2007年09月04日
秋の投げシーズン開幕!! (9/2釣行記)
“白い砂浜よ、私(投げ師)は還ってきた!!”
9月第一週目の週末にあたるこの週末、気温も下がって良い釣り日和になったと思います。皆様良い釣行をされたでしょうか?
ただ一つの懸念事項が、遙か南海上をゆっくりと西進する台風9号の存在。お陰と言っては何ですが、北東から風が吹き込んで、関東近辺は気温が下がったのはそういった訳があったみたいですね。
予報によれば日曜の千葉県南部、白浜の波浪予報は2.5m後3.0m、うねり伴う。明日の月曜日にはうねりだけでなく、波も高くなってくる様子。台風の進路にもよるけど、このまま西進を続けたとして、関東沿岸には3〜5mの波になりそうな予報。多分、底荒れしてしまっているだろうから、来週末は底物は駄目かなぁ。昨日の土曜日が一番良かったみたい。海水温はまだまだ高めでしたが。
とまぁ、来週の事を考えていても仕方ない。とりあえず本日は『投げ!』『投げ!』『投げ!』。
海水浴場としてひと月半も保護されていたサーフがそこにあるのだから、もう投げるっきゃないでしょ!
というわけで、相変わらず朝に激弱のテル某、本日は午後1時頃、千葉を出発。本当は土曜夜出発して、日曜一杯釣りの予定でしたが、かなり駄目駄目な自分。
近頃は全く「釣り気」が湧かないので、とにかく「釣れるものを釣っていこう」と思う今日この頃。
アメダスで風の状況を確かめると北東の風2〜4m、となると本日は内房が良。うねりの影響も少ないだろうし、場所にもよるけど、北東の風ならばほぼ風裏。海水浴場だった所を転戦すれば、手付かずの浜で爆釣も夢じゃない???
期待にワクワク胸を躍らせながら、上州屋でエサとアシストフックを購入し、一路南下。市原〜鋸南保田区間を高速で一気に走り、14:15保田到着。いやはや、本当に房総が近くなったなぁと思います。1,550円かかったけど(殴)
◆安房郡鋸南町の海岸は元名から岩井袋迄
さてさて、この辺りだと、明鐘岬から元名海岸、保田海岸、大六海岸、勝山海岸と、どこも投げシロギスでは実績のあるポイントばかりである。
とりあえず、定番の大六か勝山海岸に行ってみようと南に向ける。

安房郡鋸南町の大まかな海岸図
(こんなに長くなっちまったい:滝汗)
「そういえば、ここもあったっけ」
「道の駅きょなん」と亀ヶ崎の間にある、根が点在する遠浅海岸。127号を通っている人にとっては、お馴染みの場所だと思う。というのも、内房の道路では、浜のすぐ横を走るところがあまり無かったりする。つまり、「海を横目に走る」という場所は、限られていて、その内のひとつがここ。海岸名は不明。名前あるんかな??
しかし、ここは根が多いのと水深が浅いのとで、なかなか普通の投げ釣りをすることが難しい。
だからこそ、手付かずのポイントでもある。「磯投げ情報」とかの雑誌にもたまに出ているしね、『穴場』として。
よし決定! 本日の一投目はまずここで行くぞ!
駐車できるポイント(亀ヶ崎の手前)に停めておき、竿を担いで戻る。浜は上から眺めると、磯半分、砂地半分という所。折しも今は干潮なので、底の様子が良く見える。干潮なので、群れとして沢山は入ってきてはいないかもしれないけれども、根回りには大ギスが潜んでいる可能性大である。
竿は並継ぎ一本。こういった小場所では、ちょい投げタックルで根掛かり回避のために極力軽いオモリを使って、ピンポイントに釣るのが良いのだけれども、今回はとにかく広く探りたいので、こいつ。よって、根回避のためのジェットか、スーパーウイングが必須。
とりあえず一投目。小さな崖になっている左手に25号の海藻天秤を放り込む。無事、砂地に着底。軽くさびいてから、根を回避するために大きめにあおる。するとすぐにググッと重くなり、アタリらしきものが。しかしシロギス独特のビビビーーっという魚信ではない。何だろう? フグ?
根に当たらない様に早めに回収してくると、どうやらシロギスも掛かっている。
フグ・シロギス(18cm)・シロギス(25cm)
秋シーズン開幕の一投目。3点掛けでこの結果。出来過ぎである。地元のおっちゃん曰く「刺身サイズだねぇ」。
しかし、後が続かない。群れで入っているわけじゃないから、自然と少しずつ投下ポイントを変えていくのだが、やはり根の多さに難儀する。エサ取りとフグと小メゴチの猛攻は折り込み済み。それでも何とか3投につき1匹ペースで釣っていく。眺めていったさっきのおっちゃんが「メゴチ多いでしょ」と言っていたのが良く判る。
小メゴチ6 : フグ3 : シロギス1
の割合で釣れる感じ。1時間弱釣った所で場所移動。
今回のポイント

斜線部分は根、正確ではないので参考程度に
でも大六海岸、竜島堤防と移動してみたけれども、ほとんどメゴチ、メゴチ、メゴチ。しかも小さいからほとんどリリース。針呑んでいるのも多いし、これでもトーナメントキス8号使っているのに。
たまにピンギスが掛かるが、すべて即・針を外してリリース。大きくなれよ〜。
場所を移して竜島新堤。ここは人気ポイントなので、駄目かな? とりあえず、仕掛けを勝山側に投入。全く、アタリ無し。しばらくさびいて、止めて、さびいて、止めて。巻き上げてみれば、小さくてもさすが良く引く、5cmほどの稚ダイ。相変わらずのメゴチ。秋の定番ピンギス。キープサイズが全く増えていない様な気が……。
いよいよ暗くなってきて、魚の活性ももう下がってしまったかとも思いつつ、ゆっくりと振りかぶって、
バッチーーーーーーン!!!
