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2010年05月26日

それにしてもこのイカ、ノリノリである(5月上旬の釣行記)

“そうだ、ヤリに行こう!”


ヤリに行こう」

だなんて、

犯りに行こう」

って聞こえるかもしれないなぁ犯罪者じゃないよいやだなぁそんな疑いの眼で見ないでくださいよ自分、久々のテル某です。
なんだか、微妙な更新期間が空いていますが、それなりに釣行には行っているんですよ。
でも何となく書くことも無いというか、

 →釣りに行った
 →そこそこ釣果が出た or 全くダメだった
 →家に帰って食べた
 →美味しかった。(まる)


みたいな釣行記って、書いていて面白くも何ともないので、なんとなく敬遠しがちになっている……というかこのブログ、自己満足以外の何物でもないんだなという事を再認識した次第でありますよ。


というわけで表題の通り、久々に「ノリノリ」だったヤリイカ釣行記です。
ここの所、微妙な釣果ばかりの釣行だったので、ひとまず安心……じゃなくて、それなりにキーボード叩く指が軽やかなのですよ。
これがね、まったくボウズだったり、もう気分がダークサイドに(以下愚痴になるので略)


◆そろそろヤリイカも終わりかなぁ…
洲崎沖や白浜沖、犬吠埼沖にも釣果が随分と出るようになってきたゴールデンウィーク明け。さてどういった釣りに行こうかと考えていた所に、今シーズンの釣り納めとばかりにパラソルゲットに行ってきました。
そういえばヤリイカに釣りに行ったのって、前回何時だったっけ???
…1年前の3月の終わりに川下港の下道丸さんに釣行してから最後、行ってなかったんだなぁ。今気付きました。
その下道丸さんが営業を辞めてしまって、いまその船体は亜美丸さんになって、その亜美丸さんは乙浜に遷って。下道丸さんは南房で初めての船宿さんだったし、季節ごと位に足を運んでいたから、営業辞めてしまってちょっと残念。

それはさておき、南房ではもうイサキが始まっていて、ヤリで出船する船宿さんはどこも一杯。どうしようかと思って調べていたら、乙浜の隣の白間津の松大丸さんがヤリ出船するとの事。
急いで電話掛けてみるとまだOK、自分1名で予約して、すぐに準備。ちなみに松大丸さんでは電話時に席を決めてしまうので、朝早く行く必要が無いので、かなり助かります。
(でも毎回ギリギリで行くのはやめた方がいいぞ by心の声)


◆白間津へ
さて、白浜回りで行くか、それとも千倉回りで行くか、白間津は微妙な所です。乙浜は白浜経由のほうが断然速いけれども、白間津は乙浜の隣で大して離れていないとはいえ、地図で見てみると微妙な感じ。
なので、とりあえずは館山の南総文化ホール前交差点、即ちR127終点を左折せずにそのまま内房線を陸橋で超えて、県道188を千倉方面へ。グリーンラインが開通して、この道の交通量が増えるかもしれませんが、とりあえずはこの道の所要時間をチェックがてら安全運転。
ちなみにグリーンラインを使った場合にはアップダウンが激しすぎるので、信号が無いことを差し引いても、今の自分の車には負担が大きすぎる(というか荷室が酷いことになる)ので、しばらくは帰路以外では使うことな無いと思う。
千倉から千田を通って白間津へ。館山の交差点からの所要時間は早朝で約30分。まぁこんなもんかな。
それにしても白間津にしろ乙浜にしろ、本当に千葉の端っこだなぁと、今しみじみと思ってたりする。

白間津港は小さい港なので、駐車場から船着き場までは軽トラで船長が運んでくれます。丁度、満員になった後だったのでえっこらえっこら歩いていたら船長が車返してきたので乗っけていって貰う。ああ楽ちんだ。
とりあえずキーパーセットして、仕掛準備して、乗船名簿書いて、いざ出港。この小さい港で上手くぐるりと回って千倉大橋の下をくぐり、一路白浜沖へ。


