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Posted by naturum at

2010年07月26日

やっぱ南房だべさ(スルメイカでリベンジ)

前回の夜ムギで壮絶な爆死を遂げたテル某、リベンジだ! というわけで7月某日、暑さにも熱さにもマケズ、行ってきましたスルメイカ。

(さらに中略)

全部で6杯。
……なんか、呪われているのかなぁ、俺。

  


Posted by テル某 at 22:54Comments(0)沖釣り

2010年07月18日

君(イカ)を知らない物語(鹿島沖の夜ムギイカ釣り)

“涼しい~………というか寒いよ!!”

T氏からのお誘いである。
「夜ムギ…」
「いきますっ!!」
台詞被っているから!?

そんな感じで即答で出掛ける事となった夜ムギイカですが、釣果を早速調べてみると…………

「あれ、アレレレレレレレレレ……

 全く・釣れて・ない・じゃん!!??」

思わず各単語を強調してしまったよ。
そうなのです、6月に出船開始した時には束釣果が出ていたのだが、7月に入って寒流が南下した影響か、とにかくイカが釣れていない。
鹿島のどの船宿さんも休んでいたらしく、久々に出るらしいが……。
というわけで、かなり波乱含みの展開になると思われる釣行となりました。


◆おみやげのアジ釣り
千葉北インターから終点の潮来インターまで快走し、下りたは良いがなんと結構下道が混んでいた。ヒヤヒヤしながら鹿島港へ到着すると、お馴染みT氏ご一行。それにしてもイカヅノ投入器持っているの俺だけかよ!?
聞くところによると、まず鹿島港内でアジをお土産ゲットして、その後イカに向かうとの事。

コマセも無く、サビキ仕掛をタナに降ろすだけなのだが、潮がカッ飛んでいて、100号のオモリでも結構流されていく。こうなるともう釣りじゃなくて作業だよなぁと、電動リールスイッチON☆
いやぁ、電動はラクで良いなぁ~w

そんなこんなでジンタ(豆アジ)とカタクチイワシをゲットして、イカ狙いに沖へと向かうのでした。


◆イカ釣り……?
今回はミヨシ側だったので、ミヨシの上の方にゴロリ転がって、携帯MP3プレーヤーをうつらうつらと聴いていると、いつの間にか寝てしまっていた。それはさておき、どうやら現場に到着した様だ。
それにしても……周り真っ暗。当然か(苦笑)
イカ釣り漁船のライトは点かないのかなぁと思っていたら、パラシュートアンカーの準備をしている内に眩しいくらいに煌々と輝く明かり。あっかるーいパナソニック?

そしてようやく期待の第1投目、タナは40m。仕掛は14cm直結7本。潮が速いのか、パラシュート・アンカーで流しているのに糸が斜めに入っていく。適度にサミングしながら、プラス5mまで落として、シャクリ開始。直結なので上へ、上へ、とにかくシャクリ上げ。

(そして大いに中略)

流し替えしないのね、夜イカ。その必要が無いからだろうしね。
というわけで、ムギイカの『ム』の字も見えずに終了。
なんかイカ数杯上がったらしいですが、普通のスルメイカだったとか。

まぁ、今回はこういう恐れがあることを判っての釣行だったので、ダメージが少なく済み……ません(殴)
今度は普通に昼のスルメイカでリベンジだ!!


◆君の知らない物語
この辺りの鹿島沖は寒流の影響下にあるのか、とにかく涼しい。そんな中をゆっくりと南に向けて走る船。
相変わらずミヨシで風に当たりながら空を眺めると、そこには満点の夜空があった。
少し前には月が出ていたのだが、それも西の空に沈み、今はただ暗く、そして煌びやかに瞬く夜空。
北天から南天にかけて淡く光る帯、天の川。
時折、その夜空を流れ星がひとつ、またひとつ流れていく。
波をかき分けていく飛沫の音、船のエンジンの音、涼しげな風の音。

あれがデネブ、アルタイル、ベガ
君は指さす夏の大三角
覚えて空を見る

ふと口ずさんでみた。
少し楽しくなった。

やがて空気が陸のものに変わっていく、それを肌で感じる。
空にあれだけあった星達は、港の灯りの前ではその輝きを失っていく。

そして暑い夜に還ってきた夜11時。
おつかれさまでした。  


Posted by テル某 at 00:57Comments(0)沖釣り

2010年07月10日

今シーズン、初イサキ(7月某日)

“お兄ちゃん、イサキは…イサキは釣れたの??”


さてさて、今年は順調に滑り出して、好釣が続いているイサキ。そういえば1月くらいに寒イサキに行って、撃沈だった記憶が……。
それはさておき、この夏シーズン開幕から良い釣果が聞こえてきていたイサキですが、ようやく行ってきました。
2010年に入って、何故行かなかったかといえば、やはり多く釣れすぎてしまう事があると思います。
「イサキ、もう秋田~~~」チンチン☆(AA略)
“ブチッ”(テル某のこめかみの血管がキレる音)

とか駄々こねられるとさすがに殺意の波動で「滅殺」な弾が飛び出しそうになるのを堪えてこらえて、えらいこっちゃ。

そんなこんなで行くのを渋っていた…というか『下手の横好き』ジギングに、せっせと出掛けていただけなのが正直な所(殴)
け、けっしてジギングで「釣れるまで他の釣りモノ行かない!行くもんか!」とか駄々こねていたわけじゃないんだからねっ! カンチガイしないでよねっ!!