うは、今期初の高切れ。どうやら色を調べてみれば、道糸と力糸の結び目付近で切れていて、力糸から先が飛んでいった様子。糸の撚れとか、一度巻き直してメインテナンスしないと駄目かも。新しいライン巻く前に、出来ることはやっておきたいものです。
◆サーフトローリング
日も暮れてきた(曇り空だったので判りづらいけど)ので、とりあえず、空いた堤防の先端から、ジェット25号&弓角でのサーフトローリング。
堤防上には血の跡があるし、バニーやマウスを投げていた人がいたので、どうやら青物の回遊はあるらしい。でも朝じゃないので活性は低い。ナブラも小さいのがちょこ、ちょこと散発的に起こるだけ。本日は終了かな?
と思いつつもしつこく投げていると、コツ、コツとアタリが。乗っていないのか、少し速度を落としてリトリーブすると、クン、クンという魚信が。巻き合わせでも乗った様子。
カマス 20cm
細長いのでダツかと思ったら、カマスでした。とにかく元気に跳ね回る。
とりあえず、潮も止まりそうなので、本日は終了。
実釣5時間で幸先の良い開幕戦となったかな。
今週末は台風でどうなることやら??
9月第一週目の週末にあたるこの週末、気温も下がって良い釣り日和になったと思います。皆様良い釣行をされたでしょうか?
ただ一つの懸念事項が、遙か南海上をゆっくりと西進する台風9号の存在。お陰と言っては何ですが、北東から風が吹き込んで、関東近辺は気温が下がったのはそういった訳があったみたいですね。
予報によれば日曜の千葉県南部、白浜の波浪予報は2.5m後3.0m、うねり伴う。明日の月曜日にはうねりだけでなく、波も高くなってくる様子。台風の進路にもよるけど、このまま西進を続けたとして、関東沿岸には3〜5mの波になりそうな予報。多分、底荒れしてしまっているだろうから、来週末は底物は駄目かなぁ。昨日の土曜日が一番良かったみたい。海水温はまだまだ高めでしたが。
とまぁ、来週の事を考えていても仕方ない。とりあえず本日は『投げ!』『投げ!』『投げ!』。
海水浴場としてひと月半も保護されていたサーフがそこにあるのだから、もう投げるっきゃないでしょ!
というわけで、相変わらず朝に激弱のテル某、本日は午後1時頃、千葉を出発。本当は土曜夜出発して、日曜一杯釣りの予定でしたが、かなり駄目駄目な自分。
近頃は全く「釣り気」が湧かないので、とにかく「釣れるものを釣っていこう」と思う今日この頃。
アメダスで風の状況を確かめると北東の風2〜4m、となると本日は内房が良。うねりの影響も少ないだろうし、場所にもよるけど、北東の風ならばほぼ風裏。海水浴場だった所を転戦すれば、手付かずの浜で爆釣も夢じゃない???
期待にワクワク胸を躍らせながら、上州屋でエサとアシストフックを購入し、一路南下。市原〜鋸南保田区間を高速で一気に走り、14:15保田到着。いやはや、本当に房総が近くなったなぁと思います。1,550円かかったけど(殴)
◆安房郡鋸南町の海岸は元名から岩井袋迄
さてさて、この辺りだと、明鐘岬から元名海岸、保田海岸、大六海岸、勝山海岸と、どこも投げシロギスでは実績のあるポイントばかりである。
とりあえず、定番の大六か勝山海岸に行ってみようと南に向ける。

安房郡鋸南町の大まかな海岸図
(こんなに長くなっちまったい:滝汗)
「そういえば、ここもあったっけ」
「道の駅きょなん」と亀ヶ崎の間にある、根が点在する遠浅海岸。127号を通っている人にとっては、お馴染みの場所だと思う。というのも、内房の道路では、浜のすぐ横を走るところがあまり無かったりする。つまり、「海を横目に走る」という場所は、限られていて、その内のひとつがここ。海岸名は不明。名前あるんかな??
しかし、ここは根が多いのと水深が浅いのとで、なかなか普通の投げ釣りをすることが難しい。
だからこそ、手付かずのポイントでもある。「磯投げ情報」とかの雑誌にもたまに出ているしね、『穴場』として。
よし決定! 本日の一投目はまずここで行くぞ!