◆所要時間30分でポイントへ

沖は少し煙っていて、陸の様子があまりわからない。多分白浜沖だと思うけど…。一応GPS携帯持っているから場所をチェック出来るけど、まぁそれはいいや。しばらくぐるぐると回って、第1投目。レンタルしたイカヅノ投入器からババババッとツノが飛び出していく。う~ん、この様子はいつも好きである。
水深は180mくらいからだったかな? 少し深めだった様な気がするが、とりあえず着底してひとシャクリ。ゆっくりとシャクリ上げ、止め、シャクリ上げ、止め、を繰り返す。
う~ん、アタリは無い様だが…さてさて。ちなみに自分の竿はいつも中深場で使っている240の150号竿。なので、ヤリイカ用ロッドとは違って、結構パワフル、しかも7:3調子なので、繊細な穂先を持っているわけでもない。まぁスルメ直結用に購入した様なものだから、とりあえずは良いだろう。
それはそうと、アタリ無しで船長から「上げてください、移動します~」のアナウンス。
その位置から洲崎方面(西)へ10分ほど走ると船団あり。どうやらこの辺りに反応が濃く出ているらしい。ぐるっと1回りして投入の合図。さて、どうかなとまずは着底してシャクリ。ひとシャクリして止め、シャクリ上げるとズシン。
お、乗ったよさすがに群れが濃いだけあるなぁと思いつつ、低速で巻き続ける。直結と違い、多少止めてもバレにくいけど、それでもバレには気を付けつつ、20mほど手で巻き上げてからスイッチON。さてさて、とりあえず一杯ゲットしておきたいがと上がってくればとりあえずの一杯。多点はさすがに無いか。
仕掛をチェックして、ツノを投入器にセットして、2投目。船中でイカが上がり続けているので期待できる。
今度は落とし込みから誘ってみる。船長の指示タナから20mくらい上で一度止めて、3m~5m単位で落とし込んでいく。仕掛が止まってふわりとツノが揺れた時が一番乗るんじゃないかと思うのだが…。案の定、活性が高いらしく、イカが「受け」て乗っていく。仕掛が落ちなくなったので巻き上げに入る。上を向いていたツノが、今度は上に向かうので下に向かうこのとき、何杯か抜ける可能性があるが、それは仕方ない。ぐいっとツノが食い込む事をイメージしてイカを引っ張り上げる。
イカのジェットの度にバットまで曲がる竿、まるでスルメを掛けた時みたいである。1杯目も大きいヤリだったので、今回も期待出来そうだ。
カウンターが20を切ってくるとヤリが暴れ出す。この時が一番気を遣うんだよなぁ。手持ちからキーパーにセットし、電動丸が巻きをゆっくり止める時に竿を持ち上げて、道糸を掴み、糸を下げないようにして竿を下ろし、仕掛をキーパーに引っかけて、両手を使って抜き上げにかかる。まずは1杯目、でかい。そしてもう一杯。とりあえず一荷でパラソル級をゲット!
船長が窓から顔を出して「何時乗らなくなるかもしれないから写真撮らせて」との事でしっかりパチリ。自分写真写り悪いからなぁ。


◆その後も多点掛けが続き…
うん、多点掛けが続くんですが、どうも数が伸びない。
サバが殆どおらず、落とせばほぼ必ず乗るのだけれども、どうも1杯、2杯程度。ただでさえ手返しが悪いし、バラシが多いのに、多点で掛けられないとなるともうどうしようもない。
潮回りをした時に聞いたのは最後は4点掛けだったよとの事。仕掛を見てみると、やはりエダスがヨレている。それと結構ぐるぐると仕掛が巻き付いている。あと、手前祭りを繰り返しているから、ツノが抜けている所もある。
なので新品に替えるのだが、それでもやはり仕掛のヨレは取れないし、幹糸にぐるぐると巻き付いていく。
こうなるとイカは抱かないというか、少なくとも乗りにくいだろう。

最後のほうで聞いてみると、なんと幹枝両方とも7号で組んでいるとの事。市販の仕掛ではあり得ない(苦笑)
それでも10本針の6点掛け、ご立派であります。

まぁ今日は極端な例だけれども、乗る日には太い幹糸、枝スでも行けると言うことなのでしょう。
そういえばメダイもちょくちょく掛かっていたっけ。これだけ太ければカンナが伸びなければキャッチできるわ。

◆結果は…
というわけでスルメ一杯含めての34杯。
終わりの頃にはサバがダバダバと付いてきたり、船団がバラけて=群れが散ってしまっていたりで、数を伸ばせなかったのですが、それは言い訳ですね。
オマツリは少なめだったので、あとは手返しとバラシの差かも。一応市販の7本、8本ヅノを使っていたから、10本の人との差はあまり無かったと思うけど、それにしても多点が出来ないというか、どうすれば多点で掛けられるのか、取り込みで差が付いたのか…それともアタリの取り方で乗りが変わるのか、それともシャクリのパターンが悪かったのか、考えられるところは色々あるけれども、とりあえず次回の課題としよう。

それにしても早速捌いて食べたけれども、小さい雌のヤリイカって、卵入りのままいろいろと調理出来るんだなぁ…、たしか4杯くらいいたけどそのまま捨ててしまったから、かなり惜しかったかも。

次回は電動スルメ直結か、それともスルメ&ヤリかもしれないけれども、とりあえずツノ投入器とマット、自前で組んだ仕掛の用意は怠らない様にしておこうと思います。


パラソル級って、こんなにでかいんですよね~!

それにしてもこのイカ、ノリノリである(5月上旬の釣行記)

でもヤリイカは大きくても甘くて柔らかくて美味なのであります。
写真は刺身盛り合わせ。エンペラがうめ~☆ ほかにイカそうめんも作りました。本当は鹿の子包丁でも入れてみたかったんですが…要精進です。

それにしてもこのイカ、ノリノリである(5月上旬の釣行記)

ちなみに今回はトンビも取っておきました。串に刺して干物 or そのまま炙るのも美味いです。
ヤリの歯はスルメほど硬くないので、炙るとボリボリ食べられます。

それにしてもこのイカ、ノリノリである(5月上旬の釣行記)





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