というわけで、周囲に声を掛けて、【イサキの配送先を確保】した上で行ってきました。
場所は毎度お世話になっている洲崎の早川丸さんです。洲崎周りはすぐにポイントなので、移動が少なくて実釣時間が取れるから、午前&午後と2回出船出来るのが強みですね。


◆本日も2隻出しイサキ
いやはや、本日は平日だというのに2隻出し
さすが人気の船宿さんですね早川丸さん。っていうかみんな仕事はどうしてんの???
流石に変態釣師さんが多いんだなぁ、俺ですか? 俺はアミコマセを素手でがっぽがっぽと入れられるほど玄人じゃないです。素人で良いです。

それはさておき、受付を済ませて、港にクルマを停めて、支度をして、港に行って、船長に呼ばれるのを待つ。いつもギリギリに予約を入れるので、相変わらず呼ばれるのは大抵最後。というわけで本日の席はミヨシ2番目。ここの所、黒潮が近くを流れていて、大島と伊豆半島の間を抜けてきており、それがイサキの好釣果を生んでいますが、逆に洲崎にブチ当たる流れが強すぎて、長く流していけない様子。しかも風はほぼ南風。潮と風が同じ方向から来る場合、ミヨシからトモ側にコマセが流れていくので、ぶっちゃけミヨシ不利。
でもまぁ、上手く掛けていけばなんとかなるだろう。


◆まずは一荷から
コマセを詰めて、船宿仕掛をセットして、旋回を数度行って船長の合図と共に投入開始。洲崎沖に広がる根回りの30mラインから。潮の流れが速そうなので、船長の指示ダナから3m落として、1m巻いてから大きくコマセを撒く。そしてもう一度コマセを出して、船長の指示ダナにビシを合わせる。
……と、反応を待つ迄もなくすぐに魚信(アタリ)。追い食いを狙って、ゆっくりと巻き続けていると、竿先が“クン・クーーーーン”と落ちる。しめしめ、2匹目乗ったぜ!
ちなみに自分が使っているのは3mのマダイ竿。置き竿釣法で非常に良い結果を叩き出すロッドであるが、今日は潮が速いから、もう少し取り回しの良い240の竿の方が良かったかな、と船の上で思う。

そしてぐりぐりと巻いて、巻いて、今日も手巻きのテル某であります。
いや、電動の方が絶対手返しが良いのは判っているんですよ。でもね、「メタボリックが止まらない♪」テル某としては少しでも運動をしなければならないので……焼け石に水??
ビシをキャッチして、ゆっくりと手繰ると見えていますよイサキちゃん。さっとヌキ上げてよしよし一荷で良型。幸先の良いスタートじゃぁないですか。


◆しかし、アタリが……
4流し目辺りからだんだんと潮がぶっ飛び始めたのか、アタリが遠のいていってしまう。一応、ラインは4号、ラインのマーカーでビシ棚を測っているので、棚ボケは無い。もしかすると潮の流れで斜めに入っての棚ボケがあるのかもしれない。一応、その分を含めて、指示棚プラス3m落とし→巻き上げつつコマセ放出、というプロセスがいけないのかもしれないなぁ。
あっと言う間にコマセがトモ側に流れていってしまうので、少しタナを高めに取り、指示ダナでコマセ放出→そのまま待ち、に変えてみるが、アタリはあまり変わらず、渋い。

今から思うと、集中力がキレていたのかもしれない。何せ、前日は午前様近くまで会社で仕事をしていて、帰ってきて少し休憩して、そのまま支度して洲崎まで走ってきたから、釣り自体がいい加減になっている結果がこれなのかも。
同じく大ミヨシの方は普通に掛けているし。しかしトモ側に比べれば格段にアタリが少ないのは同様だ。


◆マダイがポンポコポコポコ
朝の内からトモ側ではマダイがぽつり、ぽつりと上がっている。仕掛は船宿仕掛の1.75号ハリスだというのだから凄い。しかしまぁ、ミヨシ→トモへとコマセが流れていき、そのコマセに付いた魚のその裏、沈んだ所にマダイが居るのだろう。イサキはコマセを追って、どんどん上へ上へと上ってくるが、マダイはその下でじっと待っているのだろう。

結果として自分の外道はウマヅラのみ。
ひとつテンヤでマダイ狙うっていうけど、コマセに付いたマダイはひとつテンヤじゃぁ釣れないだろうなぁと愚考。まぁ某船長と釣具店の店長さんの言葉なんだけどね。

そういえばひとつテンヤマダイ、行こう行こうと思いつつまだ行ってない。なんかテンヤばかり増えていっている様な気がする。どうすべか(苦笑)


◆そして結果は…
ここの所、早川丸さんでは満タンクーラーを並べて撮るのが流行っているみたいで、自分のクーラーを開けた船長がひとこと

「なんだこりゃ?? すっくねぇなぁ~」

ええ、そうですとも、あんたの舵握っていた船の結果ですよ(怒)

でも30リッタークーラーだから、満タンにするには80尾位は必要なわけで…。43尾でしたけどね。ちっちゃいのは沢山リリースしたよ?
でも竿頭は70越えているそうで……。まぁそんなに釣っても食べきれないし、と言い訳めいた事をテル某はテル某は呟いてみたり。


◆イサキのにおい
この時期、抱卵している、そして白子でパンパンになっているイサキが詰まったクーラー、家に帰って開けてみると、
「ああ、イサキのにおいだ」
と思う。
凄く甘いにおいがするんですよね。

というわけで、親戚筋と近所と知り合いと、ささっと仕分けして配って、捌いて、お刺身その他で頂きます。

「ウマ~~~~~」


イサキの白子は魚体の大きさからするとこんなに大きい、最大級の白子が取れる魚との事

釣果的には普通でも、釣りとしては久々のコマセ釣りという事もあってか、不完全燃焼でした。
でもこうやって釣った魚を美味しく頂くと、そういうのも吹っ飛んじゃいますね。…まぁ後で、こうしてブログの記事を書いていると悔しさが蘇って来るんですけど(苦笑)

さて、次回はもうそろそろ夏スルメの季節かな?


追伸:
やっぱり平日に釣行されている方々の手返しのスピードは半端じゃないですね。昨年のイサキ釣りでミヨシに陣取りつつ2番手になったのはマグレなんだろうな、釣り座が当たっただけで。精進あるのみ、かな?
  


