とある白浜のジギング釣行記(2~5月)

テル某

2010年05月29日 00:29

“せんちょ~、青汁もう一杯!”

ちょくちょく出掛けている白浜渡船の魚拓号さん。
でもやはり3月の終わりから、4月に入ってから、ワラサがボコボコと釣れ出してからが一番熱かった様に思います。
いや、今も熱いのかもしれませんが、最後の釣行が『元に戻る』だったので、ちょっとキーボード叩く指から力が抜けていってしまっているのです。

「あ~、やっぱイサキに行こうかな~」(現実逃避中)

とりあえず、皆さんがボコボコと掛けて、キャッチしているのを横目で見ていて、全くダメだった時が多かった自分の釣行記です。
全く参考にならないこと請け合いですので、

『世の中には下には下がいるんだな、少なくともコイツよりは俺ジギング上手ぇぜ!』

と自信を持っていただけるに違いない、と思う次第です。

◆そういえば今年、サバとかしか釣ってなくね??
それにしても釣れない時は釣れないもので、結構「アタリすら無し」という時があったりする。
ホウボウ一匹、しかもタイラバで終わった日もある。
それでも続けるジギング、それはやはり『ヒラマサを獲る!』という目標があるからだ。
(ヒラマサなら山正に行け? その通りですねすんません)

いや、別にヒラマサだけというわけじゃなくて、何でも釣れればオッケーですし、イナダがボコボコ上がる時にはリリースしたりしているし、でも今年の1月2月はとうとう1キロカンパチの群れが来ないまま終わったなぁ。
そんなこんなで、冷水やら黒潮やらに翻弄され、上がった白浜渡船の事務所であれこれと愚痴を言い、それでも週末には「1名おねがいします~」と電話を掛けてしまう。

そんなこんなで、今年に入ってからの青物キャッチって、殆ど無かったりするわけだ。


◆ワラサ、確☆変
4月に入り、出掛けた日曜午後船。コンスタントに4キロから6キロくらいのワラサが上がり始めているので、否応にも期待が高まる。
そして、その日の午後船はまさにラッシュだった。
午後のひと流し目から竿が入り、ダブルヒット、トリプルヒットが続いた。

…しかし、沈黙する自分のロッド。思わず呟く

「なんでやねん」

ワラサに嫌われたのか、それともジャークが合わないのか。
ちなみに船中、至る所でビッタンビッタンとワラサが跳ね回り、イナダサイズだとリリースだ。

それでも沈黙している自分のロッド。

陽も傾き、いよいよ上げていないのが自分だけという状況で、ペラ巻いてラインが高切れしたりというトラブルがあったものの、めげずに船上でFGノットを組み上げ、執念の…

「よっしゃ! キター!」

ヒットである。が、フッキングを決めて遣り取りをしている内に、フックアウト。

「なんでやねん」

でも何となく感触はつかめた。ジャークのパターンがあんな感じで、ジグはこれくらいの物を使えばいいんだなと根気よく続けていると、再度…

「よっしゃ! キター!」

フックアウトしないように、アワセを1発目、2発目、3発目

ブチッ

という音が聞こえた様な気がした。
なんと、リーダー結束部分でのアワセ切れ。
痛んでいたのか、それとも締め込みで弱っていたか、摩擦部分がただの結びになっていたのか…。

こうなったらもうなりふり構っていられない。
さらに速攻でFGを組み上げ、最後のワンチャンスに賭ける!

とにかく、きちんとジャークしていけば、かならずアタってくる!

「よし! 乗った!!」

アワセを決めて、あとはとにかくバラさないように、テンションを抜かない様に、ドラグは緩めに、テンションを抜かないように、巻いて、巻いて、巻いていく。50mラインで掛けて、あと残り20mという所で

フッ……

思わず船縁に突っ伏してしまう俺。

……………………………………………………………OTL...ガックリ

そして終了の合図。

次回のリベンジを誓って、白浜渡船を後にした自分でありました。



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