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Posted by naturum at

2008年10月02日

久々のボート釣り in 富浦(9/23)

“たまにはボート釣りもね☆”


さてさて、以前から考えていた通り、本日はハゼエサをブクバケツに入れ、生き餌持参の富浦マゴチ釣りであります。まぁ、エサになりそうなハゼが少なく、ほとんど15cmクラスの「ナイス天ぷらサイズ」ばかりなので、多分大型のマゴチが喰ってくる事だろう(笑)
T氏も行きたがっていたので、メールで仕事中の彼に確認してみると「行く」との返事。夜中に合流して、南下することに決定。
そんなこんなで、9月22日深夜、袖ヶ浦BTに来ていたT氏をピックアップして、とりあえず富津岬を冷やかし、富浦まで走って仮眠。
朝起きてみるとT氏がいない。戻ってきた彼に聞いてみると、あちこちでルアーを放って来たそうな。そういえば、富浦でルアーで釣れるモノって、あまり多くないよなぁ。マゴチくらい?? 冬になればシーバスも回ってくるというけど。


◆まずはカワハギ狙い
今日はコマセこそ持参していないものの、秋の富浦での名物、カワハギを朝イチに狙って、陽が昇ってからマゴチの2本立てで行く予定。
沖まで曳航されていくと、カワハギ&アジのポイント・丸根には、もう多くのボートがアンカーを下ろしている。
とりあえず、コマセ釣りの方々を避けて、少し風下に位置取ってアンカー。あまり根のきつい場所だとカワハギ釣りの難易度はかなり上がってしまう。やはり、岩まじりの砂底で釣るのが一番楽で良いし、アタリも取りやすいと思うので、何度か底を確かめつつ、根のきつくない場所を選んでアンカー。

まずはカワハギ仕掛けにエサをセット。エサは冷凍アサリ、もしくはオキアミ。昨日のハゼエサ残りのアオイソメ。あとはキス用にジャリメも用意している。これでコマセがあれば万全なのだが、あれもこれもとやっているよりも、一つの釣り物に集中したほうが、釣果は伸びる。以前はそれでかなり失敗したから、今日はその二の舞にならないように注意しないとね。

それはさておき、T氏にアサリの付け方のレクチャーをする。が、この冷凍アサリ、あまり具合がよろしくない。結構でかいし(苦笑)
やはり、1kgくらいは手で剥いておくのが良いと思う。実際に今日も、剥いたアサリの喰いは、冷凍物とは全く違っていたとのこと。そんなにバリバリと喰う時じゃない場合には尚更ね。


◆久々のカワハギ魚信に
この丸根の水深は8mくらい。入れる場所によってゴロゴロと丸オモリが転がる感触がある。また、30〜50センチくらいの海藻が生えているのか、そういったモノに当たっているらしい。
オモリが25号なのであっというまに着底。すぐに底を切って、上下に誘い。まずはオモリを踊らせて、カワハギに「何か落ちてきたぞ??」と思わせる事が先決である。
そうして寄ってきたカワハギにエサ取りさせないために、ひたすら上下にシェイク、シェイク、シェイク! たまにピタッと仕掛けを止めて、2秒で聞き合わせ、着底させて2秒→聞き合わせ→回収。
最初は3つの付け餌の内、1つだけ無くなっている。エサ取りかもしれないし、もしくは海藻にあたるなり、シェイクで外れてしまうなりしたのだろう。
2回目の投入では、エサ取りが激しくなったのか、あっという間にスッテンテン。しめしめ、魚が寄ってきているに違いない。

根がきつめなので、とりあえず下針にアオイソメを付けて放り込む。これなら色んな魚がアタックしてくるはず。
すると着底と同時にググッという引き。慎重に巻き上げてくるとササノハベラ。まさに定番外道である。藻がある所に多いという通りの魚。さっと針を外して、次の投入…と思いきや、T氏のライトタックルが曲がっている。断続的にククククククン……クククククン…と魚が走っているのが竿先で判る。間違いない、カワハギの引きだ。取り込んでみると、17cm程度と富浦でのレギュラーサイズ。早々に船中第1号を上げられてしまったか。
勢い自分も…と思うが、なかなかアタリが出ない。小さなワッペンサイズがエサ取りをしているのか、水管がびろ〜んと伸びた状態で戻ってくる事が多い。しかも、エサが取られないで戻ってくる事もある。