Posted by テル某 at 21:34Comments(0)沖釣り

2010年06月17日

ジギング・リベンジ:2回戦(6月釣行)

“ひとつシャクって一回転、ショートピッチにロングダート♪”

ども、テル某です。
めげずに(この時は結構めげていた)通っている白浜渡船さん。自分は千葉市なので穴川から高速に乗ってしまえば、最短で1時間半ほどで白浜に到着する。とにかく近くなった白浜ですが、それでも往復すると230kmを越える距離を毎週通うのは、さすがに結構キツイものがある。でもまぁあまり気にしないでおくことにする。というか、もっと遠くから通っている人もいるしね。

ジギングは「別に数はいらないけど、釣れたら大物が欲しい」というアングラーの心をガッチリと掴んで離さない。自分はキャッチ&食べる派なので更にその釣り物が美味しければ尚良い。

そんな訳で、また今週も懲りずにジギングに出掛けるテル某であった。


◆ある種の悟りを開いたテル某
陸っぱりの釣りをしている時、釣れない釣行を繰り返す事があった。行っても行っても魚が釣れない。いない場所で竿を出していても、当然釣れる訳がない。回遊があると思って粘っていても、そのマズメ時に回遊が無かった時のガックリ感はかなりのもの。
仕方ないので余ったジャリメでハゼ釣りを始める始末。
でもよくよく考えてみると、確かに美味しい魚は欲しいが、それだったら別に南房の魚屋さんに行けば、安くてイキの良い物がたくさん並んでいるし、たまに地魚をまとめて売っている事もある。そんな所で買えば、マゴチ200円にキロサイズのイナダ300円(実際にあったw)、デカメッキ10枚500円という餌代以下で美味しい魚が手に入ったりするのだ。

でも、そこで考える。
『釣りってさ、やっぱ釣果じゃないよ』

ある意味正しい。
朝日が昇る砂浜で、山間の静かな湖で、新緑が映える渓流で、一心不乱に魚を追う。それはやはり純粋な喜びなのだ。
……しかし釣れればもっと嬉しい。
その微妙な所、まだ釣りを再開して5年ほどのテル某には結論づけられない議題であります。


◆ジグが海中に無ければ、魚は釣れない
それはさておき、船上に居るときはとにかく夢中。ジギングを始めてまだ1年半だけれども、ようやく『ジグを動かす』事がどういう事か判ってきた様に思えます。
ラインを50mも出せば、潮の抵抗で150g程度のジグはいくら一生懸命ジャークしたとしても、船上で思っているほど動かなくなる。ディープやっている人に聞くとなるほどと思う。でも必ずしも『ジグが良く動く』事が良いことでもない。逆に動かさないジャーク、ほぼタダ巻き状態の方が釣れる事もある。ジグのカラーもある。リーダーの太さもある。すべてが微妙なバランスで成り立っている事を考えると、やはりタックルバランスは大事だし、あらゆる状況に対応する引き出しが多ければ多いほど良い。

しかし一つだけ言える事は「ジグが海中に無ければ釣れない」ということ。誰かの台詞だと思うけど。
どんなに釣れていなくとも、絶対にあきらめずにいつ来るか判らない【ワンチャンス】をモノに出来る様にシャクリ続ける、それがジギングをやっている時に自分が行き着いた所です。特に、大物こそワンチャンスの価値が高い事は言うまでも無いでしょう。
だから、よほど体調が悪くない限り、舳先で波を被りながら、何十メーター先のジグに魚が食らいつくイメージを頭の中に描き、今日も様々なシャクリパターンを織り交ぜ、ジギングを続けるのでした。


◆舳先で波を被りながら…
いや、別に比喩的表現ではなく、今日の海はかなりきっつい!
しかも久々にクジ運が良く、陣取ったのは大ミヨシ。おまえはバカかと!? 海が荒れているのは判っているだろうに。
しかし、やる気メーターは満タン120%! 溢れ出るやる気!!
ちなみに同じく大ミヨシを取った人は舳先ではなく、下でシャクっています。そりゃそうだ。かなりの高低差があって、たまに波が舳先を超えて足下を洗い流していく位だもん(苦笑)

しかし何か今日は予感があるのか、テル某は元気にシャクり続け、そして
「よっしゃ!」
の声と共にフッキング2発! これは軽いからカンパチか?
タモ無しでさっと抜き上げると1キロ程度のかわいらしいカンパチ。ジグはオールシルバーの120g。どうやらベイトに合っている。ジグはこのまま続行! 魚さえ居れば掛けられるはず。

そして潮回りした次の流し。潮が速いのかかなりラインが出て行く。こういう時は流れに逆らってジャークするから更に重くなるのだが、そこは根性である。着底して大きくシャクリ、海中で大きく弧を描くラインを直線に近い形にする様にギュギュッと2回強めにジャーク。そしてワンピッチで大きく、早めにジャーク。1、2、3、4、5、6……9、10…
竿先に何かが触れたか? ジグにじゃれて来ているのか?
20までシャクって、再び底へ。いる! 魚、いるっ!! 逸る気持ちを抑えつつ、再びカウントしながらジャーク、ジャーク、11っ!
「キタっ!」
波の高低差にもめげず、追いアワセでフッキング!「こんにゃろ、こんにゃろ!」
そしてテンションを抜かないように体制を整えるとドラグがジィーーーッと出て行く。
おお、久々に大物の予感。ちなみに自分的には4kgを超えれば大物です(殴)
流速があるから余計に魚が重く感じる、しかし今回は波高があるので「うねリフト」で少しずつリールを巻いていく。ある意味これは非常にラクである。
ヨーダ師も「フォースを使うのじゃ」と言っているし。

そして無事にタモに入ったのはでっぷり太ったワラサ君。こりゃおっきいわ。
その後、船中で何本か上がってはいたけれども、風が強くなり波が更に高くなってきたために途中早上がり。といっても11時くらいだったから定時よりも1時間早い位かな?