駐車できるポイント(亀ヶ崎の手前)に停めておき、竿を担いで戻る。浜は上から眺めると、磯半分、砂地半分という所。折しも今は干潮なので、底の様子が良く見える。干潮なので、群れとして沢山は入ってきてはいないかもしれないけれども、根回りには大ギスが潜んでいる可能性大である。
竿は並継ぎ一本。こういった小場所では、ちょい投げタックルで根掛かり回避のために極力軽いオモリを使って、ピンポイントに釣るのが良いのだけれども、今回はとにかく広く探りたいので、こいつ。よって、根回避のためのジェットか、スーパーウイングが必須。
とりあえず一投目。小さな崖になっている左手に25号の海藻天秤を放り込む。無事、砂地に着底。軽くさびいてから、根を回避するために大きめにあおる。するとすぐにググッと重くなり、アタリらしきものが。しかしシロギス独特のビビビーーっという魚信ではない。何だろう? フグ?
根に当たらない様に早めに回収してくると、どうやらシロギスも掛かっている。
フグ・シロギス(18cm)・シロギス(25cm)
秋シーズン開幕の一投目。3点掛けでこの結果。出来過ぎである。地元のおっちゃん曰く「刺身サイズだねぇ」。
しかし、後が続かない。群れで入っているわけじゃないから、自然と少しずつ投下ポイントを変えていくのだが、やはり根の多さに難儀する。エサ取りとフグと小メゴチの猛攻は折り込み済み。それでも何とか3投につき1匹ペースで釣っていく。眺めていったさっきのおっちゃんが「メゴチ多いでしょ」と言っていたのが良く判る。
小メゴチ6 : フグ3 : シロギス1
の割合で釣れる感じ。1時間弱釣った所で場所移動。
今回のポイント

斜線部分は根、正確ではないので参考程度に
でも大六海岸、竜島堤防と移動してみたけれども、ほとんどメゴチ、メゴチ、メゴチ。しかも小さいからほとんどリリース。針呑んでいるのも多いし、これでもトーナメントキス8号使っているのに。
たまにピンギスが掛かるが、すべて即・針を外してリリース。大きくなれよ〜。
場所を移して竜島新堤。ここは人気ポイントなので、駄目かな? とりあえず、仕掛けを勝山側に投入。全く、アタリ無し。しばらくさびいて、止めて、さびいて、止めて。巻き上げてみれば、小さくてもさすが良く引く、5cmほどの稚ダイ。相変わらずのメゴチ。秋の定番ピンギス。キープサイズが全く増えていない様な気が……。
いよいよ暗くなってきて、魚の活性ももう下がってしまったかとも思いつつ、ゆっくりと振りかぶって、
バッチーーーーーーン!!!
うは、今期初の高切れ。どうやら色を調べてみれば、道糸と力糸の結び目付近で切れていて、力糸から先が飛んでいった様子。糸の撚れとか、一度巻き直してメインテナンスしないと駄目かも。新しいライン巻く前に、出来ることはやっておきたいものです。
◆サーフトローリング
日も暮れてきた(曇り空だったので判りづらいけど)ので、とりあえず、空いた堤防の先端から、ジェット25号&弓角でのサーフトローリング。
堤防上には血の跡があるし、バニーやマウスを投げていた人がいたので、どうやら青物の回遊はあるらしい。でも朝じゃないので活性は低い。ナブラも小さいのがちょこ、ちょこと散発的に起こるだけ。本日は終了かな?
と思いつつもしつこく投げていると、コツ、コツとアタリが。乗っていないのか、少し速度を落としてリトリーブすると、クン、クンという魚信が。巻き合わせでも乗った様子。
カマス 20cm
細長いのでダツかと思ったら、カマスでした。とにかく元気に跳ね回る。
とりあえず、潮も止まりそうなので、本日は終了。
実釣5時間で幸先の良い開幕戦となったかな。
今週末は台風でどうなることやら??
追伸:
帰りがけ、残っていたジャリメと魚身エサでアナゴ狙いの袖ヶ浦港立ち寄りは、全くの坊主でした。
<本日の釣果>
シロギス 25cm、20cm、18〜13cm×7匹(ピンギスは即リリース)
メゴチ&フグ多数(リリース)
カワハギ 15cm
稚ダイ 5cm(再放流)
カマス 20cm
餌 :ジャリメ1パック
仕掛:市販シロギス3点仕掛け(トーナメントキス赤8号)
場所:保田〜竜島新堤まで
帰りがけ、残っていたジャリメと魚身エサでアナゴ狙いの袖ヶ浦港立ち寄りは、全くの坊主でした。
<本日の釣果>
シロギス 25cm、20cm、18〜13cm×7匹(ピンギスは即リリース)
メゴチ&フグ多数(リリース)
カワハギ 15cm
稚ダイ 5cm(再放流)
カマス 20cm
餌 :ジャリメ1パック
仕掛:市販シロギス3点仕掛け(トーナメントキス赤8号)
場所:保田〜竜島新堤まで
Posted by テル某 at 20:01│Comments(0)
│投げ釣り
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