ダメなのかなぁと頭の中に疑問符を浮かべながら、それでもタタキを入れての誘い上げ誘い下げをくり返す。活性が低いのだろうと、聞き上げまでの時間を4秒から8秒に伸ばしてみる。
カワハギにエサを取られないだろうかと思いつつも、3秒,4秒,5秒…とカウント、じりじりと焦れてくる。
そしてゆっくりと聞き上げていくとガガガガッと竿先が揺れる、掛かった! 慎重かつ早めに巻き上げ、無事キャッチ。本日1枚目は20cm弱、まぁまぁの型である。しかも、結構キモがふくらんでいる。思わず舌なめずり。

エサ取り無し→移動、をくり返して、あちこちで拾い釣りの様相となったカワハギ釣り。まぁ、ツ抜けできればめっけもんだろう。T氏も何気に追加している。たまに外道やワッペンサイズが来るが、ほとんどが良い型のサイズ。今年も良いぞカワハギ。


◆アサリが切れて本命マゴチに
たまに、エビエサとかに掛かってくるが、とりあえずアサリが無くなったので終了。ワッペンはリリースして、とりあえずキープ4匹。良型オンリーなのでこれで良しとするか。
で、浅場に向かったが、どうやら豊岡海岸沿いには根が点在していて、なかなか思うように釣りがし辛い。原岡海岸の浅場を狙った方がいいのだろうか?
南西の風が出始めていて、風で流されるスピードが結構速い。簡易パラシュートアンカーでも作っておけば良かったか?

そんな心配を抱えつつ、アンカー入れての止め釣り。この辺り、旧富浦港から沖まで、根が点在しているので、流すには不向きな所なのだ。底の状態を調べてからアンカーを入れて、とりあえず反応を伺う。
でも、ボートで行うマゴチ釣りの基本は、やっぱり流し釣りだよなぁ…。マゴチはとにかく目の前にエサを漂わせない事には意味が無い。広く探っていくにはアンカーを落とした場合、流し釣りよりも探るエリアがかなり限られてしまう。

仕方ないので、風向きを読みながら、流せるラインを探りつつ、時折オールで流すラインを変えていく。
時折竿先に感があるが、大抵は海藻か底の岩だ。帰ってくるハゼもほとんど無傷のまま。良いサイズのハゼは、元気よく泳いでいる。
こりゃダメかなぁと思いつつ、時間切れ終了。
最後は堤防すぐ近くで流していたけど、良いサイズのメゴチエサが結構釣れました。
今度はマッチ・ザ・ベイトで、メゴチエサを確保してから沖へ行くべきか??

とまぁ、そんな具合で、カワハギは順調な富浦ボート釣りでした。
アジも濁りが出れば、同じ場所(丸根)でかなり釣れる(ジンタサイズが多いけど)ので、生アサリとコマセを用意すれば、かなり美味しい釣行が出来ると思いますよ。

もう少しして、水温が低下してくると、カワハギは群れて沖にどんどん集団を作って落ちていくので、富浦でのハイ・シーズンは10月の2〜4週目あたりに来ると思うのですが、どうでしょう?
来月もまた、カワハギ狙い&マゴチ狙いでやってみますかね!
ジンタ(小鯵)が釣れれば、ヒラメも狙えるのでコマセもあると良いかな?
どれか一つに絞った方がいいと思うけど、でもあれこれ釣るのもまた楽し、ですね☆


<本日の釣果>
・カワハギ 4匹(18〜22cm:ワッペンは含まず)
・その他外道ちらほら  


Posted by テル某 at 23:20Comments(0)ルアー&エッサー