◆ようやく釣果にありつけました
青物はやっぱり良いなぁ~。カッコイイし、釣れた時の喜びはひとしおです。
久々の釣果は5キロ足らず(&その他)でしたが、とにもかくにも今回は「釣った」感が非常に強く、満足出来る釣行になりました。



少し前まで「船中何本」の中のボウズグループにいた自分です。多分、これからの釣行でも「釣れない組」に入ることが殆どだと思います。
しかし、今日は見事「釣れた組」に入る事ができました。こんなに嬉しいことはない。波を被りながらミヨシのお立ち台で頑張った甲斐があるというもの。

という喜びのコメントで今回の記事は締めさせていただきたいと思います。
さ~て、来週はいよいよ本格化した南房イサキに行ってみよ~!
  


Posted by テル某 at 23:08Comments(0)ジギング

2010年06月08日

ジギング・リベンジ(5月某日)

“白浜どうでしょう”

(ナレーター:大泉洋)
皆様こんにちは、「白浜どうでしょう?」の時間でございます。
今週は「ジギング・リベンジ 第1夜」をお送りいたします。
前回の釣行で、自分以外は全て2本以上、4本以上キャッチする人がいた中で、唯一、ノーキャッチだったテル某。
昔も昔、16年以上も前。バサーという言葉がまだ無かった頃、釣りセンスの無さを自覚して釣りを辞めた彼でありました。
しかし今、30も半ばを過ぎてから、沖釣りという「優しい世界」にどっぷり漬かった彼は、自分の「下手の横好き」っぷりを、再度自覚する事になるのです。
そんな彼が、今夜は再び白浜渡船でのジギング・リベンジに挑みます。
果たして、今フィーバーしている白浜沖で、無事青物をキャッチ出来るのでしょうか???


◆ジギング・リベンジ
ども、テル某です。
前回はなんと、唯一のノーキャッチという結果に終わりました、白浜渡船の魚拓号さんでのジギング釣行でしたが、今回は是非キャッチ出来るように「本気でジギング」やりに来ました。

まず、ロッドを新調。これまでパシフィックファントムBG&ゴールデンミーン・アースシェイカーという、まさに「ザ・入門ロッド」というか「まあ出来なくもないけどそれなりだよ?」タックルでやって参りましたが、価格帯が下がったTENRYUのジグザムver.2を手に入れ、キャスティングタックル用として使っていたツインパSW8000HGをジギング用に。
そのツインパSWに、アワセ切れしたウルトラジグマンを廃棄し、新品の「ウルトラジグマンX8」を巻き、80lbリーダーの結束は、自分の【なんちゃってFG】ではなく、最強のジギング用ノット・PRノットにて結束。
すべてを一新し、万全を期して望む今回のジギング釣行、

「やぁぁっってやるぜぇぇぇえええええええええええええええ!!!!」(cv.矢尾一樹)


◆それにしても彼「やる気まんまん(死語)」である
前回と同じ日曜日の午後船、しかし普段はのんびりとした雰囲気の日曜午後船のはずが、魚拓号VIIも満船。いかに連日の好釣果っぷり伺える。そして気炎を吐くミヨシのお立ち台・テル某。気迫×熱血で気力マックス150状態である。

ヴイツー号も満員の中、一路白浜沖へ向かう船。風、波、そして潮の具合も良さそうで、否が応にも期待が高まる。
そして、今回の日曜午後船も一流し目から竿がドンとばかりに曲がっていた。

しかし、前回とは違って、竿が曲がる人が限られている。
テル某はミヨシのお立ち台にいるので、左舷右舷両方ともよく見えるので、当たっている人のジャークを見ていると、どうやら

『動かさないジャーク』

がヒット・パターンになっていると解析完了。
しかも、アタっている人は胴の間ばかり。普通、こういった釣りって、ミヨシや大トモが有利なんジャマイカ???
動かし方は判った。しかしジグをチェンジ繰り返しても、どうにもヒットしない。いやアタリすら無い。
まだ前回はアタリやヒットがあったのだが…。

そして、やはり同じパターンで同じように同じサイズのワラサを次々と掛ける人がいる。そして、当たらない人もまたいる。かなりハッキリと明暗が分かれているのが判る。

◆如何にヒットパターンを踏襲するのか?!
とにかく、ジグを「スライド」させないようにジャーク(?)する。回収しようとジャークしないで巻いてきたらヒットする、という風に今日のパターンはそういうパターンなのだが…未だに沈黙するテル某のロッド。
試行錯誤をしている後ろで、また同じ人のロッドが曲がっている。
ジグを替え、タックルを替え、ジャークのパターンを変えてみる。そんな後ろでまた同じ人がキャッチしている、バタバタバタとワラサが跳ねる音がしている。
大体5人くらいがレギュラーで竿を曲げていて、他の人達は1本、もしくは2本くらいの様子だったが、やはりテル某には魚信すら無い。

これは……一体どういう事なんだ!?!?

そんなこんなで、今回のジギング、終了!

リベンジ……失敗!!

ソシテ俺ハ、白浜ヲ後ニスル。
「アイル・ビー・バック」
トイウ言葉ヲ残シテ…。
  


Posted by テル某 at 23:36Comments(2)ジギング

2010年05月29日

とある白浜のジギング釣行記(2~5月)

“せんちょ~、青汁もう一杯!”

