお、久々に大物の予感。ちなみに自分的には4kgを超えれば大物です(殴)
流速があるから余計に魚が重く感じる、しかし今回は波高があるので「うねリフト」で少しずつリールを巻いていく。ある意味これは非常にラクである。
ヨーダ師も「フォースを使うのじゃ」と言っているし。

そして無事にタモに入ったのはでっぷり太ったワラサ君。こりゃおっきいわ。
その後、船中で何本か上がってはいたけれども、風が強くなり波が更に高くなってきたために途中早上がり。といっても11時くらいだったから定時よりも1時間早い位かな?


◆ようやく釣果にありつけました
青物はやっぱり良いなぁ~。カッコイイし、釣れた時の喜びはひとしおです。
久々の釣果は5キロ足らず(&その他)でしたが、とにもかくにも今回は「釣った」感が非常に強く、満足出来る釣行になりました。



少し前まで「船中何本」の中のボウズグループにいた自分です。多分、これからの釣行でも「釣れない組」に入ることが殆どだと思います。
しかし、今日は見事「釣れた組」に入る事ができました。こんなに嬉しいことはない。波を被りながらミヨシのお立ち台で頑張った甲斐があるというもの。

という喜びのコメントで今回の記事は締めさせていただきたいと思います。
さ~て、来週はいよいよ本格化した南房イサキに行ってみよ~!
  


Posted by テル某 at 23:08Comments(0)ジギング

2010年06月08日

ジギング・リベンジ(5月某日)

“白浜どうでしょう”

(ナレーター:大泉洋)
皆様こんにちは、「白浜どうでしょう?」の時間でございます。
今週は「ジギング・リベンジ 第1夜」をお送りいたします。
前回の釣行で、自分以外は全て2本以上、4本以上キャッチする人がいた中で、唯一、ノーキャッチだったテル某。
昔も昔、16年以上も前。バサーという言葉がまだ無かった頃、釣りセンスの無さを自覚して釣りを辞めた彼でありました。
しかし今、30も半ばを過ぎてから、沖釣りという「優しい世界」にどっぷり漬かった彼は、自分の「下手の横好き」っぷりを、再度自覚する事になるのです。
そんな彼が、今夜は再び白浜渡船でのジギング・リベンジに挑みます。
果たして、今フィーバーしている白浜沖で、無事青物をキャッチ出来るのでしょうか???


◆ジギング・リベンジ
ども、テル某です。
前回はなんと、唯一のノーキャッチという結果に終わりました、白浜渡船の魚拓号さんでのジギング釣行でしたが、今回は是非キャッチ出来るように「本気でジギング」やりに来ました。

まず、ロッドを新調。これまでパシフィックファントムBG&ゴールデンミーン・アースシェイカーという、まさに「ザ・入門ロッド」というか「まあ出来なくもないけどそれなりだよ?」タックルでやって参りましたが、価格帯が下がったTENRYUのジグザムver.2を手に入れ、キャスティングタックル用として使っていたツインパSW8000HGをジギング用に。
そのツインパSWに、アワセ切れしたウルトラジグマンを廃棄し、新品の「ウルトラジグマンX8」を巻き、80lbリーダーの結束は、自分の【なんちゃってFG】ではなく、最強のジギング用ノット・PRノットにて結束。
すべてを一新し、万全を期して望む今回のジギング釣行、

「やぁぁっってやるぜぇぇぇえええええええええええええええ!!!!」(cv.矢尾一樹)


◆それにしても彼「やる気まんまん(死語)」である
前回と同じ日曜日の午後船、しかし普段はのんびりとした雰囲気の日曜午後船のはずが、魚拓号VIIも満船。いかに連日の好釣果っぷり伺える。そして気炎を吐くミヨシのお立ち台・テル某。気迫×熱血で気力マックス150状態である。

ヴイツー号も満員の中、一路白浜沖へ向かう船。風、波、そして潮の具合も良さそうで、否が応にも期待が高まる。
そして、今回の日曜午後船も一流し目から竿がドンとばかりに曲がっていた。

しかし、前回とは違って、竿が曲がる人が限られている。
テル某はミヨシのお立ち台にいるので、左舷右舷両方ともよく見えるので、当たっている人のジャークを見ていると、どうやら

『動かさないジャーク』

がヒット・パターンになっていると解析完了。
しかも、アタっている人は胴の間ばかり。普通、こういった釣りって、ミヨシや大トモが有利なんジャマイカ???
動かし方は判った。しかしジグをチェンジ繰り返しても、どうにもヒットしない。いやアタリすら無い。
まだ前回はアタリやヒットがあったのだが…。

そして、やはり同じパターンで同じように同じサイズのワラサを次々と掛ける人がいる。そして、当たらない人もまたいる。かなりハッキリと明暗が分かれているのが判る。

◆如何にヒットパターンを踏襲するのか?!
とにかく、ジグを「スライド」させないようにジャーク(?)する。回収しようとジャークしないで巻いてきたらヒットする、という風に今日のパターンはそういうパターンなのだが…未だに沈黙するテル某のロッド。
試行錯誤をしている後ろで、また同じ人のロッドが曲がっている。
ジグを替え、タックルを替え、ジャークのパターンを変えてみる。そんな後ろでまた同じ人がキャッチしている、バタバタバタとワラサが跳ねる音がしている。
大体5人くらいがレギュラーで竿を曲げていて、他の人達は1本、もしくは2本くらいの様子だったが、やはりテル某には魚信すら無い。

これは……一体どういう事なんだ!?!?

そんなこんなで、今回のジギング、終了!

リベンジ……失敗!!

ソシテ俺ハ、白浜ヲ後ニスル。
「アイル・ビー・バック」
トイウ言葉ヲ残シテ…。
  


Posted by テル某 at 23:36Comments(2)ジギング