ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2008年05月10日

GW後半初戦(5/3釣行記)

“久々の湾奥シーバス”

〜承前〜
GW後半、4連休初日……の前夜、東京湾奥を彷徨う2人の姿があった。
折しも時は10時を過ぎ、あちこちのポイントを確認しては戻ってを繰り返す。
すべて良い天候に恵まれると思われていた4連休。しかし、気圧のゆらぎにより唐突に発生した移動性の低気圧が、連休前夜から初日の天気を、雨マークに変えた。
そして今、その予報通り、湾奥に集うシーバサー達の群れに、冷たく降り注いでいるのだった……。


ども、テル某です。
というわけで、行って参りましたGW初日。久しぶりの湾奥シーバス釣行です。
湾奥通の友人・T氏をガイドに、東京〜横浜までのポイントを探ってきましたが、仕事明けで実は夜中は運転のT氏を尻目に、助手席でぐーすか寝てました。すみません。

というわけで今回は、京浜運河沿いから南下し、翌日の3日・横浜港での釣行開始をレポートいたします。


◎降り続く雨
断続的に降り続く雨は、夜半を過ぎれば弱くなって、明け方には止むのではないか? と思っていたのですが、ところがそんな思惑とは裏腹に、まだまだ雨は降り続いていました。雨が弱くなってきて、止むかな? と思うとまたざーっと降り出す。
まったく天気予報の通りではないですか。仕方ないか。

というわけで、明け方ポイントを散策してからやって来たのは横浜沖堤の渡船、鈴木釣具店さんです。


横浜港の奥から出港です! 渡船はほかにも何軒もありました。地元の人はお馴染みでしょうか?


朝一番の渡船に乗って、行くのは第一堤防と呼ばれる堤防。レインボー下の赤灯、白灯は雨でパス。浸かる装備持ってきていないし。
レインボーブリッジの下を通ると、白灯、赤灯が小さく見える。いつも雑誌の取材で掲載される場所だが、どうなのだろうか。初めて見るが、かなり小さい堤防である。しかし潮通しも一級で、機会があれば是非一度行ってみたいものだ。


雨に煙るレインボー・ブリッジの下を通過していく。赤灯、白灯には少し人がいたように見えた


さらに沖へと進んでいく。先ほどくぐったレインボーブリッジからもかなり離れていく。
もう本牧埠頭の端が見えてくるか、という所で船は速度を落とす。到着である。
早速、クーラー&タモ持参でえいやっと白い灯台の元、第一堤防へ渡る。細かい雨が顔を打っていく、まだまだ雨は止みそうにない。

先行者は1名。クロダイ師である。
ルアーをキャスティングできそうなポイントを探して、第一堤防と、埠頭側の堤防との間に陣取る。白灯側は足場が高いので、こちらならそこそこ低いのでキャスティングもリトリーブも楽そうだ。


◎横浜沖堤はクロダイのメッカ
次々に渡ってくるクロダイ師達、そのスタイルですぐに判る。ヘチ竿にタモを腰に差して、大抵の人はサンダル履きである。そういえば、木更津の沖堤にもちょくちょく行っていたけれども、あそこでもクロダイ師が多かったなぁ。冬はさすがに少なかったけれども。


ここが第一堤防、白灯台側を見る。ちなみに雨が止んだ午後の写真です。ほかはみんなクロダイ師


そんな彼らを尻目に、沖側へ、内湾側へとひたすら投げまくる。
堤防のキワでの水深は、5m程度。沖はゆるやかに傾斜しているみたいだが、一切根掛かりしなかったので、底は砂底の様子。最初はミノーでサーフェスから表層、次にバイブレーションで中層、そして底付近を攻めてみる。しかし、反応無し。ヒットがあるのなら朝マズメだと思っていたが、この雨が原因だろうか?

しばらく探っていると、T氏がしきりにルアーチェンジをして反応を見ている。どうやらチェイスがあったらしいが、フッキングには至らず。サーフェス系でも出てきてくれるのは、やはり雨が降っているお陰なのだろうか。
こちらと言えば、全く反応無し。というかこの台詞書き過ぎの様な気もする。
仕方ないので、最終兵器「ゴム」の登場である。
普段はパワー・シャッドの5インチなのだが、余っていたというか使っていなかったエコギア・パワー・ミノーをジグヘッドに装着して、えいやっと投げてみる。
タダ巻きは飽きるので、ダート・アクションで誘ってみる。こいつはダートしやすいからな〜。

そんなこんなで、バカの一つ覚えのダート・アクションを繰り返していると、ダートの度に引き込まれる感触が。どうやらダートが早すぎて、シーバスが付いてこられないらしい。
しかし、ここで誘いを止めてはダメである。ひたすらフッキングするまでダートを続けると……乗った!!
いや、外れた、と思ったらまた乗った、あれ、いや潜り込んだ……とにかく巻け、巻け!

口の横にフッキングをしているのを確認して、ゴボウ抜き。
堤防に置いた途端、テンションが抜けると同時にフックアウト。やばい、堤防のスミだから……ボチャン!
フッコ君(40cmくらい)は自力で海へ戻っていきましたとさ。


第一堤防・白灯と本牧側との間、ここだと足場が低いので釣り易い


◎しばらくアタリは無かったが
それでも久々のというか、今年初のシーバスヒットである。どうやら沖側にシーバスは固まっていて、陸側(レインボーブリッジ側)にはいないらしい。
なので、T氏と入れ替わり立ち替わり、外向きに様々なルアーをチェンジしつつ、反応を伺ってみるが、未だにフッキングには至らない。

雨の中、自分の雨合羽は浸水だらけで、ぱんつまでぐっしょりである。つめて〜〜〜!!
何を好きこのんでこの雨の中、ひたすら投げまくるのかとふと疑問に思えてきた頃、ようやくシーバスの群れが来たらしく、ダートに追いついてくるシーバスが見えてくる。
よっしゃ、いけ、食い込め! と念じながら、ダートアクションの手は止めない。

「よっしゃ、来た!!!」

今度はきちんとタモを持って、と思ったらT氏がタモ入れしてくれました。サンクスであります!


52cm、久々にして今年初のシーバスであります。


よし、今回はこのパターンで行けそうである。
というか、このパターンしかもうやる気がおきねー。ぱんつ濡れ濡れだし(殴)


もう一匹追加!45cm


すぐ後にT氏もフッコを追加して、とりあえず二人ともボーズは回避。
3時前に撤収して、戻って一息。もう、青空が見えてやんの。あの雨の中、よく頑張ったよなぁ…。

鈴木釣具店で今後の予定を聞いてみれば、
・キスはまだ早い
・第一堤防の白灯台付近でシーバスが上がっていた
・これからはルアーだとマゴチ、夜メバル
・イワシやアジの回遊はもう少し先
との事でした。

また、来ようかな。今度はフル装備(エサ有)で!?


第一堤防から見たレインボーブリッジ。結構遠い  続きを読む


Posted by テル某 at 12:10Comments(0)シーバス