ちょくちょく出掛けている白浜渡船の魚拓号さん。
でもやはり3月の終わりから、4月に入ってから、ワラサがボコボコと釣れ出してからが一番熱かった様に思います。
いや、今も熱いのかもしれませんが、最後の釣行が『元に戻る』だったので、ちょっとキーボード叩く指から力が抜けていってしまっているのです。

「あ~、やっぱイサキに行こうかな~」(現実逃避中)

とりあえず、皆さんがボコボコと掛けて、キャッチしているのを横目で見ていて、全くダメだった時が多かった自分の釣行記です。
全く参考にならないこと請け合いですので、

『世の中には下には下がいるんだな、少なくともコイツよりは俺ジギング上手ぇぜ!』

と自信を持っていただけるに違いない、と思う次第です。

◆そういえば今年、サバとかしか釣ってなくね??
それにしても釣れない時は釣れないもので、結構「アタリすら無し」という時があったりする。
ホウボウ一匹、しかもタイラバで終わった日もある。
それでも続けるジギング、それはやはり『ヒラマサを獲る!』という目標があるからだ。
(ヒラマサなら山正に行け? その通りですねすんません)

いや、別にヒラマサだけというわけじゃなくて、何でも釣れればオッケーですし、イナダがボコボコ上がる時にはリリースしたりしているし、でも今年の1月2月はとうとう1キロカンパチの群れが来ないまま終わったなぁ。
そんなこんなで、冷水やら黒潮やらに翻弄され、上がった白浜渡船の事務所であれこれと愚痴を言い、それでも週末には「1名おねがいします~」と電話を掛けてしまう。

そんなこんなで、今年に入ってからの青物キャッチって、殆ど無かったりするわけだ。


◆ワラサ、確☆変
4月に入り、出掛けた日曜午後船。コンスタントに4キロから6キロくらいのワラサが上がり始めているので、否応にも期待が高まる。
そして、その日の午後船はまさにラッシュだった。
午後のひと流し目から竿が入り、ダブルヒット、トリプルヒットが続いた。

…しかし、沈黙する自分のロッド。思わず呟く

「なんでやねん」

ワラサに嫌われたのか、それともジャークが合わないのか。
ちなみに船中、至る所でビッタンビッタンとワラサが跳ね回り、イナダサイズだとリリースだ。

それでも沈黙している自分のロッド。

陽も傾き、いよいよ上げていないのが自分だけという状況で、ペラ巻いてラインが高切れしたりというトラブルがあったものの、めげずに船上でFGノットを組み上げ、執念の…

「よっしゃ! キター!」

ヒットである。が、フッキングを決めて遣り取りをしている内に、フックアウト。

「なんでやねん」

でも何となく感触はつかめた。ジャークのパターンがあんな感じで、ジグはこれくらいの物を使えばいいんだなと根気よく続けていると、再度…

「よっしゃ! キター!」

フックアウトしないように、アワセを1発目、2発目、3発目

ブチッ

という音が聞こえた様な気がした。
なんと、リーダー結束部分でのアワセ切れ。
痛んでいたのか、それとも締め込みで弱っていたか、摩擦部分がただの結びになっていたのか…。

こうなったらもうなりふり構っていられない。
さらに速攻でFGを組み上げ、最後のワンチャンスに賭ける!

とにかく、きちんとジャークしていけば、かならずアタってくる!

「よし! 乗った!!」

アワセを決めて、あとはとにかくバラさないように、テンションを抜かない様に、ドラグは緩めに、テンションを抜かないように、巻いて、巻いて、巻いていく。50mラインで掛けて、あと残り20mという所で

フッ……

思わず船縁に突っ伏してしまう俺。

……………………………………………………………OTL...ガックリ

そして終了の合図。

次回のリベンジを誓って、白浜渡船を後にした自分でありました。

  


Posted by テル某 at 00:29Comments(0)ジギング

2010年05月26日

それにしてもこのイカ、ノリノリである(5月上旬の釣行記)

“そうだ、ヤリに行こう!”


ヤリに行こう」

だなんて、

犯りに行こう」

って聞こえるかもしれないなぁ犯罪者じゃないよいやだなぁそんな疑いの眼で見ないでくださいよ自分、久々のテル某です。
なんだか、微妙な更新期間が空いていますが、それなりに釣行には行っているんですよ。
でも何となく書くことも無いというか、

 →釣りに行った
 →そこそこ釣果が出た or 全くダメだった
 →家に帰って食べた
 →美味しかった。(まる)


みたいな釣行記って、書いていて面白くも何ともないので、なんとなく敬遠しがちになっている……というかこのブログ、自己満足以外の何物でもないんだなという事を再認識した次第でありますよ。


というわけで表題の通り、久々に「ノリノリ」だったヤリイカ釣行記です。
ここの所、微妙な釣果ばかりの釣行だったので、ひとまず安心……じゃなくて、それなりにキーボード叩く指が軽やかなのですよ。
これがね、まったくボウズだったり、もう気分がダークサイドに(以下愚痴になるので略)


◆そろそろヤリイカも終わりかなぁ…
洲崎沖や白浜沖、犬吠埼沖にも釣果が随分と出るようになってきたゴールデンウィーク明け。さてどういった釣りに行こうかと考えていた所に、今シーズンの釣り納めとばかりにパラソルゲットに行ってきました。
そういえばヤリイカに釣りに行ったのって、前回何時だったっけ???
…1年前の3月の終わりに川下港の下道丸さんに釣行してから最後、行ってなかったんだなぁ。今気付きました。
その下道丸さんが営業を辞めてしまって、いまその船体は亜美丸さんになって、その亜美丸さんは乙浜に遷って。下道丸さんは南房で初めての船宿さんだったし、季節ごと位に足を運んでいたから、営業辞めてしまってちょっと残念。

それはさておき、南房ではもうイサキが始まっていて、ヤリで出船する船宿さんはどこも一杯。どうしようかと思って調べていたら、乙浜の隣の白間津の松大丸さんがヤリ出船するとの事。
急いで電話掛けてみるとまだOK、自分1名で予約して、すぐに準備。ちなみに松大丸さんでは電話時に席を決めてしまうので、朝早く行く必要が無いので、かなり助かります。
(でも毎回ギリギリで行くのはやめた方がいいぞ by心の声)


