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Posted by naturum at

2009年04月16日

鹿島沖カレイ(沖釣り初挑戦シリーズ第11弾☆)


“鹿島リベンジなるか!?”

3月某日、T氏よりお誘いを受けた。
鹿島でのカレイですけど…」
逝きます!!!
逝ってどうする! しかもまた即答かよ!?
丁度、シマノTVで永井さんの出ている番組を見たばっかりだったテル某、既にやる気まんまん(死語)である。

というわけで、一度も使ったことが無かった鯛ラバタックルを流用し、PE2号を巻いた両軸を組み合わせ、当日を迎えたのだった。


◆TICA WAVELET TACTICA S
随分前より鯛ラバ釣行計画を立てている(現在進行形)んですが、とりあえずあちこちの釣具屋を回ってみて、最初の1本目に決定したのがこの「TICA WAVELET TACTICA S TJ-602S」。80〜150gを背負えるモノなので、40号のオモリでも充分。バットのパワーもしっかりあって、穂先は結構感度が良いモノでした。
しかも結構軽く(本体115g)、近頃流行りの「ライトタックルゲーム」にも使えそうだという事で選びました。
鯛ラバのみに使うのだったら、GAME炎月を選んだかもしれないけど、あれもこれもと買えない自分には、出来る限りの汎用性を持ったモノをチョイスしたい。
とりあえず、鯛ラバについては実際に行った時にまたレポートします。

あ、この竿選んだ理由に、グリップエンドが長めにとってある事、バットジョイントの2ピースである事も挙げておきます。ちなみに現在、実売は15000円前後です。


◆良い天候に恵まれました
鹿島港に着いてみると、自分が最後だった様子。餌はアオイソメ2パック。オモリと仕掛けは船宿で購入。
前日の釣果が結構良い感じだったので、今日も期待できるか〜〜〜??
ちなみに竿を3タックル用意。「やりすぎじゃね?」感バリバリでしたが、結局使わなかった。反省。

鹿島のカレイは、東京湾のそれと違って、とにかくひたすら小突き続けるというもの。
底を叩いて土煙を上げる事によって、好奇心の強いカレイが寄り、踊る餌をくわえ(前アタリ)て、呑み込む(本アタリ)様に待つのがこの釣りの醍醐味なのだ(そうな)。
ある意味、前アタリが出て、本アタリまできっちり喰い込ませるという意味では、ヒラメ釣りと同じだ。
竿とリールのセットをしながら、船は一路沖へ向かった。


◆鹿島沖、30m
20〜30分くらい走っただろうか? 他船が既に釣りを開始しているポイントへと到着。昨日も釣れたポイントだろうか。
アオイソメは2パックあるので(人によっては3パック)、とりあえず3本針に一匹ずつセット。青イソは真ん中あたりで分けて、下の柔らかい部分をハリスまでこき上げ。頭の固い部分をチョン掛けする事でストッパー代わりに。
「どうぞ」の言葉と共に軽く前に放る。やっぱり軽いタックルは良いなぁと思っている間に着底。流し方によって右へ左へと流れるので、マツらない様に注意しつつ、小突き開始。

………20分経過………

船中、ひと流し目に1枚目が早々に上がっていたが、活性は高くないらしい。
アタリは頻繁にあるわけでも無いらしく、アタリの無い時間が続いている。
ちなみに自分もアタリ無し組である。出来るだけ遠くに放って、広範囲に探る様にとしてはいるのだが、「アタリ自体が無い」状態では如何ともし難い。
昨日と比べているのだろう、無線からは「今日はだめだっぺぉ〜」の声が早くも飛び込んできている。船長達の、これはもはや口癖なのだろう。

流し替えては時折アタリ、一枚、また一枚と上がってくるのだが…。前アタリは? 本アタリまで待つのは?? カレイ釣りの醍醐味は???
むぅ、ダメっぽい。
仕方ないので竿を置き竿状態にして、鯛ラバやらインチクやら、ルアーロッドで適当に底をずるずる引いてくるテル某。
もはや釣れれば何でもいいや。