◆白間津へ
さて、白浜回りで行くか、それとも千倉回りで行くか、白間津は微妙な所です。乙浜は白浜経由のほうが断然速いけれども、白間津は乙浜の隣で大して離れていないとはいえ、地図で見てみると微妙な感じ。
なので、とりあえずは館山の南総文化ホール前交差点、即ちR127終点を左折せずにそのまま内房線を陸橋で超えて、県道188を千倉方面へ。グリーンラインが開通して、この道の交通量が増えるかもしれませんが、とりあえずはこの道の所要時間をチェックがてら安全運転。
ちなみにグリーンラインを使った場合にはアップダウンが激しすぎるので、信号が無いことを差し引いても、今の自分の車には負担が大きすぎる(というか荷室が酷いことになる)ので、しばらくは帰路以外では使うことな無いと思う。
千倉から千田を通って白間津へ。館山の交差点からの所要時間は早朝で約30分。まぁこんなもんかな。
それにしても白間津にしろ乙浜にしろ、本当に千葉の端っこだなぁと、今しみじみと思ってたりする。

白間津港は小さい港なので、駐車場から船着き場までは軽トラで船長が運んでくれます。丁度、満員になった後だったのでえっこらえっこら歩いていたら船長が車返してきたので乗っけていって貰う。ああ楽ちんだ。
とりあえずキーパーセットして、仕掛準備して、乗船名簿書いて、いざ出港。この小さい港で上手くぐるりと回って千倉大橋の下をくぐり、一路白浜沖へ。


◆所要時間30分でポイントへ

沖は少し煙っていて、陸の様子があまりわからない。多分白浜沖だと思うけど…。一応GPS携帯持っているから場所をチェック出来るけど、まぁそれはいいや。しばらくぐるぐると回って、第1投目。レンタルしたイカヅノ投入器からババババッとツノが飛び出していく。う~ん、この様子はいつも好きである。
水深は180mくらいからだったかな? 少し深めだった様な気がするが、とりあえず着底してひとシャクリ。ゆっくりとシャクリ上げ、止め、シャクリ上げ、止め、を繰り返す。
う~ん、アタリは無い様だが…さてさて。ちなみに自分の竿はいつも中深場で使っている240の150号竿。なので、ヤリイカ用ロッドとは違って、結構パワフル、しかも7:3調子なので、繊細な穂先を持っているわけでもない。まぁスルメ直結用に購入した様なものだから、とりあえずは良いだろう。
それはそうと、アタリ無しで船長から「上げてください、移動します~」のアナウンス。
その位置から洲崎方面(西)へ10分ほど走ると船団あり。どうやらこの辺りに反応が濃く出ているらしい。ぐるっと1回りして投入の合図。さて、どうかなとまずは着底してシャクリ。ひとシャクリして止め、シャクリ上げるとズシン。
お、乗ったよさすがに群れが濃いだけあるなぁと思いつつ、低速で巻き続ける。直結と違い、多少止めてもバレにくいけど、それでもバレには気を付けつつ、20mほど手で巻き上げてからスイッチON。さてさて、とりあえず一杯ゲットしておきたいがと上がってくればとりあえずの一杯。多点はさすがに無いか。
仕掛をチェックして、ツノを投入器にセットして、2投目。船中でイカが上がり続けているので期待できる。
今度は落とし込みから誘ってみる。船長の指示タナから20mくらい上で一度止めて、3m~5m単位で落とし込んでいく。仕掛が止まってふわりとツノが揺れた時が一番乗るんじゃないかと思うのだが…。案の定、活性が高いらしく、イカが「受け」て乗っていく。仕掛が落ちなくなったので巻き上げに入る。上を向いていたツノが、今度は上に向かうので下に向かうこのとき、何杯か抜ける可能性があるが、それは仕方ない。ぐいっとツノが食い込む事をイメージしてイカを引っ張り上げる。
イカのジェットの度にバットまで曲がる竿、まるでスルメを掛けた時みたいである。1杯目も大きいヤリだったので、今回も期待出来そうだ。
カウンターが20を切ってくるとヤリが暴れ出す。この時が一番気を遣うんだよなぁ。手持ちからキーパーにセットし、電動丸が巻きをゆっくり止める時に竿を持ち上げて、道糸を掴み、糸を下げないようにして竿を下ろし、仕掛をキーパーに引っかけて、両手を使って抜き上げにかかる。まずは1杯目、でかい。そしてもう一杯。とりあえず一荷でパラソル級をゲット!
船長が窓から顔を出して「何時乗らなくなるかもしれないから写真撮らせて」との事でしっかりパチリ。自分写真写り悪いからなぁ。


◆その後も多点掛けが続き…
うん、多点掛けが続くんですが、どうも数が伸びない。
サバが殆どおらず、落とせばほぼ必ず乗るのだけれども、どうも1杯、2杯程度。ただでさえ手返しが悪いし、バラシが多いのに、多点で掛けられないとなるともうどうしようもない。
潮回りをした時に聞いたのは最後は4点掛けだったよとの事。仕掛を見てみると、やはりエダスがヨレている。それと結構ぐるぐると仕掛が巻き付いている。あと、手前祭りを繰り返しているから、ツノが抜けている所もある。
なので新品に替えるのだが、それでもやはり仕掛のヨレは取れないし、幹糸にぐるぐると巻き付いていく。
こうなるとイカは抱かないというか、少なくとも乗りにくいだろう。

最後のほうで聞いてみると、なんと幹枝両方とも7号で組んでいるとの事。市販の仕掛ではあり得ない(苦笑)
それでも10本針の6点掛け、ご立派であります。

まぁ今日は極端な例だけれども、乗る日には太い幹糸、枝スでも行けると言うことなのでしょう。
そういえばメダイもちょくちょく掛かっていたっけ。これだけ太ければカンナが伸びなければキャッチできるわ。

◆結果は…
というわけでスルメ一杯含めての34杯。
終わりの頃にはサバがダバダバと付いてきたり、船団がバラけて=群れが散ってしまっていたりで、数を伸ばせなかったのですが、それは言い訳ですね。
オマツリは少なめだったので、あとは手返しとバラシの差かも。一応市販の7本、8本ヅノを使っていたから、10本の人との差はあまり無かったと思うけど、それにしても多点が出来ないというか、どうすれば多点で掛けられるのか、取り込みで差が付いたのか…それともアタリの取り方で乗りが変わるのか、それともシャクリのパターンが悪かったのか、考えられるところは色々あるけれども、とりあえず次回の課題としよう。

それにしても早速捌いて食べたけれども、小さい雌のヤリイカって、卵入りのままいろいろと調理出来るんだなぁ…、たしか4杯くらいいたけどそのまま捨ててしまったから、かなり惜しかったかも。

次回は電動スルメ直結か、それともスルメ&ヤリかもしれないけれども、とりあえずツノ投入器とマット、自前で組んだ仕掛の用意は怠らない様にしておこうと思います。


パラソル級って、こんなにでかいんですよね~!



でもヤリイカは大きくても甘くて柔らかくて美味なのであります。
写真は刺身盛り合わせ。エンペラがうめ~☆ ほかにイカそうめんも作りました。本当は鹿の子包丁でも入れてみたかったんですが…要精進です。



ちなみに今回はトンビも取っておきました。串に刺して干物 or そのまま炙るのも美味いです。
ヤリの歯はスルメほど硬くないので、炙るとボリボリ食べられます。


  


Posted by テル某 at 22:07Comments(0)沖釣り

2010年05月10日

房総イカ調査2010

“きこえ~てく~るよ~イカ~のあし~おと~が~♪”

ども~、テル某です。
イカの足音が聞こえないまま、いつの間にか5月になってしまって、さて今シーズンは一体どうなっているのだろうか??
と思っていたのですが、どうやら釣れている所ではぼこぼこ釣れているみたいですね。

今年はせっかく新しいタックルを新調して、気合い充分で4月から本格的にエギングを開始したのですが、入るポイント入るポイント、どこかしこでダメ、ダメ、ダメ。
墨跡が残っているから、それなりにイカは上がっているのでしょうが、とにかく自分が入って、シャクってみても掛からない。
いないのか……それともヘタクソなだけなのか……。まぁ後者が真実であることは疑いようがない事なのですが、それはさておき、下手くそなりにシャクっていればそれなりに掛ける事が出来てきた昨シーズンまでと違い、どうやらイカ自体が微妙な具合。

特に、館山湾は順調に水温が上がり続けていましたが、外房側がどうやら低水温やら、黒潮やらで安定していないみたいで、イカ自体を見たことがありませぬ。
まぁ、そんなに自分もあちこちでシャクってるわけではありませんが、これまでに集めた情報ではそんな感じなのですよ。

そんな感じで未だに1杯だけのテル某ですが、皆さんは普通に釣れていますか???


850gちょいの今季初アオリにして唯一のアオリ。なんだかなぁ~


まぁ、逆に言うとキロアップや2キロオーバーはまだまだこれからと言えるのかも。
7月、8月にじゃんじゃん2キロアオリが上がるというのも夢があって良いのですが、梅雨明けると自分は体力的に厳しいからなぁ……。

まぁ、また結果が出たらアップしていこうと思いますので、宜しくお願いします(何を?)。
  


Posted by テル某 at 00:19Comments(0)エギング

2010年04月03日

【始まったぜ】ラバージグで釣るホウボウ! (3/20釣行記)

“まだかなまだかな~”
“銚子沖のホウボウまだかな~~♪”

(by学研のおばちゃんのテーマで)

まだかまだかと待っていました。
昨年の2月にホウボウ釣りに行って、以来ずっと待っていました。
1月頃にドッと釣れた時があって、シーズンインまで少しという時から、どうも天候やら安定せず、群れも安定していなかったホウボウでしたが、いよいよ本格的に出船が開始されてきましたね。

というわけで、3月の3連休のどれかに行こうと思っていたのですが、20日の土曜日は南房に行く予定。21か22日にしようと考えていたところ、例の大嵐に見舞われてしまい、20日の土曜日は南房総はすべて出船中止。
それならばとばかりに波崎の征海丸さんに電話を入れ、翌朝のホウボウ船に飛び乗っていました。
そんなホウボウの釣行記です。


◆征海丸さん初釣行
そういえば、行こうと思う度に中止になっていた征海丸さんの乗船、実は今回初めてだったりします。
イナダやらワラサやらが釣れている時には、大抵房総でも釣れている釣りモノがあるので、「波崎でないと釣れない釣りモノ」が無いと敢えて足を伸ばす理由が無いというのが理由かもしれません。

そんなこんなで高速をすっ飛ばし、潮来経由で波崎へ。船に明かりが灯ったのを確認して着替えて船へ。もう釣り座はどこでも良いッス。ホウボウは片舷流しだから、人が多くない限りは問題ないですよ。

あれ、乗船料って¥11,000.-になっていたのね。てっきりホウボウ船は比較的近場だから、¥10,000.-かと思ってたヨ?
加えて、乗り込んだは良いけど、船のトラブルとかでサワラ船に移乗しての1隻出し。おいおい、ジギングの人がすんげぇ迷惑そうにしてるのが痛い!!