◆イシガレイとマコガレイ
船中で上がっているのはイシガレイが多い。マコガレイも上がっているみたいだが、やはり味はマコガレイに軍配が上がるらしい。
自分も昔、北風が吹き付ける木更津の沖堤で、30cm超のマコガレイを釣って、刺身で食べた事があるが、あれは美味だった。
カレイ=煮付けというイメージしかなかったが、あれで「白身は新鮮であれば何でも刺身に出来る」という事を学習した出来事だった様に思う。
それはさておき、潮回りをして、さぁ投入。軽くキャストして底を取り、小突き始めるが、船がバックし始めるとラインが船底のほうへ流されていく。ヤバイ、PE2号で船底の蛎殻とかフジツボとかに触れたら、結構簡単にぷっつり逝ってしまう!
少し腕を伸ばして底に触れない様に小突いていると、小さなアタリがと思った途端にグン、グン、グンと引き込まれる。
前アタリも無いまま一気に力強い魚信、呑み込んだのか?
150gまで背負える鯛ラバロッドのバットが曲がり、引き込みをいなしていく。グラス含有率の高いロッドなので、魚を掛けてから粘りのある点は良い感じだ。
等と愚にも付かない事を思いつつ、上がってくる魚体はカレイ。T氏にタモ入れして貰って、無事ゲット!
結構でかいマコガレイ、40cm以上はある。
こんなサイズ、東京湾で上がったら雑誌の表紙を飾るサイズなのに、1枚目がこいつとは幸先が良い。
……幸先が、良いのか??? 今日は渋い事は判ったけど、喰うときには喰うみたいなので、とにかくひたすら小突き続けるしかないみたいである。


◆そして、後半戦
T氏も1枚目を上げ、とりあえずオデコ組がいなくなってひと安心。
続かないアタリにやきもきしながらも、待望のアタリ……だが、このグン、グン、グンという引きは、先日の波崎でのアイツに違いない。
上がってきたのは予想通り、緑のヒレと魚体の赤のコントラストが美しいホウボウ。しかも美味しいのだからニクイぜコンチクショー!
それにしても、ホウボウもカレイも、アタリが連続するという事が無く、流し続けての拾い釣り、という感じ。
でもやはり、小突き続けている人にはアタリが出ているのは間違いない。

正午近くになってようやく活性が上がってきたのか、潮が動いてきたのか、船中のアタリが活発になってくる。終わりまであと30分のアナウンスがあり、小突く腕にも力が入るが、あと一枚が出ないテル某。
ダメなんかなぁ…と気ばかり焦っている時に、隣のT氏にヒット! 後ろにあるタモに手を伸ばし、自分が右手で掬って無事キャッチ。
一息ついて左手で持ったままにしていた仕掛けを回収しようリールを巻くと魚信。
「掛かってる〜〜〜〜!」
典型的な「釣れちゃった☆」パターンだが、なんともイヤーンな感じ。でもまぁ釣果には変わりない。
この下にはカレイが居る事は判っていたけど、喰わせる事が出来ない自分。何もしないで放っておくというのもまた、一つの手法である事には変わりないのだろうが……内心複雑。
そんなこんなで上がってきたのは30cmくらいのイシガレイ。ヌルヌルしてやがるぜ! そしてイシ部分がゴリゴリしてやがるぜ!!

船長がタライの中のカレイをシメ、イシガレイのイシをそぎ落として回って、沖上がり。
最後の最後に2枚目が上がって良かったですわ。


◆というわけで
この日は連日の2ケタ釣果が聞こえてくる今現在と違って、あまり釣果の振るわない日だったらしく、2枚くらいが平均だったらしい。まぁオデコじゃないし、イシとマコ、両方釣れたし、ホウボウもゲットしたし、楽しい釣行だった事には違いない。
鹿島沖のカレイのシーズンは5月一杯、6月あたりまで続くらしいので、あと一回、リベンジに行ってみようかな?

<本日の釣果>
イシ・マコ・ホウボウ:各1匹



マコガレイ、こんなデカイのが釣れる鹿島沖、すげぇぜ!!  


Posted by テル某 at 00:35Comments(0)沖釣り