◆一路飯岡沖へ
さすがに波崎から飯岡沖へは結構かかる。前回の庄栄丸さんでの釣行で学習済み。
しかし………相変わらず揺れるなぁ……。うっぷ……寝不足かぁ……。
一応酔い止めは飲んできたんですが、どうもこの独特のうねりは自分の三半規管に直撃するみたいです。
そんなこんなで約1時間の航走の後、第1投目の投入となりました。

とりあえず、今回はラバージギング用のタックルと、普通のジギング用(緩い方)の2本を持ってきました。結局、ジギングは2~3投しかしませんでした。
濁りが出ているみたいなので、カラーはアピールカラーの白ピンク、炎月十六夜の80グラム。このタイラバは元々でかく作ってあるので、アピール度は満点のはず。

糸を送り、着底を取ると28mほど。底を切ってゆっくりと巻き、10巻き(8mくらい?)でクラッチを切って再び底を取る、この繰り返し。
隣で早速上がったのは45cmほどの良サイズ。なんというか、このサイズが今日のアベレージになってしまいました。

どうもアタリが少ないので、巻き上げの回数を減らし、底付近でパタパタと動かして、ゆっくりと聴き上げ。その位置からゆっくりと降ろしていき、再び底付近でパタパタと動かす。
どうやらこれがアタリだったらしく、底付近にステイさせたときに『モソモソ…クン』というアタリに巻きアワセ。バットまでしっかり曲がるロッド、よし掛かった!
さすがに底棲の魚だけあって、首を振って暴れまくる。なんという重量感、これだよ、やっぱルアーで釣る釣りっていうのは、ダイレクトに魚との遣り取りが楽しめる、これだよなぁ~と思いつつまずは1匹目ゲット! 45cm弱の良いサイズ。しかも腹がパンパンにふくらんでいて、抱卵してるんだろうな。


◆あれれ……すっぽ抜けるヨ??
しかしそれからはどうも「抜ける」事が多い。底付近での小さい動きと落とし込みで、着底で喰ってくるパターンは在る程度掴んだけれども、その後の掛ける事が上手く行かない。何故だ???
なんとなく判ってきたのは、大きいラバーだと、ホウボウがタイラバのオモリ部分を囓るという事。鯛は落ちて来る最中、もしくは巻き上がっていくラバを追いかけ、スカートを囓っていくのだが、ホウボウは口を開けてどうやら齧り付くらしい。なので、肝心のフックが口横に掛からない様だ。
一応、掛かる事は掛かるが、バラシが多く、何本か抜けてしまっていた。

そこで、船中でポンポンと上げている人が使っているのが「インチク」だという情報が入る。なるほど、インチクならタコベイトに食い付けばきちんとフッキング出来る。

早速、インチクに替えてみて、しばらくアクションさせ方を探ってみる。
リフト・フォール、ワンピッチ・ジャーク、ただ巻き、色々試してみたけれども、やっぱり鯛ラバと同じく、底付近でのステイが一番喰わせやすいという結論に至る。
アタリが無いのは元々魚が居ないという事と割り切り、とにかく待ちの釣り。そして群れている場所に入ると、パタパタっと船中上がって来るのだ。

あとはもう、ひたすら底でホウボウを「寄せ」て、「アタリ」を取って、「しっかり掛ける」事を考えてやっていく。


◆リザルトは??
最初2本上げてからは後は全てインチクでの釣果。もっと早くインチクに替えていればツ抜け出来ていたのにと思うのだが、ちっちゃなホウボウが1匹スレで掛かってきたが、それを含めて9本でした。外道は一切なし!
というわけで、またまたツ抜け出来ずとちょいと残念。

でもまぁ、とにかく美味しい魚だし、それに何よりこんなにでっかい個体ばかり。一家で食べるには十分だ。


腹がパンパンでとにかく重い大きいカッコイイ、そしてウマーーーーーー


20本近く釣れていたら干物にしようかと思っていたけど、それは次回の釣行の課題としよう(笑)


……そういえば鹿島のカレイが調子良さそうなんだよなぁ~と浮気しそうなテル某でした!
  


Posted by テル某 at 18:34Comments(0)沖釣り

2010年01月05日

【瞬間、スルメ、重ねて】ピチットで一夜干し

ども、テル某です。あけましておめでとうございます、今更ですが(殴)

というわけで「美味しくなる脱水シート・ピチット編」です。
他にも色々と書き溜めているので、それもぼちぼちアップしていこうと思います。

では今回は先日釣ったスルメ編です。

◆スルメの干物を冷蔵庫で作る
沖干しなり、刺身や塩辛にするスルメですが、今回はピチット一夜干しにも挑戦してみました。
使うシートは当然『ピチット・スーパー』、衝撃の吸収力で(水分が)多い日(スルメ)も安心☆

まずは捌いたイカを、シートの上にこのように並べます。




そして、シートを重ねて、




さらにイカを載せていきます。




それを繰り返して、



この状態で、冷蔵庫に入れておきます。
ちなみに、干物ですので当然漬け汁に漬けた後、こういった形で干物にするのでしょうが、今回は軽く塩をぱらぽらっと振っただけで、ほぼ捌いた状態のままで処理しています。
やはり、素材の味を出来るだけそのままぎゅっと干物にしたいので。

★一晩経って
こんな感じになりました。




端を見ていただければ判ると思うのですが、テカテカしているのはシートが素材の水分を吸い取って、シート内(特殊なフィルムの間に吸水樹脂がある)に閉じこめた結果ですね。

シートを外してみるとこんな感じでペリペリと…




外したシートはこんな感じになってます。





なんか「わぁ、いっぱい出たね~」みたいな感じですが、実際この脱水シートを開発したのは『株式会社オカモト』さんですので、あながち間違いとも言えないかも??





というわけで、普通のキッチンペーパーとかですと、素材の旨味も一緒に吸収してしまう所を、水分だけを吸収し、生臭さも残らない、風味をしっかりと味わえる干物作りには、このピチットが大いに活躍すると思います。

勿論刺身下ごしらえ用の「マイルド」。冷凍魚の解凍に使う時の「レギュラー」などもありますので、大切な釣った魚をより美味しく食べるために、お勧めの逸品です。
  


Posted by テル某 at 21:01Comments(0)雑記